慎重にシャツにゼッケンをつけました。
水平につけるのは結構難しいです。シャツに穴を開けたくないので
支給された安全ピンは使わずに昔から使っているゼッケン留めで
ゼッケンをつけるのですがシャツを挟む時に力が入るので微妙に
歪みます。
5〜6回くらいはやり直しました。(ー ー;)
それから更衣室の場所と開放時間や電車の時間などを確認して、
持ち物などをリュックに詰め込んでからベッドイン!
当然ながら、すぐには寝られずにスタートしてからハーフの距離までの
イメトレをしているうちに寝てしまったようです。
翌朝、設定したアラームで起床!
すでにカミさんが起きて食事を用意してくれてました。
ありがたいことです。
軽く食事を済ませて、再度、持ち物をチェックしました。いざ出発!
駅まではウォームアップを兼ねて徒歩です。
駅に到着して、ほどなく電車がきました。
電車内は休日の早朝にも関わらず結構な人です。
考えるとマラソン参加者だけで1万人くらいだし、加えて大会ボランティアの
人もいるのでそれなりの人数にはなるわけです。
電車は15分ほどでターミナル駅に到着、ここから7、8分ほど歩いて更衣室の
ある建物に向かいます。
目的地に到着するとすでに20人くらいが入口の扉の前にたむろしてます。
開放時間前なので当然入れないわけで、少しの間、待つことになりました。
風が出てきて、空を見上げると雨雲と思わしき雲が流れています。
2、3日前までは暖冬で寒さとは無縁だったんですけど、今朝は冷えてます。
おまけに雨が降るかもしれません。
そんなことを考えているうちに更衣室解放の時間になりました。
警備員がドアを開けると我先にとみんな入っていきます。
更衣室で重要なのは壁際に陣取れるかどうかだったりします。
だいたいトイレに行ったり、ストレッチをしたりもしますが、
ちょっとの間、壁にもたれてリラックスすることができるので
私は壁際が好きなんです。
そんなこんなで、スタートまで1時間ちょいです。
更衣室を出ると手荷物を預けたり、指定ブロックへ入場待機の
流れになります。
だんだんと気持ちは高ぶってきます。何回参加しても緊張しますね。
スタートブロックで待つ時間が長いんです。私の場合は後方の
ブロックなので前が見えない。動き出すのも少しづつです。
結構なストレスを感じます。大体30分前から大会関係者の挨拶とか
があるんですが誰も真剣に聞いてない。
セレモニーなんで聞いてる聞いてないは関係なかったりします。
クリスマスや正月の飾りみたいなもんです。
無いと「あれっ、どうしたんだろう」と物足りなさを感じてしまう。
有れば盛り上がることは無いけど安心しますよね。そんなもんです。
スタートブロック内でランナーは冷えないように屈伸したり、邪魔に
ならんようにストレッチしたりと、いつもの光景です。
もうすぐ、スタートです!
足に抱えた爆弾が起動しないように祈るしかありません。
そして、前回失速したハーフ付近を難なく通過したいのです。
カウントダウンが始まり、いよいよスタートです!
思いのほか膝は痛みません。こうなると完走は間違いないと思われます。
あとはハーフまでどのくらいのタイムで行けるのか…。
いえいえ、滅相もない!記録更新なんて企んでません。
<次回に続く>