2015年03月11日
あの日から全てが変わってしまった福島で希望を叫んだJANGA69(ジャンガロック)―その“こだま”は響き続ける
2015年3月11日。
あの日から4年を迎えました。
まだ何も進んでいない。変わっていない。やるべき事は山積み。
愛知県で暮らす自分は、被災者の方々の何かお力になれたらと思っていたけど…
結局、何もやれていない状況も4年間変わっていません。
自分の弱さと向き合ってばっかり、そして一杯一杯な生活から抜け出せていない。
小学生くらいから「ボランティア」というものに興味がありました。
小学校の昇降口の壁に貼られた「アフリカの恵まれない子供達」のポスター。
飢えに苦しむ人々の為に、募金を呼びかけるモノだったろうか…。
体がやせ細って頭が大きく見えて、でも実際には顔は小さくて、そのせいで目が大きく見える。
今にも泣き出しそうにその瞳が潤んでいて
子供ながら…子供だから? その写真の訴えかける状況に圧倒された記憶があります。
自分は日本で平和な毎日を過ごしていて、家族も一緒だし、道を歩いていて銃で撃たれる心配も無い。
毎日3回ご飯を食べられるのが当たり前。
でも地球の遠く、でも確実に同じ地上で、自分と同じくらいの年頃とかもっと幼い子が
食べたいものも食べられなくて苦しんでいる…。
「人間は不公平だ。生まれた場所が違うだけで、こんなにも状況が違ってしまうなんて。」
と思うと同時に、なぜか後ろめたさを感じたりもしました。
「自分はこんなに幸せで良いのだろうか。こんなに幸せなのに不満を抱くことは贅沢なんじゃないか。」
それは、祖母から戦時中の話を聞いたりした時にも思いました。
「おばあちゃんの青春時代は、ちょうど戦時中だったんだよ。おじいちゃんとデートしたのは、映画を見に行った事があるくらいかな。」
例えば、休日に家族で買い物にでかけると洋服やおもちゃが欲しくなってしまう。
でも、おばあちゃんは若い時、おしゃれもそんなにできなかった。
だから自分は今あるものだけで、満足するべきなんじゃないか?
そんな感情を抱いたりしたのが、今、思い返すと
震災後に起こった「自粛ムード」と似ているような気がしました。
確かに被災者の方々の心を思うと、
自分達ばかりがいつも通りの日常を送ったり、楽しいことをするのがいけない事のような気がしてしまう。
でも、もし自分が逆の立場だったら…?
自分の為に遠慮して、本当は元気なはずの人達にまで落ち込んで欲しくないと思うかもしれない。
そしてどう思うかな??
「元気を分けて欲しい」って思うかな?
「できれば協力して欲しい」って思うかな?
開発途上国のボランティアにしても、東日本大震災の被災地支援のボランティアにしても
究極的に??目指すところは「自立」のように思います。
誰だって、助けられ続けている状況というのは気が気じゃないと思う。
やっぱり、自分の事を自分でやれるのが一番安心すると思う。
今、自分は既に充分恵まれているという事実を受け止め、それに感謝して
後ろめたく思ったり自粛をし過ぎないで
恵まれて幸せで有り余る元気を、困っている方々の役に立てられたら良いのかな。
今こんなに平和な日本で暮らせているのも、おばあちゃん達が作ってくれた時代のおかげ。
今は生きていない、戦争で失われた沢山の命の犠牲の上に成り立っている時代。
その命の重みを受け止めて、これからの時代は自分達が良くしていかなければいけない。
そんな事を思いつつも、自分は未だに「人の役に立ちたい」という想いに挫折しています。
大学生の時に青年海外協力隊JAICA(ジャイカ)への進路を考えました。
でも、うつ病真っ只中な感じで、自分と向き合うのだけで精一杯でした。
「人の支えになりたいと思ったら、まず自分で自分を支えられるようになってからじゃないと無理だ。」
インターンシップに参加して得た実感はそれでした。
あれからもう何年も経つのに、まだ自分と向き合う葛藤から抜け出せない。
被災者の方々は、一日一日だって、一時間だって、一分だってしんどい思いをされているかもしれない。
進まない復興。
先の見えない不安。
急がないといけないのに。
本日ご紹介するバンドは、
2003年9月に福島県いわき市で結成されたJANGA69(ジャンガロック)というバンドです。
このちょっと変わった「JANGA69」という名前の由来は、いわき市の郷土芸能である「じゃんがら念仏踊り」と「69(ロック)」を組み合わせたらしいです。
≪バンドメンバー≫
馬目由樹 (Vo. & Gu.)(1984年4月6日 生まれ) 血液型A型。柏市出身。
高橋祐太 (Gu. & cho.)(1984年7月10日 生まれ) 血液型B型。いわき市出身。
臼居考陽 (Dr. & MC)(1984年7月5日 生まれ) 血液型A型。横浜市出身。
今野祐哉 (Ba.)(1987年5月17日 生まれ) 血液型O型。いわき市出身。
阿部真志 (Key.)(1984年11月15日 生まれ) 血液型O型。福島市出身。
※途中、何回かメンバーチェンジあり
彼らは今年、2015年現在…既に解散してしまっています。
(2012年3月10日に行われたライヴのツアーファイナルにて解散)
私が個人的に、本当に良かった、不幸中の幸いだった、と思ったのは
メンバーの皆さんがご無事だったという事です。
彼らJANGA69の音楽は
New Found GloryやSimple Planなどの爽やかなPOP PUNKに憧れていた、という事もあり
軽やかで爽やかな風のような曲が多くて、それはキーボードのメロディやヴォーカルの馬目さんの歌声の雰囲気によるところもあるかもしれません。
それから、等身大で共感できたり
ふわっと心に響いてくるような「歌詞」も魅力的です。
彼らの新曲がもう聴けないというのは本当に残念で寂しいです。
現在Youtubeにアップされている動画をディスコグラフィ順に載せてみました。
彼らの場合、シングルも結構リリースしていたようなので、重複する曲も幾つかあります。
それは時系列で早い順番にしました。
ぜひぜひ、JANGA69ワールドに浸ってみて下さい ↓↓
≪ディスコグラフィ≫
2006/7/26 1st ミニ・アルバム「Under the tree」
1. Under the tree
2. Lost but...
3. Dreamer
4. Howl of mind
5. I'm still the same
6. Memory
7. Think
2007/4/18 1st マキシ・シングル「Dreamer」
1. Dreamer
2. eyelid
3. wish
2007/9/5 2nd マキシ・シングル「Advance」
1. Advance
「Advance」はJUICE TVのエンディングテーマに起用されたそうです。
2. August wave
3. Distortion world
2008/4/2 1st フル・アルバム「JANGA69」
1. With
2. Nothing to lose
3. Advance
4. Past blunder
5. Wish
6. True heart
7. Distortion world
8. Dear
9. Air plate
10. Distance
11. Dreamer
12. Moon
13. Dreamer(Acoustic Ver.) ※Bonus track
2009/3/18 2nd ミニ・アルバム「Various elements-filled donuts(CD+DVD)」
【CD】
1. Sail Away
2. Destiny
3. lives together
4. revival
5. Design
6. Scar
7. Journey
【DVD(PV)】
1. Dreamer
2. Advance
3. With
4. Sail Away
2010/6/2 2nd フル・アルバム「World of my BRAIN」
1. World of mine
2. hello goodbye
3. You&me
4. Parting way
5. My accident
6. Call My name
7. by day break
8. The walking of spring(inst)
9. Raise a Flag
10. I wanna be your light
11. End...(inst)
2010/10/16 3rd マキシ・シングル「Dream Rolls」 [会場内限定発売]
1. Again&Again
2. you can never understand
3. 1997
いかがでしたでしょうか? 本当に素敵な曲ばかりですね。
そして次のアルバムが、JANGA69の最後の作品となります。
彼らは2011年にライヴ・ツアー「Dream Rolls TOUR FINAL&CHAKI CHAKI NIGHT Vol,3」を行っていたようで、
2011/3/13(日)に渋谷 O-CRESTでファイナルを迎えるはずだったようです。
でも3月11日に地震が起こって延期になり、また4月に予定していた3rd フル・アルバム「NEXT」のレコーディングも難しい状況となってしまいました。
この時の詳しいお話が載っているインタビュー記事を見つけました。
その抜粋 ↓
ぜひ詳細もご覧下さい ↓
福島発、 積み上げて来た日々が崩れても ただあなたに届けたかった
2011/10/5 3rd フル・アルバム「NEXT」
1. ピンクモンスター
2. Again&Again
3. fragile strings
4. 絶望と失望
5. You can never understand
6. アンサー
7. Sands of time
8. pupper
9. horizon
10. Up to you
11. My home town
先ほどのリンク先での馬目さんのお言葉↓
震災に遭って、大変な状況でも力を振り絞ってアルバムをリリースしてくれたJANGA69、ありがとうございます!
きっとその熱意は、同じような大変な状況で頑張っている方々に勇気を与えてくれると思います!!
そして解散はしてしまっても、9年間の活動で築き上げた感動の瞬間は、きっと多くのファンの方々の心に響き続けていると思います!!
今日、ここで出会うことができた方々の心にも、色あせないその音楽は響いていると思います!!
その後、JANGA69のメンバーの方々はどうされているのかちょっと調べてみました(^^)
ヴォーカル馬目さんは、最近またバンド活動をされているようです!
バンド名は「ROCK ANIMAL」で、Youtube上にデモ音源がアップされていました!!
ROCK ANIMAL / UNCERTAIN WAY(Demo)
ROCK ANIMAL / ONE ROOM(Demo)
凄く嬉しいですね!
本当に、震災に負けずに生きていて下さって良かった!
素晴らしい音楽の才能がある方が、やっぱり音楽をやっていて下さるのは嬉しいですね!!
本当に「生きていてこそ」…そんな気がします。
馬目さんは生きているから、震災から時間はかかったかもしれないけど、また音楽活動をできるようになった。
私なんかが言うと軽々しくなってしまうかもしれないのですが
せっかく震災で生き延びて下さった被災者の皆様が
どうか「生きていて良かった」と心の底から笑って思える日が一日でも早くやってきますように。
そんな毎日を過ごせるようになりますように。
私も、早く自分で自分を支えられるよう頑張ります!
そして被災地のボランティアできるよう頑張ります!!
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いつもお越し下さり、ありがとうございます(^_^)
PaleBlue(=SAI)はもう一つの音楽ブログを運営してます!
それは⇒『素敵な音楽のご紹介♪』(リンクして飛べます)
『井戸に差し込んだ光』より若干、新しめ、明るめなお話(^^;)??
よろしかったら遊びに来て下さい☆
あの日から4年を迎えました。
まだ何も進んでいない。変わっていない。やるべき事は山積み。
愛知県で暮らす自分は、被災者の方々の何かお力になれたらと思っていたけど…
結局、何もやれていない状況も4年間変わっていません。
自分の弱さと向き合ってばっかり、そして一杯一杯な生活から抜け出せていない。
小学生くらいから「ボランティア」というものに興味がありました。
小学校の昇降口の壁に貼られた「アフリカの恵まれない子供達」のポスター。
飢えに苦しむ人々の為に、募金を呼びかけるモノだったろうか…。
体がやせ細って頭が大きく見えて、でも実際には顔は小さくて、そのせいで目が大きく見える。
今にも泣き出しそうにその瞳が潤んでいて
子供ながら…子供だから? その写真の訴えかける状況に圧倒された記憶があります。
自分は日本で平和な毎日を過ごしていて、家族も一緒だし、道を歩いていて銃で撃たれる心配も無い。
毎日3回ご飯を食べられるのが当たり前。
でも地球の遠く、でも確実に同じ地上で、自分と同じくらいの年頃とかもっと幼い子が
食べたいものも食べられなくて苦しんでいる…。
「人間は不公平だ。生まれた場所が違うだけで、こんなにも状況が違ってしまうなんて。」
と思うと同時に、なぜか後ろめたさを感じたりもしました。
「自分はこんなに幸せで良いのだろうか。こんなに幸せなのに不満を抱くことは贅沢なんじゃないか。」
それは、祖母から戦時中の話を聞いたりした時にも思いました。
「おばあちゃんの青春時代は、ちょうど戦時中だったんだよ。おじいちゃんとデートしたのは、映画を見に行った事があるくらいかな。」
例えば、休日に家族で買い物にでかけると洋服やおもちゃが欲しくなってしまう。
でも、おばあちゃんは若い時、おしゃれもそんなにできなかった。
だから自分は今あるものだけで、満足するべきなんじゃないか?
そんな感情を抱いたりしたのが、今、思い返すと
震災後に起こった「自粛ムード」と似ているような気がしました。
確かに被災者の方々の心を思うと、
自分達ばかりがいつも通りの日常を送ったり、楽しいことをするのがいけない事のような気がしてしまう。
でも、もし自分が逆の立場だったら…?
自分の為に遠慮して、本当は元気なはずの人達にまで落ち込んで欲しくないと思うかもしれない。
そしてどう思うかな??
「元気を分けて欲しい」って思うかな?
「できれば協力して欲しい」って思うかな?
開発途上国のボランティアにしても、東日本大震災の被災地支援のボランティアにしても
究極的に??目指すところは「自立」のように思います。
誰だって、助けられ続けている状況というのは気が気じゃないと思う。
やっぱり、自分の事を自分でやれるのが一番安心すると思う。
今、自分は既に充分恵まれているという事実を受け止め、それに感謝して
後ろめたく思ったり自粛をし過ぎないで
恵まれて幸せで有り余る元気を、困っている方々の役に立てられたら良いのかな。
今こんなに平和な日本で暮らせているのも、おばあちゃん達が作ってくれた時代のおかげ。
今は生きていない、戦争で失われた沢山の命の犠牲の上に成り立っている時代。
その命の重みを受け止めて、これからの時代は自分達が良くしていかなければいけない。
そんな事を思いつつも、自分は未だに「人の役に立ちたい」という想いに挫折しています。
大学生の時に青年海外協力隊JAICA(ジャイカ)への進路を考えました。
でも、うつ病真っ只中な感じで、自分と向き合うのだけで精一杯でした。
「人の支えになりたいと思ったら、まず自分で自分を支えられるようになってからじゃないと無理だ。」
インターンシップに参加して得た実感はそれでした。
あれからもう何年も経つのに、まだ自分と向き合う葛藤から抜け出せない。
被災者の方々は、一日一日だって、一時間だって、一分だってしんどい思いをされているかもしれない。
進まない復興。
先の見えない不安。
急がないといけないのに。
本日ご紹介するバンドは、
2003年9月に福島県いわき市で結成されたJANGA69(ジャンガロック)というバンドです。
このちょっと変わった「JANGA69」という名前の由来は、いわき市の郷土芸能である「じゃんがら念仏踊り」と「69(ロック)」を組み合わせたらしいです。
≪バンドメンバー≫
馬目由樹 (Vo. & Gu.)(1984年4月6日 生まれ) 血液型A型。柏市出身。
高橋祐太 (Gu. & cho.)(1984年7月10日 生まれ) 血液型B型。いわき市出身。
臼居考陽 (Dr. & MC)(1984年7月5日 生まれ) 血液型A型。横浜市出身。
今野祐哉 (Ba.)(1987年5月17日 生まれ) 血液型O型。いわき市出身。
阿部真志 (Key.)(1984年11月15日 生まれ) 血液型O型。福島市出身。
※途中、何回かメンバーチェンジあり
彼らは今年、2015年現在…既に解散してしまっています。
(2012年3月10日に行われたライヴのツアーファイナルにて解散)
私が個人的に、本当に良かった、不幸中の幸いだった、と思ったのは
メンバーの皆さんがご無事だったという事です。
彼らJANGA69の音楽は
New Found GloryやSimple Planなどの爽やかなPOP PUNKに憧れていた、という事もあり
軽やかで爽やかな風のような曲が多くて、それはキーボードのメロディやヴォーカルの馬目さんの歌声の雰囲気によるところもあるかもしれません。
それから、等身大で共感できたり
ふわっと心に響いてくるような「歌詞」も魅力的です。
彼らの新曲がもう聴けないというのは本当に残念で寂しいです。
現在Youtubeにアップされている動画をディスコグラフィ順に載せてみました。
彼らの場合、シングルも結構リリースしていたようなので、重複する曲も幾つかあります。
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≪ディスコグラフィ≫
2006/7/26 1st ミニ・アルバム「Under the tree」
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1. Under the tree
2. Lost but...
3. Dreamer
4. Howl of mind
5. I'm still the same
6. Memory
7. Think
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1. Dreamer
2. eyelid
3. wish
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「Advance」はJUICE TVのエンディングテーマに起用されたそうです。
2. August wave
3. Distortion world
2008/4/2 1st フル・アルバム「JANGA69」
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2. Nothing to lose
3. Advance
4. Past blunder
5. Wish
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7. Distortion world
8. Dear
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10. Distance
11. Dreamer
12. Moon
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1. Sail Away
2. Destiny
3. lives together
4. revival
5. Design
6. Scar
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1. Dreamer
2. Advance
3. With
4. Sail Away
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3. You&me
4. Parting way
5. My accident
6. Call My name
7. by day break
8. The walking of spring(inst)
9. Raise a Flag
10. I wanna be your light
11. End...(inst)
2010/10/16 3rd マキシ・シングル「Dream Rolls」 [会場内限定発売]
1. Again&Again
2. you can never understand
3. 1997
いかがでしたでしょうか? 本当に素敵な曲ばかりですね。
そして次のアルバムが、JANGA69の最後の作品となります。
彼らは2011年にライヴ・ツアー「Dream Rolls TOUR FINAL&CHAKI CHAKI NIGHT Vol,3」を行っていたようで、
2011/3/13(日)に渋谷 O-CRESTでファイナルを迎えるはずだったようです。
でも3月11日に地震が起こって延期になり、また4月に予定していた3rd フル・アルバム「NEXT」のレコーディングも難しい状況となってしまいました。
この時の詳しいお話が載っているインタビュー記事を見つけました。
その抜粋 ↓
レコーディングを間近に控えた3月11日、東日本大震災が彼らの住む福島に多大な被害を与えレコーディングはおろか、すべてのバンド活動が困難になり、一時はバンド活動の停止をせざるを得ない程メンバーを追い詰めた。当たり前だった日常を失うとともに彼らの大きな希望は絶望に変わわる。そんな空白の数カ月を経て、最後の希望を込めまさに命を賭けて制作した『NEXT』がリリースされる。
ぜひ詳細もご覧下さい ↓
福島発、 積み上げて来た日々が崩れても ただあなたに届けたかった
2011/10/5 3rd フル・アルバム「NEXT」
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2. Again&Again
3. fragile strings
4. 絶望と失望
5. You can never understand
6. アンサー
7. Sands of time
8. pupper
9. horizon
10. Up to you
11. My home town
先ほどのリンク先での馬目さんのお言葉↓
“被災者に一番近い目線で世の中に少しでも訴えかけられたらなと思って。被災地は被災地であって、それ以外のところは現状が分からないじゃないですか。それは当たり前であって、被災地を知らないから気を使って自粛ムードになっちゃって…。それが一番良くないと僕らは思っていて、うまく言えないけど自粛するよりみんなが普通に生活して、普通に被災地に遊びに来てくれる感覚が復興に繋がると僕は思います。皆さんも現地の酷い状態を自分の目で見た方が良いと思うし、そんな中でも頑張ってるやつがいるっていうのを見て欲しいです。”
震災に遭って、大変な状況でも力を振り絞ってアルバムをリリースしてくれたJANGA69、ありがとうございます!
きっとその熱意は、同じような大変な状況で頑張っている方々に勇気を与えてくれると思います!!
そして解散はしてしまっても、9年間の活動で築き上げた感動の瞬間は、きっと多くのファンの方々の心に響き続けていると思います!!
今日、ここで出会うことができた方々の心にも、色あせないその音楽は響いていると思います!!
その後、JANGA69のメンバーの方々はどうされているのかちょっと調べてみました(^^)
ヴォーカル馬目さんは、最近またバンド活動をされているようです!
バンド名は「ROCK ANIMAL」で、Youtube上にデモ音源がアップされていました!!
ROCK ANIMAL / UNCERTAIN WAY(Demo)
ROCK ANIMAL / ONE ROOM(Demo)
凄く嬉しいですね!
本当に、震災に負けずに生きていて下さって良かった!
素晴らしい音楽の才能がある方が、やっぱり音楽をやっていて下さるのは嬉しいですね!!
本当に「生きていてこそ」…そんな気がします。
馬目さんは生きているから、震災から時間はかかったかもしれないけど、また音楽活動をできるようになった。
私なんかが言うと軽々しくなってしまうかもしれないのですが
せっかく震災で生き延びて下さった被災者の皆様が
どうか「生きていて良かった」と心の底から笑って思える日が一日でも早くやってきますように。
そんな毎日を過ごせるようになりますように。
私も、早く自分で自分を支えられるよう頑張ります!
そして被災地のボランティアできるよう頑張ります!!
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