2017年09月19日
【集大成】と【未来】どっちが好きですか?
こんにちばんわバンビです。
人生においても、必ず判断する場面がある【集大成】と【未来】
二者択一の場合、すんごく悩みますよね。
何年もかけた【集大成】を選ぶのか・・・
数年先を見た【未来】を選ぶのか・・・
・・・・と
入りは【心理学】っぽいですが
今回は【iPhone】のお話です。
2017年は、初代iPhoneが登場してから丸10年を迎えた年。
発表されたのは、
【過去10年の集大成】
と
【次の10年に向けた布石】
の2つだった。
前者が「iPhone 8/8 Plus」、後者が「iPhone X」です。
「iPhoneにとって飛躍的な新製品」と紹介したのが、iPhone 8とiPhone 8 Plusです。
ディスプレイサイズは4.7型、5.5型と、iPhone 6/6 Plus以降の枠組みを継承しながら、背面にもガラスを使い、デザインには変化を持たせています。ガラスを用いることで、ワイヤレス充電に対応できたのも、iPhone 8/8 Plusの大きな特徴の1つですね。ワイヤレス充電はQi方式に準拠しているため、これまで他の機器のために販売されてきたチャージャーも利用できます。
スマートフォンの頭脳ともいえるプロセッサも一新。
iPhone 8/8 Plusに搭載されたのは、「A11 Bionic」。CPU部分は6コアの構成で、高パフォーマンスの2コアと、省電力のコア4つからなる。これによって、1世代前の「A10 Fusion」よりも「25%高速化されている」(フィル・シラー上級副社長)。省電力の4コアは、さらにパフォーマンスが上がっており、A10 Fusionよりも70%速度が上がっています。
デュアルカメラを搭載したiPhone 8 Plusは、人物撮影の際に、人物と背景を見分け、背景にボカしをかけることが可能。これに加えて、4種類の照明効果(ポートレートライティング)をかけ、人物の輪郭をよりクッキリさせたり、背景を消してモノクロの陰影がはっきりした写真を撮ったりできる。この人物だけを抽出する処理に、AIが用いられている。もちろん、カメラ自体もフィルターが変わったことで、より色鮮やかになり、低照度時のノイズも減ります。
クック氏が「過去10年で、これらのイノベーションを築いてきた」と語り、プレゼンテーションで挙げていたマルチタッチ、App Store、Retinaディスプレイ、iMessage、Facetime、Touch ID、Apple Payなどは全て継承。LTEの速度も下り最大800Mbpsに向上するなど、過去10年の集大成的なモデルに仕上がっています。
成熟しつつあるスマートフォン業界に新たな風を吹き込む端末というより、これまでのiPhoneユーザーが満足して使える、王道の戦略に基づいてできた端末ともいえるでしょうね。
初代iPhoneから続く枠組みが残るiPhone 8/8 Plusに対して、「スマートフォンの将来といえる」存在だとクック氏が語るのが、iPhone Xです。
iPhoneが今後、どのような進化をたどっていくのかを示す意味合いもある。
ある意味これからの10年に対する産声を上げた赤ちゃんの誕生なのです。
iPhone Xは、上下左右ギリギリまでディスプレイが広がっており、“ほぼ全てが画面”といえる状態。
従来のiPhoneと比べ、ディスプレイは縦長になり、アスペクト比が18:9よりやや縦長になった。iPhone 8/8 Plusにはない、HDRディスプレイもサポート。映像をより臨場感のある形で楽しめるようになったと同時に、横幅が大きく増したわけではないため、手にもしっかりとフィットする。
ディスプレイの変化に伴い、操作の作法も変わった。10年間搭載され続け、iPhoneの象徴でもあったホームボタンが取り除かれているからだ。
これこそが、次の10年に対する提示なのです。
ディスプレイだけでなく、「将来のスマートフォンのロック解除方法」(シラー氏)を提案してきたのは、ホームボタンがなくなった結果、iPhone Xでは、指紋センサーが搭載されていない。代わりに採用されたのが、顔認証の「Face ID」です。
iPhone Xはトレンドにいち早くキャッチアップしつつ、さらにApple流の味つけまでして見せたのです。
人は変化を嫌います。
臆病になります。
しかし良いと思える変化も、悪いと思える変化も、すべて受け入れると新しい何かが見えるかもしれません。
そしてスティーブ・ジョブズはすでに2027年を見ていたのかも知れませんね。
人生においても、必ず判断する場面がある【集大成】と【未来】
二者択一の場合、すんごく悩みますよね。
何年もかけた【集大成】を選ぶのか・・・
数年先を見た【未来】を選ぶのか・・・
・・・・と
入りは【心理学】っぽいですが
今回は【iPhone】のお話です。
2017年は、初代iPhoneが登場してから丸10年を迎えた年。
発表されたのは、
【過去10年の集大成】
と
【次の10年に向けた布石】
の2つだった。
前者が「iPhone 8/8 Plus」、後者が「iPhone X」です。
10年かけてたどりついたiPhoneの完成形
「iPhoneにとって飛躍的な新製品」と紹介したのが、iPhone 8とiPhone 8 Plusです。
ディスプレイサイズは4.7型、5.5型と、iPhone 6/6 Plus以降の枠組みを継承しながら、背面にもガラスを使い、デザインには変化を持たせています。ガラスを用いることで、ワイヤレス充電に対応できたのも、iPhone 8/8 Plusの大きな特徴の1つですね。ワイヤレス充電はQi方式に準拠しているため、これまで他の機器のために販売されてきたチャージャーも利用できます。
スマートフォンの頭脳ともいえるプロセッサも一新。
iPhone 8/8 Plusに搭載されたのは、「A11 Bionic」。CPU部分は6コアの構成で、高パフォーマンスの2コアと、省電力のコア4つからなる。これによって、1世代前の「A10 Fusion」よりも「25%高速化されている」(フィル・シラー上級副社長)。省電力の4コアは、さらにパフォーマンスが上がっており、A10 Fusionよりも70%速度が上がっています。
デュアルカメラを搭載したiPhone 8 Plusは、人物撮影の際に、人物と背景を見分け、背景にボカしをかけることが可能。これに加えて、4種類の照明効果(ポートレートライティング)をかけ、人物の輪郭をよりクッキリさせたり、背景を消してモノクロの陰影がはっきりした写真を撮ったりできる。この人物だけを抽出する処理に、AIが用いられている。もちろん、カメラ自体もフィルターが変わったことで、より色鮮やかになり、低照度時のノイズも減ります。
クック氏が「過去10年で、これらのイノベーションを築いてきた」と語り、プレゼンテーションで挙げていたマルチタッチ、App Store、Retinaディスプレイ、iMessage、Facetime、Touch ID、Apple Payなどは全て継承。LTEの速度も下り最大800Mbpsに向上するなど、過去10年の集大成的なモデルに仕上がっています。
成熟しつつあるスマートフォン業界に新たな風を吹き込む端末というより、これまでのiPhoneユーザーが満足して使える、王道の戦略に基づいてできた端末ともいえるでしょうね。
スマートフォンの「未来」を示したiPhone X
初代iPhoneから続く枠組みが残るiPhone 8/8 Plusに対して、「スマートフォンの将来といえる」存在だとクック氏が語るのが、iPhone Xです。
iPhoneが今後、どのような進化をたどっていくのかを示す意味合いもある。
ある意味これからの10年に対する産声を上げた赤ちゃんの誕生なのです。
iPhone Xは、上下左右ギリギリまでディスプレイが広がっており、“ほぼ全てが画面”といえる状態。
従来のiPhoneと比べ、ディスプレイは縦長になり、アスペクト比が18:9よりやや縦長になった。iPhone 8/8 Plusにはない、HDRディスプレイもサポート。映像をより臨場感のある形で楽しめるようになったと同時に、横幅が大きく増したわけではないため、手にもしっかりとフィットする。
ディスプレイの変化に伴い、操作の作法も変わった。10年間搭載され続け、iPhoneの象徴でもあったホームボタンが取り除かれているからだ。
これこそが、次の10年に対する提示なのです。
ディスプレイだけでなく、「将来のスマートフォンのロック解除方法」(シラー氏)を提案してきたのは、ホームボタンがなくなった結果、iPhone Xでは、指紋センサーが搭載されていない。代わりに採用されたのが、顔認証の「Face ID」です。
iPhone Xはトレンドにいち早くキャッチアップしつつ、さらにApple流の味つけまでして見せたのです。
人は変化を嫌います。
臆病になります。
しかし良いと思える変化も、悪いと思える変化も、すべて受け入れると新しい何かが見えるかもしれません。
そしてスティーブ・ジョブズはすでに2027年を見ていたのかも知れませんね。
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