2012年11月27日
一酸化炭素中毒、気づいた時には体は動かない。
最近では、エコ意識が高いので、スノーヤーのみなさんもスキー場の駐車場や道の駅でアイドリングをしたまま就寝する事は、少なくなったと思います。
しかし、何かのアクシデントなどで急遽その場所に留まり仮眠をとらなければならないような場面に遭遇した時、次のことを覚えておいて下さい。
一酸化炭素中毒症状 - Wikipedia
1時間の暴露では、500ppmで症状が現れはじめ、1000ppmでは顕著な症状、1500ppmで死に至るとされている。一酸化炭素中毒を自覚するのは難しく、危険を察知できずに死に至る場合が多い。
軽症では、頭痛・耳鳴・めまい・嘔気などが出現するが、風邪の症状に似ているため一酸化炭素への対処が遅れる。すると、意識はあるが徐々に体の自由が利かなくなり、一酸化炭素中毒を疑う頃には( または、高い濃度の一酸化炭素を吸った場合には)、自覚症状を覚えることなく急速に昏睡に陥る。この場合、高濃度の一酸化炭素をそのまま吸い続ける悪循環に陥り、やがて呼吸や心機能が抑制されて死に至る。
ヘモグロビンは一酸化炭素と結合すると鮮紅色を呈するため、中毒患者はピンク色の「良い」顔色をしているように見える。
ヤバイ!と気づいたとしても、体の自由がきかずに、そのまま一酸化炭素を吸い続けることしかできずに、死に至る。
怖いですね。十分気をつけましょう。
おわり。
【snowの最新記事】