2015年12月04日
『交渉人・籠城』五十嵐貴久
喫茶店の店主が客を監禁・篭城する事件が発生した。
交渉人に任命された遠野麻衣子に、篭城犯は「テレビカメラを駐車場に入れ、事件を中継しろ」と要求する。
過去に犯人の幼い娘が少年によって惨殺された事件に動機があると推察するが、麻衣子たちは要求の真意を計りかねていた。
そこへさらに突きつけられたのが、警察としては決して呑めない前代未聞の要求だった。
解決策を探ろうと必死の交渉を続ける麻衣子の耳に、いきなり女性の悲鳴が聞こえる―。
[BOOKデータベースより]
少年法について考えさせられました(-"-;A
本当に難しい問題です。
後味は悪いです。
先は読める展開で、ちょっとダラダラした場面もありましたが、すらすらと最後まで読み進められました。
もっと交渉のやりとりをメインにしてほしかったです。
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