2017年02月12日
大隅半島に残る肝付氏の遺物
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肝付氏関連も遺物の続きです。
高山の町中を流れる高山川沿いの道路を上流に行くと、肝付氏五代目「兼石」の墓と伝えられてきた遺跡があります。「兼俊」が姓を肝付に改めてから五代目の当主です。
後から入府してきた守護職、地頭達との間で領地をめぐり、争いの絶えない時代を生き、元寇の役の際には当時の守護職のもと出仕し、警護番役をつとめました。
記録によれば、昔はこの地の近くに、長珠庵や地蔵堂などが在ったそうですが、今は苔むした墓石が数基残されているだけです。
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