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2020年05月11日

漸くコロナ感染検査大幅拡大本腰!陽性者の早期発見が主目的一歩前進

富士フイルムのPCR自動分析との併用で検査拡大とコロナ早期終息を期待したい!


コロナ感染の抗原検査(簡便検査)、週40万件態勢の早期実施固まる

米国が大学発の同抗原検査(簡便法)を9日に異例の速さで認可し、1日数百万人の検査態勢で感染者の早期発見を進め「早期発見、早期治療と感染の広がりを封じる」動きが明らかにされましたが、
日本も、ようやく早期発見の重要性に目覚めたのか、異例の速さで富士レビオの抗原検査が承認され、週40万件のベースで感染検査を進めることが明らかになりました。

この抗原検査の精度は劣り、陰性の場合は再度PCR検査が必要となるが、陽性の早期発見には威力発揮が期待できる!

猛威を振るい感染を広げるコロナを封じ込めるには、感染者の早期発見により早期治療、早期封じ込めが感染拡大を防ぐ上で最も重要な手法であったが、PCR検査の能力限界と抗体検査キッドの開発の遅れから思うように検査数を伸ばすことができないできました。

抗原検査は、ウイルスのたんぱく質から判定するため15分程度で判定できる手法


私は詳しくはわかりませんが、PCR検査が「塩基配列」を読み取る為に判定に4~5時間要しかつ専門家が必要なのに対し、抗原検査は15分程度で専門家でなくても読み取れるため、検査数を大幅に拡大できるところが最大の利点となります。

精度がさほど良くないので、陰性判定の場合はあらためてPCR検査を受けなければなりませんが、感染者の早期発見には致し方がないと言えます。

この手法(抗原検査)は、400万人を超える事態に陥っている世界でも進められるべき!

世界のコロナ感染者が400万人を超え、特に後進国はさらに急拡大の様相にあり、先進国の新たなリスクになりつつあると昨日の日経で報じられています。

コロナ感染拡大を封じ込めるには、感染者の早期発見が全ての対策に優先されるべきことが明らかになった今、抗原検査に変わる抗体検査キッドが未だ出現しない中では、世界で抗原検査実施の拡大を図ることが急務と考えられます。

そのためにも、今回の抗原検査による検査拡大がコロナ終息の糸口になることを期待したいものです。

富士フイルムのPCR検査自動分析法は画期的、抗原検査の陰性判定者へのPCR検査対応に期待できるのでは!

PCR検査のネックは、判定に大掛かりな専門設備と専門家が必要であり、医療崩壊がささやかれる現状では量的にも大きな制限がありました。

富士フイルムは、検査試薬を開発し現存の自動分析機で短時間でかつ専門家不要で判定できると発表しました。

是非、ことらの認証も早く承認され抗原検査の数に対応できる体制を整えてもらいたいものです!

いずれにしろ、抗原検査による感染者の早期発見早期治療早期封じ込め早期コロナ終息を期待したい!











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