2014年07月27日
私はすごく病んでいる−FLYLEAFの『I'm So Sick』(セルフ・タイトル・アルバム「FLYLEAF」より)
23歳の頃に出会った洋楽、女性ヴォーカルのバンド「FLYLEAF(フライリーフ)」。
22歳で大学を卒業し、ある意味では初めて自分の意志で自分の道を歩み始めて1年くらいの時。
夢を理解してもらえない、誰にも応援してもらえない孤独。
「やりたい事をやるのは自分勝手なんだろうか?」
「自分の選択は間違ってるんだろうか?」
「そんな事できるわけがない」と押された烙印が、そんな孤独や不安、自己不信を増長させる。
客観的に見たら夢に向かって第一歩を踏み出して、前向きに前進しているはずなのに…
心理的にはボロボロで、進む力も無くなってしまいそうな状況だった。
そんな時に出会ったバンドFLYLEAFのセルフ・タイトル・アルバム「FLYLEAF」。
(2006年9月6日リリース)
トラック1:『I'm So Sick』 ↓↓
紅一点ヴォーカルのレイシー・モーズリー(結婚後はレイシー・シュトゥルム。現在は脱退。)は、複雑な家庭環境で育ったようで、ドラッグ、母親との警察沙汰、それが原因で家を追い出されて祖父母との暮らし、自殺未遂などの経験があるよう。
でも無神論者だった彼女が、祖母にむりやり教会に連れて行かれた時に神秘的な体験をし、その後の人生が全く変わったそう。
それで彼女を含めてバンドメンバー全員がクリスチャンらしく、彼らの音楽性にも影響は出ているけど
「キリスト教バンド」という意識は特に無いという話を読んだ。
この時の私は自分の人生で行き詰って苦しんでいる状況で、彼女の不意打ちのようなシャウトには本当にびっくりしたけど、
何か自分の中にある出せない感情を変わりに放出して、取り去ってくれるような救われる感覚もあった。
それは彼女の苦労とかに比べたら私の苦労なんて何でも無いくらいだと思う。でも通じる何かを感じた。
このアルバム「FLYLEAF」は重ための音で構成されているけど疾走感があったり、それぞれの曲もコンパクトにまとめられているため、重いのにさらっと聴ける。
そして曲の展開もメリハリがきいていて、とても聴きやすいと思う。
そしてヴォーカル、レイシーの可憐な歌声が激情の叫びに変わったり、それだけでない魅力的な表情で全く飽きさせる事がない。優しく聴かせる感じの曲も収録されていて、名盤とも言えるように感じる。
他の収録曲 ↓↓
トラック2:『Fully Alive』 ↓↓
トラック4:『Cassie』(非公式動画) ↓↓
7年くらい前に聴いていた曲なので記憶が曖昧だけど、アメリカの高校で起きた銃乱射事件に関する曲、という情報をどこかで見たような…。
でも正確な情報ではないので、ご参考までに。
トラック7:『All Around Me』 ↓↓
トラック7:『So I Thought』(非公式動画) ↓↓
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バンド名の「FLYLEAF」とは、レイシーによれば
「フライリーフとは、本の最初と最後にある白紙のことで、ストーリーの前後に頭を一瞬クリアにするという意味もあるの。その本を贈る人へのメッセージ・ページでもあるし、私たちの曲も頭をクリアにさせるメッセージみたいなものになってほしいわ。」
ということのよう。
2012年にリリースされたアルバム「New Horizons」で、レイシーは結婚・出産を理由にバンドを脱退。
育った家庭環境が大変だったようだから、これからは素敵な家庭を築いて本当に幸せに暮らしていって欲しいと思った。
私は、この彼女の最後の参加作「New Horizons」は聴いていないけど
これまでの活動を振り返って懐かしみ、また彼女を祝福して送り出すような動画を見つけたので載せたい。
こんな風に門出を祝ってくれるバンドメンバー、本当に素敵だと思った。
『New Horizons』 ↓↓
『New Horizons』はこちら ↓↓
2012/10/30リリースの3rdアルバム。
関連作品 ↓↓
2009/11/10リリースの2ndアルバム。
2010/12/7リリースのアコースティック・ミニアルバム。
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いつもお越し下さり、ありがとうございます(^_^)
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それは⇒『素敵な音楽のご紹介♪』(リンクして飛べます)
『井戸に差し込んだ光』より若干、新しめ、明るめなお話(^^;)??
よろしかったら遊びに来て下さい☆
22歳で大学を卒業し、ある意味では初めて自分の意志で自分の道を歩み始めて1年くらいの時。
夢を理解してもらえない、誰にも応援してもらえない孤独。
「やりたい事をやるのは自分勝手なんだろうか?」
「自分の選択は間違ってるんだろうか?」
「そんな事できるわけがない」と押された烙印が、そんな孤独や不安、自己不信を増長させる。
客観的に見たら夢に向かって第一歩を踏み出して、前向きに前進しているはずなのに…
心理的にはボロボロで、進む力も無くなってしまいそうな状況だった。
そんな時に出会ったバンドFLYLEAFのセルフ・タイトル・アルバム「FLYLEAF」。
(2006年9月6日リリース)
新品価格 |
トラック1:『I'm So Sick』 ↓↓
“私はすごく病んでいる 住んでいる場所に汚染されて
空しい喜び、身勝手さ そんなものは無しで生きさせて” (歌詞の和訳を一部引用)
紅一点ヴォーカルのレイシー・モーズリー(結婚後はレイシー・シュトゥルム。現在は脱退。)は、複雑な家庭環境で育ったようで、ドラッグ、母親との警察沙汰、それが原因で家を追い出されて祖父母との暮らし、自殺未遂などの経験があるよう。
でも無神論者だった彼女が、祖母にむりやり教会に連れて行かれた時に神秘的な体験をし、その後の人生が全く変わったそう。
それで彼女を含めてバンドメンバー全員がクリスチャンらしく、彼らの音楽性にも影響は出ているけど
「キリスト教バンド」という意識は特に無いという話を読んだ。
この時の私は自分の人生で行き詰って苦しんでいる状況で、彼女の不意打ちのようなシャウトには本当にびっくりしたけど、
何か自分の中にある出せない感情を変わりに放出して、取り去ってくれるような救われる感覚もあった。
それは彼女の苦労とかに比べたら私の苦労なんて何でも無いくらいだと思う。でも通じる何かを感じた。
このアルバム「FLYLEAF」は重ための音で構成されているけど疾走感があったり、それぞれの曲もコンパクトにまとめられているため、重いのにさらっと聴ける。
そして曲の展開もメリハリがきいていて、とても聴きやすいと思う。
そしてヴォーカル、レイシーの可憐な歌声が激情の叫びに変わったり、それだけでない魅力的な表情で全く飽きさせる事がない。優しく聴かせる感じの曲も収録されていて、名盤とも言えるように感じる。
他の収録曲 ↓↓
トラック2:『Fully Alive』 ↓↓
“めいっぱいに生きている、一番よりももっと
めいっぱいに生きて、彼女は知っている
未来を信じるべきだと” (歌詞の和訳を一部引用)
トラック4:『Cassie』(非公式動画) ↓↓
“順番に問いかけられた
死を避けるための答えは「ノー」だった
「イエス」だったらうまくいったのに
神を信じるかと弾に書かれてあった” (歌詞の和訳を一部引用)
7年くらい前に聴いていた曲なので記憶が曖昧だけど、アメリカの高校で起きた銃乱射事件に関する曲、という情報をどこかで見たような…。
でも正確な情報ではないので、ご参考までに。
トラック7:『All Around Me』 ↓↓
“私は生きている、生きている”
“ 音楽で体が揺れる
天使達は私達だけだと歌っている
あなたと二人きり、そして天使達もここにいる” (歌詞の和訳を一部引用)
トラック7:『So I Thought』(非公式動画) ↓↓
“魂を見せて 私と一緒に星にキスをしよう”
“信頼感が持てないんじゃなくて
さ迷うことや負けることが怖いだけ”
“ロマンスがおやすみって言っている” (歌詞の和訳を一部引用)
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バンド名の「FLYLEAF」とは、レイシーによれば
「フライリーフとは、本の最初と最後にある白紙のことで、ストーリーの前後に頭を一瞬クリアにするという意味もあるの。その本を贈る人へのメッセージ・ページでもあるし、私たちの曲も頭をクリアにさせるメッセージみたいなものになってほしいわ。」
ということのよう。
2012年にリリースされたアルバム「New Horizons」で、レイシーは結婚・出産を理由にバンドを脱退。
育った家庭環境が大変だったようだから、これからは素敵な家庭を築いて本当に幸せに暮らしていって欲しいと思った。
私は、この彼女の最後の参加作「New Horizons」は聴いていないけど
これまでの活動を振り返って懐かしみ、また彼女を祝福して送り出すような動画を見つけたので載せたい。
こんな風に門出を祝ってくれるバンドメンバー、本当に素敵だと思った。
『New Horizons』 ↓↓
『New Horizons』はこちら ↓↓
新品価格 |
2012/10/30リリースの3rdアルバム。
関連作品 ↓↓
新品価格 |
2009/11/10リリースの2ndアルバム。
新品価格 |
2010/12/7リリースのアコースティック・ミニアルバム。
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いつもお越し下さり、ありがとうございます(^_^)
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『井戸に差し込んだ光』より若干、新しめ、明るめなお話(^^;)??
よろしかったら遊びに来て下さい☆
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