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2016年01月29日

『ばんば憑き』宮部みゆき

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湯治旅の帰途、若夫婦が雨で足止めになった老女との相部屋を引き受けた。

不機嫌な若妻をよそに、世話を焼く婿養子の夫に老女が語り出したのは、五十年前の忌まわしい出来事だった・・・。

表題作「ばんば憑き」のほか、『日暮らし』の政五郎親分とおでこが謎を解き明かす「お文の影」、『あんじゅう』の青野利一郎と悪童三人組が奮闘する「討債鬼」など、宮部みゆきの江戸物を縦断する傑作全六編。

[BOOKデータベースより]


「坊主の壺」「お文の影」「博打眼」「討債鬼」「ばんば憑き」「野槌の墓」の6作品が収録されています。

「博打眼」はどこかで読んだことがあると思ったら、やっぱり『Anniversary50』(カッパ・ノベルズ創刊50周年記念作品)で読んでました。


短い話でしたが、一つ一つしっかりしてました。

表題作はぞくっとしました。

ほろりときちゃった『野槌の墓』もよかったです。

怖いだけでなく、切なさや悲しさも感じられる作品でした。


ばんば憑き [ 宮部みゆき ]

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感想(12件)





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posted by Karin at 05:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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