RPGのゲームに良くある勇者が魔王を倒すストーリー。
FFにはまり、ドラクエにはまり、RPGにはまった人ならご存知の勇者一行。彼らは魔王を倒しゲームは終了になりますが、その後の勇者たちはどんな生涯を送ったのでしょう。
そんなこと考えて漫画にしてしまったのが『葬送のフリーレン』です。RPGにはまり、魔王を倒した時の達成感を味わい、エンドロールを見て大満足していましたから、その後の勇者たちのことなど考えたことなぞありませんでした。
物語のあらすじ
話は冒険が終わったところから始まります。魔王を倒した勇者一行が王都に向かう途中、今後のことをお互いに話し合っています。
勇者は大体人間の場合が多いですよね。葬送のフリーレンでも勇者は人間で名前をヒンメル、ドワーフみたいな戦士がアイゼン、僧侶のハイター、そして魔法使いのフリーレンです。
人間と魔法使いの寿命が違い、フリーレンはとてつもなく長生きなんです。宴会の最中、フリーレンは仲間に50年後、再会する約束を口にします。
フリーレンにとっては短い50年ですが、勇者ヒンメルたちには長い50年になります。それこそ生きているかわからないのですから。
50年後、フリーレンは仲間に再会するために戻ってきます。ヒンメルに再会したフリーレンですが、ヒンメルがおじいさんになっているのを見て驚きます。
ちょっと切ない
一緒に戦った仲間が亡くなっていく場面は切ない想いになってしまいます。長く生きるフリーレンは今まで感じなかった人間の寿命の短さを知りもっと知るべきだったと後悔します。
長く生きるものは死にゆくものを見送る役目をしなくてはなりません。それは私たち人間同士でも同じこと。長く生きることは幸せなのでしょうか。
たくさんの親しい人、愛する人の死を見続けなくてはいけない事、その後も自分は生きていかなくてはならないフリーレンの気持ちを考えると切ないですよね。
そしてフリーレンのその後は?
冒険の終わった後の勇者たちのものがたり、人生の短さと悔いなく活きることの大事さも考えてしまいました。
別の視点から見るのが面白い!
勇者一行の冒険後のものがたりという視点が面白いですよね。全く私は考えませんでしたね。
魔王を倒して褒美をもらいめでたしめでたしが、よく聞く物語のパターンでしたから。
そんな違う視点から見たものがたり『葬送のフリーレン』あなたも読んでみませんか?
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