2019年12月03日
胸トラップ、痛い・・・
最近多いのが、『胸トラップ 痛い』系の検索ワードです。(^^;
痛いから怖い、怖いからやりたくない・・・が、正直な所なんだろうと思います。
ボールの強さにもよるのでしょうから一概には言えないのですが・・・上手くできればそれ程痛みを感じる様な物でもないんですよね〜。
小学生には、少し敷居の高い技術なんだろうとは思いますが・・・要は慣れですから・・・。
ヘッディングでも、胸トラップでもそうなんですけど・・・痛い、怖いと思うと・・・どうしても体中に力が入り過ぎてしまうものです。
ほら、拳骨喰らった経験のある方なら解るかと思いますけど・・・来るって思ったら、顔から体まで全身に力が入ってしまって、首をすくめて構えてしまいますよね?
防御体勢を無意識に取ってしまう訳なんですが、これは拳骨を受け止めようとしているんですよね〜。
だから・・・その衝撃は逃げ場無く、脳天から足にまで突き抜けて行く事になり・・・物凄く痛いんです。(^^;
仮に・・・拳骨のスピードに合わせて、しゃがみ込む事ができたなら・・・その衝撃も痛みも大幅に緩和される筈なんですね。
まぁ、実際にそんな事したら拳骨倍返し喰らうのでしょうけど・・・。(笑)
ビンタされる時なんか、よく手が顔に当たるタイミングで顔をクルリと逸らして「逃げるなっ!」って叱られてしまって・・・往復で喰らった〜なんて経験のある人もいるんじゃないのでしょうかね?
それだって、手が顔に当たる衝撃と痛みを逸らしている訳なんです。
胸トラップも体に力を入れ、両足でガッツリと踏ん張って行えば・・・当然その衝撃をモロに受け止めてしまう事になる訳ですから・・・そりゃ、ボールの強さによっては相当な痛みを伴う事になる訳なんです。
五体を壁の様に扱っては、サッカーは上手く行かない事の方が多いんですよね。
むしろ、カーテンや布団の様な柔らか素材に変身して欲しい所なんです。
柳に雪折れ無しって言う様に、柔らかさは時として硬さを凌駕すると言う事です。
柔よく剛を制すなんて言葉も在りますよね〜。
それなりの強さの飛んで来るボールに対して、体を硬くして迎え撃つのか、柔らかくしなやかに受け流すのか・・・その違いなんですよね。(^^;
ボールが胸に触れるタイミングで上半身を少し後ろに引く・・・そんなイメージなんですが、その時に膝を上手に使ってクッションの役割をさせてあげるのが一般的な教え方なんじゃないのでしょうかね?
大体、この方法で子供達は胸トラップを覚えて行くんだと思います。
足をどちらか前に出して構える・・・なんて教え方もあるみたいですけどね。
ボールが胸に当たるタイミングで、少しだけ後方にジャンプするって方法もあります。
中高生なんかの試合では、飛んで来るボールによっては、こう言う方法も良く目にしますよね。
自分に合った方法と言うか、飛んで来るボールに合った方法と言う方が適切なのかも知れませんね。
優しいボールで慣れる事から始めるしかないのだとは思うのですが・・・やっている内にコツが掴めて来るものですから、諦めないで挑戦してみて欲しい所ではあります。
が、小学生・・・特に低学年の子達には、あまり無理させない様にした方が良いのでしょうね。
心臓に近い部分でのプレイですから・・・危険度も高いんです。
必ず、大人と一緒に・・・を心掛けて貰えたらって思います。(^-^)b
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