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2015年06月22日

有名音楽家たちが人生に影響を受けた本2「プロ・プレイヤーの演奏技法」

先日紹介しました「音楽家おすすめの本」ですが、(詳細はこちらを参照)
もう一冊、音楽家の方たちが重複して紹介されていた本がありました。それが今日紹介する
「プロ・プレイヤーの演奏技法」(フィリップ・ファーカス著)です。

シカゴ交響楽団のホルン首席奏者である著者が、演奏する上での実践的な知識やテクニック、奏法について詳しく解説しています。フレージング、ダイナミクス、リズム、様々な表情記号やアーティキュレーション、奏者としての心構えなどについて丁寧に詳しく説明しています。

あなたが楽器奏者であれば、表情豊かな演奏や人に訴えかける演奏をするのに非常に参考になると思います。
もしあなたがアマチュア楽団を指揮する指導者であれば、楽譜を解釈し、奏者に指示をするのに非常に参考になるでしょう。音楽の演奏に携わっている方にとってはバイブルともいえる一冊です。


私が一番「なるほど」と思った「フレージング」の項について少し箇条書きで説明させていただきます。
・フレーズはあらかじめ定まっている点(ピヴォットポイント)まで緊張を高め、その点に到達するとフレーズは弛緩を始める。
ピヴォットポイントの位置をどこにするか、意見が分かれることがあるが、それが音楽の面白いところであり、演奏家の個性を生かした演奏が可能となる。
・フレーズの変化はあくまでさりげなく聴こえさせなければならない。その手段は、ダイナミクスの変化、テンポの変化、ソステヌート、音色、ヴィブラートをもってする。(本にはもう少し詳しく書いてあります)
「反復の原則」=繰り返されるフレーズは、決して「同じ音」では繰り返さない。2度同じフレーズが出てくるのには意味がある。2回目は1回目より強く大きく速く、または、弱く小さく遅く演奏する。


その他にも、
・ダイナミクスを曲の中で徐々に変える場合と急に変える場合にどのように奏するか
・指揮棒を必ず見ないといけない3つの場面
・accel.とrit.のかけ方
・一見吹き分けにくい表情記号の違い(「テヌート」と「ソステヌート」、「スラースタッカート」と「スラーテヌート」と「スラーアクセント」)

など、多岐に渡ることをかなり「深く」説明されています。
一度読んだことがある方も「忘れている部分があるなぁ」という方は、今一度読み直し、復習してみてはどうでしょうか?

・・・とここまで説明して気づいたのですが、この本絶版になっているみたいです(驚)!
改定版中古本の価格が暴騰しています。今のうちに買っておかないと市場になくなってしまうかもしれません(汗)
改定前の中古本ならほぼ同価格で買えますので、よろしければこちらからどうぞ。

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