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何十年も蓄積された本

最近は自宅にある本を見るだけで、それ以上本を増やす気にはなれず本の購入をしていません。普通の家庭では考えられないほどの本があり、事務所専用の本棚（コクヨ製）で取り付けたのですが、それでも収納しきれない。一冊一冊どれを捨てようか見ながら読んでいるうちに「この本って良い本だな。」と減らすどころかまた本棚に戻っていってしまう。古い本の情報は確かに古いのですが、今では手に入らない様な情報が乗っていることもあります。そして、気に入って買った本だからこそ何となくいつまでたっても愛着があるんです。

しかし、こんなことを言っていたらいつまでたっても部屋の片付けができないし、本が部屋のスペースを取りすぎているのも事実ですから、何とかしなくてはいけない。

最初は雑誌から

専門書等は買った時の値段とか考えるとやっぱりそう簡単には断捨離できないので、まずは別れを言いやすい雑誌から。雑誌も見ているうちに「こんな情報が載っていたんだ！」と驚く情報を見つけることもできるのですが、ここは自分の心を鬼にして、「もう必要ない。」と言い聞かせます。そして、一冊ずつナイロンの紐で縛っていきます。

ここで一つ朗報。普通に捨ててしまえば、お金になりませんが、少しでもお金にしたくはありませんか？雑誌は古いものであれば、もう買取をしてくれる業者さんがほとんどありません。しかし、イトーヨーカドーのリサイクル回収場所に持っていくとナナコカードのポイントと交換できます。結構大量に雑誌が家に眠っている方などは結構おすすめです。私もこの方法で結構ポイントもらえました。実際雑誌を買った時の値段と比べたら気がおかしくなりそうなレベルですが、それでも何もないよりは良いと思います。

これで、雑誌はだいたい片付きました。

次に文庫本

文庫本も結構面白いストーリーのとか多いですよね。暇つぶしに昔買った本なんかを読んでいると一回読んだことあるはずなのに、また楽しく読めてしまいますから本はいけません。これも特に特別な情報が書かれているわけではないので、さようなら。

これは値段がつくかつかないかわかりませんが、本の買取業者さんに買取依頼をしました。ダンボール箱一回につき三箱ずつくらい送りました。近くにある本の買取店に持って行ってもいいのですが、本って重いです。送料無料で自宅まで本を取りに来てくれるサービスのある本の買取店があるので、上手に利用すれば、体力消耗最小限でいけます。その時によってだいぶん変わりますが、平均的に1500円くらいでしょうか。かなり安い値段でしか買ってくれませんが、買ってくれる場合はイトーヨーカドーのリサイクルでつけてもらえるナナコポイントよりも金額的には絶対にいいと思います。

最後に残った専門書等

ここが一番の問題。実はこれだけはまだ片付けられていません。まだ今でも使わなくてはいけない本があるのでこれらの本を捨てるわけにはいかない。そして、同じような本を買おうものなら数千円が消えてしまいます。それであったら、キープしておかなくては。でもね、この専門書等の本だけでもかなり場所取るんです。少しずつ吟味しながら、その中でも必要なさそうな本があれば減らしていこうと思っています。（そうは言ってもなかなか減らせない。）

最初に比べたらかなりスッキリした！

最初はもう普通に部屋一つ以上本だけでいっぱいでしたが、今はかなり本の量が減って押入れいっぱいくらいの量になりました。それでも一般家庭の方と比べたら、押入れいっぱい本って多すぎると思われても不思議ではありません。ここから、押入れ半分の量までには減らしたいなと思っています。

本を溜め込むのは体に脂肪を溜め込んでいるようなもの？

本を整理する時に自分に言い聞かせたことがあります。どれだけ雑誌だから捨ててしまおうと言っていても中々前に進まないのです。しかし、この雑誌は体に溜め込んだ脂肪と同じ。「減らさないとかっこ悪い。」と言い聞かせることで、「そうか、そうだね。やっぱりいらない。」と最後の一押しになったのです。もしも、本に愛着があって中々捨てられずに困っている方は、何かしら自分でいけないと思えるようなことと連想させることで少しは前に進むきっかけを作ることができると思いますから是非挑戦してみてください。しかし、この本の整理にはかなり体力を使いました。ダイエット目的でジムなんかにいかなくても適度な筋トレもできて一石二鳥かも笑。