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2020年01月28日
パス回し
今回は、『少年サッカー パス回し』と言う検索ワードをお題にしてみます。
今は、パス回しを重視するチーム、指導者が多いのかな・・・って思います。
単にパスして終わり・・・って訳じゃ無く、パスを継続して繋いで行く・・・そんなイメージですね。
パスしたら動く、パスしたら動く・・・この繰り返しを子供達に強いる事になります。
御年配の人なら、かつてオランダ代表が見せたトータルフットボールなんかを連想するのかも知れませんね。
今なら、ティキタカに代表されるFCバルセロナやスペイン代表の様な非常に高度なサッカーのスタイルを連想する人もいるのかも知れません。
どちらにも、故ヨハン・クライフが関わっていると言う事は、サッカーファンならご存知かと・・・。(^-^)b
子供達も動画でFCバルセロナの試合なんかは見ていますから、イメージはし易いのかも知れませんね。
ただ・・・次々とパスを繋ぐ事って、見ていても気持ちが良い物かも知れませんけど・・・その事自体には大した価値って無いのかなって思います。
「あ〜上手いね〜」って感心はするかも知れませんけどね。(^^;
要するに、何の為のパスなのか・・・を子供達自身が理解してプレイしているのか・・・が重要なんですよね。
ポゼッション(ボール支配率)を気にし過ぎる、重要視し過ぎる為に、ボールを回す事自体が目的となってしまっているチームも時々見受けられますかね。(^^;
『数字スライドパズル』って言うのでしょうか・・・ばらばらになっている数字プレートをスライドしながら数字を順番に並べて行くパズルゲーム・・・昔やった記憶が在るんじゃないかと思います。
好い加減にスライドを繰返しても数字が全て順番に揃ってくれる事って先ずありませんよね。(^^;
あれと同じで、ただパスを回し続けているだけでは、失点はしないのかも知れませんが、得点も期待できない訳なんです。
そこに狙いを持った動きが無いのなら、延々とパスだけを繋いで行く事になってしまいます。
指導する側の持っているイメージを子供達に伝える事って難しいんです。
何処で攻撃のスイッチを入れるのか・・・とか、子供達の間でイメージを共有する事だって簡単じゃありませんしね。
ちょっと、高度な事を子供達に求め過ぎているのかな・・・って思わないでも無いんです。
それが在る程度出来ているチームも勿論あって、そう言うチームは強豪なんて言われるチームばかりなんですよね。(^^;
指導者の腕・・・そう言う側面も確かに在るのだろうと思います。
ただ、それ以上に子供達のレベルにかなり左右されてしまうと言う点も在る訳なんです。
足し算も出来ない子に掛け算や指数を仕込もうとしている様な・・・そんな背伸びし過ぎなチームもチラホラ見受けられる様な気もします。(^^;
まぁ、そのチームの方針ですから・・・良いのですけど。
パス回しばかりを重要視し過ぎる為、子供達の目、意識からゴールが見失われてしまっている・・・そんな気もします。
パス回しの合間にドリブルを挟むにしても、ゴールに向かって行く訳じゃ無く、パスコースを作り出す為のドリブルしか見られないなんて事も在る訳で・・・。
サッカー本来の目的である、ゴールを奪うと言う点に意識が向いていない時間帯が多過ぎるんじゃないかと・・・。
もちろん、焦って前へ前へって急いでも・・・それも又、上手くは行かない物なんですけどね。(^^;
パス回し自体は、多かれ少なかれサッカーに必要な事ですから、何時から始めるのが良いかなんて論争はナンセンスなのかも知れません。
子供達の能力を見ながら適切な時期に導入して行けば良いのだとは思うのです。
ただ、パス回しがサッカーの目的になってしまう様な愚は冒したくは無いですよね。
パス回しさせる事の意味、パス回しする事の意味、指導者も子供達もそれぞれに考え、理解した上で導入して行けると良いのかなって思います。
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2019年12月03日
胸トラップ、痛い・・・
最近多いのが、『胸トラップ 痛い』系の検索ワードです。(^^;
痛いから怖い、怖いからやりたくない・・・が、正直な所なんだろうと思います。
ボールの強さにもよるのでしょうから一概には言えないのですが・・・上手くできればそれ程痛みを感じる様な物でもないんですよね〜。
小学生には、少し敷居の高い技術なんだろうとは思いますが・・・要は慣れですから・・・。
ヘッディングでも、胸トラップでもそうなんですけど・・・痛い、怖いと思うと・・・どうしても体中に力が入り過ぎてしまうものです。
ほら、拳骨喰らった経験のある方なら解るかと思いますけど・・・来るって思ったら、顔から体まで全身に力が入ってしまって、首をすくめて構えてしまいますよね?
防御体勢を無意識に取ってしまう訳なんですが、これは拳骨を受け止めようとしているんですよね〜。
だから・・・その衝撃は逃げ場無く、脳天から足にまで突き抜けて行く事になり・・・物凄く痛いんです。(^^;
仮に・・・拳骨のスピードに合わせて、しゃがみ込む事ができたなら・・・その衝撃も痛みも大幅に緩和される筈なんですね。
まぁ、実際にそんな事したら拳骨倍返し喰らうのでしょうけど・・・。(笑)
ビンタされる時なんか、よく手が顔に当たるタイミングで顔をクルリと逸らして「逃げるなっ!」って叱られてしまって・・・往復で喰らった〜なんて経験のある人もいるんじゃないのでしょうかね?
それだって、手が顔に当たる衝撃と痛みを逸らしている訳なんです。
胸トラップも体に力を入れ、両足でガッツリと踏ん張って行えば・・・当然その衝撃をモロに受け止めてしまう事になる訳ですから・・・そりゃ、ボールの強さによっては相当な痛みを伴う事になる訳なんです。
五体を壁の様に扱っては、サッカーは上手く行かない事の方が多いんですよね。
むしろ、カーテンや布団の様な柔らか素材に変身して欲しい所なんです。
柳に雪折れ無しって言う様に、柔らかさは時として硬さを凌駕すると言う事です。
柔よく剛を制すなんて言葉も在りますよね〜。
それなりの強さの飛んで来るボールに対して、体を硬くして迎え撃つのか、柔らかくしなやかに受け流すのか・・・その違いなんですよね。(^^;
ボールが胸に触れるタイミングで上半身を少し後ろに引く・・・そんなイメージなんですが、その時に膝を上手に使ってクッションの役割をさせてあげるのが一般的な教え方なんじゃないのでしょうかね?
大体、この方法で子供達は胸トラップを覚えて行くんだと思います。
足をどちらか前に出して構える・・・なんて教え方もあるみたいですけどね。
ボールが胸に当たるタイミングで、少しだけ後方にジャンプするって方法もあります。
中高生なんかの試合では、飛んで来るボールによっては、こう言う方法も良く目にしますよね。
自分に合った方法と言うか、飛んで来るボールに合った方法と言う方が適切なのかも知れませんね。
優しいボールで慣れる事から始めるしかないのだとは思うのですが・・・やっている内にコツが掴めて来るものですから、諦めないで挑戦してみて欲しい所ではあります。
が、小学生・・・特に低学年の子達には、あまり無理させない様にした方が良いのでしょうね。
心臓に近い部分でのプレイですから・・・危険度も高いんです。
必ず、大人と一緒に・・・を心掛けて貰えたらって思います。(^-^)b
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2019年11月25日
どうしたらサッカーが上手くなるのでしょうか・・・?
「どうしたらサッカーって上手くなるのでしょうかね〜?」なんて親御さん達の間で話題に上がる事って多々あります。
スクールに通わせてるよって人もいれば、ただ通わせているだけじゃなくて・・・チーム練習の無い日は全てスクールに通わせているよって人もいたりします。(^^;
チーム練習の前後に他のスポーツ教室的な物に通わせている人もいますし、自主練させているって人もいます。
まぁ、色々と皆さん努力している事は伺えるのですが・・・気になるのは、全て『させている』って言う部分なんですよね。(^^;
そう言う子達は、先ず間違いなく「何か始めたね・・・」って気が付く変化が表れます。
それが、良い方に転ぶかどうかは・・・又別の話なんですけどね。(^^;
伸びて来たかな・・・って周囲から評価を受ける子が殆どでしょうかね。
ただ、それも長くは続かないんです。
直ぐに「伸び悩みだしましたね〜」って状態になって来る方が多いんですよね。
実はこれ・・・元々、伸びて来ていた訳ではなく、新しい事を覚えたってだけの事だったと言うオチが殆どなんです。
それを周囲が伸びたと勘違いしていただけなんですね。(^^;
だから、伸び悩みだしたのでは無く、ネタ切れ・・・なんです。
そう言う子達を尻目に・・・ちゃんと伸び始める子もチラホラ現れるんです。
良い意味での刺激を受ける事が出来た子達なんでしょうね。
練習態度も少し変わって来るので、「オヤオヤ・・・どうしちゃったの?」って、その変化に気付き易い子達でもあります。
切欠はスクール等の習い事なんでしょうが・・・それだけじゃないよ・・・って部分が、他の子達との差に繋がっていると言うのは中々気が付かない部分でもあるみたいなんです。
何をやろうと大した問題ではないんです。
差を生むのは・・・家に帰ってから、ボールと戯れているか否かなんですよね・・・実は。
だから、何も習い事をしていない様な子でも、毎日ボールと戯れている様な子が・・・結局グングン伸びて来るんです。
皮肉な話なんですけど・・・ねっ。(^^;
スクール等の習い事って、結局・・・学習塾と同じなんです。
既に在る程度、勉強が理解出来る子が行くから、さらに理解が深まり定着して行くんですよね。
だから、良い点が取れて、勉強が楽しくなって、また自分の意思で学習に意欲的に取り組めると言う好循環が始まるんです。
全く学校の勉強が分らない子がいきなり行く所じゃないんですよね・・・基本。(^^;
スクール等の習い事も同じなんです。
もちろん、お仕事ですから・・・お金さえ払って頂けるのなら、どんな子でも受け入れてくれるのでしょうけど・・・「上手くしますよ!」なんて一言も言わないと思います。
無理ですから・・・。
ただ、切欠を与えてくれるかも知れない場所ではありますよね・・・その部分は期待したい所です。
サッカーが上手くなる子って、ある意味独り上手な子でもあるんですよね。
遊び相手がいない時間は、ボールを友達として戯れている事が多いんです。
そして、それを誰も知らない・・・。
サッカーが上手くなる子って、夕暮れの公園で独りボールと戯れている姿が良く似合う子達なんです。
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2019年11月22日
フェイントとドリブル(再掲)
フェイントを一生懸命練習しているのに、ドリブルで一向に抜けない・・・なんて子は多いものです。
ノープレッシャーでなら、上手に決まるフェイントも・・・実践ともなると、上手くいかないなんて事は珍しくないのですね。
何が原因かは、人それぞれなんでしょうけど・・・1つだけ言える事があります。
相手がいる事を忘れていませんか・・・って事です。(^-^)b
足の動きだけマスターしても、実践では通用しません。
どんなにボールを巧みに操れたって、必ず抜けるとは限りません。
サッカーって難しいですよね〜。(汗)
決まらなければ、唯の曲芸・・・それがフェイントと言うものでもあります。
私の考えですが・・・フェイントって、サッカーの遊びの部分なんだろうと思うのです。
だから、やっている方も、観ている方も、フェイントって面白いし楽しいんです。
ただ、それは上手く行った時の話です。
試合で毎回、毎回失敗していたら・・・どうなるかは、想像が付きますよね。(^^;
ドリブルってフェイントを使わないと出来ない物・・・なんでしょうか?
応えは、NOです。
極端な話、相手の足が届かない所にボールを置けさえすれば、奪われる事は先ず在りませんから・・・その状態を維持したまま相手を追い越せば良いのです。
サッカーは常にシンプルに考えましょう。(^-^)b
ただ、簡単には行かないのがサッカーでもあります。
守備に色々な意味で追い込まれてしまう事だってあるでしょう・・・。
そこで、初めてフェイントなんですよね。
最初からフェイントを掛ける事を前提に、ドリブルするのはちょっと違うのだと思います。(^^;
子供達を見ていると、相手の正面に向かってドリブルして行く事が多いと言えます。
正々堂々と戦いたいと言うのでしょうか・・・何だかお侍さんの様です。(笑)
日常生活を考えてみて下さい・・・わざわざ、邪魔な物に向かっては行きませんよね?
最初から迂回する事を考える筈なんです。
サッカーも同様な考え方を必要としています。
邪魔な物は避ける・・・普通の事なんです。
着いて来るなら、更に避ける・・・この繰り返しです。
そんな中で、フェイントの出番となる事もあるんですよね。
ただ、必ず必要と言う訳でもないのです。
急な方向転換や加速で解決出来る事も多いんですよね。
無駄にボールを捏ねる必要ってあまり無いんです。
もっと言うなら、そのドリブル・・・必要ですか・・・って話でもあるんですよね。(^^;
わざわざ難易度の高いフェイントを使う必要性を減らせるかどうか・・・ここは、上を目指すなら絶対意識しないといけない部分なんだろうと思います。
先ず、余分な物を全て取っ払ってサッカーをシンプルに考えてみる事って大事です。
フェイントは、フェイントで、練習して成功率を上げる努力をすれば良いのですけど・・・思っている程重要な要素ではないって事なんです。
ドリブルのもっと基礎的な部分を磨く事をお勧めしますよ!
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2019年10月29日
足元でボールを捏ねる!?
パス禁止のチームに関しては、以前にも書いた事があります。
どうでしょう・・・その全てのチームが・・・とは言う気はありませんが、多くのチームでスーパージンガを修練しているんじゃないのでしょうかね?
息子が対戦したチームにも、そう言うチームがありました。
まぁ〜ドリブルに入られると取れない取れない・・・。(汗)
スーパージンガを高いレベルで習得した子のドリブルは、見ていても面白くて・・・本当に足にボールが吸い付いているかの様な錯覚さえ覚えるものです。
ただ、どうしてもボールを足元で捏ねていると言う印象は残ってしまいますかね。
それが良い事なのか悪い事なのか・・・正直私には、分りかねます。(^^;
あの久保君も中井君もやっていたらしいと言う話は、ご存知の方も多いのではないのでしょうか?
スーパージンガに限らず、足元でボールをちょこちょこ動かすのが得意な子って大勢います。
相手の事なんてお構い無しで、ボールを捏ね繰り回している様な子もいますよね。(笑)
上手い事は、下手な事でもあると言う好例なのかも知れませんね。
狭い範囲での攻防の時なんかなら、こう言う技術は力を発揮する物なんでしょうけど・・・ねぇ?(^^;
サッカーは、スペースを探してボールを運んで行くスポーツでもあります。
だから、必ずしも足元にボールが吸い付いている必要は無いんですよね。
ドリブルもある程度使い分けが必要なのかも知れません。
足元でボールを捏ねる分、速攻のチャンスを遅攻に変えてしまうのでは、本末転倒なのかも知れませんしね?
そもそも、足元でボールを捏ねないといけない状態に陥ってしまうって事は、判断が悪い証拠なのかも知れませんからね。
それを補う為・・・と言う考え方も在るとは思うのですが・・・やはり、それじゃサッカーが上手いとは言われませんよね。
足元のある子だね・・・って言われてお終いなんです。
そこに、スーパージンガ仕込の吸い付くドリブルがプロの世界で中々見られない理由があるのかも知れませんよね。
ボールが足元に在り過ぎると、やはりプレイがし難いものなんですよね。
パスを選択する為には、ボールと人との間にそれなりの距離が必要な事が多いんです。
足元に入り過ぎてしまったボールを蹴るのって、大変ですからね。(^^;
何時でもパスが出せる状態であると言う事もボールを保持している時には大切な事なんです。
ボールを蹴る為に時間のロスが在るのは、やはりレベルが上がれば上がる程マイナス要素になってしまうんですよね。(^^;
それでも、ボールを奪われない・・・って言ってもね〜無駄ですよね・・・やはり。
洗練されたプレイスタイルとは言い難いですものね。
個人技に溺れてしまう様では、上は目指せません。(^-^)b
ただ、そう言う技術を持っているって事自体は、自信にも繋がりますから・・・身に付けられると良いのかなとは思います。
多くのドリブル禁止のチームにとって、修練している技術(主にスーパージンガ)は、これからサッカーを続けて行く上での基礎になる部分を強化しているだけなんだろうと思うのですね。
良くそう言うチームの批判を耳にしますが、彼らは勝ち負けよりも大事な物があると考えているだけなんだろうと思っています。
それが、親御さん達に理解してもらえるか・・・なんですけどね。(^^;
ボールを捏ねるのも時と場合によると言う事です。
サッサと済ませられる事には、余分な時間を掛けない事が望ましいですものね。(^^;
スーパージンガ自体の是非は、評論家の方に任せるとして・・・そう言う技術をどんな風に自分の中に落としこんで活用して行くのか・・・が一番大事な部分なんだろうと思うんです。
卓越したボールコントロールの技術を活かすも殺すもプレイヤー次第だって事です。
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2019年10月24日
首を振れっ!?
「首を振れっ!」これも良く聞く言葉ですよね〜。
子供達は素直ですから、そう言われれば殆どの子が首をブルンブルン一生懸命振ってくれます。(笑)
・・・で?
何か変わりましたか・・・ね〜?(^^;
「首を振れ」=「周りを見ろ」だと言う事は、多くの子が理解できているのだと思います。
ただ、周りを見ると言っても・・・何を見れば良いのか・・・これが分らないんですよね。(^^;
子供達に何を見ているのか・・・訊いてみると良く分ります。
大体、味方の位置や相手チームの子の位置を確認しようとしているみたいなんですね。
もちろん、それでもOKなんですが・・・それだけだと、やはりトンチンカンなプレイをまだまだ続けてしまう事って多いんじゃないのでしょうか?
「あの子、よく首を振って周りを見ているのにね・・・」なんて言われてしまう子達ですよね。(^^;
色々な位置関係を確認する事って勿論大事な事なんです。
でも、そこからもっと情報を引き出せ無い物なんでしょうか・・・?
いきなり、沢山の情報量を処理するなんて出来ませんからね。(汗)
少しずつ慣れて行って貰いたい部分なんですが、先ずは見るタイミングを考えてみて欲しいのです。
ボールを持っていない状態の時には、良く首を振って見ているんです。
でも、ボールを受ける時・・・このタイミングで首を振って周囲の確認の出来る子って、それ程多くはありません。
そのタイミングで情報を上書きできれば、次・・・をかなりリアルにイメージする事が出来る助けになります。
皆、動いていますからね・・・情報は常に最新じゃ無いとって事です。
現実とマッチしないイメージを頼りに次のプレイに入るから、周囲から見たらトンチンカンなプレイに映ってしまうんです。
先ずはこの部分を意識して練習してもらいたいでしょうかね。
そしてもう1つ・・・誰と目が合ったのか・・・ってのも覚えておくと良いかと思うんです。
味方ならボールを受ける意思が在ると思って良いのだし、相手チームの子ならその周辺にパスが来る事を警戒している事が伺えます。
警戒されている所にパスを出せば、取られてしまっても不思議じゃありませんよね?(^^;
パスが欲しい子なら、集中してこちらに注目している訳ですから、次を予測できる立場にあるとは言えますよね?
更にもう1つ・・・ボディーシェイプ(体勢)にも注意して欲しいかなって思います。
突っ立っている子に走らせるスペースへのパス・・・?
右を向いている(右に動き出している)子の左側にパス・・・?
後ろ向き(後ろに下がり始めている)の子の前にパス・・・?
全て上手く行きそうにありませんよね?(^^;
今いる位置だけじゃ情報としては弱いと言う事なんです。
先ずは、この位までを意識して周りを見られる様にトレーニング出来ると大分違って来るんじゃないのでしょうかね?
これだけでも、相当練習しないと身に付きませんけどね・・・そこは、長い目で根気良く続けて行って貰えたらって思います。
コツさえ掴めば、もっと色々な事を感じ取る事が出来る様になって来ると思いますよ。
いつか・・・鳥の目を持っているなんて言われる子になれると良いですよね〜。(^^)
何処にフォーカスを当てて見るかで、得られる情報もその質も変わって来る物なんだろうと思います。
「首を振れっ!」って言うだけじゃね・・・子供達も何を見たら良いのか実際には良く分らないんですよ・・・。(^^;
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2019年10月23日
自主トレで下手になる?
自主トレに対して、皆さんはどの様な考えを持っているでしょうか?
しないよりは、した方が良いのかも知れませんが、自主トレのせいで「サッカーが下手になった」って評価をチームから受けてしまう事ってあります。
サッカーが上手くなりたくて頑張った筈の自主トレが、チーム内での評価を落とす事になるなんて皮肉な話なんだろうと思います。
何処で間違ってしまったのでしょうか・・・?
自主トレは、通常1人で行う事が多いんじゃないかと思います。
そうなると、ボールとの関係だけを重視して行う事になる事が多いんだと思うのです。
何の練習をするにしても、頭を下げ、猫背になって、視線はボールに釘付け・・・なんて事にもなりがちなんですよね。
全てが我流だからなんです。
そうならない為にスクールに通っている子も大勢います。
指導者がいる訳ですから、そう言う意味では安心なんですが・・・そこにも落とし穴がある訳です。
スクールと言えど、所属チームからしてみれば自主トレと同じレベルの扱いでしかありません。
意外に思われるかも知れませんけど・・・それが現実なんです。(^^;
サッカー経験のある親御さんが、自ら自主トレに付き合う場合もあります。
よく公園や空き地で見掛ける光景なんだろうと思いますが・・・それだって、チームから見た時・・・我流と言う評価になってしまう事だって珍しくないんです。
サッカー観は、プレイヤーの数だけ、指導者の数だけ、観戦者の数だけ・・・それこそ無数に存在している訳ですから、チームの指導と細部まですり合わせる事って、指導者との意思の疎通でも図っていない限り中々難しい部分がある訳なんです。
もうお分かりでしょうかね・・・なぜ、自主トレが子供のチーム内での評価を落としてしまうのか・・・?
結局、チームが何を求めているのか・・・ここが理解出来ていないと、チームに合わないと言う事で評価を下げてしまう事になるんです。
理解できますでしょうか?(^^;
ただそれは、そのチームの中でだけの評価・・・もっと言えば、その指導者だけの評価でもある訳なんです。
なので、万が一チーム内での評価が落ちてしまったとしても、長い目で見れば決して悪くないと言う事も少なくないんですよね。
ここが、本当に難しいし、もどかしい部分なんです。
息子の時には、コーチの指導に沿う様にアドバイスはし続けました。
それとは別に、基本的な部分はやって見せたり、考え方を伝えたりはしましたけどね。
今見ている子達にも、担当コーチや監督の指導に沿ったアドバイスを子供達にはしてます。
子供達が混乱しない様に・・・って事です。
ただ、スクールに通っている子達には、その子達なりに身に付けた素晴らしい部分もある訳で・・・そう言う物を試合に活かせる様なポジションを与えてみたり、作戦を与えてみたりと言う事はします。
持っている物はフルに活かしたいですものね・・・それもベンチの仕事です。
チーム練習の時間だけで上手くなれる子なんてそうそういませんからね・・・上手くなりたいのなら、何処かで自主トレって必要になって来るんだろうと思います。
ただ、その時・・・こう言う事も少しは頭の片隅にでも入れておいて貰って・・・それなりの覚悟を持って自主トレも見守って貰えたらって思います。
指導者が代われば、評価も変わるものですからね。
中学、高校と進むに連れて、評価が変わって来ると言うのは、こう言う部分が影響している事もあるんです。
今は、そう言う指導者の元でサッカーをしているんだって事で・・・どうするのかは、皆さん次第ですがね。
上手くなっている筈なのに評価が落ちたと感じたら・・・移籍と言うのも、1つの選択肢としては有りなんだと思いますけど・・・危険な賭けとは言えるのかも知れませんよね・・・。(^^;
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2019年10月18日
動き出しが遅い!
今回は検索ワードから『動き出しが遅い』と言うのがあったので、それを取り上げてみたいと思います。
良く聞きますよね・・・「動き出しが遅いんだよ!」って子供達が言われているの。(^^;
どんな時に言われてしまうか・・・って言うと、パスが成功しなくてボールを失ってしまった時が一番多いんじゃないかと思います。
つまり、パスを意識したプレイが出来てなかったよねって言われているんですよね。(^-^)b
動き出しが遅いからパスが出せない・・・出しても、ラインを割ってしまう、相手に先に触られてしまう・・・こんな状況の改善を求められているんだと気が付いて欲しいんです。
なぜ、そうなってしまうのか・・・ボールが出てから動き出す、いわゆるリアクションサッカーに終始しているから・・・と思って間違いありません。
自分達の攻撃の時にまでこんなプレイに終始するんじゃ、確かにチャンスを掴む事って難しくなってしまう事は想像できますよね。
で、実際そうなってしまったから・・・指摘されている訳なんです。(^-^)b
じゃ、どうやって改善しましょうか・・・って話なんですけど・・・。
先ずは、味方がボールを持ったら動き出すと言う癖を付けたい所でしょうかね。
動く場所は、味方の身体の向きを良く見て・・・その中心から左右にそれぞれ45度以内の場所(合わせて90度くらい)・・・ちょっと顔を上げれば視界に入る位置が大体その範囲ですから、その辺を狙って飛込んで行くとパスも引き出し易いでしょうか・・・。
ワンツーをする時に立つ位置くらい・・・と言った方が想像し易いでしょうかね?(^^;
ワンツーの感覚って大事なんだろうと思います。
ボールを持った味方とワンツーをする為には、先に移動してあげないといけませんからね。
しかも、その子より後ろにいてもワンツーは出来ませんから、見える所に移動してあげないといけません。
ワンツーの出来る位置に先に移動して準備してあげる・・・そんな意識の持ち方で最初は良いのだと思います。
こう言う事を常に意識して出来る様になれば、「動き出しが遅い!」なんて言われる事は大分少なくなる筈です。
更に上を目指すなら・・・味方Aがボールを持ちました、周りが動き出しました・・・「多分、Bにパスが行くな・・・」って感じたら、Bからパスを引き出す為に動き出す・・・次の次を狙った動きに挑戦して欲しい所です。
第3の動きとか、3人目の動きとか言われる奴ですかね。
こう言う意識を持てると、試合の流れも掴み易くなりますからね・・・攻守の切り替えの早さにも繋がって来る事が期待できます。
動き出しに関しても、考え方は色々なんです。
ただ、何の為にそこに動くのか・・・ここを明確にして欲しいかなって思うんですよね。
それが皆に(ベンチも含めて)伝わらないと、「何がしたのかさっぱり分からないよ!」なんて事を今度は言われてしまいそうですよね。(笑)
常に次の展開をイメージしてプレイに活かす事・・・これが出来るかどうかで、子供達のサッカー観も大分変わって来るんじゃないかな・・・って思います。
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2019年10月04日
ピンチを切り抜ける力、それが・・・
ピンチに陥った時、上手く切り抜けられる人もいれば、上手く切り抜けられない人もいます。
両者の違いって何なんでしょう?
経験などの蓄積された物も確かにあるのでしょうね。
思考力なんかも問われるのかも知れませんが・・・果たしてそれだけなんでしょうか?
サッカーなんて試合中は、言って見ればピンチの連続な訳です。
常にピンチはチャンスと表裏一体な訳で、攻撃しているからと言って気を抜いたらカウンター一撃なんて目にも遭ってしまいます。(汗)
一瞬の気の緩みだったり、ちょっとしたボールコントロールのミスだったり、ピンチに至る原因は様々なんですが・・・この流れが変わった時、どう対応するかって部分はその後の流れに大きく影響してくる訳です。
攻守の切り替えなんて言葉で片付けられる様な簡単な話でもないんです。
ピンチが訪れた時、上手く切り抜けられる人ってどう言う人なんでしょう?
これはサッカーに限った話では無いのですが・・・おそらく、冷静な人なんだろうと思います。
その上で色々な経験が在り、考える力があれば、上手に切り抜けられる確立はグ〜ンと上がって来る訳なんです。
逆に、どんなに優れた技術を持ち、頭が切れる人であっても、冷静さを失ってしまったら、ピンチを切り抜けられる確立はグ〜ンと下がってしまう物なんだろうと思います。
子供達のサッカーを見ていても、その辺は顕著に見て取れますよね。(^^;
まぁ、慌てるなって言う方が無理な話なのかも知れませんが・・・。
ただ、そんな中に在って落ち着いてプレイできている子も少数かも知れませんがいる訳なんです。
これが、多くの子供達が目指したい所でもありますし、壊したい所でもある訳なんですね。
その為の練習なんですよね。
練習の強度が、試合ではそのまま反映されてしまう場合が殆どなんです。
激しいプレッシャーの中で常に練習に取り組んでいる子達は、試合でも余程の事が無い限り慌てる事も無いのでしょう。
だから、上手く切り抜けられる事が多いのです。
逆に、練習で受けている以上のプレッシャーを受ければ、やはり上手く切り抜ける事が段々難しくなって来ます。
そこに強豪と呼ばれるチームとそれ以外のチームとの差が1つ見て取れるんですよね。
その上で、技術的な事も、身体能力も上なんですから・・・そりゃ並のチームじゃ手の着け様が無い訳です。(笑)
まぁ、練習と言うよりもはや訓練と言った方が良いのかも知れませんけどね。(^^;
日頃の生活においても、後から冷静になって考えれば「あ〜しておけば良かった」「もっと、こうすれば良かった」って思う事って多い筈です。
その時は慌ててたり、焦ったりして冷静さを失っていたから、不味い対応しか出来なかったって事は多いのではないのでしょうか?
ピンチを切り抜ける事が出来る力って、やはり先ず冷静さなんですよね。(^-^)b
これを失わない為に、練習強度を上げて励んで貰えると、強豪にも一矢報えるチームに変われるのかも知れませんよね!
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2019年09月13日
練習試合でさえ・・・
「うちの子は、練習試合でさえ出して貰えない・・・」なんて愚痴が聞こえて来る事があります。
試合だけじゃなく、練習試合まで・・・出場できないとなると、確かに愚痴りたくなるのも分ります。
息子もそう言う時期がしばらくありましたからね。(^^;
練習試合くらい・・・と考えたくなるのも分かるんですけど、そもそも練習試合って何なんでしょうね?
練習試合と言う物に対する考え方は、指導者毎に大部違うんじゃないかなって思います。
ただ、傾向としては・・・確かにあまり重きを置いていない部分もある訳で、普段あまり出場機会の無い子達に試合経験を積ませる為に利用される事も多いのも確かなんです。
そう言う傾向が確かに在るには在るんですが・・・じゃ、練習試合だから・・・って言って、勝利を目指さなくても良いのかって言うと・・・これも又微妙なんですよね。(^^;
ほら、サッカーは勝敗を競うゲームだからです。
練習試合でさえ・・・なんて考えてしまうのは、練習試合を軽視しているから・・・とも言えます。
「練習試合くらい出してくれても・・・」なんて、親御さんが考えているのだとしたら・・・ちょっと、違うのかも知れないな〜って思うのです。
そう言う考え方をもしも親子でしてしまっているのだとしたら、その考え方こそが・・・我が子を試合から遠ざけてしまっているのかも知れないのです。
練習試合と言えど、サッカーはサッカーなんです。
サッカーである以上、先程述べた通り勝敗を競うゲームです。
これは、チーム内で行う紅白戦であっても同じなんです。
勝ちに拘る姿勢を子供達自ら持って、ゲームに臨まないのであれば、正直な話・・・ゲームに参加する意味ってそれ程ないんです。
息子もよく代えられて・・・叱られていましたね。(^^;
練習試合であろうと、紅白戦であろうと、真剣勝負の場に変える事が出来るかどうかは、参加している子供達次第・・・な所が確かにあります。
少しでも試合と同等のレベルまで引き上げたいと思っている指導者の方は少なくない筈なんです。
だって、練習試合って・・・文字通り、試合の練習なんですからね。(^^;
試合を疑似体験する場として利用したいのが本音なんだろうと思うのです。
そう言う場に、ただサッカーをしたいだけの子を参加させる事が果たして良い事なのかどうか・・・。
これは、もう本当に指導者の考え方次第なんですが、もし出場させて貰えないのだとしたら、おそらくですが・・・その指導者は、練習試合を試合さながらの真剣勝負の場に変えたいと願っているのだと想像できます。
それは、今迄やって来た練習の習熟度を測る為にそうしたいのかも知れませんし、色々な可能性を模索したいからなのかも知れませんし・・・そうしたい理由は色々と在るんでしょうけどね。
練習試合を次の試合の為に有効に使いたい・・・と言うのが本音なんだろうと思うのです。
この部分は、正直責められるべき事なんだろうか・・・と考えた時、指導者としてそれ程おかしな事をしている訳ではないのだと思うのですよね。
サッカーと真剣に向き合っているんだろうな・・・って想像できるのです。
おそらく、子供達には試合に出られない理由を説明しているんじゃないかと思うのです。
そう言う事を知らない親御さん達が感情的になってしまっているんじゃないのでしょうかね?
チームに所属している以上は、競技としてサッカーをする道を歩いている訳なんです。
その部分が、スクールとの大きな違いでしょうか・・・。
そうである以上、ただサッカーをして遊びたいと言うだけの子が、試合に出られないのはある程度折込済みの話ではある訳なんですよね?
その部分が先ず理解できていないと、この話は平行線を辿ってしまう事になりそうなんです。(^^;
まぁ、サッカーが遊びである事は、間違いのない事なんですけどね。
本気で遊べるかどうか・・・ここが問われているのが、少年サッカーなんだろうと思うのですよ。
その部分において他の子達に及ばない所があるんじゃないのでしょうか・・・?
もっとも、それも相対的な話でしかありませんけどね。(^^;
勝敗に拘るチームや指導者の元では、よくある話ではあります。
息子もそう言う経験をした1人です。
サッカー馬鹿だったんですよ・・・今でもそんな感じなんです。
でも、他の子達は・・・息子以上に、サッカー馬鹿ばかりだったんですよね。(汗)
私も正直凹みましたけど・・・こればかりは、仕方が無いですし・・・第一、そんな状況下にあっても「辞めたい」って言わなかったんですよね。
それだけで少し救われた気持ちになった様な気がします。
試合にも、練習試合にも出られなくても、サッカーを辞めたいって言わないのなら・・・黙って見守り続けてあげて欲しいかな・・・って思います。
いつか、輝ける日が来ると信じて・・・その時を待ってあげて欲しいですかね。(^-^)b
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