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ゴルフの全英オープン選手権を終えた石川遼が２０日、成田空港に帰国した。メジャー大会で自己最高の２７位に入り「４日間プレーできたことは大きな経験になった。プレーはほぼ納得の内容」と胸を張った。

　課題に挙げたのはショートゲーム。「今回はショットで作った順位。トップとの差を痛感した」と話し、グリーン周りからの小技の練習量を増やす意向を明かした。

　息をつく間もなく、２１日には国内ツアーの長嶋茂雄招待セガサミー・カップ（２２日開幕）出場のため北海道に移動する。

　メジャー最終戦、全米プロ選手権（８月１２日開幕・米ウィスコンシン州）の前週に行われる世界選手権シリーズのブリヂストン招待への出場意思も明かした。１２月のシーズン終了まで２２週間連続出場になる可能性もある。「何年後かの自分のために体力をつけたい」と疲労を感じさせない表情で語った。