もし君に手紙が届くなら

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。











「no-title」　2015年03月01日投稿。

世界が僕を嫌っても
君が僕を憎んでも
放してなんてあげない
しがみついてでも生きてくんだ




「no-title」　2015年04月11日投稿。
※投稿時より過去の作品です

朧気な記憶を頼りに歩いていく
そうして歩き続けたいつか、
見覚えのある、大切な景色に出会える気がして




「no-title」　2015年04月13日投稿。
※投稿時より過去の作品です

そこは暗い暗い暗い暗い暗い
そこは暗い暗い暗い暗い森の中
世界は霧に包まれて
視界は嘘に包まれている
ねぇ、聞こえないよ
聞こえないんだ
ただ君だけに触れたくて




「no-title」　2015年04月13日投稿。
※投稿時より過去の作品です

「解んない！」って突き放して
「判んない？」って呆れ返って
一人で勝手に嘆いちゃって
独りぼっちで泣いてたんだ
本当は
「判んないから解りたい」って
それだけなのにね




「no-title」　2015年04月13日投稿。
※投稿時より過去の作品です

たった一枚紙切れに
たった一人で君を描いて
そんなものを愛でたりしてさ
浸ってたんだ
真実に僕は届きはしないから
あぁ、なんて
薄っぺらな世界




「no-title」　2015年04月13日投稿。
※投稿時より過去の作品です

大好きって何？
好きっていったい何なのさ
そんな言葉に縛られちゃって
そんな想いに縛られちゃって
どこにも行けやしないのに
ははっ、馬鹿だ、
君が好き




「ヨーコ・フルショーさんの展示にて」　2015年05月14日投稿。

そのまんまの場所で
ぼくは
何処にも行けずに歩き続けているんだ




「no-title」　2015年05月27日投稿。

君は君でしか居られないから
君以外の全てが羨ましくて堪らないんだね
僕はそんな短絡的でいられる君が
羨ましくて仕方がないよ




「no-title」　2015年07月05日投稿。

会いたい以外の理由がいるなら
君がそれを探しておくれよ
ここから動き出すのに理由なんて要らないだろう？
ねぇ、
ただ、会って声が知りたいんだ




「no-title」　2015年07月24日投稿。

幸せすぎた世界
嘘の世界
棄ててしまったはずなのに
どうして
今、胸が痛むんだ




「no-title」　2015年07月24日投稿。

塗り潰したところで
過去が消えるはずもないのに
消し飛ばしたところで
記憶が変わるはずもないのに
馬鹿ばっかだね




「no-title」　2015年07月24日投稿。

世界が半分弾けとんで
もう何処にも行けやしないのに
君はまだ
そこを目指しているのかな




「no-title」　2015年07月24日投稿。

君が世界に存在していたとして
例えば君に憎まれすらしないなら
僕はどうして
この世界に存在している必要があるんだ
ねぇ、




「no-title」　2015年07月24日投稿。

もうきっと、
叶うはずもない世界
馬鹿なのは僕だけだよ
皆嘲笑ってるんだ




「no-title」　2015年11月30日投稿。

今まで着ていた服を棄てたって
昔のアタシが棄てられるわけじゃない
きらきら新しい服を着たって
新しいアタシなんか生まれるはずもない
だからアタシはお古でいい
使い潰してぼろぼろになって
それでも
ぼろぼろになっても
這いずってでも生きていく
這いずってでも、生きていくんだ




「no-title」　2015年12月31日投稿。

ぼろぼろになって着れなくなった服のように
穴だらけ
心がびりびり破れてしまった僕なんて
捨ててしまえればいいのにね