「ほとんどすべての本は何らかの国語で書かれている。一つの言語を読むことができるのは、読書道楽の最小の前提である。その言語の数が多くなれば、それだけ道楽の範囲も広くなるだろう」(『加藤周一自選集』第9巻 岩波書店 168頁)
我々からすれば、読書道楽で使用している言語は日本語ということになります。
幸い、日本においては、たくさんの書籍があり、読書道楽に事欠くことはありません。
日本語だけでなく、他の言語でも読書道楽をしてみたいと考えた場合、どの言語がよいのでしょうか。
やはり、中学、高校で勉強した英語が妥当でしょうね。
ドイツ語、フランス語といっても大学の教養課程でかじった程度では読書道楽の次元には至りませんね。
また、書籍に限らず、インターネットでの文章を読むことを考えると、断然、英語の分量が抜きん出ています。
何はともあれ、英語を使用して読書道楽、インターネット道楽ができるようになりたいものです。
ドイツ語、フランス語等々の他の言語の作品であっても、ほとんど英語の翻訳があります。
日本語での翻訳がない場合、英語の翻訳を利用するという視点は大切かもしれませんね。
英語を使えるようになりたいということで、英語を学ぶ人が多いわけですが、ビジネスに活用できるという点でのモチベーションだけでなく、単なる道楽のために学ぶというモチベーションも大切な気がします。
あまりビジネス、ビジネスしてしまうのも、どうかと思いますね。
気楽に英語を学びたいと思っています。
そうはいっても、道楽とはいえ、いい加減な英語力では何にもなりませんので、徹底的にマスターするという気概や英語習得の戦略は持っておきたいですね。
いずれにしても、日本語だけでなく英語でも読書道楽ができるよう、英語を学んでいきたいと思います。