スマホは生活の一部です

こんにちばんわバンビです。

少しノスタルジックに。

アップルは2017年7月27日、オンラインストアから「iPod Nano」と「iPod Shuffle」を静かに消えました。

アップルが音楽プレイヤーの歴史を変えたiPodシリーズを実質終了したと見て間違いない。
かつて爆発的な人気を誇ったiPodは、約16年かけて計4億台も売れたのです。
かくいうバンビも持っていました。親指でなぞるクリックホイールの感触は今でもスゴイ衝撃として残っています。
今見てもカッコいい


では、何を残してどんな歴史を変えたのか、少し感がえてみましょう。

わたしたちの音楽はまだ「CD」→「テープ」or「MD」の時代でした。
聞きたい曲は、まずなんの媒体に入っているのか探して、しかもすぐには聞けなかった。


それが、1個の手持ち式HDDに変わったのです。
聞きたい曲はホイールを回せば出てくる。

「自分の音楽のすべて」を持ち歩けたのだ。
テープやMDをガジェットと別に持ち歩く必要もない。

これは、音楽業界で革命がおきた。

皮肉にも音楽業界の終焉の音、【違法コピー】の爆発的流行と共にやってきたのだ。

よく考えてみれば容易に考えつく。
だれが5-6000曲も購入できるか？

まず無理だ。

当時のシングル1,000円　アルバム3〜5,000円
12曲アルバムを1,500,000円分買って4,500曲だ。


「自分の音楽のすべて」を入れたい気持ちが、【違法コピー】を加速させ
アップルが開拓したiPodの市場である、音楽業界の終焉を加速させたのだ。

音楽業界の革命と終焉を同時にもたらした。

でも今、その技術はさまざまな音楽提供アプリに影響をもたらしている。

いつの日か、むかしiPodがあったと思い出すことになると思います。