「学ぶ」とは、「自分の中になかった知識を取り入れ、それらを微調整していくこと」です。
例えば、算数・数学では、小学校では「たすと増える」・「引くと減る」と覚えますが、中学1年で「負の数」が出てくると、「負の数を足すと減る」・「負の数を引くと増える」ということが加わります。また、「平方根」では「√2と√3は足したり引いたりできない」というこように、学年が上がるごとにルールが微調整されていきます。
英語でも、最初は「am・is・are」が「〜です」だったのが、「〜がある・〜がいる」が加わり、「現在分詞」と組み合わせると「〜している」、「過去分詞」と組み合わせると「〜される」が加わっていきます。そして「原型」の「be」には「〜になる」という新しい意味も出てきます。
ウチは、子どもたちに「あとで微調整が必要になること」を教えるときに、なるべく「どのように変化するか」も教えるようにしています。
「今やっていること」が「将来どんなふうに広がっていくか」を知ることで、子どもたちも「今やっていること」に価値を感じてくれるようになります♪
スタップ首藤