2010年07月19日
遼、聖地で成長確かめた「70」/全英OP
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全英オープン選手権最終日(18日、英セントアンドルーズ・オールドコース=7305ヤード、パー72)6度目のメジャー大会で、自己最高の27位に入った石川は「これだけ選手がそろっている中で、順位を上げて終われたのは、すごくよかった」。最終ラウンドの70で、自らの成長を確かめた。
得意のティーショットが安定していた。4日間を通して調子がぶれなかったことが大きい。フェアウエーキープ率80%は全体の7位。平均飛距離は41位だが、305・1ヤードは上々の数値。しっかり振って、真っすぐ飛ばした。「どんな風の中でも一番いいのは、ノーマルな(回転の)ショットを打つというシンプルなこと」と確信した。
一方で、1メートル強のバーディーパットを外した最終日の14番など、ミスパットで好機を何度もふいにした。「この4日間は、ショットでほかのミスをカバーしてきた。自分にはもう少し、アプローチやパットでカバーするプレーが必要」。パットを集中的に練習することも考えているという。
武器も、課題も、項目を挙げればプロになったころとそう変わらない。ただ、中身は確実に前進している。全力の戦いを終えてすぐ「最終日のプレーなら、日本に戻っても楽しみ」と言った。22日から国内ツアーの長嶋茂雄招待セガサミー・カップに出場。休みはないが、意気盛んな18歳にはその必要もなさそうだ。
【15秒バージョン】
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