一発逆転人生を目指して

僕は普段着られるわけではありませんが
僕のまわりにもアルマーニという
ブランドにこだわる人が何人かいて
その人たちに共通しているのが
立ち居振る舞いのエレガントさでしょうか。

ルックスが決して良いわけでも
ないのに、こうも良く見えるのは
このアルマーニというブランドの
ためなのか、本人たちの中身が良いからなのか
それはわかりませんが。

高橋みどり氏がアルマーニから
学んだ事として
いくつかあげられているなかに
”エクスクルーシブ”という演出が
ありました。
選ばれた空間で選ばれた人たちが
選ばれた楽しみを満喫する。
最上クラスの満足感。
これがエクスクルーシブという言葉です。

なるほど、アルマーニという
ブランドイメージにピタリとはまる
言葉です。

お客様がブランドを選び
ブランドがお客様を選ぶ

アルマーニというブランドを
育てたアルマーニ氏自身の
考えがここまでブランドの
イメージを育ててきたのでしょう。

ビジネスのなかで
自分をブランディングするというと
大変難しく感じますが
案外、こんな考えかた
ひとつなのかもしれません。

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高橋みどり氏はビジネスマンとして
輝かしいキャリアをお持ちですので
アルマーニの良さを称えるだけの
内容ではありませんでした。

ビジネスの中で
生かせそうな
言葉や考え方のヒントが
数多くありました。

高橋みどり氏が
バーニーズの日本での立ち上げに
かかわった時、
”働く成熟した大人”を
動かすためにとったプロモーションが
高橋氏自身が【週刊ダイヤモンド】で
”働く男性をおしゃれにする”
コンセプトの連載をオープンの半年前に
はじめられたそうです。
お客様を啓蒙する広告
高橋氏自身は”洗脳広告”と
言われていましたが。

またバーニーズでは
集客数、購買動向
週間売り上げとの連動性
全週・前年との比較etc.
ありとあらゆる数値に基づいて
プロモーションを構築していた
そうです。

仕事をするうえでは
社内、社外、立場の差なく
相手には誠意をもって対応すること。

売っているものを使える
場所を提供してあげること。

部下は上司を選べないことを忘れず
常にコミュニケーションをとること。

仕事でのミスで謝る時は必ず論理的に
誠心誠意ビジネスの範疇で謝り
決して情に訴えないこと。

自分ブランドをみにつけるため
常にありたい自分をはっきりさせること。
あと一歩をこころがけること。
苦手なことから手をつけること。

最後に”悠々と急ぐ”という
高橋氏の求める仕事スタイルを
語られていました。

自分ブランドの確立
仕事での考え方など
多くことを勉強できる
一冊でした。