2019年11月20日
その背中を追い駆けるべきか否か・・・
直ぐ上の学年の存在って思いの外大きな物です。
良い結果を残せば、それに続きたい・・・そう言う思いに駆られる物なんですよね。
コーチや子供よりも親御さん達の方が・・・って事も多いんです。(^^;
その後姿を負うべきか否か・・・指導する側としても悩む所なんじゃないのでしょうか・・・。
結果を残した学年の後輩ともなると、色々な意味でプレッシャーって掛かって来るものなんだろうと思います。
子供達にも指導者にも・・・。
どうしても比較されてしまいますからね。
親御さん達も、自分の学年の事が気になって来てしまうものなんです。
そう言う焦りにも似た気持ちが、子供達を追い詰めてしまう結果になる事も在ります。
急に練習量を増やしてしまったり、練習の強度を高め出してしまったり、練習試合をやたらと増やしてしまったり・・・急にスクールに通い出したり・・・。
等身大の子供達を見る事が出来なくなって来てしまうものなんですよね。
能力以上の事を求め始めてしまう事も少なくないんです。
1度火が着いたら消すのが難しいのも、この変なヤル気でもあります。
大人の方から上がった火の手は、子供達では消す事は先ず出来ませんからね。
その火災の犠牲者は、子供達なんです。
全てを燃やし尽くすまで鎮火しない事だってありますから・・・手に負えません。
知らぬ間に、『やらせる』、『強いる』チームになってしまっているなんて事もあります。
そうなれば、子供達の気持ちなんてもはや関係無い感じですよね。
大人が掲げた目標に子供達の目標はすり替えられてしまうんです。
「お前達も先輩達みたいになりたいだろう!」なんて、何度も何度も言って刷り込んで行くんですよね。
1人壊れ・・・又1人壊れ・・・そうなっても、「あ〜ついてない・・・」くらいにしか思わなくなります。
結局無理をさせただけ、潰しただけ・・・何の結果も残せなかった・・・そんな学年も身近には在るのかも知れませんよね。
ただ大人達が勝ちたかったチームの末路なんてそんなものです。
子供達には一体何が残ったのか・・・。
強さに惹かれるのは、仕方の無い事なんだろうと思います。
結果を残したいと願うのも至って自然な事なんでしょう。
ただ・・・それは、子供達自身がそう思わないと・・・。
無理強いするだけじゃね・・・。
強かったチームは、なぜ強かったのか・・・その辺をもう少し考えて欲しいんです。
そこに集っていた子供達がどんな子達だったのか・・・。
そして、今目の前にいる子達(我が子)がどんな子達なのか・・・もう一度、冷静に見つめ直して欲しいかなって思います。
そして何より・・・指導者自身が指導者としての違いを知って貰えたら・・・そう願って止みません。
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