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2016年02月04日

『折れた竜骨』米澤穂信

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ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。

その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。

ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた・・・。

自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の魔術に斃れた父、“走狗”候補の八人の容疑者、いずれ劣らぬ怪しげな傭兵たち、沈められた封印の鐘、鍵のかかった塔上の牢から忽然と消えた不死の青年―

そして甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ?

魔術や呪いが跋扈する世界の中で、「推理」の力は果たして真相に辿り着くことができるのか?

現在最も注目を集める俊英が新境地に挑んだ、魔術と剣と謎解きの巨編登場。

[BOOKデータベースより]



第64回日本推理作家協会賞受賞作です。


中世ヨーロッパを舞台にしたファンタジー&ミステリー。

カタカナの登場人物はちょっと苦手ですが、最後まで読めました。

私、この人の作品は読みやすいときと読みにくいときがあるもので・・・(-"-;A

タイトルのセンスもいいです。


犯人は途中で分かっちゃいました。


領主はアダムよりアミーナのがいいのになぁ。

トーステンがアミーナを助ける場面がよかったです。

ニコラとアミーナのその後が気になります。




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posted by Karin at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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