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ブリヂストンオープン最終日（２４日、千葉・袖ヶ浦ＣＣ袖ヶ浦Ｃ、７１３８ヤード、パー７２）第３ラウンドまですべて７０台、スイングに安定感を欠いた石川は最終日に８バーディー、ボギーなしの６４をマークし、通算９アンダーで３０人抜きの２２位フィニッシュ。

　「思い切り振っていくことで、見違えるほどよくなった。やっと賞金ランク（３位）にマッチしたプレーができた」と笑顔が戻った。１８番（パー５）では全選手で最長の３３１ヤードを飛ばし、観客もわかせた。

　昨季も最終戦まで争った池田の浮上で、残り５戦となった賞金王争いは大混戦模様。「今季はボクと、池田さんの優勝争いが重なっていない。池田さんと今月初めに『いつか２人で優勝を争いたいね』と話していたんです」と、ライバルを意識する。

　今大会は予選落ちギリギリの苦しい戦いをしのいだが、「自分の悪いクセを直すことができた」と収穫も。左右に曲げていたドライバーショットの矯正に成功し、「視聴者みたいな立場でいえば、これからの賞金王争いは目が離せないと思います」。２年連続賞金王へ、集中する。