2012年06月14日投稿。
アタシはアイツが嫌いだった。
涼しい顔で、何でも持っていたから。
生まれとかどうしようもないものに難癖をつけるのは悪趣味だと分かっていても、アタシはアイツのそういうとこが大嫌いだった。
アイツは何でも持っていて、アタシは何にも手に入らなくて。
そのくせ世の中は皮肉なもんで、何でも持ってる筈のアイツは、何にも要らないみたいだった。
そこがまた、アタシはすっごく嫌いだった。
だから、壊してしまおうと思った。
それだけ。
それだけだった。
アイツを壊してしまえば、アタシは、幾分か救われる気がしたから。
気がするだけじゃ、意味がないのにさ。
「壊れた君を、只、愛してる」
こんばんわ?
おはようございます?
どっちもさして変わりありませんね。
久しぶりに物語を書こうかなんて思い上がってみたのに、何も考えずにつらつら文字を綴ったらこんなことになってしまいました。
文章力欲しいです。切実に(苦笑)
タグ:2012
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