2019年11月19日
ピークは何時?
小学生の内にピークを迎えてしまう子もいれば、高校やそれ以降にピークを迎える子もいます。
もちろん、続けて行られれば・・・分かる事なんですけどね。(^^;
「あの頃がピークだったね」なんて言われる事程寂しい事も無いのかも知れません。
ただ、現実はそんなものなんです・・・残念ですが。
サッカー選手がピークを迎えると言われている年齢は、10代後半から20代前半の間と言われています。
一言でピークと言っても、肉体的なピークもあれば精神的なピークもあって、その両方が高い位置で一致できた時に最高の状態になるのかなって個人的には思っています。
まぁ、難しい話は専門家に任せるとして・・・。(^^;
小学生の頃がピークだった・・・なんて言われてしまう子が少なくないのもサッカーと言うスポーツの1つの特徴なんだろうと思うのです。
どんなスポーツでも、やはりその年代毎に結果を求められる傾向って強いのが現状です。
これ自体は、悪い事でも無いのだとは思うのですが・・・その為に、無理をし過ぎて(させ過ぎて)しまう事の方が問題視されるべき部分なんです。
特にサッカーは身体への負担が大きいスポーツで、選手生命の短さは皆さんも良く知っている事と思います。
平均選手寿命が26歳辺りと言うデータもありますから、他のスポーツと比べていかに肉体を酷使するスポーツなのかが分かるのではないのでしょうか?
そんなハードなスポーツを小学生の内から必死にやって来れば、身体の何処かに蓄積されて来た物が在っても何の不思議もないのです。
それは何時爆発するかも分からない時限爆弾の様な物なんです。
早い子なら、小学生の内に・・・サッカー選手としては再起不能となってしまいます。
情熱を注いで来たサッカーに自身が仕返しされてしまうなんて何とも皮肉な話なんですけどね。
スポーツで心身を壊してしまうのでは、本末転倒なんだろうと思うのです。
以前にも述べた通り、スポーツは遊びなんです。
だから、当然サッカーも遊びの筈なんです。
余暇に行う遊びの筈なのに、気が付けばサッカー中心の生活を送っている事って子供達には多いんです。
練習や試合を休む事に罪悪感を感じ、自分を追い込んでしまう事も珍しい事ではないんですよね。
チーム側にそう言う雰囲気がある事も多く、子供達はその空気に呑み込まれてしまい易いのも事実なんです。
ともすれば、本来ならブレーキ役になるべき親の方がサッカーに囚われてしまって子供達を追い詰めている事だって珍しく無いのが少年サッカーの世界の現実なんです。
親が我が子を潰しに掛かってる・・・想像もしたくない事なんですけどね。(^^;
何処でピークを迎えるかなんて、余り気にする必要も無い事なのだろうとは思います。
ただ、小学生や中学生で迎えてしまって良い物でもない筈なんですね。
もっと、緩やかに穏やかにサッカーを楽しみながら長い時間を掛けてピークに持って行くのが理想なんだろうとは思います。
チームにできないのなら親御さんが、親御さんに出来ないのならチームが、その様に促すのが本来在るべき姿なんだろうと思うのですけどね。
大人の方が、子供達のピークを常に欲している状態が、少年サッカーの世界では続いているのではないのでしょうかね?
常にピークなんて、子供達はどれだけ無理をしなければならないのでしょうかね?
正気の沙汰とは思えませんよ・・・。
チームはともかく・・・親御さんの方は、もっと長い目でサッカーと言うスポーツとの付き合い方を考えて貰えたら・・・って、そう願わずにはいられません。
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>少年サッカーの世界に入りこんでいたら周りもみんなそうだから週5でサッカーするのもごく普通のことになってしまって、週6の子もいたりしてうちは休んでるほうに入ってしまう…
うちの団も週5ですよ。(^^;
そこまでやらないといけないのは、今だけを見ているから・・・なんだろうと思います。
>異常かもしれないですね(ー ー;)
異常かどうかはさて置き・・・練習日が多いかなって思ったら、親御さんが出席日数をコントロールするとか、子供自信が適度に手を抜く(怠ける)事を覚える事も必要なんでしょうね。(^^;
> ゴールデンエイジという考えもちょっと休めなくさせてると思います。
こちらは、完全に大人の事情ですよね。(笑)
子供達はゴールデンエイジなんて都市伝説を意識してはいないと思います。
二言目には、ゴールデンエイジ、ゴールデンエイジって・・・そんなにありがたい物じゃないのですけどね。(^^;
気になるのなら、ゲームを取り上げて外で元気良く遊ばせた方が何倍も良いですよ・・・マジで。
>神経をつなげとかなきゃ、、みたいな焦りですね(^_^;)
チーム練習でやる事ですか・・・って疑問もありますよ・・・正直。
ただ、身体を充分動かして遊んでいる子供が少ないと言うのもそう言う考え方に拍車を掛けている原因ですからね・・・その責任は誰・・・って感じもするんですけどね。(^^;
> 本人は分からないからちょっと疲れてても休むと言わないですし。
子供は自分の身体の事に未だ鈍感ですからね。
熱が高くても、熱がある自覚のない子も相当いますからね。
疲れともなると・・・本当に、分らないんだと思います。
>でも痛くなってしまうのはダメですよね…息子ももれなく膝、親指の付け根、足首などちょっと負担がかかってしまったようです。
痛みは身体からの警告ですからね。
耳を方向けてあげないといけませにょね。(^^;
子供の時に一生物の障害を負う必要もありませんからね。
適度に力を抜く事もアスリートには必要なんですよ・・・永く続けるためにはね〜。(笑)
>なので最近はちょっとのんびり、痛かったらとか疲れてたら休も(当たり前のことなんですけどね…)と言ってます。
その当たり前の事が、中々出来ない環境があるんですよね・・・恐ろしい話ではあります。
子供達も試合に出たい、レギュラーになりたい、コーチに嫌われたくない、チームメイトに陰口叩かれたくない・・・と色々な思いが入り混じっている事は想像できますよね。
そこを大人がコントロールしてあげて欲しいし、そう言う雰囲気を払拭してもらいたいんです。
>レギュラー争いがない今のチームはその点はすごくいいかもしれないですね、、
物足りなさを感じてしまう親御さんも多いんですよ・・・そう言うチームには。
基礎う事が全て良い事だとは限らないんですけどね。(^^;
今在る環境を大切にしてもらいたいですよね・・・息子さん。
>練習休んでも試合には出れますし(^_^;)
それが当たり前の世界になてくれるとね〜生涯スポーツの仲間入りもできるんですけどね〜。
私も試合当日来た子は全員出してあげています。
そこに変な縛りを設けても仕方が無いですからね。
>チームによっては休みづらいところもあると思います。
そうなんですよ・・・息子達もそうでしたね〜。
怪我しても見学しに来るのが当たり前みたいな雰囲気もありますしね。
私は、病気や怪我の時には見学なんてさせなくても良いから休ませて欲しいと親御さん達にも言っていますよ。
その方が回復は早いですし、やりたい気持ちも倍増しますからね。
>コーチも親も、両方が適度な練習量にしようと思わないとなかなか休めないですよね…難しい問題です。
子供達自身で調整するのは難しいですものね。
ましてや好きでやっているとなるとね〜無理している自覚も無いですから・・・壊れて初めて分かるのでは残念過ぎますからね。
基本、自由参加で良いのだと思うのですよ。
お金払っているから勿体無いって気持ちも分るんですけどね。
子供の心と身体を優先して貰いたい所ではあります。
子供達が異変を口にし始めた時には手遅れ・・・って事の方が多いですからね。
又コメント下さいね!