のんき鯖トラ猫との海外生活

はーーーーーっ。

今日は、ちょっと落ち込んでおります、

というか、いろいろ考えさせられております。

子供（10歳）が、こちらで陸上をやっているのですが、

毎年12月に西オーストラリア州全体の大会が開催されるんです。

うちの子は、所属するクラブチームの予選で、100m走も400m走も

5位になり、

4×100ｍリレーと、4×400ｍリレーの両方で

補欠に選ばれました。

何十人も所属している子供達が居る中で、上位5位に入り、

補欠でも選ばれるだけ凄いことなので、褒めてあげなければいけないのですが、

「補欠～、そんなんなら行かなくていいよ～！

補欠で行って、うれしいの？」と、

思ってしまったんです。それに対して、子供は、

「チームの一員として、チームをサポート

できるのなら、自分は走れなかったとしても、

補欠でも、とってもうれしい。」と。

この返答を聞いて、

「あ～、私はなんて心が汚れちゃったんだろう。」と

とても反省したんです。

そして、昨晩、本大会に向けての練習を兼ねた

地区大会がありました。

そこで、4×100ｍのチームは、大会記録に迫る

ぶっちぎりの一位でゴールしたのですが、

なんと、チームの一人がバトンパスの時に、隣のレーンに入ってしまったとの事で、

失格になってしまいました。

レース後に、「反則を犯した子は、チームの子に

責められなかったの？大丈夫だったの？」

と、うちの子供に聞いたら、

「そんなこという子は誰も居ないよ。

反則をしちゃった本人が、一番良くわかってる。

コーチだって、何も言わないよ。その子を責めても、

誰の為にもならないこと、みんな判ってる。」と。

そこでまた、「あー、私は心の底から汚れちゃってる」と、

愕然としました。

実は、「えーっ、あんなにみんなで練習してきたのに、

反則で失格！！もうがっかり！！」って思ってしまったんです。

なんだか、10歳の子供に、教わることが多くて、

恥ずかしいです。

私、一体どこでこんなに汚れちゃったんでしょうか。

子供を育てる資格、ありません。

こんな長～い愚痴を、読んでいただいてありがとうございました。