昨日の割合に続き、今日は「速さ」です。まぁ、やってみてください♪
【問題】
A町からB町まで、行きは5km/時、帰りは3km/時で往復しました。
このとき、平均の速さを求めなさい。
<制限時間=5分>
「5と3の平均で4lm/時!」というのは間違いです!
「平均の速さ」というのは、「合計距離÷合計時間」で求めなければなりません。この問題では距離が与えられていないので、文字を使って「akm」としましょう。
これで、合計距離=2akm とわかります。
次に、合計時間です。「時間=距離÷速さ」より、行きの時間=a÷5=a/5時間、帰りの時間=a÷3=a/3時間だから、合計時間=a/5+a/3=8a/15時間となります。
これで、平均の速さ=2a÷8a/15=15/4km/時(3.75km/時)となります♪
「速さ」の知識は、中学では「物体の運動」で、高校物理では「相対速度」・「等加速度直線運動」で使いますから、これも早いうちに理解させてあげたいですね♪
「き・は・じ」や「み・は・じ」で公式だけ覚えさせられた子どもは、どんどんできなくなる単元です!
では、明日からまたよろしくお願いします♪
スタップ首藤