2015年03月30日
ソフト競馬の「フルゲートが8頭」の理由。
ソフト競馬では
公式ルールの1レースのフルゲート(最大出走頭数)を「8頭(人馬)」としています。
なぜ「最大8頭」か?というと、
いくつか理由があります。
@【競馬的】競馬のゲートが「8枠まで」だから。
今は「馬番」が主流ですが、元々ある「8枠制」に合わせました。
A【時間的】実際に開催した感覚だと、8頭までくらいが適度。
1レースの出走が多くなると、どうしても「間延び」してきます。
これは実際に開催して感じた事ですが、やっぱり1レースにつき、
「5〜8頭」が時間的にもベストです。
B【安全面】スピードアップの抑制。「安全性」を考慮して。
1レースの参加者が多くなると、速いタイムの人馬が増える分、
全体的に速くなる(2番目のタイム(=勝ちタイム)が速くなる)可能性があると思われます。
頭数を制限する事で、その可能性(危険性)を抑えます。
C【参加者満足】多くの方に「勝利」を味わっていただく為に。
特に、この【参加者満足】部分のウエイトは大きいのですが、
馬術競技会の参加者の多い大会で、人気のクラス(一競技)は
20人位〜多い時は50人前後の参加者が集まります。
これじゃ、なかなか勝てないんじゃないですか?(^^;
毎回そのクラスに出る人は、なかなか「勝つ」という事が出来なくて
つまらないんじゃないかと思うのですが…(^^;
ソフト競馬は「1レース8頭(人馬)まで」と決めているので、
必ず「8分の1」の確率で勝てます(^o^;
そこには、
“沢山の方に「騎手としての勝利」を味わって頂きたい”
という想いがあります。
もし、
「参加者が多くても、どうしても1日で決着(総合順位)をつけなきゃいけない!」
という場合は、
分割されたレースの「各1着(勝)者のタイム」を並べ、
そのタイムをソフト競馬ルール(2番目のタイムが優勝)に従って順位を付ければOKです。
2日以上あれば「予選→決勝」方式で順位は付けられますね。
そんな訳で、
ソフト競馬は
公式ルールの1レースのフルゲート(最大出走頭数)を「8頭(人馬)」としています。
特にBCが大事な部分ですので、
もし開催する場合、
その辺りの事を頭に入れておいて頂ければ嬉しいです(^-^)
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