メインは世界の美食！？だけど、世界中の色々（ライフスタイルや経済等）もご紹介？！

かつては日本でもブームに

かなり昔ですが、日本でも一時的に流行った飲み物があります。値段もそれなりにしましたし、ファミリーレストランでも人気の商品だったようですが、今ではこの飲み物を提供しているお店はかなり少なく、日本では絶滅寸前の飲み物と言っていいでしょう。しかし、この飲み物は海外では今だにすごい人気です。アメリカなんてもうあちらこちらにこの飲み物を販売しているお店が。そして、特に若者に人気があります。

この飲み物の正体は？

ヒントは飲料の中に丸いグミのような物が入っているということです。もうお気づきの方もおられるのではないでしょうか？日本では紅茶やミルクティーの中に黒いやつを入れていることが多かったと思います。答えは、「タピオカ入りのドリンク」です。タピオカといえば少し歯ごたえがあって、もちもちとしているというのかタピオカにしかない特別な感触。大きさも小さいものから大きいものまで存在し、無色透明なものや黒いものまで本当に様々。懐かしいと思われる方や好きだったけどいつの間にかなくなってしまったなと感じる方がいると思いますが、なぜか日本ではそれほど人気にならず、一瞬で消えてしまいましたよね。

アメリカでは、スターバックスでフラペチーノを飲む人と同じくらい若者が学校帰りや休日にタピオカドリンクのお店でタピオカ飲料を購入します。別に値段が安いわけでもないのですが、週末なんかになると行列ができているお店もあるほどです。一杯400〜500円程度するわけですが、それでも飲みたいと思う人が多いのです。私もアメリカにいる時友人達とタピオカドリンクを飲みに言ったことがあるのですが、特にこれは美味しくてたまらないから毎日飲みたいとか思えるような飲み物ではありませんでした。確かにタピオカは好きですし、一緒に入っている飲み物も美味しかったのですが、ハマってしまうと言えるほどの観劇とかはなかったんです。

いまだに不思議ではあるのですが、多分これは日本人である私とアメリカ人の味覚の違いなのでしょうか？友人達にもなぜこんなにもタピオカドリンクが人気なのか尋ねても、皆わからないといいます。そして、簡単で普通な答えとしては、「美味しいからじゃない？」という感じ。確かに私でも自分で美味しいと思えば、また買って食べたり飲んだりしたいと思いますから、ただ単に美味しいからというかなり簡潔な答えではありますが、これが一番現実的な回答なのかもしれません。

少し話題になったタピオカドリンク？

このタピオカドリンクですが以前ある国では健康を害するのではないかとかなり問題になっていたことがありました。それはなぜかというと通常タピオカはタピオカな訳です。しかし、この国ではタピオカを使わずにタイヤのゴムでタピオカもどきを作っていたわけです。それを飲み物の中に入れてタピオカドリンクとして飲ませていた。かなり怖い話ですよね。

私はこの出来事を知った後、その国から来ていた友人に本当かどうか聞いたことがあります。その友人は「その通りだよ。だから私は自分の国でタピオカドリンクは飲まない。多分みんなそうやって作られていると知っているけれど、若い子達は特に気にせず飲んでいるよ。」とまたまた衝撃的なコメントが。タイヤのゴムで作られているとわかっているのに飲んでいる！！！！ちょっと普通であれば考えられないですよね？

アメリカで流行っているからまたブーム再来なるか？

このタピオカドリンクですが、先ほどから言っているようにアメリカでは高い人気を誇る飲み物です。しかし日本では全然。ただし、日本人はアメリカ等欧米から入ってくるものに関して関心を寄せる傾向にあります。だから、アメリカでとても流行っているドリンクだと宣伝し始めたら、もしかしたら再度タピオカドリンクのブームが来ることがあるかもしれません。

私の個人的な意見とすると、しかしそうであってもブームの再来は結構難しいのではないかなと思います。もし仮に日本でこのタピオカドリンクを売るのであれあば、タピオカは変えなくてもいいと思いますが、飲料に工夫をしたりする必要があるのではないかと思います。それか、例えば大人気ブランドとコラボしたりして特別な飲み物というイメージをお客さんにアピールする子でしょうか。そうすることによって、ただのタピオカドリンクなのに、このタピオカドリンクはもうただのタピオカドリンクではなくなっているということです。味はそれほど変わらないのにイメージやマーケット戦略でこうも簡単に私たち消費者の購買意欲が変わってしまうのですから、すごいと言わざるを得ないです。