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2023年03月28日
『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』―5―
自分も他人も癒して自由に生きるSAIです。
本日は、私がずっと生きづらさを感じてきた原因の一つである「親子問題」についての素晴らしい本に出会ったので
そのご紹介をさせていただこうと思います。
それはこちらです↓
【表紙】
【裏表紙】
ご説明はかなり私の主観で切り取ったものとなります。また、私自身の気持ちを整理して次に進む為の目的もあるので、偏りがあったり感情的でご不快を与えてしまうこともあるかもしれないことご了承ください。
最初は本1冊全体を1記事にまとめてご紹介しようとしたのですが長文になってしまったので、複数回に記事を分けることにしました。
今回は第5章で終わった前回の記事の続きで、第6章です。
「囲み」をしてある部分は、全て本からの引用になります。
『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』
Meet freedom to live yourself.
親との苦しい関係を終わらせ、自分の人生を生きる方法
「親を大切に」という考えを捨てたら自由になりました。
〈本のタイトル、帯より引用〉
Contents
第1章 「親との関係」に悩んでいるのはあなただけじゃない
第2章 子どもを支配し続ける親の心理
第3章 親子関係に「境界線」が必要な理由
第4章 大人の親子関係相談いろいろ
第5章 親と距離をとる方法と注意点
第6章 自分の人生を前向きに生きていくために
第1章からけっこう重めの内容で、第5章は特に自分にとって重かったのですが、第6章の最後は希望を感じられる内容です。
第6章 自分の人生を前向きに生きていくために
健全な親子関係をつくろう
- 大丈夫。あなたは力を持っている
- 大丈夫。親も力を持っている
- 親の自立は子どもの自立よりも時間がかかる
親との間に境界線を引き、支配や共依存を逃れられたら、まず新しく健全な親子関係を築いていきましょうとのことです。
これまでの親からの支配が強いと、子ども側のあなたは「自分には力はない」と思ってしまうかもしれません。でも著者の川島さんは「大丈夫。あなたは力を持っている」と言ってくださっています。
人に優しくできたり、他人の心の痛みが分かるようになったり、問題のある親の元で生き抜いてきた人には沢山の力があるから、自分の力を信じて親と対等の関係になるのが大切だそうです。
親に「私はこっちのほうが好きだから」とか「それはあなたの考え方で、私の考え方ではない」というスタンスをとって良いというのは、親じゃない対人関係についても言えることのように思いました。
対人関係がギクシャクする場合というのは、互いの立場を尊重できなかったり、領域侵害な言動をしてしまうことが原因にもあるように思います。
そして親に支配されてきた子どもだった人は、遠慮し過ぎて自分を尊重するのが苦手になりやすいような気がします。
やはり親子関係が対人関係の基本になるのだと、改めて思いました。
また「あなたは力を持っている」のと同じように「親も力を持っている」ことを理解しましょうとのことです。これは、親に依存させてきてしまった子ども側の人へのアドバイスになりそうです。
親に依存させるというのは優しさのようにも見えますが、「親には力はない」と思い込み、実は「親を下に置く」行為とも言えるようです。
子どもの時に嫁姑問題の調停の為、よく愚痴の聞き役をしてきた私は「すでにあなたが愚痴を聞くとか慰めるなどの心の世話をしなくなっているなら、親は依存せず、少しずつでも自分の力で生きていることになります」と書かれているのを見て、今の私は物理的にも心理的にも親に距離を取れてきたから依存を逃れているけど、昔は私が依存させていたのかと理解しました。
「言いたいことを聞いてあげて親の気が済むなら」、「嫁と姑で近い距離で毎日暮らしていたら不満が出るのもしょうがない」、そんな気遣いのつもりだったけど。それが私の役に立てる方法、役割かと思っていたけど、ある意味どこかで私は大人を子ども扱いしていたのかもしれません。実際、私はオムツ交換して食事させてもらって成長してきた立場でありながら、子どもの身分で母親を幼稚だと思うこともありました。
「親にも力があるし、その力を伸ばしていけると信じて見守りましょう」というのも、私にとっては対人関係についても言えそうです。
集団の中だと「自分が何とかしなければ」と考えがちで、人に頼んだり頼ったりできない。そうしないと他人任せ、無責任な気がしてしまう。でもそれは、そんなつもりは無かったけど「君は人を信じていない」と言われてしまいました。
ある「人格形成ビジネス」のセミナーに参加した時、「これまでのやり方で上手くいっていないなら、違うやり方にしてみる」というお話を聞いたり、あとはスピリチュアルのお話で「自分がしんどいことは無理にやらない」というのも聞いたり…色々根拠はあるのですが、今、一つ実験をしてみています。
それは、これまでだったら自分がやらなくちゃと行動してきたことを、あえて自分は動かないでみる。人が動いてくださることに頼る、ということです。
それから、私には恋愛感情が無くて、男女関係の心理についても全く分からないし想像がつきません。でも、とてもそのようなことに詳しい方のお話で「男性が女性にプレゼントをして、女性が喜んでそれを受け取る、それが最もお互いに幸せな関係」というものがありました。
私は男女や年齢の上下問わず、例えば食事など奢ってもらうのは申し訳ないと遠慮してしまいます。奢ってもらえるもの、と考えたこともありませんでした。
恋愛上手な女性は、奢られ上手、甘え上手というお話も聞きました。
逆に相手に尽くす女性は、結婚しても男性から「母親」や「家政婦」扱いされて幸せになれないし、男性を自立させられない「下げマン」になるとのことでした。私の思考回路には皆無なお話で、すごく衝撃的でした。
そのようなお話も参考に、私は集団の中で自分が動き過ぎるのはそのグループの自立を阻害してしまうものかもしれないと思うようになり、個々の自立心を信じて見守る努力を始めました。
つまり人が動いてくださるのに頼る、自主性を信じて見守る、それが私の今の人間関係における実験です。「人を信じる」とはどういうことなのか、実践で学んでいます。
「親の自立は子どもの自立より時間がかかる」とのことで、それは何となく予想はできたけど、数年単位、とても早くても1〜1年半もかかるそうです。
親の自立の為、子ども側の人にできることは何か?
ここまでに、問題を親に指摘するのは逆効果というようなお話がありましたが、子ども側の人にできるのは、自分の在り方を変えることのようです。それは親の支配や依存を受け入れず、自己犠牲をやめ、新しい一歩を踏み出し、自分の感覚を大事にして生きるとのことです。
そうすると結果的に親も自分の人生に向き合い始め、自分の力で幸せになるそうです。
私は今、親の求めに応えていないことに罪悪感をゼロにはできていなくて、でも私が関わっていない今の時間、親が自分と向き合ってくれていたら良いなと思いました。
どんなに否定されても自分が納得していればいい
- 兄弟姉妹が否定してくるとき
- 親戚が否定してくるとき
- 友人や知人が否定してくるとき
- パートナーが否定してくるとき
- あなたのことをわかってくれる人はたくさんいる
「どんなに否定されても自分が納得していればいい」の項目のところでは、親から距離をとる選択をしたことを『兄弟姉妹』、『親戚』、『友人や知人』、『パートナー』から否定された場合についてそれぞれ説明されています。
私は人間関係が少ないので、これらについての悩みは少なめです。ただ知人と話の流れで親について話した時、私の言動を否定されたことはありました。
私が「正にこれ」と思った部分を引用いたします。「否定してくる人たちは、『この世に問題を抱えている親が存在している』ということを知らないし、あなたがそんな親から心を傷つけられながら支配や依存を受けてきたということも理解できません」。
兄弟姉妹、パートナー、親戚に比べたら知人には自分の親との利害関係は無いことがほとんどだと思うので、この相手側の“不理解”というのが最も純粋な形で原因になりそうです。
もし親から離れるという選択をしたけど、誰かから否定されて辛かったり、自分の選択に迷いを感じてらっしゃる方は、この部分をお読みいただいたらあなたは間違っていないことを後押ししてもらえると思います。
誰に否定されても、あなたは間違っていない。あなたのように親に苦しみ、距離をとり、それを他人から否定され、でも今は幸せになっている人が沢山居る!
自分を解放しよう
- 目指すのは親を「赦す(ゆるす)」こと
- 選択の基準は自分の感覚でいい
- 「自分には何もない…」と感じたら
- あなたはいつでも変わることができる!
親と距離をとり、親子問題を俯瞰できるくらいになったら、次は「自分を解放しよう」という説明がされています。
自身のこれまでの親子問題を冷静に見られるようになると、親に対して憎しみや怒りが湧いて、許せない気持ちになるかもしれません。許せない自分は心が狭いのではと思ってしまうかもしれませんが、「許さなくてもいい」とのことです。
それは例え許したとしても、親子問題の解決には繋がらないからだそうです。
そこで目指すべきは「赦す(ゆるす)」という、「過去の罪は消えないけど、親を責めることにこだわらないという考え方」だそうです。
親を責め続けるのは、自分から親に執着し続けてしまうことでもあり、自分の人生に向き合えていないことになります。
自分の人生に向き合うには、自分の感覚を信じて好きな方を選んで生きていくとのことです。でも、それはワガママなのではないか、という思いが浮かぶかもしれません。私もよく悩みます。
“ワガママ”と“自立”の違いは「境界線を乗り越えて他人を傷つけず、『自分の力で生きる責任』を果たして」いるかどうかのようです。
これは親子関係に限らず全ての人間関係について言えそうです。
この“ワガママ”と“自立”の違いは、今はSNSが発達して様々なトラブルもあるし、それ以前に社会で生きる前提として、多くの人が義務教育で学んでおくべきくらいの価値もありそうな気がします。
どこが境界線なのか、ケースバイケースになったり、なかなか“正解”を見つけるのは難しいかもしれません。でもこのような知識を多くの人が持っていたら、防げるトラブルもあるかもしれないと思いました。
いざ自分の“好き”を選んで生きて良いと言われても、これまで親に支配されて生きてきた方には難しく感じるかもしれません。
そのような時は小さな事からトレーニングするつもりでやってみると良いそうです。例えば、行きたい場所へ行く、見たいものを見る、食べたいものを食べる、など。
そうしていると心の楽しい、嬉しいという感覚が養われて自分の好き嫌いも分かってくるそうです。
例えば「母親だから」や「妻だから」とか、立場で自分を制限してしまって、自分の本当の望みに気づけていない人が多くて、そのような方々がいわゆるその「メンタルブロック」を壊して、本当に自分の望む生き方をするのにも、上と同じく「小さな自分の好き」にまず従って行動するというお話をスピリチュアルの「引き寄せの法則」でよく聞きます。
また「幸せな人は自分の機嫌は自分でとっている」と言われるのも、自分の好きや心地よさを選択することが幸せにつながる、幸せそのものである、ということなのかもしれないと思いました。
自分の好きに従って生きる自信が無い場合は「一人旅」や「一人暮らし」で自分の感覚を知ったり養っていくことが提案されています。
私はHSP気質で、親ばかりではなく他人の気持ちも考え過ぎて自分の本心が分からなくなってしまうので、これらの単独行動は私も大好きで実際にそうしています。本能的に正しいことをしていたようでした。
私はすごく悩んで時間はかかるけど「決断力や行動力がある」とは言ってもらえることがあります。親の反対を押しきって、自分の意思に従った行動も幾つかしてきました。
それで私も思うのですが、自分の好きに従って行動し、その結果が例え望んだものにならなかったとしても、経験は積めたことになります。経験は次の行動の判断材料になります。
経験を重ねると判断材料が増え、経験そのものが財産であり、失敗というものは無いと分かって行動も怖くなくなってくると思います。
行動が苦手な方も、小さなことからで大丈夫ですので、ぜひ好きなことをやってみてください。
自分に愛情を注ごう
- できていることに目を向ける
- 自分の気持ちに集中する
- 心が自立した人と一緒に生きる
- 心がつながり合う人となら「本当の家族」になれる
第6章のラストに書かれている内容は、親子問題に長く悩んできた自分にとって、未来に明るさを感じられました。またここまでに何回もお伝えしたように私は今、スピリチュアルの「引き寄せの法則」を実践・実験中なのですが、ここでアドバイスされている事はそれとかなり重なる部分がありました。
「自分に愛情を注ごう」というのも、引き寄せの法則で言われている「自分を愛する」「自分を大切にする」と重なります。
また「できていることに目を向ける」というのも「自己否定を止めて自己受容・自己肯定する」に重なります。
親に否定ばかりされて育つと劣等感が強くなって自分は何もできないような気がしてしまうかもしれませんが、そのような時は「過去の自分と現在の自分を比べて、できていることに目を向けましょう」とのことです。
もしこの『嫌いな親との離れ方』の本を読んで気づけたことがあったなら、それもあなたの進歩だし、絶対に何かできるようになったことがあるはずです。
引き寄せの法則では「良いことノート」を作ることが一つの手段として提案されていたりするのですが、上のような「できたこと」や「できるようになったこと」をノートに書いていくのも良いかもしれません。
自分の好きに注意を向け始めると、次は「好きに従って自由に生きている人」に“妬み”や“憧れ”を感じるようになるかもしれないとのことです。
自分が欲しいけどまだそうなれていないのに、それを既に手に入れたり実現している人を見たら、そのような感情が沸くのが自然かもしれません。
そのような時に大事なのは、他人は答えをくれる訳ではなく「あなたの答えは、あなたの心なかにある」という意識を持ち、「自分の気持ちに集中する」ことだそうです。
そのようにして自分の好きに従った生き方が分かるようになる、スピリチュアル的に言うと「自分軸」が分かってきたら、次のステップとして「どのような人たちと生きていくか」について説明されています。
どのような人たちと生きていくか?
それは健全な親子関係と同じように、互いに「心が自立している人」として関係を築いていくのが大切とのことです。相手が自立した人ならば、あなたを尊重して認めてくれるという経験も積めて、自信がついてくるかもしれません。
「二度と支配や依存を受けないためには、心が自立した人たちとともに生きていくことです」のアドバイスは、私も人付き合いする上でシビアに見ていきたい点だと思いました。これまでは「来る者拒まず、去る者追わず」なところもありましたが、これからは付き合う人はしっかり選ぶ、また"数"じゃなく"質"を重視するのが心地好い人生の条件の一つになるように思いました。
親が心の問題を抱えていて、あなたを支配したり依存してきて、あなたが付き合い方を正していっても親に変化が見られない。そして「親との関わりを減らした人、実家を出た人、絶縁を選んだ人」など親と距離をとった人たちは、"喪失感"を感じ始める場合が多いようです。
これについては、20歳から実家を出て一人暮らししてきた私も何度か考えたことはありました。「ホームシックになるでしょう?」と色んな人や場面で言われたことがあります。でも正直「ホームシックって何?」という感覚でした。
ずっと「親に心配かけてはいけない」と、真面目に長期連休の度に帰省していたので、物理的な距離は取れていたけど、心理的な距離はあまり取れていなかった、つまり喪失感を感じる程は離れていなかったのもあるのかもしれませんでした。
でも流石に、12年も勤めて約2年前に辞めた会社について、父親から「そもそも、あの会社に就職したのを認めていない」と言われたのは、親に問題があると思えるようになりました。そして、このまま付き合い続けるとモチベーションが削がれて上手くいくこともいかなくなると思うようになりました。やっと心理的な距離をもっととる決意ができました。私が喪失感を理解するのは、これからなのかもしれません。
私は今、アマチュアですがバンド活動が大きな生き甲斐の一つになっています。ずっと苦手意識ばかりでむしろ苦痛でしかなかった「人間関係」にも、音楽をツールとしてなら希望が持てています。
そこで私が感じている希望が、正にここで説明されている「家族=心がつながり合う関係」、「家族だからわかり合えるのではなく、わかり合おうとするから家族になれる」、「家族をつくるのに、血のつながりは無関係」というお話そのものでした。
そして「大切なのは、お互いの違いを認め合い尊重し合える人たちとつながること」というのも、私自身が行き着いた答えと同じでした。
だから普段はあまり行かない本屋さんで、偶然この本『嫌いな親との離れ方』に出会ったのは、実は必然だったのかもしれません。私のこれまでの人生の悩みがすっかり理解できたような、素晴らしい出会いでした。そして、今はこういう状態なんだ、これからはこうしたら良いんだという指針もいただけて、未来に見通しが立ってきて、気持ちも前よりかなり楽になりました。
「あとがき」でも、同じように親子問題で悩んでこられた著者の川島さんから気持ちを受け止めてくださったり、「自分の人生を生きる」後押しのメッセージがあり、今も親子問題で悩んでらっしゃる大人の方々にはとても励みになると思います。
4記事に渡る、しかもかなり長文の、私SAIの主観たっぷりのご紹介となりました。もし心に引っ掛かる何かがあったりご興味を持たれた方は、是非ご自身でも一度読まれてみてください。
一人でも多くの方が悩みや苦しみから解放され、自分らしいキラキラした人生を歩まれることを願っております。
川島さんにも、本当に素晴らしい本をありがとうございました!!
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本日もお付き合いくださいましてありがとうございます!
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もし身近で親子問題に苦しんでらっしゃる方がいらっしゃいましたら、本やブログをご紹介いただいてお役に立てたら幸いです。
それから、川島さんに直接問い合わせたり、カウンセリングの依頼をご検討される方はご参照ください↓
おとなの親子関係相談所 代表
川島崇照メンタル・トレーニングオフィス 代表
1974年生まれ、新潟県出身。
2011年にカウンセラーとして独立。
「おとなの親子関係相談所」https://親子の悩み相談.jp
Twitter⇒@oyako_kankei
2023年03月07日
『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』―4―
自分も他人も癒して自由に生きるSAIです。
本日は、私がずっと生きづらさを感じてきた原因の一つである「親子問題」についての素晴らしい本に出会ったので
そのご紹介をさせていただこうと思います。
それはこちらです↓
【表紙】
【裏表紙】
ご説明はかなり私の主観で切り取ったものとなります。また、私自身の気持ちを整理して次に進む為の目的もあるので、偏りがあったり感情的でご不快を与えてしまうこともあるかもしれないことご了承ください。
最初は本1冊全体を1記事にまとめてご紹介しようとしたのですが長文になってしまったので、複数回に記事を分けることにしました。
今回は第4章で終わった前回の記事の続きで、第5章です。
「囲み」をしてある部分は、全て本からの引用になります。
『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』
Meet freedom to live yourself.
親との苦しい関係を終わらせ、自分の人生を生きる方法
「親を大切に」という考えを捨てたら自由になりました。
〈本のタイトル、帯より引用〉
Contents
第1章 「親との関係」に悩んでいるのはあなただけじゃない
第2章 子どもを支配し続ける親の心理
第3章 親子関係に「境界線」が必要な理由
第4章 大人の親子関係相談いろいろ
第5章 親と距離をとる方法と注意点
第6章 自分の人生を前向きに生きていくために
それでは第5章です。
第5章 親と距離をとる方法と注意点
親の期待や執着を終わらせる方法
- 目的は親にあきらめてもらうこと
- 同じ態度を「4回」見せて学習させる
- 2回目の断りで、やりづらさを感じさせる
- 3回目で、思いどおりにならない不安を強化
- 4回目の断りで、拒絶からあきらめへ
- 無視をするのは逆効果
ご紹介中に何度か、この本は「実用性も素晴らしい」とお伝えしましたが、この第5章は今の私にとってその実用性において最も欲しかった情報とも言えます。
それは、本から引用しますと「成人した子どもが、コンプレックスを抱えた親との間に境界線を引くとき、何から始めて、どうすれば良いのか、そしてどういったところに注意すべきなのかを具体的に紹介」という内容です。
親子問題の解決には、親のコントロールを無くす必要があります。その為には親に「何をしても子どもをコントロールできない経験」をさせることで、“期待”や“執着”を終わらせる、あきらめてもらうことが大切とのことです。
その具体的な方法として「同じ態度を『4回』見せて学習させる」という説明がされています。“「正直な気持ちを伝える」と「毅然とした態度で断る」と「伝えた通りの行動を見せる」”の3つを1セットとして、それを何セットも見せる、理論上では4セット行うとのことです。親の期待が幾つもある場合、そのそれぞれについて4セットです。
それを見た親にとって1セットめは「想定内」、2セットめで「やりづらさを感じる」、3セットめは「思い通りにならない不安が強くなる」、4セットめで「拒絶そしてあきらめへ」という流れになるそうです。
〈本の199pの引用〉
このそれぞれの段階において、親の思考やどんな反応を示しうるかが詳しく書かれていて、それを知れることは私にとって少し安心の材料になりました。
でも親の期待の種類ごとにこの4セットを行っていくというのは、実際にやろうと思うとかなり精神的にしんどいとも思いました。
そして私にとってしんどさが増したのが、次にある「無視をするのは逆効果」ということについての説明です。ここに書かれていた内容は、わりと最近までの私の状況が正に説明されている感じでした。
「無視をすると親があきらめるタイミングがとても遅く」なり、きっぱり断らないと期待が高止まりし続けるそうです。
親からの連絡に応答しない、無視していれば親と関わらなくていいから、一瞬は楽になれる。でも「いつまでもあきらめない親の影に怯えながら、逃亡生活のような心理状態」で暮らす…まさに長年の私のことでした。
でも最初から無視していた訳ではありません。母親の私を信頼していない心配や、自分の価値観の押し付け、私の批判のすごい長文のメールが送られてくると、「ちゃんと読まないと」「ちゃんと返信しないと」と、前は誠意をもって全て受け止めようとしていました。
でも毎回、読むのも返信の文章を考えるのにも精神的にすごく疲れてしまい、そのような苦しくて何も生み出さず、やる気を殺がれ何もできなくなる“後遺症”も残るような時間を取られるのが「無駄でしかない」といつからか思うようになってしまいました。
メールが来ても返信しない、次第に読むこともしなくなり…本当に、精神的に少し楽になりました。でも自分の中に罪悪感が生まれ、また「いつ批判のメールや電話が来るのだろう」と不安が常にどこかにある。“無視”は、一時、仮初めの安心でしかありませんでした。
今現在、リアルタイムの私は「正直な気持ちを伝える」は少しできてきて、「断る」も少しできてきたけど毅然とではないかもしれず、自分の意思に従った「行動」はけっこうしてきました。“無視”の段階よりはやっと前進した、という感じです。
ただ「親の期待の種類」というものを考えたことがなかったので、改めて自分の状況を整理する必要があるかもしれません。
言葉と態度で意思を伝える
- 意思を伝える3つのポイント
- 親への恐怖心が強い人には手紙やメールがおすすめ
- 手紙を書くときの注意点
上の「親の期待や執着を終わらせる方法」の説明で、“「正直な気持ちを伝える」と「毅然とした態度で断る」と「伝えた通りの行動を見せる」”の3つを1セットとして親に見せるというお話がありました。その更に詳しい説明として「意思を伝える3つのポイント」が挙げられています。
それを引用いたしますと「1.親の言葉や態度に傷ついていることを伝える」「2.自分の考えが変わらないことを伝える」「3.自分がこれからどう行動するかを伝え、すぐに親から離れて、なるべく早く行動に移す」とのことです。
その更に具体例として「自立を反対」された場合と「結婚を反対」された場合の2つが紹介されています。
私は前者の「自立を反対」された場合が、ずっと悩み続けてきた正に欲しかった答えでした。
気持ちを伝えなければいけないのかもしれないと思ったけど、どんな伝え方をしたらちゃんと伝わるのかが分かりませんでした。「お父さんやお母さんがどう思おうと自由だけど、私が真剣に考えて決めたことをそんなふうに否定されたら傷つくよ。」と書かれていたのが、私が正に親に言いたかったことそのものでした。
次に、言葉で意思を伝える際に「親への恐怖心が強い人には手紙やメールがおすすめ」ということで、まず手紙の書き方がとても詳しく説明されています。
私は親に対して恐怖心は無いけど、とにかく口下手だし、このような核心に迫る話だと色々な感情が溢れて余計に上手く話せないので、手紙はかなりありがたいです。
より辛い親子問題で悩んで来られた方は、恐怖心もあるかもしれません。手紙ならば物理的距離をとってから安全な場所で書くこともできるし、恐怖心で混乱していた気持ちや状況を見直したり整理できるかもしれません。
手紙を書く「要素6つ」、書く際の「注意点3つ」がとても分かりやすく説明されています。「要素6つ」に向き合うだけでも、何が起きて、自分がどう傷ついたのか、自分はどうしたいか、親にやめてほしいこと、など自分の親子問題を明確に理解できる素晴らしいステップになるように思います。
恐怖心で思考がまとまらない方ほど辛いかもしれませんが、ご自身がこれから楽になれるよう挑戦してみていただきたい気がします。もし書いた手紙を渡せなくても、まず自分の状況を理解できたら少し楽になれる部分もあるかもしれません。
親から押しつけられた発言への返答OK・NG例
- 境界線を保ちながら親の発言をうまくかわす方法
言葉で意思を伝える際に「親への恐怖心が強い人には手紙やメールがおすすめ」ということで、その手紙の書き方が上で説明されました。
次に、その手紙を親が否定してきた場合、メールやチャットで更に断っていく方法が「親から押しつけられた発言への返答OK・NG例」で具体的に説明されています。
そこでは“「コンプレックスを抱える親がよく子どもに言いがちな押し付け発言」の具体例とそれに対する返答の「NGの具体例」・「OKの具体例」”が8パターン紹介されています。親子問題で悩んで来られた方は実際に経験されたものがあるかもしれません。押し付けにどう対応したら良いか分からない方は、是非読んでみてください。
自分と大切な人を守るための対応策
- 大切な人たちが巻き込まれない環境をつくる
- 弁護士に対処してもらう方法も
- 警察や弁護士へ依頼する前に
ここでは、「子どもの気持ちをまったく考えない非常に危険性の強い親」について説明されています。
そのように危険な親はやりがちな代表的な行動パターンがあるようです。@「親があなたの住居に押しかける」、A「親があなたの職場に連絡をしてくる」、B「親があなたの交際相手やその親に連絡して激しく批判する」の3パターンが例として紹介されています。
どのパターンでも、まず自分が正直な気持ちと考えを伝えてあることが前提として大事なようです。
その上で@をされたら、場合によっては警察への通報が必要になるようです。まず断り、自分でやれる対応をできればしてからですが、警察沙汰にしたくないからと通報が遅れると建造物侵入やストーカーのような迷惑行為にエスカレートしてしまう場合もあるそうです。状況や対処についてとても分かりやすく説明されているので、@に悩まれている方は是非読んでみてください。
@をしても子どもに会えなかった場合、親はAやBをしてくる可能性があるそうです。それが考えられる場合、勤務先の会社、交際相手やその親に自分の今までの親子関係を前もって伝え、理解しておいてもらう、そしてきっぱり断わってもらえるようにお願いしておくと良いようです。
このような対処をしても親が攻撃的な態度をやめない場合は、「弁護士から内容証明郵便で受任通知を親に送ってもらう」という方法があるそうです。自分の気持ちを伝えてきっぱり断った後に、その毅然とした態度を後押ししてもらう存在としての弁護士ならば、親はあきらめやすくなるとのことです。
ここまで、警察や弁護士にも協力してもらうことの説明がありましたが、まず自分から気持ちや考えを言葉にして伝えてあるか、がやはりとても重要なようです。それをする前に依頼してしまうと、親としては何も分からないまま第三者に介入されたことになり「もっと知りたい」という心理状態になってあきらめられなくなるそうです。
警察や弁護士の協力を考えてらっしゃる方には、この辺りの注意点もとても勉強になると思います。
子どもへの期待をあきらめた親との距離のとり方
- 親が言う「あきらめた」の本心を見極める
- 判断基準は「自分が幸せに感じられるかどうか」
- 怒りを感じたら距離をとる
- 「絶縁」するかどうかの判断基準
親に期待や執着をやめてもらえた場合は、次に親とどのくらいの「距離感」でつきあっていくかを決めるそうです。距離感の判断基準は「親があなたの生き方をどのくらい尊重してくれるか」だそうです。
親がたとえ言葉で「あきらめた」と言っても、それは「我慢」であったり、子どもに離れて欲しくないだけで、反省していい親になったわけではないとのことです。根拠もなく信じてしまうと、また傷つけられてしまう。「言葉と行動が一致していない親と近い距離でつきあうのは危険」、「あなたが決めたことを否定することなく、全て尊重して受け入れてくれているかどうか」ということで、私にとってはまたとても興味深い説明がされていました。
距離感を縮めるのが危険なサインとして7項目が挙げられています。まだ私は親をあきらめさせられていないかもしれませんが、前よりは責められる頻度は減ってきました。その状況で今、心当たりのあるものとしては、@「まだあなたの生き方に文句を言っている」、D「否定はしないが条件を出してくる」などがありました。
私の親が「あなたが決めたことを否定することなく、全て尊重して受け入れてくれている」という状態にいつかなる、ということが正直なところ想像が難しいです。でもそうなれるまでは、距離を縮めてはいけないと分かりました。
次に、親の態度が改善されて否定や押し付けがなくなってきた場合のステップとして、親への関わり方の説明がされています。
この段階でも、今まで通りの関わり方をすると支配や依存が再発するかもしれないそうです。それを防ぐには、親に関わる時に「やるべきか」ではなく「それをやって私は幸せに感じられるのか」を考えるようにするとのことです?
これまでの記事でも少しお話ししましたが、この視点も私にとってはスピリチュアルで言われていたことに通じました。
幸せに生きるには“自分軸”で判断して行動する、その自分軸での判断というのが正に「〜べき」ではなく「自分がそれに幸せを感じるか」というものです。
子ども時代の親子関係が上手くいっていないと、その後の人生がスムーズに行きづらいと言われる。それだけでないにしても、親子関係で自分軸で生きて受け入れられるという経験を子どもの時にしていないと、社会に出てからも自分軸で生きるという感覚が分からなくなってしまうのかもしれないと思いました。
私は私一人のことに関しては「どうしたいか」で行動もしてきたけど、集団の中の自分という状況だと「どうすべきか」という思考が強く働いて、自分の感情の存在を忘れるくらい理性的になるようです。それは我慢している感じではなく、そうプログラミングされているように無意識の反応なのです。
それで人に喜ばれたり、その場が丸く収まったりするけど、自分で気づかないうちに感情に蓋をした負荷は実はあったようです。
昔、会社員時代に違う部署の上司に「君は他人を信じていない」と言われたことがありました。私は他人の可能性とかは信じたい方だと思っていましたが、「自分の意思や希望を相手に伝え、それが相手の意思に沿わないことだとしても関係が壊れない」ということは信じられなかったのだと今気づきました。
違う意見でも良好だったり普通の関係を続けて行けると思えなかった。相手の希望に合致しないと関係が崩れる、終わると恐怖していた。それくらいで相手が離れて行くと、相手を「信じていなかった」のでした。この恐怖心は現在も克服できていません。
今、私は“自分軸”で生きるトレーニング中なのですが、それは私が親子関係で体得すべきだけどできなかったものを得るトレーニングとも言えそうだと思いました。
次に「怒りを感じたら距離をとる」という説明があります。この部分は珍しく、私には全く実感がありませんでした。つまり私は、親を責めたい気持ちは無いようです。
子どもの頃の親のコントロールが酷くて、自分の大切な人生を酷く侵害された、奪われたという方は「今さら反省したって遅い!」という気持ちになるのも正しいと思います。我慢しなくて良い、自分の本当の気持ちを認めて受け止めてあげて良いと思います。ただそれにずっと囚われてしまうと、真の自由は手に入れられないそうです。
自由になるには親からの執着を断ち切るだけでなく、自分も親への執着を手放す必要があるようです。「親に怒りをぶつけることは、問題を抱えている人に、あなたの貴重な時間や精神力を捧げるばかりで、無駄使いになってしまいます」とのことです。怒りを感じたら、親からもっと離れるサインだそうです。
次は「『絶縁』するかどうかの判断基準」という説明がされています。「絶縁」するかどうかの判断基準は、親に“不信感”を持っているかどうかだそうです。
ここに書かれている「親の近くにいたら不安になるし、いつ何を言われるのかと思って安心できず、また傷つけられるのではと感じて疑ってしまうのであれば、もうすでに不信感は相当に強くなっている」という部分は、過去に私が義務感で長期連休の度に真面目に帰省していた時のことそのものでした。
今は帰省の頻度を少なくしたりして、かなり精神的に楽になりました。物理的にも心理的にも親から距離をとれている状態です。
自分の気持ちを伝えたり、少しずつは前進しているはずです。できれば「絶縁」はしたくありません。でも私が両親に「安心感」や「信頼感」を持てるようになるのかは全く分かりません。
そして「不信感を持っているということは、人間関係が壊れている」、「心がつながっていない人と関わっているときも、不幸な人生を選んでいる」そうで、「血のつながりよりも、心のつながりを大切にしてください」とアドバイスされています。
私は人間関係から逃げたくてしょうがなかったけど、ある音楽を大好きになって、小さな希望を貰いました。大好きな音楽をツールとしてなら、人と関わるのも頑張れるかもしれないと思いました。
今、共通の音楽が好きな人達とアマチュアのロックバンドを組んでいて…それが希望の一つです。血がつながっていなくても、一緒に音楽をやれている時がすごく幸せです。
でも好きなのは音楽だから、それ以外のことで暗黙の了解のように「一般常識」と認識されているようなことに私は馴染めなくて、また私は「どうしたいか」と「〜すべきか」との間で悩んだりしています。正解は分かっても、まだ恐怖心を無くせません。
些細な違いくらいで壊れる関係なら、それは元々、私の居場所じゃなかったんだ。そう確信して自分軸で生きられたらなぁと思ったりもします。
苦しい親子関係に逆戻りしない4つの「やめる」
- 油断は禁物。親の執着心は復活する
親と心理的・物理的距離をとれて攻撃的な行動が止まったとしても、「苦しい親子関係」に逆戻りしてしまう可能性はあるそうです。それを防ぐために大事な「4つのやめる」について説明されています。
それは@「遠回しな言い方、曖昧な態度をやめる」、A「否定を恐れることをやめる」、B「親に生きる力が無いと思い込むのをやめる」、C「間違った手助けをやめる」の4つとされていますが、@とAが特に私自身の課題でした。
@によると「問題を抱える親は、気持ちをストレートに表現した言葉で伝えていかないと、あきらめてくれません」、「今までは、子どもの気持ちを考えることは少なく、自分にとって都合良く考えて行動することが多い親」に「曖昧な言葉と態度を見せていては、親のほうの勝手な思い込みは減っていきません」とのことです。
私はストレートに言うとなると、過去に言葉がきつくなり過ぎた失敗があって、どうしても曖昧に言ってしまいます。言葉と人間力を磨く課題を与えられているように感じます。
Aは「親から距離をとろうとするときに否定されることを恐れないで」とのことです。否定を恐れると@のように言葉と態度が曖昧になり、親に「もっと否定したら、この子をコントロールできるはずだ」と期待させてしまうそうです。
このケースも私はリアルタイムで悩んでいるところです。返せていないメールがあり、やはり、また否定されることへの恐怖心が消せていません。でも「否定されても動じないあなたを見て、そのたびに親は、あなたをコントロールできないことを学んでいくでしょう」とのことなので、否定されるのはもう決定事項と覚悟して返信しないといけないのかもしれません。
BとCは、親に依存をさせてしまっている方へのアドバイスになりそうです。「そこまで親にやってあげる必要があるのか」のような疑問を感じることがある方にも学びが有りそうです。
心のなかに存在する2つの親に気をつける
- 「理想の親」という幻
- 現実の親に見ている「錯覚」に気づく
- 現実の親を直視する
親も人間だし、よく、子育てをしながら親も成長して「親になっていく」と聞いたりします。それに暮らしが大変な時もあったり、親が常に理想的な状態でいられるというのは、かなり難しいことであると思います。
私はそのように理解しておりますが、その上で「心のなかに存在する2つの親に気をつける」で説明されている「理想の親」に、とても良いなぁと憧れてしまいました。
その部分を引用いたしますと「適切に愛されるとは、親からあなたの意思を尊重され、考えを押しつけられず、否定もされず、なおかつ努力を認められ、励ましや応援があり、癒されている感覚もあり、あなたが親に心の支えを感じている」とのことです。
私の意思決定全てを否定されてきた訳ではないけど、幼い子どもではなくある程度成長した段階での人生の重要な決定を全否定され、それが長く続いてきました。
全く知らない土地で一人暮らししたり、初めて社会人になって不安なことが沢山あった時、親は心の支えではありませんでした。「勝手なことをして」とか「そんな仕事辞めて帰って来い」と言われたり。私は自分の夢の仕事をすることに罪悪感を感じ続けました。親と関わると、しんどさが増すばかりでした。
その代わり音楽に心を救われ、支えてもらってきました。おばあちゃん子だった私は、おばあちゃんの幻影にもすがっていました。
親子関係が上手くいっていない自覚のある方は、もしかしたら私のように「理想の親」に憧れを抱く方もいらっしゃるかもしれません。子どもが親に愛情を求めるのは本能だそうです。そして、それは親に愛されないと生き残れないということを、生存本能でわかっているからとのことです。
でもここで、とても残酷なことが述べられています。これまでに適切な愛され方を親から感じてこられなかったのなら、現実の親が愛溢れる「理想の親」に変化することはほとんど無いそうです。「過去に起こらなかったことは、この先も起こる可能性は非常に低い」とのことです。
「(親と)境界線が引かれていないと、この生存本能が逆にあなたにとって悪影響になることがあり、親から何度心を傷つけられても、親から愛される自分になろうとして自己犠牲をし、見放されないようにしようと我慢するようになります」という部分は、親から心だけでなく身体まで傷つけられても、愛されようと頑張ってしまう親子DVの被害者が私には想像されました。
そのように親の愛情を感じるのが難しかった方は、より強く愛を求めてしまうかもしれません。でも「自分が『理想の親』に感じているあこがれに飲み込まれない」ようにと言われています。
そこで大事なこととして「あなたが親をひとりの人間として好きかどうか」という質問がされています。もし親を他人に置き換えて、つきあっていきたくないと考えるなら、それは親を「人」として信頼できないということだそうです。これはこの本のご紹介の最初の方にあった「隣人と境界線」のお話にも通じそうです。
私としては、親は嫌いじゃないけど好きかと問われると「?」という感覚です。今は疲れてしまったので、しばらくは会いたくない気持ちです。
ご自分の気持ちが分からない場合は、親に対する「プラス」と「マイナス」のイメージを考えてみることが提案されています。プラスと思っていたことが実は親として当然のことであったり、マイナスがある時点で親と近づき過ぎない方が良いなど、気持ちを整理しやすくなる説明やアドバイスがされています。
私自身に当てはめると、マイナスが既にあるので距離を置きたいという気持ちは大正解のようです。ご興味のある方は是非ご自身で読んでみてください。
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本日もお付き合いくださいましてありがとうございます!
まだご紹介が途中ですが、
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もし身近で親子問題に苦しんでらっしゃる方がいらっしゃいましたら、本やブログをご紹介いただいてお役に立てたら幸いです。
それから、川島さんに直接問い合わせたり、カウンセリングの依頼をご検討される方はご参照ください↓
おとなの親子関係相談所 代表
川島崇照メンタル・トレーニングオフィス 代表
1974年生まれ、新潟県出身。
2011年にカウンセラーとして独立。
「おとなの親子関係相談所」https://親子の悩み相談.jp
Twitter⇒@oyako_kankei
2023年02月27日
『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』―3―
自分も他人も癒して自由に生きるSAIです。
本日は、私がずっと生きづらさを感じてきた原因の一つである「親子問題」についての素晴らしい本に出会ったので
そのご紹介をさせていただこうと思います。
それはこちらです↓
【表紙】
【裏表紙】
ご説明はかなり私の主観で切り取ったものとなります。また、私自身の気持ちを整理して次に進む為の目的もあるので、偏りがあったり感情的でご不快を与えてしまうこともあるかもしれないことご了承ください。
最初は本1冊全体を1記事にまとめてご紹介しようとしたのですが長文になってしまったので、複数回に記事を分けることにしました。
今回は第2章で終わった前回の記事の続きで、第3章です。
「囲み」をしてある部分は、全て本からの引用になります。
『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』
Meet freedom to live yourself.
親との苦しい関係を終わらせ、自分の人生を生きる方法
「親を大切に」という考えを捨てたら自由になりました。
〈本のタイトル、帯より引用〉
Contents
第1章 「親との関係」に悩んでいるのはあなただけじゃない
第2章 子どもを支配し続ける親の心理
第3章 親子関係に「境界線」が必要な理由
第4章 大人の親子関係相談いろいろ
第5章 親と距離をとる方法と注意点
第6章 自分の人生を前向きに生きていくために
それでは3章に入ります。
第3章 親子関係に「境界線」が必要な理由
親の人生ではなく自分が主役の人生を生きるために
- 境界線が引けていないと自己否定がやめられない
- 境界線を引いて自分の人生を取り戻そう
“親と自分との間に境界線を引く”と言うと「親から距離をとったら申し訳ない」とか「裏切るみたいで離れられない」というように抵抗を感じるかもしれません。でも境界線を引かないと、子どもが自分らしい人生を生きられなくて苦しいだけでなく、不安を安心に変えたくて子どもをコントロールしようとする親も苦しみ続けることになるそうです。
つまり子ども側の人が自分を救う為でなく、親を救う為にも境界線を引くことが必要だそうです。
境界線が引けていないと自己否定がやめられなくなるそうで、3つの自己否定パターンが説明されています。
私は1・2のパターンが当てはまりました。
パターン@では「大人になるまで親が抱える問題に気づかず、むしろ親から否定される自分が悪いと思ってきた」というのが正にその通りでした。
パターンAは、ひたすら自分責めしていた段階から親にも問題があると気づき出した頃にあった経験と似ていました。
それは、親について何かの機会に他人に話した時「親のせいにするな」と似たニュアンスの否定を受けたということです。自分責めを少し抜けて親の問題を考えられるようになったからこそ、私の話が親を批判しているように聞こえたのかもしれません。
自分だけのせいだって考えてずっと苦しかったけど、やっと一歩進めそうになった時に事情を良く知らない他人に「あなたが悪い」と言われたようで正直なところショックでした。でも健全な親に育てられた人や、他人の気持ちにあまり敏感でない人には分からないものかもしれないと思いました。
【境界線を引いて自分の人生を取り戻そう】という見出しの部分には、私が自分の気持ちを掘り下げて気づくことができたことそのものが書いてありました。
それは以前にこのブログでお話しさせていただいたことがありますが、“あなたの自由な人生を「一番身近にいて応援してくれるはずだった親」が、心に問題を抱えていたことで、できたはずのことができなくて、やらなくてもいいことまでやらされていたのかもしれません”の部分です。
積極的に「応援」して欲しいとまでは思ったことは無いけど、ただ「認めて」「受け止めて」欲しかった。ニュートラルな感情を抱けなくても、せめて口出ししないで欲しかった。でもされているのは否定や批判、心配で「モチベーションを殺ぐ」ことばかり。
親との間に境界線を引いて自立できたら可能になることとして次のことが書いてあります。「興味を感じることをやってもいいし、好きな人と一緒になってもいいし、働きたいと思う仕事に就くこともできる」。「押し付けられたことは断ってもいいし、大切にしてくれない人から離れてもいい」。
自分の視界が開けて、生きるのが軽やかで楽しそうで、希望が持てる感じがしました。
「価値観」に境界線を引く
- あなたの価値観と親の価値観を分けて考える
ここまでに親との間に「境界線」を引くことが大事と説明がありました。それからコンプレックスを抱える親がする領域侵害には「価値観」「感情」「責任」の3つの領域があるとも説明されました。
「境界線」を引くのは、この3つの領域それぞれについてでのことだそうです。
まず「価値観」で境界線を引くとは、親と子の価値観はそもそも違うものだと理解し、それらを分けて考えるようにすることのようです。
そもそも親と子は違う人間で、価値観が違うのも当然。子どもにとっての幸せは、子ども自身にしか分からない。だから親の価値観に従う必要は無い、親に価値観を否定されても迷わなくて良いことが説明されています。
私は親が過干渉・過保護で、正に価値観の領域侵害を受けてきました。私は自分の価値観と親の価値観が違うことはわりと幼い頃から理解していましたが、「親が私の為を思って」「親心で」「善意で」言ってくれていると信じたかったので、親の意見を拒否するのが申し訳なくて言いなりになってしまうことがけっこうありました。
大人になった今は、親のしていることが価値観の領域侵害であることは良く分かりますが、今も親は「価値観は親子でも違うものだ」と気づいていないので、価値観の押し付けは現在も続いています。
リアルタイムで親の価値観を押し付けるメールが来ていて、「反論する」か「取り合わない」べきかを悩んでいます。今のところは後者の「取り合わない」方を選択していて、メールが来ても返信せず親の都合に合わせない、というところで止まっています。
そしてここでは、正にその解答となる説明がされていました。それは「親と戦わなくていい」ということでした。
そもそも「自分にとって正しい価値観は自分にしか分からない」のだから、親の価値観が間違っていることをわざわざ証明しなくても、自分の価値観が既に正しい。それから戦うことは、自分の貴重な時間や精神力の無駄遣いにしかならない。仮に親に勝っても自分の人生が幸せになるわけではない。負けたら憎しみと後悔が残るだけ。
そのように説明されていて、私は相手にしなくて正解だったのかと少し安心できました。でも相手にしないのは、ただ問題を先延ばしにしているだけのように思えたり、また威圧的なメールが来るのではないかという不安があり、正解は分かっても「これで良い」と完全には思えていない状況です。
親との価値観の間に境界線を引くには、大事なことほど「自分の好き嫌いの価値観を優先して生きる」とのことです。自分の好き嫌いを受け入れ、好き嫌いの感覚で生きてみる…これまでの私では考えもつかないような生き方です。
私は人間関係など他者と関わりがあったり、自分の判断が他者に影響することについては特に「好き嫌いで判断するのはいけないことだ」と昔から思い込んでいました。
例えば自分に嫌がらせしてくるようなクラスメイトでも全員平等に接するように努めてきました。それでクラスメイトから信頼されたのか分かりませんが、やりたくないのによく学級委員に推薦されて胃が痛い思いをしたりしました。
24歳の学生の時、専門学校でお世話になっていた先生に「天皇陛下じゃないんだから」と言われたり「あなたは“悩める優等生タイプ”」と何かの診断で言われたり、とにかく私は理性による感情の制御がすごく強いようです。
いつも頭にあったのは「自分が好きか嫌いか」とか「自分がどうしたいか」ではなく、「この状況でどんな行動をしたら周りが少しでもベストな方向に進むのか」「どんなことをする人の存在が求められているのか」「(例え嫌なことでも)ここで自分がやれることは何か」というのが行動基準でした。
前の記事でも少しお話ししましたが、私が生きやすさを求めて活用し始めたスピリチュアルの視点に「自分軸で生きる」という考えがあります。そしてその自分軸で大事とされているのが正に「自分の好きを大事にする」こと。好きは心地好さであり、自分の心地好い選択をしていくことが幸せに繋がる。むしろ、心地好い選択をしたその瞬間、既に幸せになっている。
私のような30代後半、そして40〜50代、中には60代くらいの人々は、「集団行動」が重要視された“土の時代”をずっと生きてきたのに、これからは「個性」が大切になる新しい“風の時代”にシフトチェンジする間の時を生きることになり、適応するのが一番難しい世代と言われているようです。
そのような方々は私のように「周りを大切に」という意識があって、「自分の好き嫌いを大事にする」ということに抵抗を覚える方も多いかもしれません。
“土の時代”は『社会の構造』を作り上げたり『物質的豊かさ』を得る為に「集団の力」が必要だったから、時代の流れとして必要だし正しかった。でもそれはもう出来上がったから、人々は新しい生き方をして良い。これからは『個性』や『精神的豊かさ』が重要視される時代だそうです。
この『個性』や『精神的豊かさ』が大事にされるというのは、すごく本質的に人々が幸せになれる素晴らしい時代なのでは、と私は思います。
皆が、ありのままの自分が受け入れられて心満たされる。言い過ぎかもしれないけど「幸せの最終形態」のような…。様々なテクノロジーが発達して想像できないよいな変化が起きたら、また異なる形の幸せもあるかもしれませんが。
私がスピリチュアルで求めていたことと、親子問題の解決策が見事に重なりました。親子関係を上手く築けなかった人はその後の人間関係を築くのにも苦労すると聞いたりしますが、本質を突き詰めると同じ所に辿り着くのかもしれないと思いました。
「親のコントロールから脱出するには自分の好き嫌いを受け入れること」、「好き嫌いという感覚で生きてみること」とまとめられていて、私が幸せになるにはこれまで生きてきたのと真逆の、理性ではなく感覚に従い“優等生”(と思ったことは無いけど)を辞めるという気持ちが必要なようです。
自分の感性や感覚を大事にして、それでも良いと言ってくださる人々と楽しく生きていく。人間関係は数じゃなくて質(相性)。そして、そこに私の「親」は居ないのかもしれないけど。
「感情」に境界線を引く
- あなたの感情と親の感情を分けて考える
次に「感情」に境界線を引くことについて、説明されてます。それは「親の感情は親自身が感じているもので、あなたが感じさせたものではない」ことを知り「親の感情とあなたの感情を分けて考えることによって罪悪感に飲み込まれないようにすること」であると言われています。
その方法として@「親の感情に疑問を感じていい」、A「親をかわいそうな人だと思わなくていい」、B「親を嫌いになっていい、嫌いなら離れていい」の3つの説明がされています。
私は親に自分が「悲しい」「寂しい」ことをずっと言えず、傷ついていないフリをしてきました。それは、私がそれを表現したら、親に受け入れて貰えるとは思えず、逆に反発されるのではという思いもあったからです。
でもこの数年になり、私は自分を知ってもらうには多少、親を責めていると受け取られてしまっても本当の気持ちを伝えないとやはり伝わらないかもしれないと思い少しずつ伝える努力を始めました。
親のしていることは過干渉であるということに少しでも気づいて欲しくて、父親のプライドを傷つけるかもしれないとは思いつつ勇気を出して「子育ての本を読んでください」とメールで返信しことがありました。
『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』の以前のご説明にもあったように、これは親と戦ってしまった形なのかもしれず、間違いだったのかもしれません。予想通り「ショックを受けた」と父親からのメールの返信にありました。
つくづく自分の口下手さ、気のきいた言葉の言えないもどかしさが嫌になったのですが、例え親を傷つけたとしても自分の本当の気持ちを少しでも知って貰えたのは一歩前進だったのではという想いもあったりはします。
そしてこのケースは正に@「親の感情に疑問を感じていい」に当てはまりそうです。私は父親を傷つけたのか?
ここでは「あなたが親の生き方を否定したとか、誰が見てもそうだとわかるような言葉や行動で、あなたが親を傷つけていたかどうか」「あなたがそれらのことをしていないのであれば、親を傷つけている事実はありません」と説明されていました。
私は、自分がされて嫌なことは他人に極力しないよう努めてはきたけど、あのメールは親の生き方の否定になってしまったのだろうか?つまり結局は似た者同士ということなのかもしれません。私の言葉は本質を突き過ぎるみたいなので、ネガティブな発言はやはりあまりしたくないと…分かってはいたけど改めて思いました。
本来はここで「子どもは親を傷つけていないから罪悪感を持たなくて良い」という流れになるのですが、私はまた罪悪感から逃れることができなくなってしまいました。スピリチュアル的にも、罪悪感は手放さないと幸せになれないと言われています。その為には「全てを許す」というメソッドが必要になりそうです。自分のネガティブな部分も全て許す、私は許されて良い存在なのだと受け入れる。
近い人間関係だからこそ余計に傷つけ合う可能性は高いもの。それを乗り越えたら、本当の親子になれる。まずは言葉だけでも、そんなポジティブなアファメーションをして希望をつないでおきます。
それからA「親をかわいそうな人だと思わなくていい」については、私と母親の関係が当てはまりそうでした。
こちらのブログで以前にお話ししたこともありますが、私は子どもの頃、実家であった“嫁姑問題”の調停の為に母親、そして祖母の愚痴もそれぞれに聞いていました。二人が愚痴を言えてスッキリすれば、嫁姑問題も少しは緩和するのではと思ったのです。ネガティブワードを聞くのは楽しくもないし神経をすり減らして精神的に疲れていることが多かったです。でも疲れているのがバレて心配されないように、近くの児童公園などに行ってぼーっとしたり、自然に触れて自分を癒していました。
実はこれは、「愚痴を言う親を助けていると依存が止まらなくなる」ということで、また私が親の問題を大きくしていたパターンのようです。
「愚痴を子どもに聞かせるというのは依存心の強い親がする」そうで、親が苦しさやつらさを感じるなら親自身がそれを解消しなければいけない。「それなのに、愚痴を聞き続けてくれるあなたが目の前にいたら、かわいそうな親のままでいれば子どもが支え続けてくれると思い込み、ますます弱い親を演じてあなたの優しさに依存してしまいます」とのことです。
愚痴る親を助ける必要は無く、助けなかったことを批判されても自分を責めなくて良い、そして親自身が問題に向き合うことで根本的な解決につながるそうです。
私は20歳の時に実家を離れることで、この愚痴とはけっこう距離を置けるようになりました。長期連休の度、義務感で帰省するとまた母親の愚痴がすぐ始まりましたが。親からの依存を抜ける手段として、物理的に離れて距離を取るのがとても有効な手段であると後程に説明があります。子どもの頃から、早く大人になって家を出て自分の力でやりたいことをやれるようになりたいと思っていた私は、本能的に必要なことが分かっていたのかもしれません。
Bの「親を嫌いになっていい、嫌いなら離れていい」ということについては、正に本のタイトルにある「嫌いな親との離れ方」に触れる部分でもあります。
親から離れてもいい、それは「尊重してくれない人を好きになれないのは自然なことだから」だそうです。確かにDVやお金を取られるなど分かりやすかったり酷い人権侵害を受けてきた方々ならそうかもしれません。でも私は「毒親」という程のことをされた訳ではないので、我慢しなくとも「嫌い」とは思っていません。それでいて「好きか?」と聞かれたらそうとも言えません。ただ精神的にしんどいことが多かったから、「放っておいて欲しい」というのが親に対して一番しっくりくる感情です。
私情ですが、命の危険を親から感じたことがあるような方々は特に、親を嫌いになったり親から離れたいと思うことで自分を責めないで欲しいです。迷って一緒に居続ける時間がとても危険かもしれません。あなたの感情、あなた自身を一番大事にして欲しいです。
「責任」に境界線を引く
- あなたの責任と親の責任を分けて考える
次に「責任」に境界線を引くことについて、説明されています。それは「親の責任がなんであるかを理解し、あなたが責任の肩代わりをしなくてもいい」ということのようです。
その具体的な内容として@「親孝行や恩返しをしなくていい」、A「親が決断したことに責任を感じなくていい」、B「親の介護や病気の世話をしなくていい」、C「親の“死ぬ”という言葉を恐れなくていい」という説明がされています。
@「親孝行や恩返しをしなくていい」のは、「子どもを養育するのは親の責任だから」だそうです。ここで説明されていることは、大人の方が子どもをもちたいと思った時、知っているべき知識や心構えのように思います。
また高校生や大学生くらいの時期に、予備知識として授業に組み込まれていても良いのではないかというくらい大事なことのように思えます。
「心が健康な親は、子どもの養育にかかるお金や時間、労力を、当たり前のように自分の責任だと考え」、「親孝行や恩返しを求めもしないし、感謝を強要するようなこともしません」とのことです。
そしてもし親から「苦労して子どもを育ててきた」や「育てるのにお金がかかった」などと言われた場合は、それは「親が責任を果たす覚悟がないまま親になってしまった」ということだそうです。
“親孝行”は子どもがしたい気持ちがあるならすれば良くて、その善意は義務ではないと説明されています。
私は母の日や父の日などによくプレゼントを贈ってきました。そこに義務感は無く、純粋な感謝の気持ちや、喜んでくれたら自分も嬉しいからでしたが、どこか「こんな面倒くさい私を育てさせて申し訳ない」という“罪悪感”もゼロではありませんでした。これは私が一方的に親にコントロールされていたケースと言えるかもしれません。
Aの「親が決断したことに責任を感じなくていい」のは、「親の人生で起こったことは親の責任だから」とのことです。
ここに書かれている「進学や留学にかかった費用を返済しろ」は、私は親に言われた訳ではありませんが、私がまた一方的に罪悪感を抱いているケースです。
「学校や塾に通わせるために使った教育費も〜親がそれをすると決めたのであれば親の責任になります」とのことで、祖母や知人に「遠慮しないでもっと親に頼って良いんだよ」と言われたことを思い出します。
BやCについてもとても分かりやすい説明があります。親の介護で悩んでいらっしゃる方、親の言う通りにしないと「死ぬ」と言って脅されたことがある方は、ぜひご自身で読んでみてください。きっと心の救いになると思います。
「過去の自分」「親の呪縛に縛られた人」に境界線を引く
- 「過去の自分」と「現在の自分」とのあいだに境界線が引かれていないと…
- 「親の呪縛に縛られた人」とのあいだに境界線が引かれていないと…
- 我が子を傷つけてしまいそうで怖い
ここまでの境界線は、「親と自分の間に引く」ものの説明でした。でも次に説明されている“過去の自分に境界線を引く”とは「自分の中に引く」境界線のお話しとなります。
心が酷く傷つくことをよく「トラウマ」と言ったりします。そして何かをきっかけにそのトラウマを思い出してしまうことを「フラッシュバック」と言ったりします。
幼い頃の親子関係にトラウマがあると、大人になってからもそれがフラッシュバックして苦しくなってしまうことがあります。その時にフラッシュバックを柔げるには、「親から傷つけられたのは過去の自分であって、現在の自分ではないということを認識することから始めます」とのことです。
そのように「過去の自分」と「現在の自分」を分けられると、危険や恐怖を感じたのは過去の記憶だから、現在の自分は危険でもないし恐怖を感じることもないと思えたら、回復が早くなるそうです。
これは例えば、傷つけてきた親が今はもう亡くなっていて自分がこれから傷つけられる心配は全くないのに、過去の親にされたことを引きずり続けてしまっている方にとても有効な手段のように思われます。
とても苦しいトラウマがあると、今は安全と分かってもなかなか過去を忘れられないかもしれません。でもご自身が楽になってこれから幸せに生きる為に、是非“過去の自分に境界線を引く”を試してみてください。
次に“親の呪縛に縛られた人に境界線を引く”ということについて、説明されています。
「親の呪縛に縛られた人」というのは、 実は同じように心が不健全な親に育てられたけど、その毒性をまだ理解できていない人とのことです。
自分の親が悪い親だと思いたくない罪悪感があり、苦労して育ててくれたはずだから「私は親に感謝しなければならない」と自分自身に言い聞かせるようにしている、そして目の前のあなたが親から距離をとっているのを、親を大切にしようとしていないと決めつけ、「なんで私と同じようにしないの!?絶対におかしい!」と怒って否定したくなるそうです。
それに対して心が健全な親に育てられた人々なら、親子間でしっかり境界線が引けているので、ことさら親を大切にしようと思わない、親から距離をとっている人を見ても否定したいと思わないそうです。
これから自分を信じて前進するには、同じ「親子問題」に悩んではいるけど、この本を読んで知識を得ているあなたに対して、知識を得ていないある意味では“後輩”的な人々に対して境界線を引くことも重要と言われています。揺らがず進みたいですね。
子どもの頃、親に暴力を受けて育った人が、大人になったら子どもに暴力をふるってしまうという話をけっこう聞きます。
そのように親から受けた心の傷が影響して、自分も親と同じように誰かを傷つけてしまうことを「世代間連鎖」と言うと説明されています。
これが起きるのは、親が抱えていた心の問題を理解できず、また境界線も上手く引けないまま、親になってしまった方に多いようです。
もし「我が子を傷つけてしまいそうで怖い」という気持ちのある方は、是非この本を読んでみてください。方法が分かれば、きっと変われます!
境界線を引いて自然な親子関係に戻る
- 親もあなたも幸せに生きるための境界線3つの原則
- 子も親も自立するから幸せになれる
- 自立できたときの心境は?
【境界線を引いて自然な親子関係に戻る】の部分は、私がこの本『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』を買うことになった大きな理由のうちの2つ目です。
よく、何かの問題について理路整然と説明されてはいるけど、実際にはそれをどう活かせるか分かりにくかったり、どう行動したら良いか分からない本もあります。でもこちらの本は違って、提案されていることをするとどうなれるのかが分かりやすく、必要な行動も明確にできると思います。
不健全な親と適切な境界線が引けていない場合、基本行動として3ステップが説明されています。
それが@「距離をとる」、A「本心を伝えて断る」、B「自分のために生きる」です。
@「距離をとる」は、心理的にも物理的にも親から離れることが提案されています。適切に距離をとれば、親がコントロールできなくなり、それが親の自立につながり、自分も自立していけるようになるそうです。
私自身としては、物理的な距離は20歳から一人暮らしをしていてとれていましたが、心理的な距離は実家暮らしの時よりは改善されたけど、ずっととれていなかったように思います。
A「本心を伝えて断る」の部分は、リアルタイムで私が欲しかった答えが書いてありました。少し長くなりますが引用いたしますと「あなたが本心を伝えて断っていると、親はあなたの気持ちを知るようになります。親も、自分が何を言えば子どもから断られ、何をしたら距離をとられてしまうのかと考えるようになります。それは、今までずっとあなたを傷つけていることに気づけなかった親が、あなたの身になって考えてみるきっかけを得たということ。」の部分です。
本心を伝えたり断ることは親を傷つけるかもしれないと思ってずっとできなかったけど、ここ数年、少しずつですが伝え始めたのは良かったのだと安心できました。
B「自分のために生きる」の部分は、Aが少しできてきた私には、“次に、これからはどうして行くべきか”という道しるべをいただいたような気持ちです。
また本文から引用させていただくと「否定されても行動をやめず、押しつけられても本心を伝えて断るあなたの姿を見せていれば、親は実際にコントロールすることができなくて支配や依存は減っていきます。そして、あなたを利用できなくなった親は、自分の人生に向き合い始めます。」とのことです。
以前に私は「(私の心配ばかりしないで)自分の人生に向き合って大事にしてください」と親に伝えたことがあるのですが、私が親に望んだことは正しかったのだと分かりました。伝え方が正しかったかは分かりませんが。
「子も親も自立するから幸せになれる」の部分では、親と距離をとることにまだ完全には罪悪感を無くせていない私にとってすごく響く説明が多いです。
私が距離をとれないと、親の自立を妨害することにもなる。私が親の側に居ると親に期待を抱かせてしまい、親は自分の人生に向き合えず幸せな人生を作れない。そのように主語を「私」にして、よくインプットしたい内容だと思いました。
よく結婚は、自立した人同士がしないとお互いに幸せになれないと聞きますが、親子関係も親と子それぞれが自立してこそ健全な関係を築けるのだと分かりました。
「自立できたときの心境は?」の部分は、まだ完全にではないけど親への罪悪感が減ってきて心理的自立も少しできてきた私にはすごく納得のことが書かれています。
それは、自立できるとすごくハッピーという感じよりは、「心の平穏」や「安心感」という言葉の方がしっくりくる感じということです。
また「身も心も自立すると、大きな迷いもなく、強い恐怖心や緊張感もありません。」とのことで、私は正に常に緊張感状態で不安もいつも抱えていました。大人になった今、ストレスにより無意識の歯ぎしりを続けて歯がすり減ってしまっている程、それが平常運転のような感じでした。
同じように苦しんでらっしゃる方はどうか諦めないでください。不健全な親との間に境界線を引けて、距離をとれた人々はみな「毎日、安心して暮らせています」と言われているそうです。作者の川島さんも次のように言われています。「親子関係で悩むのは、もうここで終わりにして、1日も早く平穏な日常を手に入れてください。」と。正しく対処すれば、きっと今よりは楽になれます。
次は第4章です。
第4章 大人の親子関係相談いろいろ
【Case1】親から日々の行動や人間関係を監視されていた七海さん…(仮)28歳 公務員
【Case2】親から期待を押し付けられていた達也さん…(仮)34歳 医師
【Case3】親から結婚を反対されていた麻衣さん…(仮)32歳 会社員
【Case4】親に経済的依存をされていた亮太さん…(仮)29歳 会社員
【Case5】弱い母親が心配でそばを離れられなかった美月さん…(仮)27歳 会社員
ここでは親子関係に悩む方から川島さんがよくいただくという相談事例が5つ紹介されています。苦しい親子関係から抜け出して自分の人生を取り戻した、成人した5人の子どもたちのエピソードで、よくある相談事例をもとに作成したフィクションの形で説明されています。
親子問題で悩んでらっしゃる方はそれらの事例で「親の言葉や行動がどんなものか」、「子どもたちがどんなも心理状態になっていたのか」に注目し、ご自身が抱える問題と照らし合わせながら読んでみてくださいとのことです。
こちらには川島さんのカウンセリングではどのようなアドバイスやサポートがしていただけるかも含めて、本当にリアリティーがあり分かりやすい事例の説明がされています。
カウンセリングを受けてみたいけど迷ってらっしゃる方は、ぜひ本をご参考にしてみてください。
相談事例の具体例なのでこの章の詳細をご紹介するのは割愛いたします。ただ私個人の経験としては、【Case1】にある“メッセージや電話が沢山来る、少しでも対応が遅れると「なんで電話に出ないんだ」と責められる”など、私にも苦しさがとても良く分かるものがありました。
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【裏表紙】
ご説明はかなり私の主観で切り取ったものとなります。また、私自身の気持ちを整理して次に進む為の目的もあるので、偏りがあったり感情的でご不快を与えてしまうこともあるかもしれないことご了承ください。
最初は本1冊全体を1記事にまとめてご紹介しようとしたのですが長文になってしまったので、複数回に記事を分けることにしました。
今回は第1章で終わった前回の記事の続きで、第2章です。
「囲み」をしてある部分は、全て本からの引用になります。
『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』
Meet freedom to live yourself.
親との苦しい関係を終わらせ、自分の人生を生きる方法
「親を大切に」という考えを捨てたら自由になりました。
〈本のタイトル、帯より引用〉
Contents
第1章 「親との関係」に悩んでいるのはあなただけじゃない
第2章 子どもを支配し続ける親の心理
第3章 親子関係に「境界線」が必要な理由
第4章 大人の親子関係相談いろいろ
第5章 親と距離をとる方法と注意点
第6章 自分の人生を前向きに生きていくために
それでは2章に入ります。
第2章 子どもを支配し続ける親の心理
「こんなにも嫌いな親を知る必要なんてあるの!?」と思うあなたへ
- 親を思い出すときに感じるのは「怒りと後悔」
- 親が抱える心の問題を知ることのメリット
親のことを思い出して気分が悪くなったり、苦しくなったりする人の、その感情の正体は「怒りと後悔」だそうです。いわゆる「毒親」をもつ、本当に大変な生い立ちの方々はそうなのかもしれません。
私はこれに関しては「親の影響を受けて大変になった部分はある」とは思うけど「親のせい」とまでは思っていません。
それから「怒り」については、私は今、自分を取り戻す手段の一つとしてアマチュアROCKバンドのボーカルをしているのですが、それは親子関係で溜めてきた「怒り」の捌け口だとつい最近までずっと思っていました。
でも自己受容や、自分を全肯定する努力をこの数年しているうち、自分が親に対して特に強く抱いている感情は「悲しみ」や「寂しさ」だったのだと気づいてきました。勿論、全否定されたり考えを押し付けられたその瞬間は「怒り」も沸いたりします。でも、本当はすごく悲しくて、寂しくて、泣きたかった。でもそうするのは被害者ぶってるみたいだったり、親を悪者にするみたいで嫌だった。
ただ「悲しみ」や「寂しさ」をそのまま呑み込んでいると、苦しくて動けなくなってしまう。無理矢理に自分を動かす為に「これは怒りなんだ」と自分を洗脳して、動くエネルギーにしていたのでした。「悲しみ」や「寂しさ」をそのままの形で抱えているよりは、「怒り」として抱えた方が幾分かは楽なのです。
それから「後悔」ですが、これはゼロではありませんがそれ程強くありません。私は親に考えを押し付けられながらも、その時考えうる最善の選択はしようとは頑張ったし、親の反対を押しきって自分の意思で行動して気持ちが満足した経験もあるからかもしれません。
でもそのようなことが出来ない程、親の圧力が強かった方々は、是非とも親の支配を抜けてこれから幸せになっていただきたいです。
もし親子問題を抱える方が、既に親と距離をとっているのに、怒りと後悔をやめられない場合は「親が抱える心の問題を知る」と楽になれるようです。
自分に「怒り」や「後悔」のあることは、実は親のことをよく知らないから感じてしまうそうです。
でも親の未熟さや身勝手さが分かると、何故、親が子どもを傷つけるような発言や行動したかの目的が分かり、自問自答の無限ループからも抜けられるとのことです。
そして「私が親の心の問題を解決しようとしなくていいし、トラブルを起こす親から離れてもいい」ことを理解できると、自分責めや「罪悪感」も減っていくそうです。
親の心の問題を知ると、親の行動を予測できるようになるので、そうすると事前の対策ができるようになる。自ら対策できる=自分の人生を自分でコントロールできるという「自信」も持てるようになるそうです。
心に問題のある親が抱える4つのコンプレックス
- 親が持つコンプレックスと、それに伴う問題行動
ここでは、「子どもの自由を尊重できず、支配や依存を繰り返している親が抱える代表的コンプレックス4つ」について説明されています。
表面に現れていませんが、私の父親は1・2・3のコンプレックスを隠し持っているのではと考えています。コンプレックス@「失う不安」、A「孤独・孤立への不安」、B「無価値・無能への不安」、C「自由を奪われる不安」とのことです。
私の父親は本当の両親も(居るなら)兄弟も知らない養子で、病気で子どもを産めなかった義母に「自分達の老後の世話をさせる為」にと育てられたそうです。義母は曲がったことが嫌いでおおらかで明るい人だったので、父親も一見ポジティブで明るくエネルギッシュな大人に育ったように見えます。
でも人間は自分のルーツや「何故生きているのか」といったことに無関心では居られないような気がします。そこにある心の闇が正にコンプレックス@Aを生み出しているのではと。そして親の老後の世話ができるという「価値」のある自分でなくてはいけないと、必死で生きてきたから、父親にはBが刷り込まれているのかもしれません。
また、3人姉弟の中で父親は私のことを一番自分と似ていると言ったりして、強い父親に見えてどこか私に精神的な依存をしている部分もあるような気もします。
何故@〜Cのコンプレックスを持つかはそれぞれの親によって違うと思うので、是非ご自身の親と説明を照らし合わせてみて下さい。
コンプレックスを抱える親は子どもの領域に侵入してくる
- 子どもが理想に近づけば私の不安がなくなるかも
- 親が侵入する3つの領域「価値観」「感情」「責任」
心に問題を抱えて子どもの領域侵害してくる親は、上記のコンプレックスの2つ以上を持っていることが多いそうです。そして自分の抱える不安は子どもから与えられていると錯覚し、その不安を安心に変える為に子どもを自分の理想の形に変えようとする。それが、親による子どもの人生の否定や、親の都合の良い生き方の押し付けという形で現れるそうです。
私の親は私の人生を否定し、自分達が正しいと考える生き方を押し付けてきていて、あぁやはり自分達が不安だったのかと理解しました。
親による子どもの「領域侵害」は3種類あり、「価値観」・「感情」・「責任」それぞれの押し付けによるものがあるそうです。
そしてそのそれぞれについて、親がどんな言葉を言ってくるかの具体的なパターンが紹介されています。これは大変分かりやすい説明で、親に言われる言葉で苦しさを感じている方には是非見ていただきたいです。
「境界線」を越えてくる親がやりがちなこと
- 「価値観」を押しつける
- 「感情」を押しつける
- 「責任」を押しつける
- まずは何が問題なのかを知る
- 親の言葉や態度に迷わされないために
先ほど説明されていた3タイプの領域侵害について、実際には親がどんな言葉をかけてくるかが詳しく解説されていてとても分かりやすいです。
私自身に当てはまったパターンとしては、“価値観の押し付け”にある「自分たちは長く生きてきて経験も豊富だから子どもより正しい判断ができる」「みんなこうして生きている、あなたもこう生きるべき、これが正しい生き方だ」が正にでした。“感情の押し付け”については、「あなたには裏切られた、傷つけられた」に近いことを言われました。
“責任の押し付け”については、私自身ではありませんが「親の病気や老後の世話をするのは子どもの役目」というのが、ある意味、父親が被害者として言われたことだと思います。ただ、今から60年以上も昔の日本ならば、そのような時代だったかもしれません。それでも、本当の両親も家族も知らない父親にとっては相当なプレッシャーだったかもしれないと気の毒になります。
【まずは何が問題なのかを知る】という見出しから始まる部分は、私が親子関係で抱えてきたジレンマを全て理解して話してくれているような内容です。
一部を引用させていただくと、「今まで恐怖心や罪悪感でコントロールされていたあなたにとっては、自分の親がコンプレックスを抱えていたなんてことも、その親から傷つけられていたなんてことも、わからなかったのは仕方のないことです」。そして「誰だって自分の親が健全な人だって思いたい」、「親から傷つけられていても傷つけられていないように感じようとし、親の言葉が正しいと信じて従い、〜育ててくれたからと思って無理矢理に感謝しようとしてきた」といった部分など、川島さんに全て見透かされているようにその通りでした。
心が健全な親であれば、ここまでの説明にあったようなことはしない。もしあなたの親がしていたことがこの中にあったり、この先も同じことが続くなら…少し前の説明にあった「境界線」を親との間に引く必要があるということです。
親は変わるのか?自分の問題に気づけるのか?
- 親は「自分が正しい」と思っている
- 親が問題に気づくまでの6段階
- どれくらいの親が反省できるのか?
- 親に自身の問題を分からせようとすると逆効果
「親は変わるのか?」「自分の問題に気づけるのか?」ということについては、親は「自分が正しい」と思っているので、コンプレックスを抱える親が何の努力も無しに自分の問題に気づいて変わることは無いそうです。
それから説明されている【親が問題に気づくまでの6段階】という見出しの部分が、私がこの本を買おうと思った大きな理由の一つです。私の親は高い確率で変わることは無いだろうと思ってしまってはいるけど、もし奇跡的に変わってくれるなら、これからどうなっていくのだろう?とすごく興味を引かれました。
この数年になって少し親の問題に気づいてきた私は、それとなく自分が傷ついたことや過干渉について伝え始めました。その結果、私が全く傷ついていないふりをしていた時よりは状況は少し進んだようです。具体的には「第一段階:怒り」、「第二段階:落胆のアピール」までは進んだ気がします。次に「第三段階:仲裁」、「第四段階:あきらめ」、「第五段階:困り」、「第六段階:気づき」と続くそうです。
でもこれはあくまで理想的に進んだ道のりで、川島さんがカウンセリングでみたケースでは、このように反省できた親は10%程度だったそうです。しかも数年単位の長い時間が必要で、1年以内では1〜2%しか解決しなかったそうです。
それから、残り90%のほとんどの親は第五段階まで進むことなく、問題を抱えたまま変化するのをやめてしまうそうです。
この本に出会う前に、私も親自身が問題を解決する手段として真っ先に、第六段階で挙げられている親子関係のカウンセリングや専門書に頼って欲しいと思いました。でも実はそれを子どもの方から提案するのは全くの逆効果とのことです。
それを知らなかった私は、自分を信じて疑わない父親のプライドを傷つけそうだとは思ったけど、少しは自分の問題に気づいて欲しいと思って以前に「本を読んで下さい」と提案してしまいました。逆効果だったのかもしれないけど、硬直状態や均衡を崩すことにはなったような気もするのですが…。
親の「反省したふり」に騙されてはいけない
- 親は子どもを失いたくなくて「ふり」をする
- 本心は行動に表れる
- 問題に気づかない親と仲良くしようとすると…
- 親の苦しみを解消してあげられるのは「あなた」だけ
健全な親はどんな親でも、子どもを大切に思い、心配したり守ってあげたいと思うのが自然な心の動きだそうです。
でも不健全な親は違い、子どもが自由に生きようとすると、支配や依存ができなくなるのではという意味での「失う」不安を感じ、子どもをさらに強く傷つける。それでも子どもが従わないと、また感情的になって批判を続ける親が多い一方、中には反省した態度を示す親もいるそうです。でもここで注意しなければいけないのが、それが「反省したふり」であることがほとんどということです。
反省が単なる“パフォーマンス”か、本物かを見分けるには、「言葉」より「行動」を見ることが大事なようです。その行動は「親が子どもの生き方に否定も批判もせず、子どもの人生は子どものものだと考えて」のものかどうか、というのが重要とのことです。
私の親は過干渉・過保護で、上の意識が正に欠落しています。そして支配や依存対象としての私を失わないように、私に歩み寄ったように見せかけて結局は自分の思い通りにさせるようなことを言っていたことがあり、正にあれはパフォーマンスだったのだと理解しました。
ここでは「結婚」における分かりやすい具体例が挙げられているので、結婚のことで親と上手くいっていない方は是非、見てみて下さい。
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本日もお付き合いくださいましてありがとうございます!
まだご紹介が途中ですが、
記事の内容が良さそうと思えましたら
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もし身近で親子問題に苦しんでらっしゃる方がいらっしゃいましたら、本やブログをご紹介いただいてお役に立てたら幸いです。
それから、川島さんに直接問い合わせたり、カウンセリングの依頼をご検討される方はご参照ください↓
おとなの親子関係相談所 代表
川島崇照メンタル・トレーニングオフィス 代表
1974年生まれ、新潟県出身。
2011年にカウンセラーとして独立。
「おとなの親子関係相談所」https://親子の悩み相談.jp
Twitter⇒@oyako_kankei
2023年02月20日
『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』―1―
自分も他人も癒して自由に生きるSAIです。
本日は、私がずっと生きづらさを感じてきた原因の一つである「親子問題」についての素晴らしい本に出会ったので
そのご紹介をさせていただこうと思います。
それはこちらです↓
【表紙】
【裏表紙】
ご説明はかなり私の主観で切り取ったものとなります。また、私自身の気持ちを整理して次に進む為の目的もあるので、偏りがあったり感情的でご不快を与えてしまうこともあるかもしれないことご了承ください。
最初は本1冊全体をこの1記事にまとめてご紹介しようとしたのですが長文になってしまったので、複数回に記事を分けることにしました。
今回は第一章までとなります。
「囲み」をしてある部分は、全て本からの引用になります。
『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』
Meet freedom to live yourself.
親との苦しい関係を終わらせ、自分の人生を生きる方法
「親を大切に」という考えを捨てたら自由になりました。
〈本のタイトル、帯より引用〉
少しショッキングなタイトルの本ですね。
この『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』という本は、大人になっても親子問題に苦しむ「子ども側」の方々へ向けて書かれたものです。
“健全な親子関係”を築いて育ってきた方々から見たら、意味が分からず不快に感じたり、「恩知らず」と思う場合もあるかもしれません。
でも…私はそうなのですが、親に「心の安らぎ」、「心の居場所」を感じられなかった方々には、すごく救いになる言葉なのではないかと思います。
またそのような心理的なものだけではなく、親や家庭に「物理的な安全」も無く生きて来られた方々は命の危機を経験されたこともあるかもしれません。そして今もそこまでの状況だと、ゆっくり読書する機会を得ることすら難しいかもしれません。
でもこの本に出会っていただけたら、何が原因でどう問題になって、どう対処や解決しうるのかというプロセスが、絡まりまくった糸をほどくように分かっていくと思います。
まず物理的に親から離れてできる限りの安全を確保し、この本と共に自分が今どんな状況に置かれているのか冷静に見つめられたら一歩前進できるのではと是非おすすめしたい、実用性もある本です。
その我慢や、申し訳なさは、当たり前じゃない。
本の本編に入る前のこの言葉。まずここで、私は「あ、当たり前じゃないのか…」と思ってしまいました。親に対する申し訳なさ、罪悪感をずっと抱えてきました。
私にとって「親とは何か?」と聞かれたら…「迷惑をかけてはいけない相手」というのが答えで、40歳手前の今になってもそれは子どもの時から変わりません。
大学生時代や会社員時代に親についての話題になった時、「人生の先輩」の方々にそんな想いを話すと「親っていうのは迷惑なんて思わないよ」と言われたりしました。オムツを交換してもらったり、ご飯を食べさせてもらったり、全くお世話にならないのは不可能だし、私にも分かりました。「迷惑に思わない親“も”いる」と。
でも私の親は“迷惑”とかではないかもしれないけど…でも違う。必死に自分の気持ちと向き合って決めた進路も、就職も「勝手なことをして」とか「そんなことできる訳が無い」「そんな仕事辞めて帰って来い」と頭ごなしに否定されてきました。相談を持ちかけてもこちらの気持ちを推し量るということを知らず全否定され、単に親が信じる正しさや理想を押し付けられ、現在でも求めてもいないアドバイスをされ、親と話しても向き合っても、苦しさしかありません。
本当は信じたかった。私が私の意思で生きても真面目に頑張っていれば、いつか「よくやってるね」とか言ってくれるんじゃないかと。
「ただ、私のことを心配して親心、愛情できっと言ってくれてるんだ」と。
でも親側の立場を考慮してどんなに考えても、胸の奥底にある違和感を消せませんでした。そして私が親を悪者にしたくなくて、無理矢理、必死に寄り添って美化していたのだという結論に最近行き着いてしまいました。
もし、あなたが今、親との関係でつらい思いをしているなら…
あなたは、親に人生を奪われている状態かもしれません。
この言葉も、正に自分の中の理解と連動しました。
親からメールが来る度ーそしてそれは否定や私を信じてくれない心配事ばかりでー何日も、時に数週間も心が苦しくなり、何も手につかなくなったりしてしまいます。
親について悩み、やる気を削がれる日々は「親に人生を奪われている」。最近そう気づいてきたところと言うか、そう思うようにしてきたところです。
これまでの私は自己肯定感も低く自信も無いから、そんな考えは人のせいにしていて良くない、何をされようと自分に問題がある、そうやって自分だけを責めてきました。
でも引き寄せの法則などで「自分を大事にする」「自分を愛する」「自分を好きになる」「自分を責めない」「自分を認めてあげる」といった努力を始めたのもあり、考えが“矯正”されてきたタイミングだから、これも受け入れられつつあるのかもしれません。
それでは本編に入ります。
Contents
第1章 「親との関係」に悩んでいるのはあなただけじゃない
第2章 子どもを支配し続ける親の心理
第3章 親子関係に「境界線」が必要な理由
第4章 大人の親子関係相談いろいろ
第5章 親と距離をとる方法と注意点
第6章 自分の人生を前向きに生きていくために
第一章。
第1章 「親との関係」に悩んでいるのはあなただけじゃない
大人になってからも親子関係に悩み苦しむ人たち
- 恐怖で心を支配され奴隷のように生きる人生
- 金銭を搾取され貯蓄も満足にできないまま生きる人生
- 選んだ結婚相手を否定され反対され続けて生きる人生
- 罪悪感にさいなまれ親の介護をしながら生きる人生
「親との関係」に悩んでいるのは“あなただけじゃない”。著者の川島崇照(かわしまたかあき)さんは、本の帯によればカウンセリングにより親子問題で苦しむ【4万人の悩みを解決してきた】とのことです。ご自身も毎日のように否定や罵声を浴びてビクビクしながら親の顔色をうかがっていた生い立ちがあるそうです。
つまり少なくとも4万人は親子問題に悩む人がいた。
それから私の数少ないリアルの人間関係の中でも、親との関係が良好じゃない人が数人います。
また有名な芸能人の方々でも、親にお金を搾取されるようないわゆる「毒親」に悩まされて自ら命を断たれてしまった事件などもあります。
そう考えると、親子問題に悩んでいる人々は意外に多いのかもしれないと思いました。
ここでは支配・搾取・否定してくる親、罪悪感をもつ子供といった不健全な親子関係について説明されています。とても分かりやすい状況説明で、自分の悩みが毒親によるものなのか全く分からない人でも、「これに当てはまる」と気づけるかもしれません。
あなたは親にコントロールされているかもしれない
- コントロールとはいったい何?
- 親からのコントロール度をチェックしてみよう
親子関係の不健全さとは親が子を「コントロール」することであり、それは親自身が心に問題を抱えていることが原因になるというお話です。
親が子に対してコントロールしている場合と、子が自らコントロールされているような場合もあるようです。
33項目の「コントロール度チェックテスト」があり、私は少し自己肯定できてきた今でも12個当てはまりました。5個以上当てはまると親のコントロール状態にある可能性が高いということで、やはり私はまだまだ親子問題の渦中にあるようです。
私の該当項目の例としては「やりたいことをやっていると親を裏切っているようで申し訳ないと感じることがある」「親にどう思われるかが怖くて何も言えなくなることがある」「本当は嫌だけど責任を感じて親の愚痴を聞いていることがある」「親から否定されるとひどく落ち込んでしまう」「親と深い話にならないように表面的な話題ばかりを話している」等が、得に強く共感しました。
親のことを考えるとネガティブ感情が沸く方は、ぜひご自身でチェックしてみていただきたいです。
親が植えつけがちな「ねばならない」コントロール
- 代表的な3つのコントロール
ここでは、子どもをコントロールする親がやりがちな代表例「3つ」と書いてありますが…?「4つ」の説明がされています。
私自身としては、2つめが当てはまりました。「今まで親からたくさんのお金をかけてもらったから恩返しをしなければならない」。これは親側にも問題がある場合もありますが、私の場合は自分が申し訳なさや罪悪感を感じて自らコントロールされているタイプだと考えています。
私の親子問題については、HSP気質の私と過干渉の親という組み合わせが良くなかった点もあると思うので、「毒親」とまでは思っていません。それでも心理的な辛さはやはり辛いし、似た部分もあるとは思います。
親の側に問題があることを知る
- 子どもは親が抱える問題に気づきにくい!?
- 「心が健全な親」と「心が不健全な親」
- 親に悪意はあるの?
今、私は「親子問題」についてお話ししていますが、それが私の感じてきた“生きづらさ”の原因の一つだと気づけた、思えたのはこの数ヶ月でのことです。
ずっと自分の内面や現実と向き合い続けて“生きづらさ”は私だけの問題と考えてきたけど、ある時ふっと「親にも問題があるのでは」と閃いたような感じです。
それはつまり、30年以上も「親も問題を抱えている」ということに私は気づかなかったと言えます。
ここでは「自分の親が問題を抱えていることは気づきにくい」ということについて説明されています。
暴力や育児放棄などは親に問題があることは分かりやすいですが、例えば日本特有の「家父長制」や「親孝行」といった文化で生きてきた為、問題を見抜けていないということもあるようです。
〈本の34pより引用〉
「親子問題」が起きるのは、親が子をコントロールしようとすること。そして、そのようにコントロールしようとするのは「心が不健全な親」。親の心が健全か不健全かの判断として4パターンの説明があるのですが、私の父親は1・2・3番めのパターンが正に当てはまりました。
@「健全な親は子どもの自由を尊重し、不健全な親は干渉する」。A「健全な親は子どもを対等に見て、不健全な親は下に見る」。B「健全な親は子どもに考えさせて、不健全な親は意見を押し付けて否定する」。
この3パターンにある「心が不健全な親」の説明はあまりにも私の状況そのものであり、読んでいて実体験を思い出して苦しくなるくらいでした。
私は子どもも居ないし親の立場にはなっていませんが、例えば弟とか年下への人間関係について「健全な親」と同じ価値観を持っていることが分かりました。自分より弱者にあるような人ほど尊重したい気持ちが強いです。
「親に悪意はあるのか?」ということについては、私は「無いんだろうな」と思っていましたが、やはりほとんどの不健全な親に悪意は無くて、「不健全な親が何らかの強い不安を抱えていて、心の余裕が持てずに適切な関わりができなくて、結果的に子どもを傷つけている」そうです。そして「子どもに問題があると思い込んでいることがほとんど」ということです。
私の父親も自分が絶対的に正しいと信じて疑わず、私のことを下に見ています。そして感情任せの全否定の言葉で私が傷ついていることに全く気づいていません。
それは私自身が「傷つけられた」と思わないように頑張っていたのにも原因はあるかもしれません。何を言われても自分が傷ついたと思うのは、親を悪者にしているようで嫌だったし泣いたことはありませんでした。一人になった時、ただただ心が氷りついていくのを感じていました。この数年になってやっと「自分は傷ついたんだ」と受け入れたり「悲しい」と思うことも自分に許可できてきました。
親が言う「都合のいい言葉」を信じていると…
- 親のコントロールから抜け出せなくなる!
- 「親はたくさんの経験をしてきて正しい考えを持っている」は本当?
- 「いい学校に行って、いい会社に入れば幸せな人生が送れる」は本当?
- 「親が認めない結婚は不幸」は本当?
- 「子どもが親を支えるのは当たり前」は本当?
- 「親孝行をするのが“いい子”」は本当?
私が「親が言うことは親にとって都合が良いだけだ」と、そして「未来に繋がる脈絡も無い」と認めざるをえなくなったのは大学生の時でした。
小学校高学年の時に英語塾に通い始めてから「成績」によりうるさくなった親。高校受験や大学受験も“公立”や“国立”に“一発合格”のみしか許さない。“浪人”なんてありえない。そのように追い立てるなら、私は社会人でも学んだことを少しでも生かせる仕事に就くことを見越して親はそう言っているものだと思っていました。
それなのに大学3〜4年の就職活動時期に「結婚」がどうとか言い始めて…。私は友達関係や色々なものを犠牲にして勉強してきたのに。結婚?結婚するんだったら、何の為に必死で勉強してきたの?と親の勝手さに怒りを通り越して呆れそうになりました。
私の親はすごく世間体を気にしていたので、ただ単にその時、自分の子どもに良い成績を取らせて自分が満足したかったのかもしれません。または結婚させる時や親戚に「娘は成績優秀」と自慢するだけの目的だったのかもしれません。
ここでは、令和では通用しなくなったけどかつてあった「良い学校に行って良い会社に就職できたら人生安泰」という“常識”を盲信して子どもに押し付ける親についての説明があります。
私の親世代の「バブル経験者」や「団塊の世代」ならそれもあったのかもしれません。でも1世代、約30年先の時代を生きる私にその“常識”を私の親も押し付けてきました。それが時代錯誤であることに私の親は気づかず、自分の絶対的正しさを信じて疑いませんでした。そしてここ数年まで、その“常識”の押し付けは続きました。
それから、子どもの意思による結婚を認めない親、親を子が支えることを求めたり、恩返しを求める親についての説明もあります。私の知人でも結婚における親との問題で悩んでらっしゃる方が居て、せっかくの結婚を親が祝ってあげられないなんて悲しいと思いました。
親のコントロールから脱出するための「境界線」という考え方
- 隣人が何かにつけて考えを押しつけてきたら
- あなたの本心はどう感じている?
- 自分を守るための「境界線」
- 子どもが支配する親、依存する親をつくっている
- 自分の人生は自分のもの
「不健全な親」は子どもをコントロールしようとする。そのコントロールから逃れる方法として「境界線」の説明がされています。
ここでの「境界線」とは、“親の領域”と“子どもの領域”を分ける線であるとされています。親にどんなことをされるのが「領域侵害」であるのかは分かりづらいけど、それを「隣人との関係」に置き換えるてみると気づけるそうです。
それは例えば、隣人であれば“理不尽”だとか“危険”だと分かることでも、相手が親だと思った途端にそのように感じるのが申し訳なくなってしまうことがある。判断が変わったり、本音を見失ってしまう。つまり逆に、親にされていることを他人である隣人にされたらどう感じるかを考えると、本当の自分の「本心」が分かるそうです。
親から傷つけられたり自己犠牲をしてしまうのは、親からのコントロールを受け入れている状態。自分を守り、自分らしい人生を生きていくのに大切なのが「境界線」の知識になるそうです。
ここまでは主に、「親子問題」は「心に問題を抱える不健全な親」が子どもの領域を侵害してコントロールしようとすることの説明でした。でも「子どもが親の問題を大きくもしている」場合がある、しかもそれは著者の川島さんがカウンセリングした方々では100%だったそうです。
私の生まれ育った家庭は3人姉弟ですが、私だけが明らかな親子問題を抱えています。同じ環境で育った3人なのに私だけ。これはつまり、私は親の問題を大きくしたけど、姉と弟は親の問題を大きくしなかったから今現在普通に関わり合えているということだと思います。私のケースは正に「子どもが親の問題を大きくしている」例と言えそうです。
HSP気質なのは姉弟で私一人です。姉はポジティブではっきり言うタイプ、弟はすごくマイペースでのんびり。私だけが親の気持ちや期待を敏感に察して、親の気持ちを考えて我慢したり望みに応えてしまった為に親の「自分が正しい」という気持ちを助長してしまったのかもしれません。
親は期待に応えれば応える程、「やはり自分が正しい」と思ってますますコントロールしたくなり、子どもの気持ちに寄り添うとか、子どもの生き方を尊重する発想が弱くなっていくということで、私がしてきたことは正にこれだったのだと理解しました。
自分が抱えてきた“生きづらさ”の原因の一つが「親子問題」にあると気づいた今、目の前にあるのは2つの分かれ道。それは「不自由」に続く道か、「自由」に続く道。
私は「自分も他人も癒して自由に生きる」存在だと、今の自分を自覚しています。ここで言う“自由”と、上の「自由」に続く道の“自由”は同じ意味であることが説明を読んで分かりました。
そしてその自由とは、スピリチュアルで言われる“自分軸”とも同じ意味でした。「自分の気持ちや価値観、考えで生き方を決める」こと。そもそもこの本『もうこれ以上、苦しまないで! 嫌いな親との離れ方』との出会いも“引き寄せ”が働いたようなものだったのですが、内容までシンクロしていてやはり出会うべくして出会ったのだと確信しました。
親との関係に悩む大人の方に「不自由」と「自由」を提示し、どちらの道を生きたいか自分軸で決めるのが大切だと言われています。
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本日もお付き合いくださいましてありがとうございます!
まだご紹介が途中ですが、
記事の内容が良さそうと思えましたら
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もし身近で親子問題に苦しんでらっしゃる方がいらっしゃいましたら、本やブログをご紹介いただいてお役に立てたら幸いです。
それから、川島さんに直接問い合わせたり、カウンセリングの依頼をご検討される方はご参照ください↓
おとなの親子関係相談所 代表
川島崇照メンタル・トレーニングオフィス 代表
1974年生まれ、新潟県出身。
2011年にカウンセラーとして独立。
「おとなの親子関係相談所」https://親子の悩み相談.jp
Twitter⇒@oyako_kankei
2023年01月21日
映画『すずめの戸締まり』
自分も他人も癒して自由に生きるSAIです(*´▽`)
昨日、映画『すずめの戸締まり』を観てきました!
今回はネタバレを含み、映画を観たばかりの率直な感想になります。
映画をまだ観ていなくてネタバレアウトな方は、また観てからお付き合いいただけたらと思います♪
それから設定や内容について調べた訳ではなく、誤情報もあるかもしれないのでご注意ください( ;´・ω・`)
⇓ ⇓ ⇓
これまでに新海誠監督の作品で『君の名は。』は観たことがあり、あと『すずめの戸締まり』の番宣動画はちょっと観てて、
「あーまた画像が美しいなぁ♪」と少し気になっていました。
それからお世話になっているスピリチュアル系Youtuberさん達の数名の方がおすすめされていたり、あれはスピリチュアルなお話だとか、「3.11の話」だとかそうじゃないとか聞いたりして、また気になっていましたが、やっと観てこれました!
いやー…へビィでしたね(/_;)
批判とかの意味は本当に全く無いし、観て本当に良かったって思うし、素晴らしい映画を作ってくださった皆様にただただ感謝なのですが…
絵面って言うのか、けっこう…地獄でした。私が個人的にそう感じただけだと思うけど。ネガティブな私はそういう面ばかり印象に残ってしまって(>ω<。)
「ミミズ」が、もののけ姫の「デイダラボッチ」みたいな絶望感。昔、民間伝承みたいなので「ミミズが地震を起こす」とか聞いたような?←かなりうろ覚え(-∀-`; )
それがモチーフ?になってるのかな??
前情報として「3.11」に関わるという意見もあれば、関係無いという意見もあった訳だけど…私は関係あるように見えたのですが。読みが浅いのかなぁ(*´ω`)??
「3.11」をフラッシュバックする景色が色々あったりもして…
「すずめ」というのは小鳥の「雀」じゃなくて、主人公の女の子(鈴芽、高校生)の名前なのですが。私の解釈では、彼女は4歳の時に3.11で被災して、母子家庭だったのにお母さんが行方不明になってしまい、自分も生死を彷徨いかけた。
そして被災から12年が経ち、ストーリーの途中で「死ぬのは怖くない」と。「いつ死んでも受け入れられる」的な…ことを言っていました(既に記憶が曖昧( ´-`)汗)。
これは、自分は一度死にかけたし、お母さんももう居ないし…みたいな気持ち??
でも旅の途中で出会った女性達は素敵な人々だった。対人恐怖症で来た私には、素敵な女友達や年上の女性と出会った鈴芽ちゃんがちょっと羨ましくなっちゃいました。
私も対人恐怖症克服を目指して20年近くなり、その過程で少しはそういう機会を得られたけど。どこか、もっと欲しい気持があるみたいで。不足感にフォーカスしないで、得られた幸せをしっかり感じないとだなぁ(*´-`)
ええと…それに対して、異界「常世」と現世を繋ぐ扉を閉じる役割を家業とするそうた(草太、大学生)は「死ぬのは怖い」「寒い」「生きたい」…色々な言葉を並べるのですが、それらが私には震災で亡くなってしまった方々の気持ちを代弁してるように聞こえてしまってしんどかったです。。
大切な人との会話が「行ってきます」や「またね」で最後になり突然日常を失ってしまわれた被災者の方々がどれだけいらっしゃるんだろうとか、また思い出してしまったり。
でも最終的には、鈴芽ちゃんは過去を受け入れられて今は幸せだよって言えて(たぶん)、希望をなげかけるお話でした。
「パラレルワールド」や「タイムリープ」は、2年?くらい前に『東京リベンジャーズ』の解説動画を視た時、色んな創作物でよく扱われている題材だと聞きました。
あと今年の最初の漫画の出会いで、今『地縛少年花子くん』にすっごく魅了されているのですが(//∇//)
0〜18巻、放課後少年〜、解説本まで電子書籍で大人買いしてしまいました☆
(ご存知ない方にはマニアックな話題ですみません→)怪異のつかさくんと赤い家に閉じ込められていた4歳の司(つかさ)くんの関係が個人的にすごく謎で。
でも寧々ちゃんが過去に行って、夏祭りに来ていた小学生の時の普(あまね=生前の花子くん、司くんと普くんは双子)くんに出会い、普くんが七夕の短冊に書いた「ねねおねーさんにまた会えますように」という願いが、花子くんになってからだけど叶ったのは
「未来が過去に干渉した」ということなのかなと思いまして。。
『東京リベンジャーズ』は干渉と言うか、がっつり変えてるけど(*´Д`)
だから現在の怪異のつかさくんは、寧々ちゃんと光くんが赤い家で出会った司くんから生まれた存在、未来の存在(寧々ちゃん&光くん)が過去の存在(司くん)に影響を与えたということなのかな?と。
でも「死者が怪異になる場合、ヒトだった頃の自我がどれだけ残るかは分からない」(←花子くんが寧々ちゃんにそんな感じの説明をしてた)ということなので、怪異のつかさくんは4歳の時の司くんと似ているようで違う存在になってしまったのでは、と。
燃える赤い家の中で司くんは最後に「普のこともっと知りたくなっちゃった」と言ってたのと、つかさくんが三葉くんを怪異にする時「願いが強ければ強いほどより確かで強力な怪異になれる」みたいなことを話していたので、つかさくんは「普を知りたい」っていう動機が明確かつ強い想いがあるから、怪異として強いのかな?
生き物の命も自分の命さえも大好きなお兄ちゃん=普くんの為に代償にして何とも思わないくらい元々ピュア度が高かったけど、そこが濃くなって残虐なまでにピュアになっちゃった…つかさくん(*T^T)
『地縛少年花子くん』のお話もまたしたいなぁ♪『地獄楽』、『07-GHOST』、『最遊記』とか、お話したくてできてない漫画も満載なのですが(*´σー`)
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脱線しました…汗
今のすごい関心事と似たシチュエーション?だったから、つい(*´ω`)
それで『すずめの戸締まり』では、未来(現在)の16歳の鈴芽ちゃんが過去の4歳の鈴芽ちゃんを死の淵から救った。家もお母さんも失って真っ暗闇みたいで、それでも「未来のあなたは好きな人もできるし、幸せに生きてるから大丈夫だよ」って希望を与えた。そういうことなのかと思いました。
未来が過去に干渉するって「鶏が先か、卵が先か」みたいに分からなくなりそうですが(´ロ`ノ)ノ
そのあたりを、パラレルワールド肯定派、タイムリープできる派のスピリチュアル系Youtuberの方々が「過去の自分を自分で癒す」みたいなお話と関連付けて映画をおすすめしてたのかな??
よく覚えてなくて、理解できてなくてすみません( ;´・ω・`)
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それから全く別の視点で、すごく心がギュっとしたシーンがありました。
鈴芽ちゃんと、育ての親となった、たまきさん(鈴芽ちゃんの母の妹)のやり取りのシーン。鈴芽ちゃんが状況説明せず家出してるようにも見える行動をしてた時に、たまきさんがぶつけた言葉。至極真っ当な気持ちであると思う。
今、私は親子関係の本を読んでいて、その本は大人になっても親子関係に苦しんでいる人へ向けたものです。すごく子供側の気持ちを尊重してくれている本だから、親が子供の為に使った時間や力やお金について「あれだけしてやったのに」とか「金を返せ」とか言うのは、【親が親になる覚悟が足りなかった】と書いてありました。
私は親になってないけど、私がもし親の立場でそう言われたら、確かにそうだと思う気がします。ただ同時に、そういう気持ちを全く抱かない人が居るなら、【聖人】じゃないかとも思います。
夜泣きで寝不足になったり、仕事や家事があるのに言う事を聞いてくれない。そんな毎日が続いたりしたら、子供をもつ、育てるという覚悟をしていたとしてもやっぱりしんどくなる時があるのも、本当だと思う。
たまきさんについては、姉が行方不明になってしまったから鈴芽ちゃんを引き取り、子持ちのシングルマザーの形になりました。それにより、自分のやりたい事が色々犠牲になってしまったのも事実。だから【親になる覚悟が〜】を100%当てはめるのは違うと思います。
自分で引き取ったのはあるけど、「本当の本当に」「最も」望んだ訳ではなかった。
でもお互いにあれだけの想いをぶつけても、たまきさんは鈴芽ちゃんをしっかり大人と言うか一人の人間として尊重してるからこそ、本音の部分を認めつつ「でもそれ(自己犠牲)だけじゃないのよ」って言って関係も壊れなかったのかな?
私はできるだけ親に感謝を物や言葉で、時々でも伝える努力はしてきました。
でもこの数年とか去年の夏にも、父親に「信じていない」「信じられない」と言われて
なんかもう親に迷惑をかけないように、とか自分の側からばっかり寄り添うのも疲れてしまいました。
辞めて2年経つ12年くらい勤めた会社について、「俺はそもそもあの会社に就職したのも間違いだったと思っている、認めていない」とか、過ぎたことを掘り返して去年メールしてきました。
心臓がバクバクしちゃうので、あんまり見ないようにしてますが…
もう親に認められなくても、私が私を認められれば良いとは分かりました。
ただ親と関わるには、親が私を一人の人間として、大人として、一つの人格を持つ存在として認めてくれない限り、延々と親の価値観を押し付けられ、否定され続けるのだとも分かってしまいました。
父親が変わる可能性は、正直少ない気がします。私が変えようとすると、余計に否定が強くなると思います。自分が絶対に正しくて、私が完全に間違っていると信じて疑いません。
父親は自分の心の問題に蓋をして、見ないようにしているのだと思います。天涯孤独な生い立ちだから、自分の悩みに本当に向き合ったらしんどくて生きてこられなかったのかもしれません。
私は父親ができるだけ幸せになって欲しいと思ったから、できるだけ迷惑かけないよう真面目に生きてきたし、「父親は私がこういう生き方したら喜んでくれるかな」というのを可能な範囲でやったり頑張っていました。
でもそれは「間違った優しさ」で、それによって父親を私に依存させることにもなっていたのかもしれないと、その本を読んで思いました。父親の問題は父親が解決すべきもので、私が介入するものではないのです。
そしてその頑張り方は、私が自分の人生を父親に捧げてしまうようなものだとも理解しました。父親について悩み続けることも、私の人生の貴重な時間や力を削がれて本当の私の人生が生きられなくなってしまうのだと。
できることは、もう何も考えず、関わらず、余力があったら奇跡が起きて父親が変わってくれることを願うくらいかなと思います。
今年4月におばあちゃんの3回忌があり、新年早々にその連絡が来て
「返信しないと」「参加しないといけないんだろうか」というのが、今しんどいのですが。
どっちもやらなくて良いかな。そんな私を許して。私が私を許すしかない。
頭で答えは理解できたけど、気持ちはまだついていくのが苦しい段階みたいです。
このブログ『井戸に差し込んだ光』にお越しの皆様は、何かしら私と似ている部分とか似ている悩みとかがある方なのではないかと思います。
今読んでいるその本は私の悩みにドンピシャな解答や具体的対策を教えてくださる素晴らしいものだったので、是非ご紹介したいです。でも読むのも文章にまとめるのも精神力が居るので、しばしお待ちいただけたらと思います(*´-`*)ゞ
今回は『すずめの戸締まり』の感想で、「3.11」と「親子問題」の2つのへビィなお話になりました。
やはり自分の内側にある想いが、見るものに映し出されるんだなぁと納得です(*´Д`*)
観る方々によって色んな印象があると思うので、観てらっしゃらない方は是非ご自分で観て感じてみて下さいね(*´∇`)ノ☆
本日もありがとうございました!
いつも読んでお付き合いくださいまして、本当にありがとうございます(*^_^*)
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映画『すずめの戸締まり』
https://fanblogs.jp/sharingtreasures/archive/413/0
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2023年01月06日
トリプル開運デーの初詣!一畑山薬師寺☆
自分も他人も癒して自由に生きるSAIです(*´▽`)
2023年1月6日。
天赦日、一粒万倍日、甲子の日なトリプル開運デーという今日。
初詣してきました☆
良い天気で気持ち良かった♪
このところ「日々の良いこと探し」の一つとして、
ゾロ目やエンジェルナンバーといった
ラッキーナンバーにも興味をもつようになりました。
今日はラッキーナンバーのオンパレード凄かった(*>∀<*)
家を出てすぐに「777」の車の後ろになり、
道の途中では「369(ミロク)」も見かけ、
また自分の誕生日のナンバー「85」の車が私の車の前に進路変更して入ってくるという…
ゾロ目は割とたまに見かけるけど、ミロクって本当に見るの稀だし、誕生日ナンバーの車は初めて見た気がします!
それから!
「鳳凰雲」っぽいものも、運転中に初めて見ました!!
「龍雲」っぽいものは去年見て、「龍雲かなー。違うかなー。でも龍雲っぽいから、そういうことにしておこう。」と決めたら
数日後に本当に臨時収入があり…「龍雲にしておいて良かったー」と思いました☆
なので今日見た珍しい雲も、はっきりとは分からなかったけど「鳳凰雲だ」と思っておくことにします!
また良いことあるの楽しみだ( ノ^ω^)ノ
初詣は、一畑山薬師寺というお寺に伺いました♪
参拝の時は、
自分の住所、名前、昨年の感謝を伝えてから
今年の自分の願望を宣言する!
「叶いますように」とか「お願いいたします」じゃなくて、「私は○○します」という形でお伝えするのが良いらしいです。
だいぶそれが頭に入ってきたけど、昨年2022年も経済的に大丈夫に過ごせた奇跡や、バンドで10年近く目標にしてきたこと以上の夢が叶ったこと、かなり心穏やかに暮らせるようになったこと、楽しい仕事が見つかったこと、趣味もけっこう楽しめたこと…
本当に本当に幸せで有難い一年だったから
つい嬉しくて「ありがとうございます」を言いた過ぎて住所、名前を伝える前に感謝を伝え始めてしまい…
途中で思い出して名乗りました(*´ω`)汗
毎年恒例!お楽しみの「おみくじ」は…
『吉』!!
そしてラッキーナンバー「49」番!ヨク(良く)なる!
そう言えば昨年も吉だった。
吉、小吉、末吉とかの出る率が高いSAIです(*´-`)
中吉や大吉は片手におさまる数くらいしか出たことないなぁ。
弟は霊感の無い私でも感じるような「陽」のオーラが子供の頃から溢れてて、中吉や大吉けっこうよく出すんですよね。
去年は「五黄の寅」年でしたが、それは36年に一回の大開運年だと知りました。弟は36年前に生まれたから、やはり生まれながらにもってるものが違うのかなとか思ったり(*´∀`)
弟よ、いつも癒しをありがとう(本人はここには居ないけど言ってみた)。
おみくじ様からのアドバイスは…素晴らしく現実的な内容(*´Д`*)
『人の言に惑わされず 又独断に おちいらなければ 幸せ極まりなし』って正に私が今もずっと悩んでることですー!!
自分の考えを貫くべき部分と、他人様の意見を聞く部分。そのバランス、さじ加減が分からないんだよー(*ToT)
一生の課題なんだろうか…。。
でも『仲秋の名月に一点の 雲も無いように 万事十分の 形である』って
「私はこれで十分OK」と言われてるようで、「あぁ 良かったのかな」と思えました。
それから「自信を持たなければいけない」「前向きじゃなければいけない」…そうしないと人生が上手くいかないような強迫観念、潜在意識の中の書き込みがあり(*´ω`)
それは自分でもそう思ったり、人様のお話からの影響だったり…
でも「あれ?もしかしたら謙虚でも良いのかな」ということに気づきました。
だって『物事を控え目に 慎み深くすること肝要』だし。私は「自信満々」よりも、常に「自分は学ぶ側の人間である」という意識の方が自然にあるから( ;´・ω・`)
この世界の創造主は自分である、どんな設定をするのも自分次第。
皆がそれぞれに「一人一宇宙を生きている」。
(↑お世話になっているスピリチュアルYoutuberさんのお言葉!)
他の人の設定が、自分にそのまま当てはまる訳ではない。
それなら私は「謙虚でも人生は楽々と上手くいく」と、今年一つ設定を作ってみようかな♪
ホロスコープ的に(いきなり…ホロスコープもちょっとかじってまして)
私は目標を達成したり願望を叶えてもすぐに次の目標ができてしまい、達成感や満足感は一瞬で、持続しづらいネイタルチャートのようです。
いつも学びたい、ずっと成長したいと思っている。
それが私の「自然体」ならば、無理に他人様の成功法則へ自分を矯正しなくても良い。
他人様がある方法で成功してるなら、確かに自分もそれに当てはめてしまえば成功のイメージはしやすい。
でもその方法がしんどいなら、自分に合った方法を作ってしまえば良いんだと理解しました(*´▽`)
自分の中でモヤモヤしてた思いが繋がったというか、一つクリアになったような感覚。
やっぱり今日、初詣に来て良かったー♪
それから、もう一つのお楽しみ!
お守り買いました↓
「精神安定」…私にはよく効きそうだ。
……ヤバいク○リみたいな言い方になってる(;´Д`)
勾玉のお守り、いつか手にしてみたかったんですよね☆
こちらは龍神様!
可愛い。。
分かりにくいけど、首がちょっと動きます(*^^*)
私はゴールド、シルバーで選ぶなら
シルバー派なのですが。
ゴールドは金運とか開運に良いらしいので、少しはゴールドの小物も持ってみようかという…お試し?気分転換!
それから時間を遡って、ご祈祷を一番最初に受けました。
今年は「対人円満」(大体毎年)
「芸事上達」
「金運招福」
の3つをお祈りしていただきました!
素敵な仲間と仲良く楽しく!
格好良い表現者になりたい!なる!
生活に見通しが立つ!
あとアファメーションついでに
褒め言葉を採用するスタイルとして…
何かで「あなたはカリスマ」って言われた。
カリスマ…良い響き。
カリスマ!カリスマ!カリスマ!カリスマ!カリスマ!
(若干壊れ気味のアファメーション(-∀-`; ))
本日もありがとうございました!
いつも読んでお付き合いくださいまして、本当にありがとうございます(*^_^*)
皆様も自分の世界を自分に都合良く設定して、ぜひ今回の人生を最高にお楽しみください☆
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トリプル開運デーの初詣!一畑山薬師寺☆
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2022年05月12日
『光が死んだ夏』
いつもありがとうございますヽ(*´∀`)ノ
Twitterでもちょっと投稿したのですが、昨日は大阪に日帰りでプチ遠征してきました♪
その内容は…
実は一年くらい?前に素晴らしい世界を新しく知って、それを探求しまくっていた時期がありました。そしてそれにリアルに触れるチャンスが突如現れ、今年の初め頃だったかそれを実行に移す決意ができ、昨日がその実行日だったのでした!
人生に指折りの感動的な体験ができて、そのお話はまた後日にレポートさせていただきたいです(*^^*)☆
そんな感動が覚めやらぬと言うか…逆に夢うつつで柔らかな感動に浸っていたような今日の朝、ふっと近くのバラ園に花を見に行きたくなり昼間出かけて来ました。
お昼過ぎから雨になると言う予報通り、夢中で400枚以上の写真を撮っているうちに雨が降り出しました(*´Д`*)
それで今日、撮影したバラのお写真を
オンラインガーデンツアーでご紹介しようと思ったのですが。。
先程すごい衝動的に「好きー!!」という出会いがありまして!
これまでの私だったら、もっと深く考えてからご紹介するだろうけど
今は「感性にしたがって軽やかにいきたい」私だから、フライングでも新鮮な気持ちでご紹介してみようと思います(*´▽`)v
でもせっかくだから、今日撮った一枚もご紹介♪
〈撮影:2022年5月12日〉
バラ園近くの花壇で咲いていたデルフィニウム。花弁の水色&薄紫〜ピンクがすっごく綺麗(*^^*)
本日ご紹介したいのは『光が死んだ夏』という漫画です!きっかけはYoutube様☆
昨日も朝早く大阪へ行って、帰って来たら仕事の仕入れにちょうど良いお店がまだ営業していたから
ラッキーチャンスってそのまま仕入れして
帰宅したのが夜の21:30過ぎ…そして今日もバラ園行ったり。
やる時には一気に動いて、やるだけのことやったら急に眠くなってしまい
夕方からはYoutubeをなんとなーく見ながらゴロゴロしていました(これも至福のヒトトキ♡)。
そうしたら『光が死んだ夏』に出会えました(*>∀<*)
↓ ↓
未知のナニカへ堕ちていく運命の物語「光が死んだ夏」をボイスコミック化!
※最初に1点、ホラー漫画なので怖いのが苦手な方は視聴にご注意ください!
こちら単行本の1巻発売記念の動画ということで、約1ヶ月前に投稿されたようです。つまり、ストーリーはおそらくかなりの序盤ということですかね(*´ω`)♪
だからこれから作者モクモクれん様がどのように物語を紡いで行かれるのかは全くの未知だけど、今分かる僅かなストーリーの中だけでも私の心の琴線にとても触れるものがありました(/_;)☆
他の方の動画へのコメントで「BL」要素があるというお話を見かけました。
私は「BL=男性同士の恋愛」以前に、一番一般的なイメージのある「異性同士の恋愛」すらよく分からない人間です。恋愛感情が無い、「無性愛」とも言ったりするようです。
私が無性愛者であることをこちらの「井戸に差し込んだ光」でお話するのは初めてかな?アメブロの方では話題にしたことがあるけど( ;´・ω・`)
だから人々が人生において恋愛とか結婚というものにすごく意識を向けて大事にしているということを知った時は、かなりの衝撃でした。
「えー?!彼氏や彼女が居るってそんなに大事なの( 。゚Д゚。)??!」みたいな…カルチャーショック。
それに気づいたのは20代前半の頃だったかな。つまりそれまで私は、恋愛とは良く分からないほぼ無縁のもの、意識にすら浮かばないくらいのものとして生きてきました。
でもだからと言って、恋愛を否定する気持ちは1ミリもありません。BLも同じです。
人々がご自分の心を大事に、自分の大切なものごとを大切にして幸せになるというのは最高に素晴らしいことだと思います(о´∀`о)☆
最近はLGBTとか認知度が上がったり、理解もされつつあるんでしょうかね。
私は恋愛が分からないからBLも分からないけど…BLってすごく仲の良い男子の友情の先にあるようなものなのかなって考えると、少し分かるような気がします。
私が大学時代にハマッていた映画『The Lord of the Rings』で、主人公のフロドと従者のサムがすごい信頼関係で結ばれていました。(共に男同士)
映画とか映画館で5回以上観たし、DVDも通常版、特別版、エクテンディド・エディション?とか、時間尺の関係で本編でカットされてしまったシーンをカットしないバージョンで発売されたのとかまで買って観たりして(^o^;)
撮影現場の裏話もあったり、監督や演者のインタビューもあったり♪
それでフロドとサムの感情が高ぶるシーンの撮影で、演者のイライジャ・ウッド(フロド役)とショーン・アスティン(サム役)が白熱して、素晴らしい演技ではあるけど監督が「君たち変な気は起こすなよ」みたいな発言をしてました。
その時の私はそれがBL的な意味だと理解していなかったけど、何年か後に久しぶりにThe Lord of the Ringsのことを調べたら
フロドとサムの関係はBLだと話している意見を見かけて…「あぁ、あの時のアレはそういう意味だったのか」と( ゜o゜)
でも私は男性同士の友情、親友関係ってすごい好きって言うか憧れてしまいます。
弟に聞いた話では男同士も爽やかな??(適切な言葉が分からない)関係ばかりじゃないと。確かにそうかもしれない、と思いつつ、やっぱり憧れが消せない。
自分が生物学的に女である以上、絶対に手に入らない関係。だけど憧れ続けてしまいます(´ロ`ノ)ノ
私が男性を「格好良い」とか「惚れる」って言う時、それは同性的視点なんだと思います。自分もそうなりたい、とか尊敬みたいな意識?
一般的な女性が男性に対して言う時は多分、恋愛感情で、意味が違う。
男性同士の友情の漫画で、2年くらい前?に出会った『07-GHOST』というものは…割と本気で号泣しました(*ToT)
主人公のテイトと親友のミカゲが…もうミカゲが優し過ぎて((T_T))((T_T))((T_T))
ミカゲは最初の方で○んでしまうのですが、こんな友達居たのに居なくなってしまったら、テイト本当に泣くよそれはー(;Д;)
あとですね!1対1の関係ではないけど峰倉かずや先生の『最遊記』にも数年前に出会い、三蔵・悟空・沙悟浄・八戒の信頼関係も最高だと思いました!!
あれこそ本当のチームワーク!本当の協力関係とは依存関係ではなく、個々が独立自立した上で成り立つもの。4人がそれぞれに成長して格好良さに磨きがかかっていく感じって言うのかなぁ(*´-`)
いつか『07-GHOST』や『最遊記』のお話もできたら良いな♪
『光が死んだ夏』は、通常の男子同士の青春や友情にちょっと特殊な設定が加わり、描かれる感情も複雑なものになりそうですね。
でも愛とか、自己嫌悪とか、やっぱり人間関係に普遍的なものもあるのかもしれません。
絵柄の雰囲気も好きな感じで、これからの展開がとても楽しみです!
素敵な漫画、お話に出会えて今日も幸せです!ありがとうございます(*´∀`)
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本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
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『光が死んだ夏』
https://fanblogs.jp/sharingtreasures/archive/396/0
また、よろしくお願いいたしますー✧٩(ˊωˋ*)و✧
2022年03月11日
フェリシモの先見性・柔軟性・持続性ある復興支援活動
いつもご来訪、トラックバック、記事のシェアを本当にありがとうございます!とても励みになります(*^_^*)
本日は2022年3月11日、東日本大震災から11年。
震災と、神戸に本社があるフェリシモという企業のある活動についてのお話をさせていただきます。
フェリシモは「ともにしあわせになるしあわせ」をコンセプトに、カタログ通信販売などを行っている企業です。
私はファッションや生活雑貨、健康食品の購入などで時々お世話になっております。
それで…
実はこれからご紹介するのは“去年2021年のカタログ”からの情報でして…本当に申し訳ないです(*ToT)汗
何故、情報を一年間も寝かせてしまったかというと、また私の考え過ぎと優柔不断さが原因です。
昨年2021年3月11日が震災後10年で、「節目」みたいな年でちゃんと伝えたいなと思ったけど…
でも被災者の方々にとっては10年だからといって節目とかではなくて、
震災後の暮らしの激変というものはあれから毎日連続してるものだから、だから何か特別視して扱うのは違うんじゃないかと考え出したら…
考え出したら、考えて、考えて、よく分からなくなってしまい…
結局、去年の3月11日には何も投稿できませんでした(;_;)
でも情報は過去のものになってしまっても、このような素晴らしい社会貢献活動をされている企業があると知っていただける機会にはなると思ったので!
改めてご紹介させていただきたいと思います(*^^*)
まずこちらは、2021年1月のカタログの一部。
【表紙】
これが届いた2021年1月の時、私は「そうだよな、今年の3月でもう10年になるんだ。3月11日にブログで紹介しよう!」と思ってファイリングまでしてた…のに……(。´Д⊂)
【表紙の右下の拡大】
気を取り直して内容です ↓
「今年、東日本大震災への支援が10年を迎えます」
フェリシモはこれからの自然災害にどのように向き合っていくかをあらためて真剣に考え、支援のカタチを変えることにしました。
〈本文より一部引用〉
【p.2〜3の見開き】
【p.2の上】
◇支援し続けてきたこと、そしてこれからも◇
『この10年間、東日本大震災 毎月100円義援金へ たくさんのみなさまから、続ける、つながる、応援をいただきました。ありがとうございました!』
東日本大震災への取り組みは、阪神淡路大震災での経験がもとになっています。当時、大阪に本社があったフェリシモに全国のお客さまからご心配のお声をいただき、「神戸のために何かをしてほしい」「おつりはいらないから」と、お金を託していただいたことをきっかけに、基金を初めとするさまざまなプロジェクトがスタート。
2011年3月22日から始まった「東日本大震災 毎月100円義援金(基金)」は全国のお客さまから東北の被災地のためにお買い物にプラスするなどして、毎月ひと口100円をお預かりして最終はのべ4億円以上になる見込みです。他の基金と合わせてこれまでに、下記のような活動に活用させていただきました。
こどもミュージカル、植樹、アートキャンドル、基金付きの刺し子キット、など…
〈本文より一部引用〉
フェリシモは昨年までの10年間、「東日本大震災 毎月100円義援金(基金)」という活動をしてきたのですね!
【p.2の下】
基金を活用して女性による産業復興を支援する「とうほくIPPOプロジェクト」に応募いただき、支援金を活用して起業され、今エネルギッシュに活動されているおふたりにお会いし、これまで、今、そしてこれからのお話をうかがってきました。
『ゼロからここまで。これからも鮮やかなタイルでつながり続けます』 宮城県女川町 みなとまちセラミカ工房 阿部鳴美さま
http://www.ceramika-onagawa.com/
〈本文より一部引用〉
「とうほくIPPOプロジェクト」で女性の起業を支援!
セラミカ工房さんへのインタビュー♪
【p.3の上】
震災を経験し、いつ何が起きるかわからない、やれるときにやらなくては! という思いに突き動かされ、蒸しパンのお店を開くことにした神山さま。
天然酵母の蒸しパン専門店 蒸しパンOnce〜わんす〜
お店のなまえのonce(ワンス)は 人生は一度きりということ
http://www.facebook.com/once4183.steamed.bread/
〈本文より一部引用〉
蒸しパン専門店 Onceさんへのインタビュー♪
【p.3の下】
「東日本大震災毎月100円義援金」は「もっとずっと基金」へ
2011年の東日本大震災から10年。阪神・淡路大震災の経験をもとに、私たちは「最低10年間、支援を続ける」と決めていました。東北のがんばる女性を応援する「とうほくIPPOプロジェクト」をはじめ、復興を支援するさまざまなプロジェクトにみなさまからお預かりする浄財を大切に使わせていただいてきました。
昨今、地球的規模での風水害や地震などが毎年のように起こっています。もはやいつどこで誰が被災してもおかしくない、このような事態を鑑み、当基金の役割を広げることといたしました。
支援の対象を東北から全国へ、そして、今を生きる全世代と将来世代に。また、震災だけではなく様々な災害にすみやかに対応できるようにし、復興支援に加えて防災や減災・縮災への取り組みも応援してまいります。(=もっとずっと基金)
災害の多い今「東日本大震災毎月100円義援金」を「もっとずっと基金」へ!時代に合わせて支援対象を拡大!!
さらに新型コロナウィルス対策として、本当に必要な人のもとに、必要な支援を!という思いから「フェリシモ たすけあい基金」も新たにスタート!
1995年の阪神・淡路大震災や拠点を神戸においたことがきっかけとなったフェリシモの社会貢献活動。
復興には時間がかかるものであることを理解し、最初から10年は支援を続けると決め、
その時を迎えたら時代に合わせた支援に変化。
売上がどれだけとか、黒字だとか、起業の素晴らしさを測る尺度は色々あるけど
お客様を、お客様以上に人間としてと言うのか、こういう形で大切にしてくれる企業って頼もしくてありがたいなと思いました(о´∀`о)
このカタログから一年後の今年について調べたところ、公式サイトで復興や神戸を元気にすることへの熱い想いが詳しく語られていました!!
よろしかったら是非読んでみて下さい♪
⇒FELISSIMO company
上記リンク先の前半辺りのスクショです↓
(公式サイトより引用)
フェリシモ様々!
これまで、ありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします(*´∀`)
2021年04月16日
緋村剣心のコスしました!るろうに剣心の映画が楽しみ♪ 【雑記帳】
SAIです(*´∇`)ノ
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
SAIは毎日を一日、一日、丁寧に前向きに生きる日々を重ねております。
毎日の中にある幸せと向き合い、ありがたい現実に感謝しながら生きていて
だんだん自分も大切に扱えるようになってまいりました☆
昔の自分は生きることそのものが修行のようで、苦しみは耐えて乗り越えるべきもの、その先にこそ幸せがある、みたいな意識だったのですが…
もう時代が変わった!変わりつつある!と私は思っているから
楽しいことや幸せに目、意識を向けて、引き寄せの法則に乗っかって、、
つまり、「今も」未来も楽しく豊かに生きていきます!私は自分にそれを“許可”します!
…はい、何の宣言なんだろうと思われた方もいらっしゃいますよね(^_^;)
実は「宣言」ってすごく大事らしいのです!
『コミット』そして『言霊』や『アファメーション』とか、気になる方は調べてみてくださいね。
私がご説明するより、詳しい方々が分かりやすく説明してくださってますからー(*´∀`)☆
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それで今の自分が楽しい!ワクワクすることをしようと考えたら
剣心のコスプレしたいなーと思い…いや、実は2〜3年くらい前から思ってはいたし準備もしてたけど。
やっと実現できました( ノ^ω^)ノ☆♪☆♪☆
↓ ↓ ↓
これ、けっこう自然な感じの風合いで撮れてませんか?!
どこかで聞いた「奇跡の一枚」的な…(*>∀<*)
るろうに剣心の実写映画がもうすぐ視られるのもすっごく楽しみなのですが、
この写真はちょっと実写映画ちっくに偶然撮れてテンション上がりましたー!!!
そして次の2枚は…
メイクしてる時から「顔が濃ゆいな〜」と思ってましたが…
剣心が外国人(風)になってしまいました( *´艸`)=ゴフ
ちなみに顔の加工は、目を少し大きく、そしてお肌スベスベにしております!
でも、、またの機会にお話したいのですが、今2.5次元様の世界を自分の中でちょっと新規開拓中で…
そして「私も加工要らずのリアルビューティーに近づきたいなぁ( 〃▽〃)」と、少しずつ努力を開始しました♪
2.5次元様、本当に2.5次元過ぎて感服しましたよ、わたくし!美し過ぎていくらでも見てられるー(* ´ ▽ ` *)
次の写真は「十字傷」がよく見えるものなのですが。これだと、かなり傷が大きいし赤いし、まだ痛そう(。>д<)?!
写す時の光や角度、使うフィルターとかで写真映りがだいぶ変わるので。
これはメイクの段階で調整するか、写真撮る時で調整するか……私の技量的には偶然任せになりそうだなぁ(*´〜`*)
そして今!春!と言えば桜
赤い着物の「るろうに」の剣心は、ふんわり癒し系な一面も魅力的!
桜の下で笑顔♡ちっくなイメージで、桜フィルターかけてみました(*^_^*)
公開される実写映画の方は、剣心の頬の十字傷やそれにまつわる3人のキーパーソンに絡む、正に核心のお話!
佐藤健さんの、前作までの出で立ちやアクションは完璧過ぎて、本当に剣心を演じてくださってありがとうございますしか言えないですよね(;д; )感涙
剣心に関わる人々を演じてくださる俳優様達、そしてもちろん監督やスタッフの皆様も、いつも素晴らしい作品を、剣心達の世界を届けてくださり
本当にありがとうございます!!!
今回の2大作も、ぜひ楽しみにさせていただきます(*´∀`)☆
2021年01月27日
自己肯定、思考のポジティブ、行動のポジティブ
あと2日で満月という、ほぼ丸に近い綺麗な白いお月様が東の空に昇り始めました!
SAIは今、お気に入りの公園で記事を書いています(*^_^*)
でもここに来れたのは、実は数週間ぶりです。
何故かと言うと、ちょっとしたアクシデントがあり…
車のフロントガラスが不慮の飛び石で破損し、修理するまでしばらく運転を控えていたのでした(|||´Д`)
このところ、よくモノがいきなり壊れるんですよね。
マイハニーiPodちゃんのポータブルスピーカーが本当に何の前触れも無く電源入らなくなったり…←まだ買って一年(ToT)
もう何年も使ってきたフローリング掃除用具のパーツがいきなり外れたり…←それは寿命?
でも、そういうのは幸運とか開運の前兆かもしれないらしいのです!
あと、手の平がいきなり痒くなったのもなんとなく気になってたら、手相が書き変わって開運する前兆と聞いたり、
実際に目に見えて起きた変化では、手とかにあった小さいけどずっと消えなかった傷が最近いきなりすごく薄くなって、
もう
「えええ〜??!何このミラクル?私の頭はついにスピリチュアルに染まっちゃったのか??」
みたいなことが結構起きていて…でも、私としても本当に「すごいな」しか言えない感じです。
風の時代は「現実創造」=「現実化」が早いのも特徴らしいです(*´∀`)
もう昔の自分みたいに論理的な原因ばっかり探るのではなく(そもそも昔の通説は、変化ばかりの今に通用しないよね?!)
風の時代らしく気持ちや心をできるだけ軽やかに、
前向きに解釈できることは、細かいことにこだわらず楽しく乗っかって
(苦しみに耐えながら努力するより、前向きな気持ちを維持することが大事!)
行動もヒラヒラ?軽やかにして行けたら良いなーというのが目標です。
今は…少しずつできてきたとこだな( ;´・ω・`)
これからは、誰かの犠牲の上に他の誰かの幸せが築かれる時代はもう終わり!
皆が自分を大事にして、それぞれに幸せになっていく時代!
私はその“説”を推しますー(* >ω<)☆
前回の記事で月星座のお話をしたのですが、
投稿してから
「何か、間違った情報提供しちゃってたらどうしよ」と少し気になり…改めてちょっと調べ直しました。
占星術ひとつ?でも占い師さんにより解釈は千差万別ですから「正解」は無いでしょうけど、あまりに掛け離れたお話しちゃってたら申し訳ないと思いまして…(^o^;)
そうしたら、新たに3つの発見をしてしまいました!
それは、その道の大先生が言われたお話だそうですが
@「月星座は7歳くらいまでの特徴」
A「月星座は“そう見られたい”」
B大人になると「月星座は欠損」
私の例では
月星座が双子座で、コミュニケーションや情報を扱うのが得意、頭の回転の早さなどが特徴だそうです。
振り返って、確かに幼い頃は太陽星座の獅子座よりは月星座の双子座の方しっくりくるかも…と思った訳です。
そして自分が双子座的だったのは「小学校低学年頃まで」と思っていましたが。
⇒@「7歳くらいまでの特徴」!当たってる(゜ロ゜)
自己肯定感がかなり低かった私は、少しでも価値のある人間に、社会の役に立てる人間になれるよう、
それが無理でもせめて自分では少しでもそう思えるよう、学生の頃はひたすら勉強を頑張りました。
それは「勉強依存性」になるくらい。
確かに成績だけは良い方だった、大学まで維持したけど
年々、色々なものを犠牲にしてまで勉強しないとそれは維持できなくなっていた。
最初は視たいテレビを我慢する、友達と遊ぶのを我慢する、楽しいことをするのを我慢する・考えるのも自分に禁ずる、友達関係を絶ちきる、睡眠時間を削る、食事時間も勿体無いから勉強しながら食べる……思い出すと苦しさしかない(´Д`)
でも確かに自己肯定感を得る為に私は学生の頃、頭が良く「見られたかった」のかもしれません。⇒A当たってる(゜ロ゜)
そしてBなのですが、先に申しますとこれも「当たってる」!と…もう、ひれ伏すしかないです(ヽ´ω`)
大人になった今…
コミュニケーション大の苦手
情報収集は好きって言うか無意識みたいにどんどん入って来るけど興味が膨大だし細か過ぎて整理しきれない&世間一般的な情報には本当に疎い
頭の回転…気がきかない、即答できない、自分の中で流れはできてるけど人に説明できない⇒頭良くない
「月星座の欠損」しまくりな今です。
なんだぁ️…前回の記事の時、「え、私って実は頭良かったの?♡」って勘違いしたじゃないかーーー(ノ`Д´)ノ~┻━┻ ←ちゃぶ台返し
(興奮を落ち着けて…)
一度持ち上げておいて、また落とすなんてさぁ……
いえ、私が早合点しただけです。先生は1ミリも悪くありません。
でもなぁ…これまで私が自分と向き合って色々と考えてきた事って
自分では「頭で考えていた」つもりだけど。
やっていたのは「気持ちと向き合う」ことであり、
確かにそれって頭を使ってたんじゃなく心とか精神を使っていたのかな?
そして、その方が私の得意分野?
細木数子先生の六星占術でも「精神世界の住人」って言われてきたしなぁ( o´ェ`o)
自分の中では、なんとなく「こうなる」って分かってるようなことがあるけど
人に内容を説明できない。
だから理解されない。
でも数年後、本当にそうなって「だから言ったのに」みたいな。ね(*´・з・)
大学生の時に就職活動で「自己分析」という言葉に出会い、また「自己啓発」というものにも出会いました。
自己啓発の本には、私が自分の中でよく考えているようなことが書いてあり
多分、興味の対象、話題が合うということなんだと思います。
社会人になってから、いわゆる「成功者」のモノの考え方というものに触れた。
そして何かを成し遂げるには、例えば会社の社長とか結果を出すスポーツ選手とかに、ある程度の共通点や法則みたいなものがあると知った。
それが、あるところでは「マインド」って言われてたかな。
私はビジネスセミナーでおすすめされたスティーブ・ジョブズの本を読んでみたのですが、すごくびっくりしました。
「私が考えてたことが沢山書いてある?!」と。。
もちろん!!!!!
私には彼のように未来を見通した商品開発みたいな天才的頭脳は皆無です!!
そこは誤解なさらないで下さいね( ;´・ω・`)焦汗
もう数年前にこの本を読んだので詳細はすっかり忘れてしまったのですが、
読んだ時に「私もそう思ってた」と感じたのが何回もあったのは覚えています。
そしてそれは、私が何か前向きに行動したい時に親に否定されてやれなかった経験の記憶も呼び覚ましました。
子供の頃、家族でよく初詣に行った時にひいた御神籤のお導きで理解できずにいたこととかも色々思い出しました。
「独立心旺盛」「独立独歩」
「親元や故郷を離れた方が道が開ける」
今の私があるのは、親が真面目に大切に愛情をもって育ててきてくれたお陰です。
本当に感謝しています。
私が自分の昔の気持ちに気づいて理解し、ほんの少しだけその時の気持ちを親に知って欲しかったから、
2年前、言うのに勇気が必要だったしすごく緊張したけど伝えました。
それに対して母親からは「そんなに何年も前のこと。根にもつね。」と、さらっと言われました。悪びれる感じもなく。
そうなんです。私の母親は言葉の意味を良く考えないっていうか、理解してないで言うことが時々あるのです。
【根にもつ】って「恨みを抱き続ける」って意味ですよね…私だったら、家族に対してそんな言葉使えない。
私は全く母親を恨んだりしてないし、私が色々つまづいたのも母親のせいだなんて全く思っていません。
恨みを伝えたくて母親に言った訳でもない。
多分、私に気持ちの余裕があれば「母親は天然なところがあるから」って受け流せば良いのだと、今やっと分かりました。
ただ、もう本当に今さらだけど、ほんの少しでも私の気持ちを知って欲しかった。あの時言えなくて受け止めもらいそびれた何かを少しでも聞いて欲しかった。
でもまた失敗しちゃったみたいでした。
私はスティーブ・ジョブズ寄りのモノの考え方をしていたけど、親はそうじゃなくて、でも私は自信が無いから親の考えが正しいと思っていた。
親に何か自分の考えを否定されると、自分が間違っている、自分がおかしいとしか思えなかった。
でも素晴らしい功績者のスティーブ・ジョブズと「モノの考え方」が似ているなら、それは唯一の正解ではなかったとしても、
『正解の一つ』にはなりうるのではないか?
そう思ったら、前より自分を肯定できるようになって少し楽になりました。
以前にポジティブ、ネガティブは、思考と行動それぞれについて言えるというようなお話をしました。単なる持論ですが。。
よく言われる自己肯定感についてもこれは言えて、つまり
自己肯定=自分自身への解釈がポジティブ
自己否定=自分自身への解釈がネガティブ
ということなんだと思うのですが、
あの本を読んだ後、私は自己否定はしているけど、
思考については生まれてからずっとポジティブだったんだと理解しました。
スティーブ・ジョブズと自分の重なる部分は「思考におけるポジティブさ」だったのでした。
つまり自分個人について例えるなら、
私は自分がネガティブだとずっと思ってきたけど
「自分が嫌い(自己否定)」の部分はネガティブ
⇒だけど、そんな自分を変えたい、向上させたいとはずっと思ってきた(思考はポジティブ)
だったのだと理解しました。
風の時代になり以前よりも「思考が現実化」しやすくなったとはいえ、
自分達が肉体をもって地球上で生きている以上、物質的束縛から完全には自由にはなれないとかで…
だから、気持ちを前向きに保っていると人生が好転しやすくなっているのは確かだそうですが、
やはりこれまで通り何かしらの「行動」は不要になる訳ではないようです。
ただその行動を苦しみながら無茶をしてやるのではなく(引き寄せの法則的には、“不足感”からの行動は逆効果)、楽しく取り組むのが大事だそうです。
本日も、私の頭の中を整理しきれていないままのお話で長くなり、
タイトルと合っている内容なのか…汗
でも私はそういう未来がやって来るって思いたいし
何か皆様に感じていただけるものがありましたら幸いです(*^-^)
そして音楽のお話がほんの少しになってしまいますが、
SAIがこの数日ヘビロテではまっている動画をご紹介させていただきます!
タイトルは『紅蓮華』(ぐれんげ)♪
大人気漫画「鬼滅の刃」のテーマソングだった?曲ですね!
流行に疎い私でも、いろんな場所で聞いたりして洗脳…魅力にやられちゃいました\(^-^)/
ただこちらの曲は、ご本家LisaさんのではなくCoverです。
N. Flyingという…韓国…?のバンドさんなのかな??出会ったばかりでリサーチできてなくてすみません( ;´・ω・`)
Lisaさんの曲、歌も本当に素晴らしく素敵で、その原曲があってこそのCoverなのですが!
N. Flyingの紅蓮華、本っ当にかっこ良いーです( ☆∀☆)
N. Flying - 紅蓮華 / Lisa (Cover)
↓ ↓ ↓
【逸材の花より 挑み続け咲いた一輪が美しい】 (歌詞より引用)
2020年12月20日
偽りの自分で好かれても
いかがお過ごしでしょうか☆
私はフリーランスと言うか無職と言うか、自由を満喫している日々です!
今がこれまで生きてきた中で一番幸せです!
でも、やりたいことや楽しいことをもっとやって、もっともっと幸せになります O(≧∇≦)o
何の保障も無いのにワクワクできているのは…
今、時代の大きな変わり目であるというのは多くの方も感じてらっしゃるのではと思うのですが
あるところで、来たる時代はこうなるだろうと言われているお話が
私の感性にすごく合っている感じの内容で
「やっと生きやすい世の中になるのか」と嬉しくてたまらないのです!!
どんな時代か?と言うと、
精神性重視
個性尊重
本質重視
ざっくりとはそんな感じのようです(^ー^* )
因みにこれまでの時代は
物質主義(大量生産、大量消費)
画一主義
形式主義
のような感じで、
あー私には息苦しかった訳だ…と納得です(。´Д⊂)
本当になぁ…大して欲しいものじゃないのに周りの人が買ってるからそれを買うとか理解できなかった。人がそうしてるのはまだ良いけど、こちらに強要はしないで欲しい。
プレゼントするなら何でも良いのではなく、相手ができるだけ喜んでくれそうなものを相手に合わせて選びたい。
全然嫌いじゃない子の陰口とか、自己保身の為に表面だけ口を合わせて言ったりできなかった。おかげで孤立したり嫌がらせ受けたけど。本当にしんどかったけど。今はやっぱり自分の心を貫いて良かったと思う。
私には恋愛感情が無いのに誰かと付き合え、それが当たり前って言われたり。奥手なんだとか意味分からないこと言われたり。
今は結構宣言してます。「私には恋愛感情がありません。無性愛です。それは私の個性です。恋愛を他人が強要するのは人格否定です」と。辞めた会社の人にも捨てゼリフしてきた。本当は仲良くしたいけど、はっきり言わないと延々と言われるんだもん←怖いお○ちゃん本当に苦手、無理だった(´;ω;`)(また問題発言…汗)
私にとっては恋愛も結婚も人生においてはほぼ存在していないもので、自分の幸せには全くと言って良い程関係が無いもの。もしかしたら生物学的にはそれに幸せを感じるのが“正しい”のかもしれないし、多くの人々が関心を持ち、大切にしているのは頭では理解している。そして、それは幸せの「一つの形」としてはすごく素敵だと思うし、全く否定する気持ちも無いし、それで輝いている方々は心から尊敬と祝福をする。
でも「恋愛、結婚だけが人間の唯一の幸せの形」とは全く思わない。生まれた時からそうだった。
それでも私がもし結婚すると万が一を考えるなら、温かい家庭を築くよりも、ボランティアやプロジェクトを一緒にやってくれる協力者、共闘者みたいな人だけだと思う。私のことをある程度は好きな人じゃないと無理だろうけど、それ以上に人の役に立てることに生きがいを感じられる人。例えば私が先に死んでもボランティアを続けられるような人だけ。
相手には私に生きがいや価値を感じるのではなく、私の方を見るのではなく、同じ方向を一緒に見て欲しい。同じ先を目指して欲しい。
私にとって「人にただ好かれる」という事はあまり重要じゃないのかもしれない。もちろん、嫌われるよりは好かれる方が良いし、好きになってもらえたらすっっっごく嬉しいし、できれば嫌われたくはないとは思うけど。
数年前ある人に「人に好かれたいの?(好かれる為にやってるの?)」って言われたことがあるけど、超絶ネガティブな私は、人に好かれるって実はすごく怖いことでもある。何故なら人の気持ちは変わるものだから、今感じる幸せよりも後で嫌われたり離れて行ってしまった時の悲しみや寂しさ、辛さの方を先に考えてしまう。
人に好きになってもらるってすごいことだと思うから幸せがハンパなく大きいけど、その大きさ故の失う恐怖心の大きさ。むしろ幸せを感じることより、失う方が動揺がキツイ。
あんまり意識してなかったけど、それも私はあえて人に好かれたいとは思わない、その為に何かするということは全く無い理由だと思う。
それから自分では気づいてなかったけど『獅子座はサービス精神が旺盛』って幾つかの占いに書いてあって、私が「人が喜んでくれると嬉しい」とか「人の役に立てると嬉しい」というのは、確かに『サービス精神』に近いのかもしれないと思った。
それで恋愛話とかでよく聞く「相手に好かれる為に〜する」というのも、そういう思考が浮かぶというのがまず驚きだったし、ちょっと申し訳ないけど「偽りの自分で好かれても無意味じゃない?」「いつまで演じ続けるのかな?辛そう」ってよく思ってた。だから私は可愛いげが無いって言われるんだろうな。まあどうでも良いけど(←昔リアル知人の本当に苦手な人に言われた)。
盛り盛りな問題発言たち…汗
こんなこと独白?したら、せっかく来てくださっている読者様達に嫌われちゃうかなぁ?
でも実はもっと前から吐き出したかった想いなのです。
時代が急激に変わりつつある今なら、前よりは理解してくださる方も増えてるかなぁって自分をさらけ出しちゃいました(っ´ω`c)
それに【偽りの自分で好かれてても意味が無い】
“私は”そう思います!!
個性が尊重される時代、多様性が認められる時代。
私は昔から「人それぞれに楽しみや幸せがある」「人のことには基本的に介入すべきじゃない」「お互いに尊重し合えたら良いな」って思って、実際そうしてきたつもりでした。
でも周りからは「人と違うことしてるからおかしい」みたいに言われることが多くて、「私はあなたを否定も干渉もせず尊重して幸せを願ってるのになぁ」ってよく悲しかった。
でもこれからは人々の精神性が高まり、若い人々は既に目覚めてる方も多いらしく、どこかで言われていた「皆違って皆良い」そんな時代がやって来る!
それが可能になったのは、様々なテクノロジーの進歩のおかげでもあるようです。
上のお話で、確かに女性の身分が今より低かったり、稼ぐ方法が圧倒的に限られていた昔は「結婚」が幸せや安定の大きな手段だったから…その価値観から未だに抜けられていない人々からは、まだ結婚のことしばらく言われるのは仕方ないのかな。。
でも私には私の幸せの形がずっと分かってた!
その価値観にマッチする時代がやって来る!
楽しみでしか無いですー(♡v♡)♪
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上で私が当然のように申しておりました『時代が変わる』というお話ですが
それは占星術の世界で
およそ200年とか250年続いてきた『地の時代』が
12月21、22日あたりに『風の時代』に変わると言われていて…もう明日♪
占星術やスピリチュアルに関心の無い方や嫌悪感のある方には「何のこっちゃ」と思われるかもしれません…しゅん(ヽ´ω`)←勝手に落ち込む
正しく?はその日にぱっきりと変わる訳ではなく、前後数年かけて徐々に変わっていくようです。
私の中では、自分で薄々感じていた幾つかのことがたまたま占星術で裏付けが取れ、論拠が強化されたような感覚です。
と言うのも、占いやスピリチュアルは昔から好きではありますが、私は「超・リアリスト(=現実主義者)」で。
目の前の何かに対処する時は「問題点を抽出」し、「具体的な対策」を考え、「実際に行動する」。現実を変える方法はそれだけだと、これまで思ってきました。
「祈り」や「願い」、時に「神頼み」。
そういったものは「しないよりはした方が良いのかもしれないけど、結局は自分がちゃんと行動するか次第だ」と。
それなのにスピリチュアルが好きだったのは…
とにかく状況や情報を調べて自分の頭で考えまくってそれなりのシナリオを導き出せたら安心するけど、そういう頭でっかちな自分に時々疑問を抱たり嫌になったり、たまにはフィーリングで行った方が良いのではと思ったり。そういう、ある意味では普段が超・現実主義者だったことへの反動かもしれません。
どれだけ現実に真っ向から向き合い、必死で行動しても叶わないような願いとか。
東日本大震災でまだ家族の元に還れていない被害者の方々とか…もう魂でも何でも良いから会わせてあげてって思います。
被災地のタクシーの運転手さんが、津波で流されてしまった住宅街の跡地へ連れて行って欲しいと言われてそこへ向かったら、のせたはずのお客様が気づいたら居なくなっていたお話とか。
正直怖くもあるけど私は信じたい。肉体を失ってしまっても「大切な人に会いたい」という“愛”と言うのか、本当に素晴らしいなって。
人間がやれることの限界を迎えた時、奇跡のような「何らかの力や意思」みたいなものが働く時ってあるように思います。
普段は超・現実主義者だった私ですが、この数年はスピリチュアル的なことを実生活にも取り入れるようになりました。
3年くらい前だったかな…『しいたけ占い』に出会ったのもきっかけの一つかもしれません。これまで私が出会った「獅子座についての占い」って「自信家の単純な楽天家」みたいに書かれてたの多くて………
えー??!私こんなに悩んでるしネガティブだし自信無いのに、全然占いの内容と違うよ!って違和感の方が圧倒的だったのですが。
しいたけ大先生の獅子座の占いって、もっと深いと言うか、、ちゃんと苦悩や苦しみまで透視してくれてるような内容で。自分が一人で掘り下げて来たこと以上を見抜かれているような、あー確かにそんな気持ちだったのかもしれないって納得できたり。その信頼が築けた上での、丁寧な方向付け?みたいな。
ちょっと他の星座さんの占いのことは分からないけど、今大人気になってらっしゃるのは多くの方々の救いになっているということではないでしょうか(๑✪ω✪๑)
あと色々とお話が飛んで申し訳ないですが、今、私は「書き出しワーク」を日常的にやっていて。これはビジネスセミナーで聞いたお話と、あとネットで出会った「引き寄せの法則」も行動の論拠としています。
ビジネスセミナーと引き寄せの法則で「書き出しワークが効果的」と聞き、最初はビジネスセミナーの内容の書き出しワーク、今はしいたけ占いと引き寄せの法則の二つの書き出しワークをしております。
今回の記事はお話が長くあっちこっち飛んだりもしているので、具体的な内容はまたお話しますね(*^-^*)
ただ「引き寄せの法則」は、今コロナで不安を抱える多くの方々にお勧めかもしれません。
私は色々なことを考慮し過ぎてなかなか断言できない方ですが、「引き寄せの法則はちゃんとやれば必ず幸せになれる」と言いきれます。何故なら幸せになれない時、幸せと感じられない時は、上手くやれていない時だけだから。
そして引き寄せの法則は「今ある幸せを感じること」がスタートだからです。
幸せを感じていると、次々と幸せな未来を引き寄せていく。すごく雑な言い方かもしれないけど、そのような法則なのです。
超・現実主義者だった私ですが、今、引き寄せの法則の効果を本当に実感!感動しております!
私がブログで昔のおばあちゃんと楽しかった思い出話や、弟かわいい!感謝してる!とか記事にしているのも、ある意味では引き寄せの法則に従って「今自分の手の中にある幸せ」を数えたり、「自分はこんなに幸せなんだ」と確認している作業でもあるかもしれません。
この法則についても、是非是非ご紹介させていただきますね(*^▽^*)
明日12月21日が冬至で、太陽の出る昼間が一年で一番短い日。
そして明後日12月22日が昼間が長くなり始める太陽再生の日。
更に宇宙の天体のグレートコンジャンクション!土星と木星の迎合!
約200年続いたとされる物質主義の『地の時代』から精神主義の『風の時代』へ!
大量生産大量消費で人間の経済活動は頭打ちのところまで来てて
これ以上、地球にも
人間個人にも負荷をかけるのは限界だった。
変化は常に痛みが伴うものだから、
ハッピーに見えないことも色々あるだろうけど
きっと
色んな歪みが正され
皆に無理の無い、静かな幸せの世界へ向かって進んでいる。
占星術よく分からないけど、そうだったら良いな(*´罒`*)☆
2020年09月01日
あなただけの価値で生きて行く時代 【雑記帳】
今年もあと4カ月ほどですね。
8月中に暦の上では秋を迎え、SAIは賑やかな季節が落ち着いていく事に思いをはせたりしております。
そして、これまでにも自己探求はずっとしてきましたが、7月末に仕事を辞めてますます自分と真剣に向き合う日々です。
でも20代の頃までみたいに自分を追い込む方向へのしんどい探求ではなく、「自分の可能性」について考えていてすっごく楽しいです(^^)☆
それで…自己探求と言うのか自己回帰、原点回帰と言うのか…
部屋の断捨離・片付けもずっとしているのですが、なっつかしー写真が出てきました♪
日付が入っていて〈'91 9 15〉ですとーーー?!!
↓ ↓ ↓
小学校低学年なSAI。。隣はマイブラザー(3歳下の弟)です。
弟はほんっとモチモチしてて相変わらず?可愛いなぁってくっつき過ぎ←姉バカ
お互いに年老いた…ではなく、大人になった今も、弟は本当に良い奴です☆
愚直なまでに?適切な言葉が分からないけど?一番、私のことを信じていてくれてる気がする(T_T)
私はいつだって全てに…勿論、親や姉や、身近な知り合いの方々、そしてたまたま出会った人に対しても「誠実に」をモットーに生きているけど。
口が足りない・下手とか、私がすっごい先とか広範囲の事を考慮して判断しているのが、大抵の人にはそこまで想像してもらえないようで、誤解されてしまう事が多いようで…涙
例えば、他人様の何かについて判断する時、その判断によってその方の将来はどうなっていくのだろう?とか…目の前の事だけでなく人生についてまでシミュレートしてしまうのです。そんなの予想通りに行く訳は無いけど、でもできるだけ最良の可能性に繋がるものを考えたいと思ってしまうのです(><)
そして、そんな答えがすぐに出る訳もなく、だから私はなかなか応えられなくて。そうすると優柔不断に…ぁぁぁ。。。
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今、世間・世界で色んな事が起きて、色んな方々が常識に囚われる無意味さを説いたりされているのを見かけるようになりました。
SAIにとっては「あーやっと理解されるようになったか。長かったなぁ。」と言うのが正直なところです。
30年以上前に私が考えていたような事が、理解されたり受け入れられるようになってきました。
でもそれは。中には何度か私に「先見の明がある」と言って下さった人々も居たけど、決して私には予知能力とかがある訳でもなく子供の頃から「本質追及」の性質が強かったせいだと思います。
「人の“本当”の幸せって何だろう?」とか、幼い頃から
私の思考回路の根底にあるのって実はそれだったのかもしれないと気づきました。
例えば自分が幼い時、同じく幼い女の子が親戚のお姉さんの結婚式に参加したとして…
その子が「私もお嫁さんになりたいー♡」と言っていたとすると。
私は「それってウェディングドレス着たいだけじゃなくて?そんなのほんの一瞬だよ?その後の生活とか長い人生の日々を考えてる?」とか思ってしまうような〈子供〉でした。
冷めきってるー可愛くないー子供じゃないー(><|||)
あとは化粧も「無駄」みたいに思ってました。「夜に化粧落としたら結局は同じだし、死ぬ時は生身の自分な訳だし」。それで「頑張るなら自分の素をきれいにすることだ!」と。
それは基本的には今も気持ちは変わりませんが、コスプレをするようになってからは
化粧は「美しくもない自分を偽って外側だけ美しく見せるもの」という意識から「違う自分を楽しめるもの」という解釈にシフトできて、また一つ人生の楽しみを知れて幸せです(^^)
何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」で、例えば本質追及を追求し過ぎたら
「どうせいつかは死ぬんだし、生きていることに意味は無い」とか、極論に行ってしまいます。
それに何か目標があったとして、それ以外の全てが無駄と排除してしまったら…。例えば「人生の回り道」みたいなものも無駄としてしまい、早くゴールに着けたとしても内容は薄っぺらいかもしれない。
失敗に思えるような苦い経験も、人生を彩る一つの要素になる。
ただ早く着くよりも、経験を積んで豊かに進みたい。
そう思えるのは、少しは成長できたって事なのかな??
でも…そもそもが、SAIは早く進みたくても進めないタイプ(^^;)
まあ、もう30代も後半ですし、今更焦ったって全然ゴール早くないし!ならば中味を充実させるしかないですね!!
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それからですねー!SAIが必死に頑張ってた中学時代の部活の写真も出てきました☆
↓ ↓ ↓
こんがり焼けてたテニス部でした!
腕とか脚とか日焼けがポッキーみたいで「ポッキー脚」とかよく言ってましたね(汗)
中学2年か3年の時の試合で、母親と姉が珍しく?応援に来てくれて、この時の写真は姉が撮ってくれました♪
↑左から3人目がSAIで、その右隣がペアの子☆
ダブルスのチーム戦で、テニス部の人数が結構多かったので、選手になれた時は本当に嬉しかったなぁ。
自分は運動音痴のコンプレックスがあるのでかなり無理だろうとは思っていたのですが。
でも1年生で入部する時に部活見学して、先輩方のプレーがすっごく格好よくて「私も選手になりたいなぁ!」って衝動で入部しました。
1年生はもちろん球拾いとかランニングとかばっかりだけど、ずーっとその憧れが鮮やかで、結構基礎練習から真面目に必死にやってました。
あと、部活が終わって帰宅してからとか、休みの日とかも家で壁打ち練習してました。テニスが大好きだったからできたっていうのもあるなぁ☆
それで本日の音楽のご紹介なのですが!
かなり唐突ですね!この話の流れでいきなり(^^;)
なんか中学生の頃のことを考えてると、合唱コンクールのことを思い出してしまいました。
中学1〜2年ってSAIにとってはなんか、すごく「原点」みたいな感じなんです。
もう何十年も前だけど、結構あの頃の感覚はずっと覚えている。
色んな経験をして、受け入れられなかった事も受け入れられるようになった。
体を作る細胞なんかはとっくに作り替わっていて、あの頃に存在していた私の細胞は、きっと今の私にはそんなに残って無い。
でも、感覚はまだ残っている。
中学1年の夏に友人関係がこじれて人間不信になった。
その子達は同じ部活で、顔を合わせるのがいつもしんどかった。
中学時代。毎日辛かった。
でも合唱コンクールは大好きだった。
クラスに溶け込めない自分でも、クラスメイトと一緒に頑張れる「口実」になったから、かな。
本当はクラスメイトと“友達”になりたかった。
一緒に何かを目指して何かを作る。その時は堂々と“仲間”になって良いような気がした。
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私の通っていた中学校では3年間、毎年、合唱コンクールがありました。
大抵の中学校はそうなのかな(^^)?
それで今回は、あんまりメジャーじゃないかもしれないけど
SAIがクラスで実際に歌った2曲をご紹介させていただきます♪
(※音源は拝借)
『方舟(はこぶね)』
『わが里程標(マイルストーン)』
『方舟』と『わが里程標』、2曲をお聴きいただきました!
実は最初は、『わが里程標』を先に聴いていただこうかと思ったのですが…
『方舟』が後だとちょっと暗い余韻になるかもと思って順番を逆にしました(><)
『方舟』=はこぶね。
これは“ノアの箱舟”を意味していると考えられます。
以下、歌詞の一部引用ですが…
灯火は地球に絶えた 悲愁は冷たく迅かだ
湖水の風に羽を洗う鳥たちはむなしく探す
昨日の空にはためいていた見えない河原を
秘められた空 夜の海は鏡のように光るだろう
まこと水に映る森影は 森よりも美しいゆえ
憎悪の暗い洞穴をゆさぶりながら
夜のしじまにしたたりながら おらびながら
この星がふるさとであるか 血は血をうかべ
この星がふるさとであるか 川は涸(か)れ
鳩たちが明るい林を去ってからすでに久しい
空を渡れ 錨をあげる星座の船団
美しくも寒くて悲しいような景色が思い浮かびませんか…(T_T)
ノアの箱舟をご存じの方なら、きっとご説明不要で状況をご想像できるかもしれませんね。
この曲は5拍子で拍を取るのも難しくピアノも難しいのですが、SAIのクラスでは曲の魅力にみんなが負けて歌う事になりました。ピアノの子が本当によく頑張ってくれて、難しさのプレッシャーに負けそうになりながらも本番も演奏しきってくれて、見事、金賞を取ることができました。ピアノの子の努力は本当に素晴らしいと思いました。
『わが里程標』は青春の日々の歌。苦悩もあるけど光や希望の見える曲です。
歌詞を一部引用しますと…
時を追いかけ 駆けて行けば
光る街角で出会う まぶしい愛
生きるよろこびを 心にこめて
石に積もう
時に抗い 立ち止まれば
闇の沈黙(しじま)に深まる 永遠の謎
けれど ふたたび陽はのぼり
行く手に並ぶ里程標を照らし出す
それは 先に歩いて行った人々の
勇気のあかし
また唐突な関連付けなのですが…
今、「鬼滅の刃」って大人気ですよね(^^)
あのお話で
〈次世代へ繋いでいく〉
というテーマも感じました。
SAIもよく、自分より若い世代の方々がこれから生きていく日本、という事を考えます。
私が幼い頃に生きた時代より、言葉が正しくないのかもしれなくて申し訳ないのですが…“円満”な家庭が減ってきているのかもしれない。
これから楽しい人生を送っていくべき人達に、多少なりとも上の世代として、自分は何をやっていけるのか?
何か残せることはあるのだろうか?
ネット上では信頼できそうな情報からそうでなさそうな情報、本当に沢山の情報があふれています。
その中でSAIが共感できる方々が言われているのは「あなたが好きなこと、やれること、やって人に喜んでもらえることに価値がある」と。
そして会社員みたいな働き方はだんだん減って、みんなが個人事業主のようになっていく、と。
もし本当に、自分の好きなことで誰かに喜んでもらって生きていけたら。それは実は幸せな時代が待っているのかもしれない。
そろそろニュースは消して、「あなただけの価値」探しをしてみるのも良いかもしれませんね(*^^*)
2020年06月21日
うつ病の大きな原因の一つと対処方法 【雑記帳】
いつもありがとうございます!
井戸の中で深掘りしていた蛙が外の世界に出て来たようなSAIです!!
……………↑自己紹介をまとめようとしたら意味不明なりました( T∀T)
※よろしければ、前回の記事をご覧ください。。
はい、さっそくですが
今回は「うつ病の大きな原因の一つと対処方法」というテーマでお話させていただきます!
なんかいきなり硬いような話題…( ´-`)
こう見えても、SAIは理系なのです!
えー???????
農学部ですから!!
えーっ農学部って文系か理系か曖昧……
だってクリーンベンチで
葉っぱに
培養した植物の病原菌を乗っけて
どんな病状が出るか観察して
卒論書いたから!
理科の実験をしたからSAIとしては自称、理系なのです( ´∀` )b
算数、数学、物理、化学は苦手だけど…
生物、科学は好きでした!
苦手の方が多いじゃん←一人突っ込み(´д`|||)
まあそんな訳で?自称、理系です
「うつ病の大きな原因の一つと対処方法」!
理系、理系と言いつつ、SAIには
うつ病をサイエンティフィックに話す事はもちろんできません( ゚ェ゚)ここまでの前フリって、、
ただ私の得意な?「何故なんだろう」をひたすら探求し続けてきた結果、
ある事に気づいたのでした!
それは…うつ病は「先の見通しが立たない不安」「先に明るいイメージを描けない不安」も大きな原因の一つと言えるのではないかと。
私は東日本大震災の被災者の心のケアをボランティアでしたいと考えてきました。
でもその後にも沢山の自然災害があって、その度に家族や日常を奪われてしまった方々がいらっしゃります。
それから最近は、DVの話題も私の関心事となっております。昔は夫婦間のDVのイメージが主だったのですが(あくまで私のイメージなので実際は分かりません)、
最近は実の親子、血のつながっていない親子間のDVについても話題をネットでよく見るようになりました。
自然災害でも、人間関係でも
自分の力では抗えないような辛くて苦しい大変な体験。
体の傷と心の傷。どんなに苦しまれているのだろう…
「体の傷は治るけど、心の傷は治らない」と聞いたりしますが、
体の傷だってあまりに酷いものだったら、痕が残ったり完治しないこともありますよね。
その治らない傷痕が心の傷の回復を妨げてしまったり。
自然災害で被害に遭ってしまうと、失うものが多過ぎて辛いなんて言葉では表しきれないくらい、本当に辛いと思います。
でもそこで、明日からの安全安心な暮らしが絶対に確保されていたらどうでしょうか?
大切な家族や友達、恋人、住まい、愛するペットや思い出の品々。失くしてしまったら本当に本当に辛くて立ち直るのもきっと何年もかかってしまうかもしれない。けど、
「明日からの生活は、着るもの、住む場所、食べるもの、何も心配無い」という
とりあえずは「先の見通しが立つ」状況だったら…ほんのほんの少しかもしれないけど、そうでない場合よりは心が軽くなる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
親子間のDVでも、被害者となる子供は意味が分からなかったり、ただ恐怖や苦痛を強いられるだけで、それがいつまた繰り返されるのか、いつか止めてくれる時が来るのか分からない。そんな風に全く「先の見通しが立たない」、いつか居心地の良い家族になれるのか「先に明るいイメージを描けない」という状況なのでは、と思います。
でも明日からはDVが二度と絶対に起こらないと言いきれるとしたら、これまではすごく辛かっただろうけど、もしかしたら気持ちは少し楽になれるかもしれません。
重い内容の例になってしまいましたが、、
でもSAIは、そのようにすごく苦しんでらっしゃる方々がどうしたら少しでも楽に生きられるのだろうってずっと考えていて。
それで、「先に明るい未来がやって来る」イメージができたら、少しは辛さも減るのではないかと。
でも東日本大震災やDVとか、本当に難しい状況の方々には気休めにもならないかもしれなくて申し訳ないのですが…
(そのような方々は自力は絶対に限界があるし、外部の援助も絶対必要です)
しんどいのは本当に本当だけど、今すぐどうにかなってしまう、という訳ではない方。
漠然とした不安から逃れられずにいらっしゃる方には
本当に、気持ちを落ちつけられる時だけで構わないので…
辛くて冷静になれない時は、無理しなくてO.K.ですので
少しだけ考えられそうな時に
「どんな未来が来たら自分は幸せだろう」
というのをイメージしたり、スマホやメモ帳に記録したりしてみて下さい。
一番辛い時って、どう頑張っても前向きなイメージってなかなかわかなかったりもします。
だから、最初に上手くやれなくてもO.K.です。気持ちが落ち着いた時に、少しずつそれを繰り返していくと
段々、体が、というか脳かもしれないですが、少しずつ前向きなイメージをしようと慣れてくると思います。
未来のことなんて誰にも分からないし、イメージばっかり素敵にしたって無意味に思えるかもしれません。
でも実現が難しそうでも、「こんな未来だったら良いな」というのが分かると
「今の自分はどう行動したら良いか」が分かります。
すごく分かりやすい例として、旅行があります(コロナのこの時期には不適切な例ですが、分かりやすいので)。
「どんな未来が幸せ?」
→自分は「旅行に行きたい」と気づいた!
自分の願いや希望に気づけると、実現するのに必要な行動をイメージしやすくなります。
「旅行するには何をしなければいけないのだろう?何の準備が必要なのだろう?」のように。
それで、宿をとらなくちゃ、とか
電車で行くのか飛行機なのか?切符の予約が必要だ!とか
せっかくなら素敵な服を着て行きたいから、服を買いに行かなくちゃ、のように
どんどん「自分にとって幸せな未来」を実現させる為に「今やる必要のある行動」が具体的に分かるようになります。
色んな考え方があるけど、SAIにとっての未来は
今の自分が積み重ねた行動の結果
だと思います。
勿論、天変地異、今のコロナとかで誰にもどうにも出来ない状況や
まだ親の扶養を離れられなくて不自由が多いというような状況もあります。
それでも、そういう中ででも「素敵な未来を実現する為に今やれることは何か」を考え、やれることから行動に移していくのは
完璧に理想通りは難しかったとしても、理想に近づくことはできる気がします。
自分はどうなりたいかという「先の見通し」や「先の明るいイメージ」をまず描く
良いイメージがわいたのを忘れないように記録する。
何回もそのイメージングをして自分に定着させる。
イメージの実現の為に必要な行動を考えてピックアップする。これも、メモすると忘れなくて良いかもですね️
やれそうなことから実際に行動に移す!
そのような流れが、SAIの思いつきの対処方法です。
辛さの度合いや皆様の置かれている状況は本当に違っているので
あんまり有効じゃない場合もあるかもしれません
むしろ…世界中が「先の見通しが立たない」状況。。
でも、恐れ過ぎる必要は無いはず。
SAIも不安が無いとは言えませんが、実はワクワクしている面もあります。
これまで単に「常識」と言われてきたことに違和感を覚えてきたいくつかのことがあるのですが、それらが今、無理の無い方へ修正されていくようにも見えるのですο(*´˘`*)ο
誰かのお役に立てたら幸いです
2020年06月08日
自粛生活の中で【雑記帳】
いつもブログ『井戸に差し込んだ光』へお越しくださりまして、ありがとうございます!
著者のSAIです!
ごく平和で平凡な家庭に生まれ育ったけど、自己肯定感が低いせいで勝手に精神的に病み、うつ病・対人恐怖症予備軍な青春時代を過ごしました。
ひたすら井戸を掘り下げていくように自ら作り出した狭く暗い世界へ沈もうとしていた20歳の時、アメリカ出身の洋楽バンドYELLOWCARDと出会って「人を信じられるようになりたい」と思えるようになりました。
“SAI”の名前は、人と話さな過ぎて声の出し方も忘れかけていた自分が、話す時にちゃんと声が出るようにとボイトレを習い始めた時、自分自身で名付けたもう一つの名前です。
「再」スタートをきって毎日に色「彩」(しきさい)を取り戻そう!!
の2つの意味の「サイ」を込めました。
素敵なミュージシャンや、音楽、アート、心、表現、生きる、癒し。
そのようなことがこのブログのテーマです。
相変わらずの情緒不安定で定期更新の目標をなかなか実現できていないのですが、
自分やものごととよく向き合って投稿するのが、自分らしいかもしれないと思いました。
勿論、気持ちが乗った時は良いペースで投稿したいです。
「正解」とかはどこにも書いていないけど、何かしらポジティブなブログになれたら嬉しいです。
いつもありがとうございますな皆様も、日の浅い皆様も、初対面の皆様も、
どうぞよろしくお願いいたします!
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
………はいっ!と言うことで…?!
何故か突然に改まっての自己紹介( ;´・ω・`)
実は、、SAIはこちらのブログ『井戸に差し込んだ光』を不在にしている間に色んな方のブログを訪問して文章の内容も興味深く拝読しておりましたが…
ブログの書き方で気づいたこともあったのでしたー!
私はブログを始めて月日としては数年になりますが、ひたすら書きながらの手探りなままで…
未だにこういう書き方で良いのか分かってません(。>д<)
それで幾つかのブログ様で、毎回の記事に自己紹介を載せてらっしゃるのを見つけたのです!
確かに考えてみたら、初めて訪問して下さった方がどの記事から読まれるのか分からないし。「いや、この著者は誰??」って思われていたかも…( 。゚Д゚。)
それで自己紹介文を作ってみたのです!
そして…改めて自分の優柔不断さに気づいてしまった。。
こんな長文の自己紹介載せてる人は居なかったーーー( T∀T)
自分の口下手さが分かってるし、できるだけ誤解の無いように伝えたいと思うと本当に長ったらしくなってしまって。。
次からは、もっと簡潔にしようと思います。
………多分。きっと。やりたい。←とことん優柔不断
でも、もう…本当に、私のブログにお付き合い下さる皆様は心が広くってありがとうございますです(´;ω;`)
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SAIの近況は、自粛生活でバンドやカラオケやウォーキングや旅やお出かけができなくなり、不自由で寂しいことも多いです。
でも仕事や給料は今のところはあまり影響が無いし、スーパーやコンビニや運送業者様達が一生懸命働いて下さっているお陰で、ほぼこれまで通りの生活が出来てます。
大変な中にご尽力下さっている皆様、医療関係の方々は本当にだし、私の気の及ばないところで頑張って下さっている皆様、ありがとうございます!! 言葉でしか言えないけど、ありがとうございます!!!
いつか、そういった方々に何かお礼ができたらなぁ(*´-`)
頑張ったら、絶対報われて欲しい。そんな世界、日本であって欲しい。。←祈りや願いだけでは無力✕
そんな自粛生活ですが、SAIが勝手に思うに、これは相当長引くかもしれないなぁと。
長引くと言うか、コロナ完全消滅は本当に難しくて「共存」みたいな形になるのかも???
変異の早さとか、持病や抵抗力によって出る重症状度が人によって違うとか
世界や国の機関、研究者、色んな見方があって正解が分からない。
だから手洗いうがいとか気をつける基本を大事にしつつ、
私だったら…ウォーキングとかは殆ど人と会う事は無かったし、一つ一つの状況を見て再開して良い事もある気がしました。
勿論、携帯用の消毒液は持ち歩いているし、人が居る場所ではマスクもします!
「病は気から」と言うし、過度な自粛は体力も落ちてしまったり逆に良くないと思うんですよね(*´・з・)
そう考えるようになり、昨日は自宅アパートから車で40分くらいの神社へ
遊びに…じゃない?…お参りへ行ってきましたー♪
車で移動だから誰とも接触してない、よし!(一人チェック( ´∀`))
久しぶりのお散歩みたいな感じで、本当に気持ち良かった!
お天気も最高!緑も美しくて眩しくて、「今って本当に良い季節だなぁ!」って改めて思って、今ある幸せをかみしめました☆
神社には少し参拝者が居たけど、少しで良かった。
立派な杉の並木や、
紅葉の青い葉、
清らかな水、
荘厳な建物。
無意識に深呼吸してしまうような清浄さ。
本当に身も心も洗われたみたいに元気をいただけました!
そして何と言っても嬉しかったのが!
おみくじで【大吉】が出た〜ヽ(*´∀`)ノ←単純
いや、もう大吉なんて数年出てませんよ!小吉とかも「吉」だからハッピーだけど、私の30数年の人生で大吉は数回しか出たこと無いのです。やっぱりお参り来て良かったー☆
実は、そのおみくじは超絶かわいい「とんぼ玉」がついていて!最初おみくじをしようか迷ったけど、とんぼ玉のかわいさに負けて200円おさめさせていただきました( ´∀` )b
かわいいですよねー☆ まん丸いのとか色や模様の全く異なる何種類から、どれが入っているかは袋を開けてからのお楽しみ(*´ω`*)
せっかくだからスマホのストラップにしたのですが、今日も仕事とかで弱気になりそうな時、そっととんぼ玉様を見て「私、大吉だから大丈夫!」と気分を上げるアイテムになってくれました(やはり単純)️
あと、それから、話が飛ぶのですが、、
数日前に部屋のカーテンを変えたのです!
そうしたら部屋の空気がすごく軽くなって、明らかに風の通りも良くなった感じがして。
自粛生活をどう有意義に過ごそうかなと考えていた時、ネットでカーテンとかインテリアを見直すのも良いという提案を見つけたのを実行した訳です(* >ω<)
カーテン一つでこんなにも変わるんだ?!と本当に驚いたけど、実は数年前から変えたいなぁとは思っていて。でも、数千円で買える訳じゃないしなぁ(レースカーテン含め2セット4枚で)とずっと悩んでいた…のに、キッカケをいただきました☆
カーテンも古くなるとホコリや汚れの他、風水的?にもあまり良くないみたいですね??
私は風水とか占いとか理解はできないけど、そういうお話を聞いて色々考えるのは大好きなので!けっこう参考にさせていただいてます(*^_^*)
自粛生活で何しよーという方は、自分の身近なアイテムにちょっとだけテンションが上がるものを採り入れたり、変えてみたりするのも
楽しいかもしれないですね
本当に近況報告だけとなってしまいましたが日々考え事で一杯のSAI、沢山の気づきがあり、そのようなこともお話ししていきたいです!
暇過ぎてどうしようもない時など、またお付き合いよろしくお願いいたします(о´∀`о)
2020年03月11日
映画『Fukushima 50(フクシマ フィフティ)』を観てきました 【日記】
一週間くらい前に地域情報紙で目にして気になっていた映画『Fukushima 50(フクシマ フィフティ)』を、本日2020年3月11日、観てきました。
私は平日は通常仕事なのですが、3月11日の今日がちょうど休みになり
「これは観に行くしかない!」と
後押しを貰ったような気分で観に行きました。
『Fukushima 50』は、2011年3月11日の東日本大震災の時に起きた福島第一原子力発電所での事故と、その収拾に命懸けであたった作業員の方々を中心として描かれたノンフィクション映像作品です。
公式動画がいくつもありました!
@一番メインの予告動画
映画『Fukushima 50』予告編
A世界へ公開用の動画
『Fukushima 50』International Trailer
B特別映像その1
映画『Fukushima 50』特別映像
C特別映像その2
映画『Fukushima 50』特別映像A
そして次の動画は内容説明がとても分かりやすいのですが、少しネタバレを含む気がするので
ネタバレO.K.という方のみご視聴下さい
監督が作品に込めた思いは・・・原発事故描いた映画公開(20/03/06)
映画を観ての私の個人的な感想は…
何事もそうだと思いますが、やっぱり現場で事にあたっている人々が一番大変で、一番頑張ってらっしゃる、ということです。
それから「現場作業員」「指示出しの幹部」「政府」という三つの立番があったと思うのですが、
仕事とかでも言える事ですが
技術的な正しい判断をできない・現場の状況を把握できてないところが方針を決める権利を持っているというのは、現場の方々が余計に苦労してしまうな…と。
そして津波による原発事故という前例の無い状況で、停電してしかもいつ余震が来るかも分からないし、
被爆や大爆発の恐怖は極限だろうに、そこで愛する故郷や家族を守る為に、事態の収束の為に戦い抜いた作業員の方々は本当に“命懸け”だったのだと私は実は〔初めて〕知りました。
何となくイメージでは「すごく大変そう」と思っていましたが。
当時の事を思い返すと、ニュースの映像を見て「建屋の壁が吹き飛んでるけど大丈夫?何があったの?」
「爆発とか煙とか蒸気の映像、何かすごいけどどういう状況?どういう意味?」
という感じで、何かまずそうな事が起きていると漠然とは分かりましたが、具体的な危険性というのは全く分かっていなかったのだと、今日に映画を観てやっと理解しました。
東電や政府の対応に批判が集中していることばかりが目につき、裏側でこんなに必死で頑張ってらっしゃる作業員の方々が居ただなんて…この『Fukushima 50』は、本当にぜひ多くのまず日本人に観て欲しいと私は勝手に思ってしまいました。
それから私が想像していたより放射能汚染はずっと深刻で、
また、実家のある茨城県も首都東京も含めた関東全域を越える範囲の東日本が汚染されて住めなくなる危険性もあったのだと。そこまで行かないで済んだのは爆発が奇跡的に起きなかっただけなのだと知りました。
たまに「原発に賛成か反対か?」みたいなお話を見ますが、私は「どちらかと言えば反対派」くらいのスタンスでした。
でも今は「反対派」です。原子力発電はリスクが大き過ぎると思いました。
私はこちらのブログで2014年3月11日に「願いをのせて 『SEE ME SMILING』 by YELLOWCARD」というタイトルの1〜3までの東日本大震災に関する記事を投稿しました。
その時に「復興には10年くらいかかるだろうか?」と漠然と思ったのですが、
廃炉作業や放射能汚染の除染は全然、もっともっと難しいようでした。
例えばAIの技術がもっと発達して危険な作業は全てロボットにやらせられるようになる、とか
除染の画期的方法が生まれるとか
可能性はゼロではないのかもしれません。
でも国土の狭い日本、地震国、異常気象で何が起きるか分からない目前の状況だと、
私個人としてはもう原発に頼らないで済むよう、代替エネルギー研究に力を入れた方が良いように思いました。
長々と持論を語らせていただきましたが、同じ様に『Fukushima 50』を観られた方の中には「嘘が描かれている」という意見も見られました。
東電や政府の対応は、私の当時の記憶はほとんど残っておりません。
とても興味深い映画だったし、福島の復興や震災のボランティアは私の中でとても重要なテーマです。
映画館のショップでこの映画の原作となった小説を見つけ、飛びついて買ってしまいました。
この小説も読みながら、自分にとって重要なテーマをよく考えていきたいと思います。
2020年01月03日
2020年、明けましておめでとうございます!
2019年12月09日
マイファス『花-0714-』&ワンオク『Wherever you are』…親友の結婚式でバンド演奏してきました☆
SAIは親友の結婚式での余興にとバンド演奏の依頼を受けて、緊張マックスではありましたが、無事に発表を追えてきましたー*。ヾ(。>v<。)ノ゙*。
いつもの事ではありますが…手に冷や汗をかいて、おかしな震えがヤバかったです(←禁断症状か)
いつもの事じゃなかったのは、発表の一週間半前に久しぶりに風邪をひいてしまったのと。
更に「演奏するなら、無言でいきなりやり始める訳にはいかないよな…焦」と気づき、ショートスピーチを考え初めたら、、しゃべる事を想像しただけでさらに緊張が増してしまって胃が食べ物を受け付けなくなり1kgくらい減りました()´д`()
もう本当に胃のモヤモヤがずっと消えなくて 子供の頃は車酔いが酷かったし、今も緊張体質ではあるけど、こんな一週間以上もモヤモヤが続くのは珍しかったです。
式の次の日は日曜日で仕事が休みだったので、もう本当に泥のように寝てました(;´Д`)
今日はあれからまだ一週間くらいなのか。。胃も回復してきたから食べてるし、体の疲労感も徐々に回復中=食べてるのに寝てる、だから多分、体重は戻ったか前より増えてるかもですねぇ←怖くて量ってない:(´oωo`):
それはそうと?! 友達へ当日に渡す手土産的なギフトに、とっても良いプレゼントが見つかって最高にハッピーでした(๑✪ω✪๑)
ト音記号の模様?付きな音符形のカゴにプリザーブドフラワーのアレンジメント(≧∇≦)
何を隠そう(隠してない)友達も私もガーデニングの学校出身で、教わった先生のお一人はプリザーブドフラワーの技術開発に携われた方で、二人とも花やプリザーブドフラワーには縁があるんですよね☆
そして今回、私はバンドマンとして友達の式を盛り上げる役なので、音楽も象徴できるギフトなので「もうこれしかない!」って実は一目惚れで決まってたかも…(^^*)
予算の面ではこれで良いのか悩み、良かったのかは今も分かりません。汗。
式の一ヶ月くらい前に友達の新婚生活へ向けて結婚祝いショッピングをIKEAで一緒にしたけど、周りの方に聞くと、式のご祝儀だけで良いのではと言われたり。
多分、私が金欠だろうと友達が気遣かって、式への招待じゃなくバンド演奏の依頼という形にしてくれたのもあったり…他の友人は招待せずご親族内での式ではありましたが。。
でもネットで相場やマナーを調べたら、結婚式はお祝いのお返しもけっこう大変なのかな?と思い、これくらいのプチギフトなら友達も気を使わないで済むかな…で最終決定しましたο(*´˘`*)ο
友達はオレンジ色が好きで、三種類の一つがちょうどオレンジ色だったのも
テンション上がりました↑↑
FlowerGift花音
というショップ様にお世話になり…
素敵なギフトのご提案をありがとうございましたー٩(๑´3`๑)۶
曲はMY FIRST STORYの『花-0714-(ハナレナイヨ)』と、ONE OK ROCKの『Wherever you are』を演奏しました!!
これからの新婚生活でも気が向いたら聞いてみてね!で(国宝レベルの原曲さまをやいた)CDもプレゼントしちゃいました(*^-^*)
素敵な歌詞をお借りしてメッセージも少し
(※写真アップロードしたら解像度?が酷いことになってますね…すみません)
もうっ本当に両方ともすっごく良い曲で、ワンオクの曲の方は世間でもかなり認知度が上がってるかもしれませんねヽ(*´∇`)ノ
マイファスの方は、そこまで認知度は無いかもしれませんが…。でも式の2ヶ月くらい前に友達からバンド演奏依頼の話を聞いた時、真っ先に思い浮かんだのが『花-0714-』なのです
曲のリリースはけっこう前だったと思いますが、最初は何の情報もなく聞いたけど、良い歌だなーって優しく心に染み入る感じだなーって好きでしたが。少ししてから、マイファスのバンドメンバーさんがご友人の結婚祝いの為に作った曲と知り、また素敵だなーと思い
その後にタイトルを"ハナレナイヨ"と読むと知って、「そういう意味だったのかー(←激しく納得)(*´﹃`*)」みたいな出会いでした!
実は数年前に大学時代の同級生が結婚式で、でも自分は就職で離れた県に居て参加できず祝電のみとさせていただいた時。。
大学時代から音楽にはまった自分の音楽好きをその子が覚えていてくれて、式で流すオススメの曲あったら教えてと言ってくれたので、
今回と同じ2曲をプレゼントしたのでした!
歌詞もすっごく良いから、歌詞を手紙に書き写して、ちょっとメッセージを沿えて。
そうしたら、その子がすごく気に入って式の最後に流してくれたそうです(´;ω;`)
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そして今回の親友の結婚式では、その2曲をまさか自分がギターボーカル(デビュー。いつもはボーカルのみなので☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆)でバンド演奏できることになるだなんて……
なんか嬉し過ぎて。
友達がそのように取り計らってくれたのは勿論のこと!
自分も、友達をそのような形で祝福できるようになったのかって…。
ずっと迷走しながら、上達できてるのか分からないまま続けてきた音楽、バンド活動だけど。
まだまだ初心者レベル脱してないとは思うけど。
でも一緒に協力してくれたメンバーさんが今は居て、あぁ仲間が居るんだ、たった一人でスタートした最初とは違う場所に自分は居られてるんだって。。
対人恐怖症予備軍みたいな自分が、大好きな音楽をツールとしてなら克服の為に頑張れるかもしれないって音楽活動を始めて、初ライブや、一番やりたかったワンオクのコピーバンドをがっつりやれるようになったこと、そしてそのバンドでのライブ、それから今回の結婚式の演奏。
10年以上かかったけど、音楽活動も対人恐怖症克服の方もここまで来れたんだなぁって…。
一つの大きなステップに到達できたんだって、我に返ったら感慨深く思いました(;_;)
いつものように曲の動画もご紹介したいし、自分の「歌ってみた」も練習状況としてたまにはご報告したいけど、
最近のユーチューブ様の規約変更の内容を把握しきれていないので(;_;)
大変残念ですが、曲のご紹介は今回は控えさせていただきます
そこで!何の代わりにもならないご報告ですが…焦
今回、SAIはネイビーのパンツドレス
で参戦?!してきました☆
如何にもインスタの自撮り風(っ´ω`c)
色味調整難しい。肌色の厚めのストッキングはいたのに、グレージュみたいに見える(;´・д・)
数年前のバドミントン友達が招待してくださった結婚式では今以上に金欠で、2300円くらいのドレスだったけど(。>д<)
今回はほんの少しグレードアップ?して3800円くらいでした(*´-`)
(顔色悪…バンド演奏を終えて帰宅してからの写真()´д`())
こういう自撮りしたこと無かったのでちょっと研究しました!部屋がどうしたら写らないのか、とか鏡ごしとか…皆様上手ですよね
光の向きや体勢も難しい(;´ρ`)
アクセサリーは、ネックレスは新調ちょっとグレーがかったパールが気に入ったのと、他がかなり地味なのでポイント的に華やかに╰(*´︶`*)╯
コサージュは、前に買ったけどお蔵入りしてたのがちょうど良い感じでした
右胸に着けたのは、左胸だとギターストラップに当たってしまうので。。
左じゃないといけないのかと思いましたが、調べたら服のデザインなどにより右でも良いみたいです(*´罒`*)
それからパールを基調としたシンプルなイヤリングと、粒の大きさや色味が異なる6〜7連のパールのブレスレット(900円がセールで500円)
上手く写せてないけど、イヤリングはこちら(っ´ω`c) ↓↓
イヤリングは、普段は揺れる系とか縦長とかシルバーとか格好良い感じのが好きですが。
「揺れる」は新郎新婦の生活が「揺れる」を連想させて良くないとか、丸い形の方が家庭円満のイメージで良い、大きいのは品が良くない、とか調べるうちに色々あるんだ…と難しさを知り、無難なパールにしたのでした。女性のファッションは難しいんだなぁ(°ω°)
ブレスレットの方は全体のコーディネートとのバランスを見て付け方を調整できるのが良さそうと思い、今回は結婚式で上品な感じが良さそうだったので粒が小さい色違いのを3つ着用しました(^^*)
靴は前の結婚式で履いたのを再び活用(^o^)
それから大切な大切な愛機のエレキギター!
Ibanez(アイバニーズ)です
申し合わせた訳じゃないのに、バンドメンバーのギタリスト君、そしてベーシストさんも3人ともIbanezだったのは面白い偶然でしたヽ( ´¬`)ノ
本番の数日前に磨いて、弦も張替えてピカピカでしたー!
前回の投稿からだいぶ日が空いたかと思えば、いきなりのハイテンションなご報告で失礼?しました(ノ*'ω'*)ノ
でもとても濃密で充実した日々は過ごせてきたと思いますので、そのご報告など、よろしければまたお付き合いよろしくお願いいたします。
このような不定期更新のマイペースなブログにお越し下さる皆様、いつも本当に本当にありがとうございます。゚(゚´Д`゚)゚。
2019年05月30日
理解される努力
最近…と言っても、もう何年にもなるけど。世間では自撮りして、アプリで可愛くとか美しく、格好よく加工できた写真の投稿が流行っていますねー(*´ω`*)
SAIは自撮りを投稿する自信や勇気が無かったけど、「口が足りない」とか「人に理解される努力が足りない」とか言われてきたので、インスタで自撮りの投稿&今すごく楽しいバンド活動についてお話をしてみました!
もちろん無加工写真は載せられたものじゃないので加工に加工を重ねてありますが…まあこんな雰囲気の人間です
(いわゆる ※画像はイメージです ってやつですね)
なんか加工し過ぎて、あご尖り過ぎてるし…ちょっと自分でうける(*`艸´)
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
時々チーターとかなってみたいって言うか、自分は瞬発力が全く無くて明らかに長距離走タイプだから。
きっと無いものねだりなのは分かってる。
でもすごく難しいようなカッコイイものに憧れてしまったりする。
何が言いたいかと言うと……「シャウトってどうやるんだー。°(°`ω´ °)°。」で今は泣きたいです。
3月中旬くらいから体力づくりを始めました。本当に筋肉が無く締まりの無い体で 筋肉欲しい!! SPYAIRのIKEさんみたいな細マッチョ憧れる30代女子のわめき(´_`illi)
バスケやられてたとかスポーツマンでカッコイイなぁ
私も多少…いや中学時代しかやってない軟式テニス部でした。テニスは大好きだけど、大人になってテニスしようとすると硬式ばかりで。軟式の感覚で打つとホームランしちゃうんですよねぇ…飛び過ぎる(;´Д`)
ダブルスでポジションは後衛でした。自分はガンガン攻めるより、状況を遠くから見てゆっくり判断できるサポートの方が合ってるようです。うん、瞬発力無いからそもそも前衛やれないし(話の最初に戻る)
筋肉は残念ながら増えた感じしないけど、この頃のヒトカラ練習で、採点様に「安定感がある」というコメントを貰える事が多くなりました
でも……自分のバンドのメンバーに一人だけベテラン様がいらっしゃるのですが。「『私カラオケ上手いです』ってスタジオに来て、全く使えないボーカルは腐るほど居る」と言われて…「(カラオケ上手いと思ってないけど)私も使えないと暗に言われてたらどうしよー:(´oωo`):」なプレッシャーも感じつつのバンド活動です
でも趣味で楽しく、かつ成長もしたいと自分では思ってるから。多分、それくらいの刺激はあった方が良いのかな(*´ω`*)
「歌ってみた」界隈の皆様は、癒し系とか本当に歌を聴かせたいんだなぁという想いの伝わってくる方々が多くて 自分はだいぶ場違いにやかましい感じですみません(´ェ`;)三(;´ェ`)
でも今の自分がやりたいのはそれなので。自分の気持ちに嘘をついたら余計に歌えないと思うから、とりあえず自分に正直に行ってみようと思います٩(ˊᗜˋ*)و
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"見た目を変える"化粧水があなたの肌運命を変える
ユー 保湿×シリーズ
2019年05月03日
バンド練習してきました
内容は…時間が少し空いてしまった割に、だいぶ調子良かったです
今のところ、やっているのは全てONE OK ROCKの曲のコピー
コピーと言える程の再現にはだいぶ遠いですが(ノ∇・、)
でもSAIは本当に、本当に幸せ過ぎて……。
大好きで、絶対にやりたいって思い続けてきたワンオクの曲たちを、人柄のすっごく素晴らしい素敵なメンバーさん達と、向上心を持って楽しくやれていて!
こんなの、本当に『夢』でした。
ずーっと憧れ続けてきた『夢』が、今、本当にここにある…(;_;)
ずっと、どう頑張っても遠くて、何回もダメになって。すくい上げた手の平から、指の間からすり抜けて流れ落ちて行ってしまったような悲しみ。悔しさ。寂しさ。
でもそれでも、立ち向かうしか無いんだって必死で自分を奮い立たせて。
何やってるんだ自分。一体何年かかってるんだ。ーそんな、自分で自分を責めて追い立てるような声はひねりつぶして。
沢山大好きな曲はあるけど、今の自分にとって一番大切な曲『C.h.a.o.s.m.y.t.h.(カオスミス)』に私が気づかせて貰った事。それは
“素敵な仲間達と夢に向かって一緒に頑張る。私はそうやって生きたい。それが私の生き方。”
『C.h.a.o.s.m.y.t.h.』 by ONE OK ROCK (オフィシャルMV)
そこにある空気感も、歌詞も本当に素敵な音楽です。
もし死ぬ時に自分が納得のいく人生を生きられたら、最期に見える景色ってこんな感じなのかな、とか思ったり。
穏やかで、安らかな幸せ。
広がって風になる。
私の中ではロード・オブ・ザ・リングの映画の一番最後のテーマソング『Into the West』も穏やかな最期のイメージです。
生きるのって楽じゃないけど、生ききったらきっと最期は安らかなんじゃないかな…。
『Into the West』 (ロード・オブ・ザ・リングの第3部エンディングテーマ)
今日の自分の調子が良かったのは、ここ一ヶ月くらい走ってる効果もあると思います!
会社の通勤は自家用車、あとどこへ行く時も自家用車で移動する時は、歌の練習の時間。
それで、仕事帰りに走りに行って、その帰り道に歌ってると、疲れて声が出なそうなのに、意外と良く出る
やりたい事をやる為の環境作りで忙殺され、疲弊しきっていた時は体内年齢が老化してしまったけど、最近は、また若返ってきましたよ(*^▽^*)
走るって、体力って本当に大事だなぁと、ありありと実感してます
何が言いたいのかまとまらなくなってしまったけど…
頑張ってきて良かった!
今日も幸せでした!
いつもありがとうございます!
人間いつ死ぬかは誰にも分からないから、一つ一つの喜びを噛み締めて、感謝して、毎日を生きていきます。
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*ゼイタクビョウ
新品価格 |
発売元:Aer-born
発売日:2007年12月28日
*BEAM OF LIGHT
新品価格 |
発売元:Aer-born
発売日:2008年05月28日
*感情エフェクト
新品価格 |
発売元:A-Sketch
発売日:2008年11月12日
*Nicheシンドローム
新品価格 |
発売元:A-Sketch
発売日:2010年06月09日
*残響リファレンス
新品価格 |
発売元:A-Sketch
発売日:2011年10月05日
*人生x僕=(初回盤)(DVD付)
新品価格 |
発売元:A-Sketch
発売日:2013年03月06日
*35xxxv 【初回限定盤】 (CD+DVD)
新品価格 |
発売元:A-Sketch
発売日:2015年02月11日
*35xxxv 【通常盤】 (CD)
新品価格 |
発売元:A-Sketch
発売日:2015年02月11日
<シングル>
*内秘心書
新品価格 |
発売元:Aer-born
発売日:2007年04月25日
*努努-ゆめゆめ-
新品価格 |
発売元:Aer-born
発売日:2007年07月25日
*エトセトラ
新品価格 |
発売元:Aer-born
発売日:2007年10月24日
*完全感覚Dreamer(初回限定盤)(DVD付)
新品価格 |
発売元:サブスタンス
発売日:2010年02月03日
*アンサイズニア
新品価格 |
発売元:A-Sketch
発売日:2011年02月16日
*Re:make / NO SCARED
新品価格 |
発売元:A-Sketch
発売日:2011年07月20日
*The Beginning
新品価格 |
発売元:A-Sketch
発売日:2012年08月22日
*Deeper Deeper/Nothing Helps
新品価格 |
発売元:A-Sketch
発売日:2013年01月09日
*Mighty Long Fall/Decision
新品価格 |
発売元:A-Sketch
発売日:2014年07月30日
<DVD>
*LIVE DVD 「THIS IS MY BUDOKAN?!2010.11.28」
LIVE DVD 「THIS IS MY BUDOKAN?!2010.11.28」 新品価格 |
発売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2011年02月16日
*LIVE DVD“世の中シュレッダー”
新品価格 |
発売元:Aer-born
発売日:2008年03月19日
*“残響リファレンス"TOUR in YOKOHAMA ARENA [Blu-ray]
“残響リファレンス"TOUR in YOKOHAMA ARENA [Blu-ray] 新品価格 |
発売元:Amuse Soft Entertainment =dvd=
発売日:2012年05月30日
*ONE OK ROCK 2013“人生×君="TOUR LIVE&FILM [Blu-ray]
ONE OK ROCK 2013“人生×君="TOUR LIVE&FILM [Blu-ray] 新品価格 |
発売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2013年10月09日
*FOOL COOL ROCK! ONE OK ROCK DOCUMENTARY FILM (DVD)
FOOL COOL ROCK! ONE OK ROCK DOCUMENTARY FILM (DVD) 新品価格 |
発売元:アミューズソフトエンタテインメント
発売日:2014年11月12日
*ONE OK ROCK 2014 “Mighty Long Fall at Yokohama Stadium” [Blu-ray]
ONE OK ROCK 2014 “Mighty Long Fall at Yokohama Stadium” [Blu-ray] 新品価格 |
発売元:アミューズソフト
発売日:2015年04月29日
<コンピレーション / ゲスト参加>
*NEVERMIND TRIBUTE
新品価格 |
発売元:ファー・イースタン・トライブ・レコーズ
発売日:2012年04月04日
*ゲット・ユア・ハート・オン! (ツアー・エディション)(生産数量限定盤)
ゲット・ユア・ハート・オン! (ツアー・エディション)(生産数量限定盤) 新品価格 |
発売元:ワーナーミュージック・ジャパン
発売日:2013年03月27日