2012年11月18日
スノーアンバサダー
ネスカフェさんが新しい仕掛けを放った。
「ネスカフェ アンバサダー」
要するに、ネスカフェのファンの方を応援団長に仕立てようとの作戦。
この企画の面白いところは、ただ単に応援してくださいと言ってるだけじゃなく、ギブアンドテイクでちゃんとメリットも提供しているところにあると思います。
スノーに関して、新規顧客を増やす施策として、リクルートさんの「雪マジ19!」や休眠層の再呼び込みにファミリー層をターゲットとした、子供無料などがあります。
どれもインパクトがあり効果的だと思います。スノーを始めるきっかけの4割以上は「誰かに誘われて」との統計もありますので、これらはトリガーに成りうるでしょう。
それ以外で、普通に友達を誘ってゲレンデに行った場合には、一部のスキー場で指導員の資格を持っていれば、リフト券無料などの対応を行っているところもありますが、まだまだ少ないです。
スノースポーツの経験が無い方を誘うと、決まって帰ってくる言葉が、寒いからや朝早いのは苦手とかです。
コアなスノーヤーのみなさんは、これらの攻撃をかわして、ゲレンデの楽しさを伝え雪山に連れ出すのに大変な苦労をされています。(もう諦めちゃった方も多いかも)
こんなに頑張って、スキー場にお客様を連れて行っているのに、スキー場は今までなんの見返りも返してこなかったじゃないか!と声を大にして言いたい!
ただ単に友達と一緒に滑りに行っただけとかに対しての事ではなく、未経験者をスノーに目覚めさせたその努力に対してと言う意味です。
この事を、何人かの関係者の方に話したことがあります。その時に帰ってくる返事が「じゃあ、その方が始めてってどうやって証明するの?」
実はこの宿題に10年ぐらい悩んでいます。そして未だに答えは見つかっていません。
ところが、こんな対応をしているスキー場もあります。
「久しぶりのスキー応援企画:「久しぶり」の判断は自己申告制。10年間遠ざかっている位が目安。リフト5時間+スキー・ウェアーのフルレンタルつき 1名さま 5,000円」
そうだよ!性善説でいいじゃないか。上記の企画の場合は、「久しぶり」だけど、初めての方は例えば、ウェアと板一式をレンタルした場合は、それで「始めてを認定」しても良いんじゃないの?
そんな未経験者を雪山へ連れ出した方を「スノーアンバサダー」として、何かメリットを設定するスキー場さん、居ませんかぁ〜!
【snowの最新記事】
この記事へのコメント