自身法性の大地を、生死生死と転り行くなり云々。
『日蓮大聖人御書全集 新版』1010頁(御義口伝)
「生死生死と転り行くなり」といっても、現在、生きている我々からすると死というのは、先々のことであり、生死がめぐるとは実感しづらいところがあります。
これを寝ている時と起きている時と考えると、起きては寝て、起きては寝てとめぐるものだと感じやすくなります。
規則正しく起床と睡眠とがめぐりゆくならば、体が健康になるだけでなく精神的にも健康になります。端的に言うと成仏しているともいえます。
現代において、特に日本人は睡眠が足りていないといわれています。適正な睡眠時間を確保することが成仏への道といえましょう。