2015年11月06日
『Xの悲劇』エラリイ・クイーン
ニューヨークの市街電車で起こった事件は、サム警視の頭を悩ませるに充分なほど不可解なものだった。
突然の豪雨を避けるため、婚約者や友人たちと市電に乗った株式仲買人が、なかでくずれるように倒れた。
上着のポケットに入っていた奇妙な凶器で殺されたらしいのだが、密室状況の車内には被害者に悪意を抱くものが大勢いた。
サム警視は事件の解決を元俳優の探偵ドルリイ・レーンに依頼するが、第2、第3の殺人が発生するにおよび、事件は意外な様相を呈しはじめる。
巨匠エラリイ・クイーンが若き日にものにした本格ミステリの傑作。
新薬決定版。
[BOOKデータベースより]
Yも面白かったけど、Xも楽しめました。
解説もなるほどねと。
これをあらわしていたのか〜とダイイングメッセージにびっくりでした。
バス、船、列車と殺人の舞台が変わっていきますが、
その乗り物の特徴を上手く利用しているなぁと思いました。
ニコチンは怖いっ。
次は『Zの悲劇』を読もう。
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