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2015年03月05日

インドの旅38

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宿に戻ると部屋の人達がまったりして喋っていた。今日は、どこにも出掛けてないみたいだった。自分が今日行った市場やマザーハウスでボランティアをしている日本人女性に出会った話出すと興味深々といった感じで聞いてくれた。周りからは行動派ですね。と言われたが色々と見たいのもあったし、カルカッタを今週には出るつもりと話した所、次はどこに行くの?と聞かれた。実は何にも決まっていなかったのだが、カルカッタに長いする理由もなかったので南を目指すと答えて、ガイドブックを見る事にした。目に入ったのが「プリー」と言う街だった。特に何があると言う訳ではなかったのだが、長距離移動が面倒だったので小刻みに動こうと思い立ったのであった。明日はチケットを買いに行く予定にして、部屋の人と一緒に夕食を食べにブルースカイカフェに行く事にしたが、カルカッタでバングラッシーを見つける事が出来なかったのは悔いに残りそうだったので、明日も探してみる事にした。しかし、同じ部屋の人達は出掛ける事が嫌いみたいで、よく汚い部屋で一日も過ごす事が出来るなと、こっちが感心するほどだった。


2015年03月04日

インドの旅37

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市場から出て20分ほどは歩いただろうか。一人のインド人男性が話しかけてきた。ヒンズー教の寺があるので、見ていってもらいたいとの事であった。特に悪気があって案内している訳でもなさそうなので、入って見る事にした。入場料も取られなく、中へと入って行った。中は広くて、一番上まで昇っていき外を見るとカルカッタを一望出来る場所であった。改めて見るとカルカッタとバングラデシュのダッカによく似ている。両都市が近くにあるから変わり映えはないのだが、人と車の量が半端なく多い。ここを最後にして、宿へ帰ろうと決心をした。この先に進んでも帰りが遠くなるだけであった。広い寺の中は床に石が敷き詰められており、座るとヒンヤリしていて気持ち良かった。今の時間は誰もいないから充分に休んでいくといいと言われ、その場で横になり、天井に描かれている絵を見ながら、軽く昼寝をしてしまった。30分ほど休んで、帰ろうとしたが案内してくれたインド人はいなくなっていた。また、大通りに出てリキシャの人達から声を掛けられては断り、歩いて宿に向かっていた。前に歩いている日本人女性を発見したので、声を掛けてきた。彼女もサダルストリートに歩いて帰る所だと言うので一緒に帰る事したが、なぜこんな所を歩いているのか?と聞いたら、マザーハウスのボランティアが終わって宿に帰る所だと言う。聞いた事はあったが、実際にボランティアをしている人の話を聞いた事がなかったので、ほとんど自分から質問するばかりであった。彼女は、すでに3ヶ月もボランティアをしており、カルカッタに来ているバックパッカーが体験でボランティアに来るのはいいのだが、1日で辞めていってしまうので逆に足手まといになり、本当に人を助けたくて長期でボランティアを出来る人がいない。と嘆いていた。どこから見ても20才そこそこの感じだが、しっかりとした意志を持ち強い人だな。と尊敬してしまった。自分よりも年下なのに。。。彼女の話を聞いていると自分は何て小さい人間なんだろうと感じ、カルカッタからは早く出た方がいいのかな?ボランティアの人にベッドを譲ってあげないといけないな。と思い、近いうちにカルカッタを出ようと決心をした。暑い日差しの中、大混雑の長い道を歩いてきたが彼女と話しいたら、あっさりとサダルストリートに到着して別れを告げ宿に戻った。


2015年03月03日

インドの旅36

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市場の裏から、すんなり入る事が出来た。どんだけボラレルのか試したくなったので、暇そうな店の前で商品を手に取って見ていたら、店主が出てきた。宿の近くで買ったシーツ用の布の値段を聞いてみた所、破格の値段で言ってきた。日本円で5千円ほどと言われ、バザールでは200円ほどで買った商品と同等品だった。あまりにも呆れてしまい、交渉する気もなかったので、店をあとにしようとした時に店主が値下げ交渉をしてきた。そうせ買わない物だが、どこまで落ちるのか確認してみたくなったので、自分は500円と言ったら、店主は2500円と言ってきた。なんだか面倒臭くなってきたので、もういいやと思い店をあとにしたが、店主は追いかけてくるように500円でいい!と言ってきたが、もう遅い!と言って逃げた。市場の中をグルッと見渡したが、やはり欲しい物は見つからなく、ガイドを付けた欧米人の姿もチラホラと見受けられた。30分ほどは市場の中にいたが飽きてきたので市場をあとにして、大通りを宿とは逆方向に歩く事にした。


2015年03月02日

インドの旅35

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次の日、バングラッシーを探す為に宿から遠い所まで歩いてみる事にした。この日は、かなり暑くて誰も宿から出ようとする人がいなかったので1人で街をブラブラする事にした。古本屋で買ったガイドブックを見ながら北へと歩き続けた。カルカッタに来てから遠出はしなかったので、かなり新鮮味はあったのだが、道はリクシャ・車・人で混み合っていて、ダッカと同じ光景であった。バナラシに比べても、はるかに乞食も多くて声を掛けてくる。どうせ物乞いばかりで相手にしていたら痛い目に合う可能性もあるので無視して歩き続けた。1人のインド人が執拗以上に付いてきて、30分くらい無視していたのだが、相手のしつこさに負けて話す事にした。内容は道案内をするから金をくれとの事だったが、地図も持っているので丁重に断り近くの市場へ逃げ込むようにして、インド人から離れた。市場の入口で赤いユニフォームを着た人達がいて、その中の1人から話し掛けられた。市場に入るのはガイドを付けなくてはいけないらしく、1人につき90円ほど払わないといけないと言われた。何かバカバカしいなと思い、金は払いたくないので市場には入らないと告げた。そういえば、宿の部屋にいる日本人に市場でガイドを付けなくてはいけないと、カルカッタの初日に聞いた事があり思い出した。外人は法外な金額でボラレルのでガイドが適正価格で購入出来るように付いているとの事だった。だが、市場の周りには沢山の入口があるので、ガイドを付けたくなかったら横から入れると話を聞いていたので、横から入れる路地を探す事にした。


2015年02月28日

インドの旅34

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インドの映画にうんざりして、とにかくこの先は映画を見る事を止めた。夕食と酔いが覚めたのでビールを飲みにブルー・スカイ・カフェに行く事にして映画館をあとにした。夕方のブルー・スカイ・カフェは欧米人で埋め尽くされている。ここしか行く所がないのかと言うほど欧米人だらけ。。。だが、味に間違えはないので、またサンドイッチとビールを注文。飲みなおしでビールを飲んだら酔いが一気にまわってきた。友人とバラナシのバングラッシーの話になり、友人がバングラッシーを知らなかったのでカルカッタで飲める所を探そうとなった。酒みたいに二日酔いはないし安いしで、誰かしら知っているだろうと思い宿に帰って聞いてみる事にした。宿に戻り、部屋の日本人にバングラッシーが飲める所がないか聞いてみたが誰も知らなかった。しかも、バングラッシーと言う名前まで知らなかったのである。同じインドなので、どこかで見つける事が出来ると思い、執拗以上に聞いてまわるのも止めて、テラスでビールを飲みながら夜を明かした。


2015年02月27日

インドの旅33

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カルカッタの朝を迎えて、日が昇るにつれて暑くなってきた。35℃はあるだろうか。バナラシと似た感じの気候であったが、自分は間違った季節にインドへ来てしまったのかと感じるほどであった。クーラーのある所に逃げたくなるので、早朝に見た映画館らしき場所へ行ってみる事にした。インド映画に興味はなかったが、1回くらいは見ておこうと友人とチケットを購入してみたが上映まで2時間もある。宿に帰って、また来るのも面倒なので時間を潰せる所はないか、チケット売り場で聞いてみた。映画館と隣接している所にバーがあると言うので行く事にした。バー?ヒンズー教でアルコールは禁止のはずだがと思ったが入店してみたら、外人用に造られたバーである事が判明した。昼間から冷たいビールで乾杯する事にした。店内はクーラーも効いており、なんと贅沢な一日なのだろうと映画開始まで快適に過ごせた。上映時間が近くなってきたので、館内に入ってみたが、すでに人で埋め尽くされていた。自分達の座席を探して座ってみたが、かなりゆったりしていて、これなら2時間程度の映画も楽しく見れるな。と思っていた。館内はクーラーも効いており最高の気分だった。映画が始まると、最初は悪党が出てきて正義が勝ち、祝福でダンスが始まりと、どこかで見たようなストーリーで何を言っているのか分からなくても大体の内容は分かる。最初は結構面白いなと思っていたが、このようなシンプルなストーリーが何回か繰り返されて時計を見てみたら、もう3時間は過ぎていた。エンディングが来ないので知らない内に寝てしまっていた。友人も飽きたのか自分より先に寝てしまっていた。ちょっとして起きてみたら、まだ何十人かでダンスをしている映像が目に入ってきた。一体、何時になったら終わるのか?と思っていたら、いきなりエンドロール。え?あれがエンディングだったの?と言う感じで終わってしまった。安くて時間潰しには良かったが、もうインド映画は見ないと心に決めて宿に戻る事にした。結局、映画は4時間半も上映していたので外は夕方になっていた。


2015年02月26日

インドの旅32

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知らない間に宿の屋上テラスで寝てしまい、明け方にテラスに置いてあるビーチベッドで目が覚めた。友人も同じくビーチベッドで寝てしまっていた。背中に汗をかいていたので、またシャワーを浴びていたら友人も起きてきた。まだ宿に宿泊している人達は寝ているみたいで、ちょっと散歩がてら外に出てみようと宿を出ようとしたら、入口の門が閉まっていたので、フロントの人に門を開けてもらい外で出た。カルカッタは治安が悪いので夜に鉄の門を閉めてしまうとの事だった。まだ、5時にもならないので街は静まりかえっているのかと思えば、どこを見ても人や車などが行き交っている。インドは中国みたいに朝が早い。特に行く所もないので、バザールに行ってみたらポツポツと店はオープンしているのにビックリした。昨夜、宿の屋上の部屋に泊まっている日本人が教えてくれたのだが、サダルストリートは先週までは朝から屋台で道を埋め尽くしていて、食事は屋台で食べて安く済んだのだが、警察に追い出されて一軒も屋台がいなくなってしまったとの事だった。一歩遅れて到着した自分達は、その屋台を見たかったが時すでに遅しとなってしまった。バザールの近くも屋台がないので、そのまま宿へ戻った。部屋に戻ると2人の日本人が起きていて、自分達が昨夜出掛けてしまって帰って来れなかったのかと心配していたそうだ。屋上で寝てしまった事を伝えると、シャワー室は1階にあり、屋上にシャワーがある事を知らなかったらしい。夜のテラスは最高に良い場所だと教えると、行った事がないみたいだったので一緒に屋上に上がって案内したところ、今夜は、テラスで夜を過ごそうと言ってくれたので、相当気に入ってくれたみたいだった。


2015年02月25日

インドの旅31

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カルカッタでの初めての食事を終えて、帰りがてら街中を歩いて帰る事にした。帰るには時間があったので寄り道をして、サダルストリートの裏にある大きい道を通って帰る事にしたが、ブッタガヤと同じく夕方は外気温度が下がるので日中に比べると人の通りが多い。新鮮な果物を置いてジュースを作ってくれる屋台まで出ていて、自分はバナナジュースを買ってみたが、氷がどこで作られたのか分からないが100%の冷たいジュースには変わりないと美味しく頂いた。この後に身体を壊して下痢になっても仕方なかったが100%のジュースが妙に美味しかった。それは、インドで簡単に手に入るのが炭酸ジュースばかりで飽きがきていたからだった。宿に戻ると結構暗くなっていたので、屋上に上がりシャワーを浴びに行った。屋上にはテラスがあり、そこでカルカッタの夜空を見ながら談笑が出来る場所が設置されていた。部屋に戻る事もなく、シャワーを浴びた後にカルカッタの夜空を見ていた。友人もシャワーを浴び終わってテラスで一緒に過ごしていたら、テラスにある個室の部屋から日本人バックパッカーが出てきた。このテラスの階に泊まっている人が、このテラスを主に使うみたいで日本人と話す機会がなかったとの事で、その夜は夜空の下で談笑をして盛り上がった。


2015年02月24日

インドの旅30

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宿に戻り、みんなで買ってきた生地をバッドのシーツ代わりに敷いてみて、その上から寝てみた。それだけの事なのに、みんな満足してくれて自分にお礼まで言ってくれた。確かに、安宿のシーツではダニに噛まれる恐れがあるので、その上に寝るのは気持ち悪い。一枚、自分のマイシーツがあれば、ダニに噛まれる確率も軽減されるからだ。みんなが個々のシーツを敷いたおかげで室内がカラフルになった。自分はベッドの上に昇って伸縮出来るロープを張った。みんなから「旅慣れているね〜。どこで売っているんですか?」と聞かれたが、正直この商品をどこで買ったか覚えてなかった。気付けば、もう夕方になってきており、お腹も空いてきた。周りの人達は、昼食を食べていたので、ブッタガヤから一緒に来た友人と食事を取りに出掛ける事にした。部屋の人が近くで食べるなら「ブルー・スカイ・カフェ」がいいよと教えてくれたので、道を聞いてブルー・スカイ・カフェに向かった。歩いて5分程度でブルー・スカイ・カフェに到着。中はクーラーが効いており、中々快適で欧米のバックパッカーばかりが目に入った。早速メニューを見てみると、どれも食べたい物ばかりで、自分はクラブサンドイッチに決めた。と言うのも周りの欧米人がサンドイッチを食べていたので、味に間違いがなさそうだったので注文。友人も同じくサンドイッチを注文。サンドイッチは、そんなに待たずに出てきたので、一口食べてみた。ん〜味は悪くない。どちらかと言うと美味しい方だった。値段も、そんなに高くなくて満足な夕食を食べる事が出来た。


2015年02月23日

インドの旅29

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最初に郵便局へ向かったが、宿の近くにあったので郵送で冬服を送る手続きが出来た。窓口で冬服を2枚、日本に送りたい旨を伝えたらダンボールではなくて、麻の袋を渡された。その麻の上からマジックペンで日本の住所を書き込んだが、これが書きにくくて、書くのに時間が掛かってしまった。その麻に冬服を2枚包みこんでパック終了。なんだかゴミの塊になってしまったが本当に日本に着くのか不安に思った。窓口で郵送代を払い、一番安い船便で頼んだ。郵便局から出ると、目の前に古本屋があって、なんと「地球の歩き方 インド編」が無造作に売られていた。ここで旅を終えた日本人が売って帰国しているのだろうと手に取って中身を見ていたら、かなりくたびれた本や中身のページが抜き取られている本など様々だったが、値段は何故か一緒だったので何冊かパラパラとめくって一番良い本を購入。これで、1人で情報があらかた入手出来るようになった。その後に、仲間達とシーツ変わりになる布を買いに近くのバザール(市場)へと向かった。バザールも近くにあり、ここに来れば何でも手に入るほどの大きいバザールだった。インドならではの布が売っていたので、自分も購入して、ついでにバザールの中を2時間ほど見学して宿に戻った。


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15年前のアジア放浪記をまとめております。 世界は広いです。一歩踏み出せば、そこは日本では通じない モラルが待っています。
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