1)なにもしない。
2)水を飲む。3)水を飲み塩をなめる。
4)ビールを飲む。5)ビールを飲みツマミを食う。
それぞれ条件を変えて、炎天下でくりかえしてみた。
結果、塩分が人体に必要で、
多すぎてもいかんし、少なすぎてもいかんもの、と理解した。
それで、弁当、惣菜などのラベルの栄養表示をざっぱに暗算するようになった。
外食含め、それらはだいたい塩分多いとしたもんで、
国がおすすめの一日あたりの摂取量が自分の暮らしにあってるかはともかく、
ときには引き算も必要だ、とわかった。
すると、家で食用に必要な塩はさほど大量でなくてよく、
使用量あたりの製品価格差が小さくなるとわかった。
岩塩の購入が視界に入ってくる。
都合のいいことに、極端だが、うまみ調味料を省けるので、
岩塩は一見、贅沢にみえるかもしれないが、実は安価になったりもする。
岩塩を使うことでうまみ調味料を省けるほど、塩使ってなかったのかねえ。
都合といえば、ナトリウムオンリーの精製塩よりも
陸系の岩塩、海系の自然塩、ともに人体に必要なミネラルがより多く、
食材から引き出してくれる味もよりひろがる。
海系ではなく岩塩を選んでいるのは、現在多用している食材では、
うちの家の味は岩塩のほうが出しやすいというだけのことだ。
具体的にはアルペンザルツの250gケースを使っている。ストックは常時一本。
これに限らず、以前は安価な出物を探さなければならなかったが、
いまはコンビにでも手軽に入手できるほど一般化したのはありがたい。
調理を、人体に合理的に燃料をたたきこむための化学変化と例えれば、
調味料はそのための触媒。
塩だけ、○○だけ、と個別に見るものでもないのだろう。
ちなみに、冒頭の人体実験だが、
1〜5いずれの場合も、後始末に大量のポカリスウェットを要した。
おすすめしない。
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