2010年05月05日投稿。
「no-title」
もう
何がしたいのか分からなくなったよ
そう言って君は
困ったように笑った
「no-title」
僕は歌いたかった
ずっと歌っていたかった
それが許される世界ではないのは
ずっと前から分かっていたけど
「no-title」
誰かに認めてもらいたくて走り続けたの
君の横顔に諦めを見つけて
僕は悲しくなった
「no-title」
どうすればいいか
答えは出ているけれど
それを口にする勇気がない
「no-title」
二人はいつまで経っても
きっと
臆病なままなんだ
「no-title」
君が
もう何も分からないと笑った時
僕は
泣きたくなった
だってそれは
僕の心に似ていたから
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image