何の教科でも言えることですが、問題を読んでいる途中に「知らない言葉」が出たときは、そこで立ち止まったほうがいいです。
・やることが多い。
・時間が足りない。
・めんどくさい。
などを理由にスルーしてはいけません。
<例題1>
△ABCのBCの中点をP、重心をGとするときAGとGPの比を求めよ。
・中点⇒線分を二等分する点。
・重心⇒三角形の中線(頂点とその対辺の中点を結ぶ線分)の交点。
さらに深めると…。
・線分⇒直線の一部を切り取ったもの。
・交点⇒2つの直線が交わる点。
<例題2>
2本の試験管A、Bにデンプンを1gずつ入れ、Aにはだ液、Bには水を入れ、40度のお湯の中に浸したあと、それぞれにベネジクト液をいれ、加熱した。
・デンプン⇒光合成でつくられる養分。ブドウ糖が10個以上結びついたもの。
・だ液⇒酵素アミラーゼがデンプンを麦芽糖に分解する。
・40度のお湯⇒人間の体内の温度。
・ベネジクト液⇒糖に反応し、赤褐色の沈殿ができる。
さらに深めると
・麦芽糖⇒ブドウ糖(グルコース)分子が2個結びついた糖。これが最終的にブドウ糖に分解されてから小腸の柔毛に吸収される。
・酵素⇒だ液(アミラーゼ)、胃液(ペプシン)、膵液(アミラーゼ・トリプシン・リパーゼ)、腸液(マルターゼ・スクラーゼ・イソマルターゼ・ラクターゼ・トレハラーゼ)。
高校入試の段階でこれら全部を知る必要はありませんが、調べればいろいろなことがわかります♪
大切なことは「知らない言葉に出会ったらどうするか?」です!
実は、ここ(知らないことに出会ったとき)が「学力が伸びるチャンス」なのですから、「やることが多い」・「時間が足りない」・「めんどくさい」と思わず、「めんどくさいけどする」という選択を続けると、毎日少しずつ「わかること」が積み重なっていきます ^∀^b
調べてもわからないことは、学校の先生・塾の先生・ご両親・友達など「気軽に質問できる人」を持つことが大切です。「ただ答えや解きかたを教えてくれる人」では「わかること」は増えません><;
ということで、ウチは子どもの状況から「躓いている場所」を見つけ、遡って積み直すことを目的とした「学び場」ですので、子どもが困っているようでしたら、一度無料体験(ドリル100分)を受けさせてみてください♪
(無理な勧誘はしませんので!)
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