今、日蓮等の類い、聖霊を訪う時、法華経を読誦し南無妙法蓮華経と唱え奉る時、題目の光無間に至って即身成仏せしむ。
『日蓮大聖人御書全集 新版』991頁(御義口伝)
先祖をはじめ、身内で亡くなった人々、また、縁のあった人で亡くなった人々に対して、追善供養を行いますが、この御文は、まさに追善供養の御文ですね。
我々は、本尊に向かい、方便品、如来寿量品を読誦し、南無妙法蓮華経と題目を唱えます。この題目の光が、無間地獄にまで届き、亡くなった人々を即身成仏させるというのですね。
追善供養の題目は、どこまでも届くという法門ですが、日蓮仏法は力強いと感じますね。何のためらいもなく、追善供養により死者は成仏しますと言っているわけであり、この確信が、所謂、信仰というものですね。我々は、このような信仰を持つべきですね。