2010年07月16日
石川遼 ショットに切れ味 全英ゴルフ
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【セントアンドルーズ(英国)=松井学】男子ゴルフの今季メジャー第3戦、全英オープン選手権は15日、英国北東部のセントアンドルーズ・オールドコース(7305ヤード、パー72)で第1ラウンドを行い、2年連続出場の石川遼は5バーディー、1ボギーの通算4アンダーで68にまとめ、首位と5打差の17位と上々のスタートを切った。
伝統のコースで5バーディー、1ボギー。堂々の一歩を踏み出した石川遼は「残り3日間、上位でプレーしたい」とさらに目線を上に向けた。
石川がスタートした午前9時すぎは無風。午後から天候が暗転し、風雨が時折強まった。大会主催者があえて「ゴルフという競技は決して公平ではない」とコメントしたほど、海岸沿いのコースを気まぐれが支配した。
条件に恵まれたとはいえ、石川のショットには切れ味に加え、安定感があった。同じ組で回ったパドレイグ・ハリントン(アイルランド)は1オーバーの97位タイ。2007、08年と全英2連覇の巧者が「好条件だから攻めようと思えば、力んでしまうのがゴルフの怖さ」とミスを悔やんだのとは対照的だった。
初挑戦だった1年前は予選落ち。前回と比べた初日の出来を「去年は体がこわばっていたが、今は精神力も技術も良くなった」と迷いなく自己評価した。
ただ、メジャーの舞台で2日目以降にスコアを落としがち。スタミナと集中力の維持が課題になるのは本人も十分承知している。「初日は100ある力のうち25を使った。2日目から残りの75を使っていく」。心身両面でペース配分を考えている。
【15秒バージョン】
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