2010年11月03日
遼、ウッズから極意受けV争い/海外男子
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男子ゴルフの石川遼(19)=パナソニック=が2日、世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」(4−7日、上海・シャーシャン国際GC=7266ヤード、パー72)に出場するため上海入りした。出発前の成田空港で会見した石川の目標は、ずばり「優勝争い」。世界ランク上位選手がそろう大会でひと暴れし、一気にマスターズ出場権を確定させる。
ワクワクする気持ちを抑え切れない。
「マスターズに向けて1センチでも前に進んでいきたいという気持ちを(ランクに)反映できた。大会の持つ意味を考えて、しっかり戦ってきたい」
上海便への搭乗前、石川は2年連続2度目の出場の「HSBCチャンピオンズ」への決意を口にした。前週大会で2位に入り、最新世界ランクで今年末にマスターズ出場権を確定できる50位以内にランクイン(45位)。世界ランク1−4位など上位選手が勢ぞろいし、獲得ポイントが大きい今大会で活躍すれば、ランクのジャンプアップ→3年連続のマスターズ出場権確定につなげられる。
「昨年もいいプレーができた大会(17位)で、コースにも慣れている。チャンスは十分にある。実力や技術では下の方かもしれないが、気持ちの上では優勝争いが目標」
前日は、5年ぶりに世界ランク1位から陥落したタイガー・ウッズ(34)=米国=とのテレビマッチを収録し、プレー後は1時間にわたって対談。優勝争いの極意を伝授されたという。
「追いかける立場のときにどんなことを考えているのかを聞いた。『優勝は18ホールの最後に決まることを頭に入れて焦らないこと』。彼が言うと説得力が違う。何百人に言われるより、強く頭に入ってくる」
当たり前すぎて、意識から抜け落ちがちな真理の指摘だった。帰国後の残り4戦で、約4000万円の大差を追う国内賞金王争い(2位)でも、その真理は変わらない。
「国内賞金には加算されない大会だけど、さらに自信を持つことができる大きなポイント。ここから先につながってくる大切な大会になる」
大きな夢へとつながるマスターズ出場権を確定させ、帰国後は2年連続の逆転賞金王獲りにスパートをかける。
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