「“やればできる!“じゃないの?」とお思いのたがいらっしゃると思いますが、それは違います。
例えば、サイン(sin)・コサイン(cos)を知らない小学生に「三角関数の加法定理の問題」を解かせてもできません。できるわけがないですよね(笑)
しかし、やることで「それができない」ということがわかるのです。そして、それと同時に「どこからやればいいか」もわかります。
まず、直角三角形の斜辺・底辺・高さを教える。次に、sinΘ=高さ/斜辺(高さは斜辺の何倍か)、cosΘ=底辺/斜辺(底辺は斜辺の何倍か)を教えます。
加法定理は、asinΘ+bcosΘ=√(a∧2+b∧2)sin(Θ+α) に変形することなので、「平方根の意味と計算方法」も教えなければなりません…。
「わからないところ」を見つけるには、まず「やってもらう」しかありません。もちろん、やる前に「できない」とわかるものはさせる必要はありません。
・問題文を読んでいる途中で、意味がわからなくなる。
・計算の途中で、処理方法がわからなくなる。
・会の吟味で、どうすればいいかわからなくなる。
「わからなくなる場所」は子どもによって違いますが、私の教え方は変わりません。
・「言葉」を知っているか確かめる。
・「ルール」を知っているか確かめる。
・「わかっていないところ」を修復する。
何度も書いていますが、ウチは「外的強制力(褒美と罰)で勉強させる塾」ではありません。「できない原因(躓き)を探し、遡って積み直す塾」です♪
(大量の宿題もありません)
明日は「私立高校の一般入試の結果」と「県立高校の募集人数」が発表されます!
いよいよです!
スタップ首藤