2016年04月21日
【本・DVD】指揮法を学ぶ
先日のスコアリーディングに続き、指導者向けの教則本を紹介します。
指導において先日紹介したスコアリーディングも重要ですが、指揮者の「指揮の振り方」も非常に重要です。
指揮の仕方一つで、演奏者の表現力もぐっと変わってきます。
私はアマチュアバンドで演奏していました。以前、とある有名な先生の指揮で演奏をしたことがありました。
その先生の指揮だと、なぜか分かりませんが、今までと心の入れ方、表現の仕方が全く変わりました。
それほどに、指揮は重要なのです。(おそらく吹奏楽をやっているなら周知されていると思います)
しかし、実際に私が指導する立場になり、指揮を振るのですが、あの先生が指揮を振っていたように振ることは全くできないのです。
もちろん、イメージはあり、「なんかこんな感じ・・・」というのはあるのですが、全くの初心者なので、そのイメージを形に出来ないのです。
そこで、やはりプロに頼ろうと思いました。しかし、直接指導を受けるほど、距離的にも難しいですし、お金もありません。
なので、本で「指揮の初歩から学ぼう!」と思い探してみると・・・ありました。
こちらの本です。
【改訂新版】 指揮法教程/斎藤秀雄
今では、その本で勉強したことを活かしながら、指揮を振らせていただいています。
その本を読む前と、読んだ後とでは、全くと言っていいほど指揮の振り方が変わりました。
この本には指揮者の意義についてこのように書いてありました。(要約)
我流で指揮を振っていたときには、この「TempoとRhythmの指示」が全く不明確だったのです。
指揮の振り方にはテクニックがあります。「打法(叩き)」、「しゃくい」、「平均運動」などなど・・・
これ以外にもありますが、これらを使い分けて、TempoとRhtymを明確にする必要があるのです。
この本はそれを教えてくれました。
さらにこの本では、応用編として、実際の曲を用いて、「どの部分でどんな指揮の振り方をすればいいか」を教えてくれます。
ただし、私はピアノを弾きながら指揮を振るという器用なこともできませんので、この教則本と同じ内容が収録されているDVDを購入することにしました。
正直、DVDの価格は高いです。しかし、本だけで勉強するよりも、映像付きで勉強した方が、理解速度がかなり上がりました。本を読んで分からないことも、DVDを見れば一発で理解できます。
高いお金を払っただけの価値はありました。
ここまでやれば、自分の指導する曲でも、何にでも応用できます。今でも二度三度読み返し、新たな発見をして、学習し直すこともあるほどの良書です。
指導者の方は是非一冊お持ちになることをオススメします。
参考に、こちらのページから斎藤流指揮法を垣間見ることが出来ます。
齋藤指揮法 理論と技術の解題 〜概要〜
http://art-of-conducting.blog.so-net.ne.jp/2011-02-06-1
悠 指揮法 テキスト
http://www.arthc.net/contents2.html
Amazon
楽天
指導において先日紹介したスコアリーディングも重要ですが、指揮者の「指揮の振り方」も非常に重要です。
指揮の仕方一つで、演奏者の表現力もぐっと変わってきます。
私はアマチュアバンドで演奏していました。以前、とある有名な先生の指揮で演奏をしたことがありました。
その先生の指揮だと、なぜか分かりませんが、今までと心の入れ方、表現の仕方が全く変わりました。
それほどに、指揮は重要なのです。(おそらく吹奏楽をやっているなら周知されていると思います)
しかし、実際に私が指導する立場になり、指揮を振るのですが、あの先生が指揮を振っていたように振ることは全くできないのです。
もちろん、イメージはあり、「なんかこんな感じ・・・」というのはあるのですが、全くの初心者なので、そのイメージを形に出来ないのです。
そこで、やはりプロに頼ろうと思いました。しかし、直接指導を受けるほど、距離的にも難しいですし、お金もありません。
なので、本で「指揮の初歩から学ぼう!」と思い探してみると・・・ありました。
こちらの本です。
【改訂新版】 指揮法教程/斎藤秀雄
今では、その本で勉強したことを活かしながら、指揮を振らせていただいています。
その本を読む前と、読んだ後とでは、全くと言っていいほど指揮の振り方が変わりました。
この本には指揮者の意義についてこのように書いてありました。(要約)
指揮者の意義とは、
1. 音出しのきっかけを与え、Tempoを整え、拍子を判断させる(TempoとRhythmの指示を明確に行うこと)
2. 種々のミス(音程、音の間違い)を訂正したり、フレーズを教えたり、合奏のバランスを整えたり、楽曲の表情を示唆する
我流で指揮を振っていたときには、この「TempoとRhythmの指示」が全く不明確だったのです。
指揮の振り方にはテクニックがあります。「打法(叩き)」、「しゃくい」、「平均運動」などなど・・・
これ以外にもありますが、これらを使い分けて、TempoとRhtymを明確にする必要があるのです。
この本はそれを教えてくれました。
さらにこの本では、応用編として、実際の曲を用いて、「どの部分でどんな指揮の振り方をすればいいか」を教えてくれます。
ただし、私はピアノを弾きながら指揮を振るという器用なこともできませんので、この教則本と同じ内容が収録されているDVDを購入することにしました。
正直、DVDの価格は高いです。しかし、本だけで勉強するよりも、映像付きで勉強した方が、理解速度がかなり上がりました。本を読んで分からないことも、DVDを見れば一発で理解できます。
高いお金を払っただけの価値はありました。
ここまでやれば、自分の指導する曲でも、何にでも応用できます。今でも二度三度読み返し、新たな発見をして、学習し直すこともあるほどの良書です。
指導者の方は是非一冊お持ちになることをオススメします。
参考に、こちらのページから斎藤流指揮法を垣間見ることが出来ます。
齋藤指揮法 理論と技術の解題 〜概要〜
http://art-of-conducting.blog.so-net.ne.jp/2011-02-06-1
悠 指揮法 テキスト
http://www.arthc.net/contents2.html
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価格:2,916円 |
価格:9,208円 |
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