2019年04月17日
鵜ノ尾埼灯台へ(3)松川浦大橋にて
松川浦大橋。
外洋と松川浦とを結ぶ水路に架かる橋である。
この水路は、松川浦の北側にあり、外洋と唯一繋がっている。
多くの漁船がこの水路を通り、松川浦漁港と行き来をしている。
松川浦漁港の登録者が増加してきた頃に、外洋側に新松川浦漁港の建設が計画された.。
その際に、松川浦大橋の建設計画が検討されたという。
松川浦県立自然公園に位置することから、架橋にあたって松川浦大橋検討委員会が設置され、多方面からの意見を元に、景観に対して配慮がなされたとのことである。
松川浦漁港改修工事の一環として1992年(平成3年)7月から工事が行われ、1995年(平成6年)3月に開通している。
これまで観光客は、観光船で対岸へ渡っていたが、これ以降は車で対岸に行くことができるようになり、ますます人気のスポットになっている。
潮流の激しい浦口部に橋桁が設置されると、航行する船舶の衝突の危険性があるために、陸地に橋桁を設置する3径間連続PC斜張橋での整備が決定したという。
「斜張橋」とは橋の形式の1つで、塔から斜めに張ったケーブルを、橋桁に直接つなぎ支える構造のものである。松川浦大橋では、ケーブル同士が平行に張られたハープ型が採用されている。
2011年3月の東日本大震災による津波により、橋本体に影響は少なかったものの、この先の市道に甚大な被害が発生したため通行止めとなった。
以後は工事車両のみ通行が可能であったが、2017年(平成29年)4月8日におよそ6年ぶりに一般車両の通行が再開された。
2017年の時点では、橋を渡った先は未だ通行止めとなっていたが、2018年(平成30年)4月21日におよそ7年ぶりに開通となった。
新松川浦漁港も整備され、堤防なども復旧されている。
堤防で釣りを楽しむ人もいるようだ。
砂浜の先に見える岸壁の先端に、鵜ノ尾埼灯台がある。
詳細はウィキペディア(Wikipedia)<松川浦大橋>を参照
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