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2020年01月01日

明けましておめでとうございます!

 新年明けましておめでとうございます。

 今年も宜しくお願いいたします。



 久しぶりに完全オフな日が2日間あったので、大分心身共にリフレッシュ出来たかな〜って思います。

 サッカーの事を考えなくても良い日が在るって、ここの所無かったですからね〜。

 そうは言っても、年が明けたらいきなり元旦から初蹴りです。(^^;

 ここ数年、1年がサッカーで始まるのが当たり前になってしまっていて・・・息子が少年団に入ってからず〜っとですから・・・今年で10年目になりますか・・・。(汗)

 もう、それまで元旦をどんな風に過ごしていたかなんて忘れてしまいましたよ。(笑)



 ただ、子供達とサッカーが出来る数少ない日でもあります。

 年々、上手になって行く子供達を肌で感じる事が出来るのもこの日なんですよね。

 指導する側の人間としては、嬉しい限りなんですが・・・その反面、老いて行く自分に寂しさを感じる日でもあります。(T^T)

 後何年、こうやってワイワイサッカーをやっていられるか・・・。



 子供達と一緒にいる分、元気はもらえてますよね〜。

 少年団活動をしていなければ、今頃週末は引き篭もり生活なんだろうな〜ってつくづく思う訳です。

 元々、インドア派でしたからね〜。(笑)

 随分変わったものだなって思います。(^^;



 さて、一眠りしたら・・・初蹴りに行って来ます!

 皆さんにとっても、今年は昨年より一層充実した良い年となると良いですね!

 オフの間は、サッカーの事なんかすっかり忘れて・・・つかの間の家族の時間を思う存分楽しんでもらえたらって思います。(^^)

 そう言う時間も大切なんですよ・・・まだ、子供ですからね。

 サッカーの思い出しかない小学生時代と言うのも寂しい物なんだろうと思います。

 年相応の思い出を作って上げられるのも、こう言う長期休暇の時くらい・・・なんて家庭も少なくないんじゃないのでしょうかね?

 中学、高校と進んで行く毎に、家族でお出かけするなんて事はなくなって来ますからね〜。

 親としても今を大切にしてもらえたら・・・って思います。



 では、今年も宜しくお願いいたします!


 P.S

 メールフォームを設置しました。

 コメント欄にはちょっと書けない様な個人的な話等はこちらを利用してもらえればって思います。

 メールの内容をブログネタにする事はありませんので、モヤモヤしているくらいならお気軽に利用してみて下さいねっ!
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2019年12月31日

行く年来る年(笑)

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 今年も、もう終わりますね〜。

 1年なんて早い物です。

 歳のせいでしょうか・・・1年経つスピードが年々加速して行くのが分ります。(汗)

 さて・・・今年は、どんな一年だったでしょうか?



 ここに来て、私も公私共に忙しくなってしまい・・・グラウンドへも日曜日しか顔を出せない、ブログも更新できない日々が続いてしまって・・・人生で初めてじゃないかって言う位忙殺されてしまっていました。
 
 3月末まではこんな感じみたいなんです。(T^T)

 その先の事は、全く分らない状況なんですね。

 来年度は、どの学年にヘルプに行くのか・・・それも現段階では、全く不明なんです。



 指導員の頭数は、足りてますからね〜。(笑)

 私の出る幕は来年度は無さそうな気もしています。

 息子や娘の方も忙しくなりそうなので・・・少しお暇を頂けた方が都合も良いのですけどね。

 息子は、今でも高校でサッカーを続けています。



 冬休みに入って、久しぶりに観戦出来たのですが・・・随分と上手になったな〜(当社比)って感心して見てました。

 大分、当たり負けしなくなって、プレイにも安定感が多少は出てきたのかな・・・って思います。

 今でもAチームの方でやらせて貰える時がある様で・・・AとBを行ったり来たりみたいなんですけどね。

 ここの所、又Aの方でプレイする機会が増えて来たみたいで、本人も手応えを感じているみたいなんです。



 娘の方はと言うと・・・冬休みに入って、久しぶりに試合に出場できた日がありました。

 顧問の先生が代わってからと言うもの、試合から遠ざかってしまっていた事もあって、モチベとしてはガタ落ち状態が続いていただけに、楽しく1日過ごせた様でした。

 こちらも、後半年程度で部活動も終わりですから、その時にサッカーともお別れ・・・と言う事になりそうな気がします。

 大分、女の子になってしまっていますからね・・・心も体も。(笑)



 少年団の子達はと言うと・・・こちらは、最後の公式戦も県大会出場ならず・・・これで、息子達を最後にもう4年連続でこの最後の公式戦では県大会に行けなくなってしまった訳です。

 指導する側にいた人間としては、力及ばず申し訳無かったとしか・・・。

 ただ・・・この結果は、彼らなりの精一杯だったんだろうとは思うのです。

 中学生対小学生と言っても良い程の体格差でしたから、彼ら自身はもちろん、親御さん達もこの結果にはある程度納得して受け入れてしまっている感はありますかね。(^^;



 まだまだ、この後もカップ戦は何回かあるので・・・そちらで、この鬱憤は晴らして貰えればって思っています。

 元旦には、毎年恒例の初蹴りが行われます。

 最後となる大人対子供のゲームもありますし・・・まだまだ、サッカーは終わりません。

 中学以降も殆どの子が、サッカー部に入ってくれるみたいですし・・・今後が楽しみな子達ではあります。



 日付が変われば、新たな年の始まりです。

 来年はどんな年にしたいのか・・・目標を立てて、それに向かって進んで行けると良いですよね!

 色々とあったとは思いますが、後ろ向きにならずに前だけを向いて新年を迎えて貰えればって思います。

 今年も1年間ありあとうございました。



 また、来年も・・・よろしくお願いいたします!

 それでは、皆さん良いお年を〜!
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2019年12月29日

こんなのサッカーじゃない!

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 「11人制じゃなきゃサッカーじゃない!」って話を耳にする事ってあります。

 確かに、サッカーと言えば・・・11人で行うスポーツと言うのが普通の人の印象だし、全く間違ってなんかいませんよね〜。

 ただ、11人じゃなきゃサッカーじゃ無いってのも乱暴な言い方なんだろうとは思います。

 だって・・・今、子供達がやっているのは・・・じゃ〜何なんでしょうか?



 いえね・・・11人制こそが真のサッカーだって意見は、もっともなんだろうと思います。

 今、世に在る様々なサッカーの形態は、ここからの派生形なんですからね。

 私達がTVやスタジアムで観戦するアレがサッカーで間違いないんです。

 ただ、派生して行った色々なサッカーも又サッカーなんですよね。



 堅苦しい事を言えば、サッカーをサッカーたらしめているのはルールなんです。

 そのルール上、11人で・・・と規定されているから、サッカーは通常11人制なんですよね。

 ただ、これは人数に関する縛りと言うだけで、そこだけを変更してしまえば何人でもサッカーは行えると言う事になって来ます。

 ざっくり言ってしまえば、子供達のしている8人制のサッカーは、そう言う類の物なんです。



 人数こそ違えど、そのルールの殆どを11人制と同じくする8人制もサッカーである事には変わりありません。

 その他にもビーチサッカーやソサイチなんて言われる7人制サッカー等・・・今では、色々なスタイルのサッカーが存在しています。

 各々、サッカーの本質を失わない程度にルールを変更している訳なんです。

 共通して言えるのは、やはり手を使えない・・・って部分で、それだけでもちゃんとサッカーとして多くの人には認識して貰えるんじゃないかと・・・そう思う訳なんです。



 まぁ、堅苦しい話はこのくらいにして・・・。

 「こんなのサッカーじゃ無い!」って言ってのける人が言いたいのは、実はこんな事じゃ無いんですよね。

 要するに・・・ゲームの運び方が気に入らないんです。(^^;

 彼らの頭の中に在るイメージは、スペインやイタリア等の洗練されたサッカーである事が殆どなんですよね。



 細かくパスを繋いで、相手を崩して得点を奪う・・・こんなイメージをサッカーに抱いているんです。

 だから・・・8人制の縦に急ぐ戦い方なんか見ていてもストレスしか感じられないみたいなんです。(笑)

 ましてや、ドリブルでガンガン挑んで行く子なんて論外・・・なんだそうです。(汗)

 気持ちは解らなくもないんですけどね・・・子供達は未だ、サッカー人生の入り口に立ったばかりなんですから、プロと同じ事を求められても・・・ねぇ?



 そもそも、サッカーなんて知らなかった親御さんや子供達にとって、サッカーと言えば今目の前で行われている8人制なんです。

 TVやスタジアムで見る11人制のサッカーなんかより、全然熱くて面白い・・・感情移入もし易くて見応え抜群なんですよね。(笑)

 そして、それで良いのだと思うのです。

 今夢中になって取り組んでいるサッカーこそ、サッカーそのものなんですよね・・・子供達にとっても。



 そこを否定してしまうのは、正直どうなんだろうと思うんですよ・・・。

 言いたい事は解るし、私だって8人制はサッカーとは言ってもフットサル同様、似て非なるものと言う印象は持っています。

 但し、馴染みの在る11人制と比べた時の話ですよね・・・。

 目の前で行われているのは、8人制のサッカーであって、11人制じゃないんですから・・・11人制と比べても仕方のない事なんですけど・・・。



 で・・・中学に入って、11人制へと移行し・・・それを観てもやはり、「こんなのサッカーじゃない・・・」って言ってしまう人がいる訳です。(汗)

 8人制の時の癖って中々抜けないものですから・・・どうもそれが気に入らないみたいなんですね。

 中学になっていきなり11人制に変わる訳ですから・・・子供達は勿論なんですが、指導する側も大変なんです。(^^;

 時間を掛けて目指すべき11人制サッカーに近付いて行くしかないのですが・・・どうも待てない様で・・・。




 望むと望まざるとに関わらず、子供達はその世代毎のサッカーに親しんで行く事になります。

 行き着く所は、皆さんがTVで見るあのサッカーのスタイルなんだろうと思うのですが・・・そこまでの道程は長くて狭いのですよね〜。

 現在は、ユース年代にも純8人制世代が入って来ましたから、これからもう少し長い目でサッカーと言う物を捉えて行かないといけなくなって来るかも知れません。

 少しずつ目指すサッカーに向かってステップアップして行くイメージでしょうか・・・そんな目で、子供達のサッカーをその世代毎に見守って行って貰いたいな〜って思う次第です。
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2019年12月20日

美談の光と影

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 よく耳にする物の中に美談があります。

 今活躍出来ているのは、過去の辛い経験のお陰だよ・・・みたいな話、大好物って方も多そうですよね〜。

 スポーツに限らず色々な状況下で、この様な美談と言う物は語り継がれています。

 そして、それを人に対して求めてしまう事も・・・。



 今、不遇な時期を送っている子に対して、こう言う美談は語られる事が多いのですが・・・その思いとは裏腹に、全然子供達の心には響いていない事の方が多いんですね。

 簡単に言ってしまえば、リアリティーが無いんですよ・・・。(^^;

 まぁ、それ以上にですね・・・成功者の話なんか聞きたくないんです。

 そんな感じだから、今の状況に陥ってしまった・・・とも言えるのかも知れませんけどね。



 ただ、実際にそう言う美談を持つ人と出会って、交流をすると何らかの変化を見せる子も出て来る物です。

 そこにはリアリティーが感じられる何かがあるんでしょうね。

 チームにも、卒団した先輩が訪ねて来るなんて事が時々あるものですよね〜。

 そんな時、当時の話を聞く機会なんかがあると、その話に感化されて・・・サッカーに取り組む姿勢にも変化が表れて来る・・・何て事もある訳なんです。



 美談がこう言う使われ方をされている内は、多少は子供達の役に立っている事も在るのかな・・・とは思うんですね。

 ただ・・・使い方を間違えると、ちょっと厄介な事になりがちなのもこの美談なんです。

 やりがちなのは、成功者と比べてしまう・・・って失敗でしょうかね〜。(^^;

 一番されたくない事なんですよね・・・誰だって。



 だから、お前はダメなんだって言われているに等しいですからね。

 奮起して貰いたくて話しているのに、結果としてヤル気を完全に殺ぐ事になってしまうのでは本末転倒なんだろうと思います。

 せっかくのサクセスストーリーがこれでは唯の嫌味にしかならないですものね。

 使い方は間違えない様にしたいものです。



 美談にはもう1つ、落とし穴があります。

 それは・・・正すべきかも知れない事を肯定的に捉えてしまうと言う側面があると言う点です。

 例えば、体罰なんかはその筆頭なんじゃないかと思うんです。

 体罰を受けた経験を美化してしまう・・・こう言う事は、現在進行形で行われているんですよね。



 だから、未だに体罰を肯定的に捉えている方も多いんです。

 美化された体罰は、子供達にとって必要な物・・・と言う様に、一部の人達の間で美しく昇華させられてしまっていると言えます。

 体罰が未だに撲滅できないのは、体罰が美化されてしまっている状況下が存在しているからとも言えそうなんです。

 その1つがスポーツの現場なんですよね。



 思い出は美しく・・・と願う気持ちは解りますけどね。

 美しいばかりじゃ、現実を正しく認識する事が出来なくなってしまうのかも知れません。

 体罰に限って言えば、それが善なのか悪なのか・・・その判断は、非常に難しいものだと言えます。

 体罰を受けた経験が(豊富に)在る私達の世代なんかだと、その経験は間違いなく私達の血肉となっている訳で・・・その経験が本当に悪い物だったか・・・と言うと、正直解りかねる部分もあるんですよね。(^^;



 そもそも、美談と言う物は、成功した一握りの者の物語な訳で、その他大勢は・・・その美談の中に隠された闇の部分に葬り去られて行ったのかも知れないんだって事を忘れてはいけない様な気がします。

 下手をすると、その多くの犠牲に上に成り立っている成功と言う物も在る訳ですしね。

 まぁ、何でもそうなんですけど・・・話半分で聞いておくべき物なんです。

 誤解されて受け取られ易いのも又、美談ですから・・・取り扱い注意と言う事で・・・。
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2019年12月13日

必要とされていない子

 自分は必要とされていないって、感じた経験があるでしょうか?

 こんな寂しい事ってないのだろうと思います。

 集団の中でのボッチ感程、人を追い詰めて行く物もないんじゃないのでしょうかね?

 実際、サッカーを辞めて行く子の中には、そんな辛い経験をしていた子達も少なくないんです。



 チームと言うより、指導者からなんでしょうね・・・必要とされていない子っています。

 原因は色々と在るのでしょうが・・・色々な意味で、指導者に見放された子だとは言えます。

 多くの場合、上手いとか下手だとか・・・そう言う事が原因じゃないんですよね。

 いわゆる・・・生理的に無理って言う奴なんだろうと思います。(^^;



 この生理的に無理って言葉もどうかとは思うのですが・・・要するに理屈じゃ無いんですよね。

 無理なものは無理って言う例のアレです。(笑)

 これは、裏を返せば・・・子供達と選り好みして接していると言う事でもある訳なんですよね。

 まぁ、人間綺麗事ばかりで生きている訳じゃありませんから・・・そう言う感情がある事は仕方の無い事なのかも知れませんけどね。(^^;



 ただ、そこを上手く取り繕って大人を演じる事も指導する側には必要なんだと思うのです。

 第一、四六時中一緒にいる訳じゃありませんからね。

 僅か数時間の事ですよ・・・サッカーの時間なんて。

 そんな僅かな時間ですら、自分の中に在る偏見を押さえ込む事が出来ないなんて何とも残念な話なんですけど・・・。



 確かに指導者が子供達に求める物って在るのだと思います。

 ただ・・・皆が皆、望まれている事が出来る訳じゃありませんし、その為に頑張れる訳でもないのですよね。

 自分達が子供の頃を振り返っても、そんな物だったんじゃないかと思うのですよ・・・でも、目の前にいる子供達にはそれを求め、落ちこぼれる事さえも許さないって雰囲気・・・子供達のサッカーに必要でしょうかね?

 まぁ、勝利と言う結果を出す為には、その方が楽だし、近道なのかも知れませんけどね。



 もちろん、子供達にも大いに反省して貰うべき点は在るんだとは思います。

 が、結局は指導する側が面倒なだけ・・・なんですよね。(^^;

 そう言う子達を活かせる場所を作ってあげる事を放棄してしまっているだけなんじゃないのでしょうかね?

 だって、ほら・・・面倒ですから。(笑)



 切り捨てる事って本当に簡単なんです。

 そう言うのって、態度にも表れますから・・・子供達はもちろん、親御さん達だって感じ取ってしまうものです。

 我が子が必要とされていないって悟った時の親御さんの気持ち・・・解りますかね?

 高がサッカーごときで、親子揃ってそんな思いをさせられるって・・・どうなんでしょう?



 勝つ為に必要とされていないだけなら、まだしも・・・チームの一員として見られていないのでは、そのチームに在籍している意味なんてもはやありませんよね。

 チームを去る事も選択肢の1つなんだろうとは思います。

 チームや指導者が変われば、待遇も変わる・・・そんな事は、この世界では茶飯事ですしね。

 ただ・・・等身大の我が子をちゃんと知った上で、去就を判断して貰えたらって思うのですよ・・・同じ事の繰り返しにならない為にも・・・ねっ。(^^;
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2019年12月02日

守備をしない子

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 守備をしないって言われる子・・・チームにいませんか?

 全くしないと言う子は少ないんだと思うのですが・・・本気でボールを奪う気なんて感じられない守備を繰返す子は確かに見掛けますかね。(^^;

 そう言う子の多くは、攻撃になると力を発揮する子が多い様にも思います。

 お前はメッシか・・・って、ボヤキが聞こえて来そうです。(笑)



 守備をしないなんて言われてしまう子の殆どは、守備の意識が非常に低い子が多いと言えます。

 ポジション的に自分は攻撃役だと思い込んでいる節もあるんですよね。(^^;

 まぁ、間違いとは言いませんけど・・・各ポジション毎に、そのポジションに合った守備の形ってあるものです。

 最低限、それくらいはやって下さいよ・・・って言っているだけなんですけどね。




 大体失点する時のパターンは、その子の所から・・・なんて言われてしまう事も多いでしょうか・・・。

 実際、観ていると・・・まぁ、そう言われても仕方が無いのかなって言う印象をどうしても受けてしまう部分て確かにあります。

 いわゆるになってしまっているんですよね。(^^;

 チームとしても1人そう言う子がいると言うだけで、守備面では大きなマイナス要素ではありますよね。



 本来なら8対8の戦いなのに、実際には8対7な訳なんですから。

 常に1人足りない感じで守備をしないといけないのは、確かに数的不利と言えるのかも知れませんよね。

 もっとも、今はマンツーマンで守備をしている訳ではないので・・・これも極端な話ではあるんですけど・・・ね。(^^;

 ただ、言いたい事は分かる様な気もします。



 ボールを奪うばかりが守備ではないので、何を指して守備をしていないと言っているのか・・・ここが大事なんですよね。

 自分がどう言う守備をするべきなのか・・・それが理解出来ていない子なんだろうと思うのです。

 また、そう言う具体的な指導もされて来なかったんじゃないのでしょうか?

 エース級の子なんかには、よくある話ですよね。(^^;



 こう言う子は、低学年の時から得点を奪う事ばかりを期待されて来た子でもあります。

 そしてその期待通りチームの得点元としてこれまで活躍し、チームの勝利に多大な貢献をして来た子なんですね。

 ただ、もうそれだけじゃ勝てなくなって来た・・・だから、守備もして欲しい・・・って言う場合が殆どなんですよね。(^^;

 チームとしては、これまでのツケが回って来たと言うだけの話なんです。



 そう考えてみると・・・守備をしないなんて言われてしまう子も、ある意味犠牲者だとは言えそうなんですよね。

 その責任は一体誰にあるのか・・・その辺は、よ〜く考えて欲しい所なんですが・・・。

 風向きが変わったら、非難されてしまうのが子供達の方ではね〜少し気の毒な気もしますけどね。

 少年サッカーの世界では、珍しく無い光景でもありますか・・・。(^^;
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2019年11月29日

サッカーごっこはお嫌いですか?

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 上手い子ってそれなりに努力をしているに違いない・・・多くの大人はそう考えているんじゃないのでしょうか?

 まぁ、本人が努力と感じているかどうかはともかく・・・ボールを触っている時間が多いと言う事は想像できますよね。

 実際、私が知っている数名のスーパーな子もそんな感じでした。

 ただ、それ以上に持っていた物が有る・・・と言う事の方が大きかったのかも知れませんけどね。



 努力していない子が試合に出られないのは当然・・・と言う考え方が在ります。

 サッカーの世界は実力主義だから・・・って言うのがその理由な訳なんですけど・・・。

 じゃ、努力しているかどうかを何処で判断しているのでしょうか?

 コーチはチーム練習以外の時間の事なんて知りませんが、家に帰ってから自分なりにボールに触れる時間を作っている子だっていると思うのですが・・・その部分は無視でしょうか?



 何処で判断しているかと言うと、結局上手いか下手かなんだろと思うのです。

 上手い子は努力した子、下手な子は努力していない子・・・そんな決め付けがある様に思います。

 もちろん、そう言う傾向は確かにあるのかも知れませんけどね。

 ただ、今現在上手いと信じている子って・・・最初からそれなりの子じゃなかったですか・・・って話でもあるんですよね。(^^;



 サッカーの世界が実力主義だなんて・・・それってプロの世界の話ですし、それなりに成長した育成年代を過ぎた人達に対して使われるなら適切なんだろうと思います。

 何なら、「世界中がそうだからそうなんだ!」って声も聞かれるのですが・・・育成年代にベンチ組(補欠)なんてあるの日本だけみたいですよ・・・。(^^;

 日本のサッカーが伸び悩んでいる原因て、案外その辺にもあったりして・・・。(笑)

 簡単に言うと小さいんだと思うんですよ・・・考え方自体がね。



 色々な面で差別化を図りたがるのは、ある程度理解できるのです。

 上手い子だけでチーム編成すればそりゃ楽ですし、結果も残せるのかも知れませんからね。

 それこそが正にクラブチームの姿な訳で・・・そう言うのは、そちらにお任せでOKなんだろうと思います。

 ただ、少年団ともなると・・・同じ事は先ず出来ませんよね。(汗)



 運良く、それなりの子達が集まった学年もありますが、基本的にはそうじゃありません。

 親御さん達がどう思おうと・・・指導員と子供達の出来る範囲でチームを作り上げて行く事になります。

 何を言ったって、少年団ですから・・・プロ志向のサッカーチームと比べられたらその差は歴然なんですね。(汗)

 そんなチームから見れば、少年団なんて・・・サッカーごっこをしているだけなんですよ・・・その部分は否定しません。(笑)



 むしろ、それで良いのだと個人的には思っています。

 強豪のクラブチームなんて、誰でも入れる訳じゃありませんからね。

 こぼれてしまった子達の受け皿って必要なんです。

 高学年はともかく・・・低学年の子達は、とにかくサッカーして遊びたいだけですからね!



 正に、小さな子供達が求めているのはサッカーごっこなんですよね。(^^;

 それじゃダメだって言う意見も多いんですけど・・・子供のサッカーに何を求めているのか・・・さっぱり分かりません。

 ごっこが嫌なら本気度の高いチームに移籍すれば良いだけの話でもあります。

 でも、そこのセレクションにはおそらく受からないんですよね・・・だから、移籍もしない・・・。(^^;




 子供達に高望みし過ぎなんですよ。

 純粋にサッカーをして遊びたいだけなのに、大人の夢(妄想)を背負わせ過ぎていませんかって話なんです。

 これは、指導する側にも言える事ですよね。

 努力を強いると言うのも正に大人が勝手に抱いている希望なんです。



 悪いとは言いませんよ・・・我が子に期待するのは、親として自然な事ですしね。

 指導する側だって、報われたいですもの・・・やはり。

 ただ、今は未だ何者でも無い子供達の事ですから・・・変に色々と強いたり、早々に差別化を測ったりと言うのはどうなのかな・・・とは思うのですよね。

 ごっこ遊びが嫌なら、最初からJ下部もしくはそれに匹敵するチームのセレクションを受ける事ですよね。



 でも、それに落ちてしまったら・・・ごっこ遊びに甘んじてみるのも選択肢の1つです。

 ごっこ遊びなんて揶揄される少年団からだって、J下部のジュニアユースに合格する子だってそれなりにいますからね。

 要は、考え方1つなんだろうと思うのです。

 「こうじゃなきゃいけない」「こうあるべきだ」・・・って言う思い込みが強過ぎるんじゃないのでしょうかね・・・大人の方が・・・下らない話なんですけど・・・。
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2019年11月20日

ボールをコントロールするんじゃなくて・・・

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 サッカーにミスは付き物です。

 どれだけミスを減らす事が出来るのか・・・ミスをどれだけ挽回できるのか・・・ここを競っていると言っても良い程なんです。

 練習している事の殆どは、ミスをしない様に・・・と言うよりは、ミスをミスじゃ無くす為の方法を身に着ける事・・・なのかも知れません。

 ミスをする度にガッカリして立ち止まっていたら、試合では負けてしまいますからね。(^^;



 ボールを上手にコントロール出来るのであれば、それが勿論一番良いのですが・・・そこまでになるのには相当な時間と練習を必要とします。

 プロの試合を観ていてもミスは付き物なんですから・・・子供達にミスするな・・・って方が無理な話なんです。

 なのに・・・子供も大人も、このミスに対して非常に厳しい態度で臨んでいないでしょうか?

 ミスをする事を責めてしまうのでは、サッカーはサッカーで無くなってしまう様な気がします。



 そもそも相手のミスを誘う為に、ありとあらゆる揺さぶりを掛けるのがサッカーの戦い方でもある訳なんです。

 だから、ボールを持っている者がミスをするのは、ある程度想定内の事でもある訳なんです。

 ミスをミスだと思わせないのが、本当に上手いプレイヤーなのかも知れません。
 
 立て直す技術・・・と言ったら良いのでしょうか・・・。



 ボールをコントロールする技術と言うよりも、ボールに自分が合わせる技術・・・ちょっと、そんな風に視点を変えてみると、上手さの秘密が分かって来るかも知れませんね。

 動きながらボールを扱う事の多いサッカーですから、ボールに合わせて自分の立ち位置や身体の向き、姿勢を合わせて行く必要がある訳なんです。

 そう考えると・・・ボールを上手く操ると言うよりも、身体を上手く操る事が大事なんじゃないか・・・そんな事に気が付きます。

 ボールにばかり気を取られすぎていて、自分の身体の事は余り気にしていないんじゃありませんかね?



 ミスの少ないプレイヤーは、実にこの部分・・・身体の使い方が上手いんです。

 自分の身体を自由に操る事が出来ると言っても良いでしょうかね。

 だから、サッカーが上手になりたければ、自由に動かせる身体を作り上げる事なんだろうと思います。

 まぁ、それが一番難しいのかも知れませんけどね〜。



 ただ、忘れて欲しくないのは、サッカーは足だけで行うスポーツではないと言う事です。

 身体全体を使って表現するのがサッカーです。

 ボールと足だけの関係じゃ無いんですよね。

 本当にサッカーって上手くやろうとすると難しいスポーツですよね・・・。(^^;
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その背中を追い駆けるべきか否か・・・

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 直ぐ上の学年の存在って思いの外大きな物です。

 良い結果を残せば、それに続きたい・・・そう言う思いに駆られる物なんですよね。

 コーチや子供よりも親御さん達の方が・・・って事も多いんです。(^^;

 その後姿を負うべきか否か・・・指導する側としても悩む所なんじゃないのでしょうか・・・。



 結果を残した学年の後輩ともなると、色々な意味でプレッシャーって掛かって来るものなんだろうと思います。

 子供達にも指導者にも・・・。

 どうしても比較されてしまいますからね。

 親御さん達も、自分の学年の事が気になって来てしまうものなんです。



 そう言う焦りにも似た気持ちが、子供達を追い詰めてしまう結果になる事も在ります。

 急に練習量を増やしてしまったり、練習の強度を高め出してしまったり、練習試合をやたらと増やしてしまったり・・・急にスクールに通い出したり・・・。

 等身大の子供達を見る事が出来なくなって来てしまうものなんですよね。

 能力以上の事を求め始めてしまう事も少なくないんです。



 1度火が着いたら消すのが難しいのも、この変なヤル気でもあります。

 大人の方から上がった火の手は、子供達では消す事は先ず出来ませんからね。

 その火災の犠牲者は、子供達なんです。

 全てを燃やし尽くすまで鎮火しない事だってありますから・・・手に負えません。



 知らぬ間に、『やらせる』『強いる』チームになってしまっているなんて事もあります。

 そうなれば、子供達の気持ちなんてもはや関係無い感じですよね。

 大人が掲げた目標に子供達の目標はすり替えられてしまうんです。

 「お前達も先輩達みたいになりたいだろう!」なんて、何度も何度も言って刷り込んで行くんですよね。



 1人壊れ・・・又1人壊れ・・・そうなっても、「あ〜ついてない・・・」くらいにしか思わなくなります。

 結局無理をさせただけ、潰しただけ・・・何の結果も残せなかった・・・そんな学年も身近には在るのかも知れませんよね。

 ただ大人達が勝ちたかったチームの末路なんてそんなものです。

 子供達には一体何が残ったのか・・・。



 強さに惹かれるのは、仕方の無い事なんだろうと思います。

 結果を残したいと願うのも至って自然な事なんでしょう。

 ただ・・・それは、子供達自身がそう思わないと・・・。

 無理強いするだけじゃね・・・。



 強かったチームは、なぜ強かったのか・・・その辺をもう少し考えて欲しいんです。

 そこに集っていた子供達がどんな子達だったのか・・・。

 そして、今目の前にいる子達(我が子)がどんな子達なのか・・・もう一度、冷静に見つめ直して欲しいかなって思います。

 そして何より・・・指導者自身が指導者としての違いを知って貰えたら・・・そう願って止みません。
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2019年11月19日

ピークは何時?

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 小学生の内にピークを迎えてしまう子もいれば、高校やそれ以降にピークを迎える子もいます。

 もちろん、続けて行られれば・・・分かる事なんですけどね。(^^;

 「あの頃がピークだったね」なんて言われる事程寂しい事も無いのかも知れません。

 ただ、現実はそんなものなんです・・・残念ですが。



 サッカー選手がピークを迎えると言われている年齢は、10代後半から20代前半の間と言われています。

 一言でピークと言っても、肉体的なピークもあれば精神的なピークもあって、その両方が高い位置で一致できた時に最高の状態になるのかなって個人的には思っています。

 まぁ、難しい話は専門家に任せるとして・・・。(^^;

 小学生の頃がピークだった・・・なんて言われてしまう子が少なくないのもサッカーと言うスポーツの1つの特徴なんだろうと思うのです。



 どんなスポーツでも、やはりその年代毎に結果を求められる傾向って強いのが現状です。

 これ自体は、悪い事でも無いのだとは思うのですが・・・その為に、無理をし過ぎて(させ過ぎて)しまう事の方が問題視されるべき部分なんです。

 特にサッカーは身体への負担が大きいスポーツで、選手生命の短さは皆さんも良く知っている事と思います。

 平均選手寿命が26歳辺りと言うデータもありますから、他のスポーツと比べていかに肉体を酷使するスポーツなのかが分かるのではないのでしょうか?



 そんなハードなスポーツを小学生の内から必死にやって来れば、身体の何処かに蓄積されて来た物が在っても何の不思議もないのです。
 
 それは何時爆発するかも分からない時限爆弾の様な物なんです。

 早い子なら、小学生の内に・・・サッカー選手としては再起不能となってしまいます。

 情熱を注いで来たサッカーに自身が仕返しされてしまうなんて何とも皮肉な話なんですけどね。



 スポーツで心身を壊してしまうのでは、本末転倒なんだろうと思うのです。

 以前にも述べた通り、スポーツは遊びなんです。

 だから、当然サッカーも遊びの筈なんです。

 余暇に行う遊びの筈なのに、気が付けばサッカー中心の生活を送っている事って子供達には多いんです。



 練習や試合を休む事に罪悪感を感じ、自分を追い込んでしまう事も珍しい事ではないんですよね。

 チーム側にそう言う雰囲気がある事も多く、子供達はその空気に呑み込まれてしまい易いのも事実なんです。

 ともすれば、本来ならブレーキ役になるべき親の方がサッカーに囚われてしまって子供達を追い詰めている事だって珍しく無いのが少年サッカーの世界の現実なんです。

 親が我が子を潰しに掛かってる・・・想像もしたくない事なんですけどね。(^^;



 何処でピークを迎えるかなんて、余り気にする必要も無い事なのだろうとは思います。

 ただ、小学生や中学生で迎えてしまって良い物でもない筈なんですね。

 もっと、緩やかに穏やかにサッカーを楽しみながら長い時間を掛けてピークに持って行くのが理想なんだろうとは思います。

 チームにできないのなら親御さんが、親御さんに出来ないのならチームが、その様に促すのが本来在るべき姿なんだろうと思うのですけどね。



 大人の方が、子供達のピークを常に欲している状態が、少年サッカーの世界では続いているのではないのでしょうかね?

 常にピークなんて、子供達はどれだけ無理をしなければならないのでしょうかね?

 正気の沙汰とは思えませんよ・・・。

 チームはともかく・・・親御さんの方は、もっと長い目でサッカーと言うスポーツとの付き合い方を考えて貰えたら・・・って、そう願わずにはいられません。
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