2021年12月02日
書く瞑想でマイナスでもプラスでもない心の在り方
書く瞑想でマイナスでもプラスでもない心の在り方
私たちは長年にわたる
「ポジティブ信仰」に毒
されているって思いませんか?
最近ではポジティブ思考が、
日本人の性質にあまりフィット
しないという観点もありますよね。
日本人が、とつけたのは、
どこかの調査で
中国やアメリカの人々に比べて、
日本人は「自分に自信がない」
という点で世界最低点だと
いうことでもわかります。
中国やアメリカでは50%ぐらい
の人が自分に自信を持っている。
けれども
日本は17%だったかな?
ともかく自己評価が低すぎる
ということが話題になりました。
私がやっている写経塾では
中庸という
「プラスでもマイナスでもない状態」
を書くことで感じる体験を
していただいています。
漂う雲のように「自我」を薄くしていく。
意識をぼやかして
「あたたかい光」のような
エネルギーの中に
溶け込んでいくような気持。
書くことに集中して、
自分のことを一時
忘れてしまうような
「書く瞑想」として般若心経を
1巻書く時間を使います。
書きなれている方は40分ほど、
初心者でも1時間ぐらいで
書き上げることができます。
その間は静かに
普通の呼吸をして
漢字に集中しています。
頭を空っぽにして
「何かを思い出したり」
「自分はダメダメ」
なんてことは考えません。
ただただ漢字を目で追って書く。
なかには「空」「無」という
漢字が何度も出てきます。
意味は解説書で
自分の好きな意味を
勉強するのも良いし、
知らなくても構いません。
知らない方がスッと心に
温かいものが入ってくることも
あります。
言葉の持つ「霊」が
「こだわったりすることはありませんよ」
「悲しんだりする必要はありませんよ」
「宇宙のエネルギーがここに転写していますよ」
と頭の中に入ってきます。
心の中に沁みて広がってきます。
私は最後の18文字までを
讃える言葉「感謝のお経」と
思っています。
良く知られる最後の
「ぎゃーてーぎゃーてー」には
意味はありません。
というよりも
仏教者ではないので「おまじない」と捉えています。
「最高に強力なおまじない」
私は私であってもいいし、
私でなくてもいい。
エネルギーとしてここにあるだけ。
集合的無意識の
大きなエネルギーの一部でもあり、
そのすべてでもある。
マイナスでもプラスでもなく、
ものさしがない状態を
受け入れています。
という状態かな?
無理をしなくても人って
前を向いていきますから、
無理をしない程度の
プラス思考を持っていて、
過去のことをクヨクヨ
悩む必要がないことを知っている。
プラスとマイナスの均衡が
とれていて
ニュートラルな状態を「中庸」
といいます。
文字の持つ「霊」がこのことを教えてくれる。
書くことで知らない間に
瞑想状態の脳波がでるの。
文字の言霊を書いて
「真言の智慧を讃え感謝する」
ことで、自分を発見して、
幸せな心の状態を
紙にも心にも定着させる
ことができます。
「中庸」の気持ちを整えて
「宇宙」を讃えて、生きている
喜びに感謝できるようになる
「智慧」を私たちは持っているの。
写経ってジジ臭いとか、
仏教臭いとか思いがちです。
でもスケジュール帳に
古今東西の「名言」を
書き込んだりするのと同じ。
ちょっと形が違うけれど、
「最強のおまじない」を書く、
心には強く刻印しつつ、
宇宙に向かってエネルギーを
最大出力で放出する。
ご利益は満載なの。
本屋さんには「なぞり書き」
もできる本があるから、
ぜひ覘いてみてね。
マイナスでもプラスでもない「中庸」とういう心の状態、
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