2015年07月10日
『さよなら妖精』米澤穂信
一九九一年四月。
雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。
遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。
彼女と過ごす、謎に満ちた日常。
そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。
覗き込んでくる目、カールがかった黒髪、白い首筋、『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。
謎を解く鍵は記憶のなかにー。
忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。
気鋭の新人が贈る清新な力作。
[BOOKデータベースより]
ユーゴスラヴィアで実際に起こっていたことを取り上げていましたが、
私はほとんどこの地域のことについて知らなかったことにショックを受けました。
守屋がマーヤの言葉から、マーヤの戻って行った地域を割り出すところでは、
ドキドキしながらページをめくりました。
守屋よりも先に真相を知っていたセンドーは苦しかっただろうなと思います(T_T)
ミステリ・フロンティアから出ていますが、ミステリーとしては物足りないです。
切なく、悲しい作品でした・・・。
もっと世界に目を向けないとな。
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