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2024年05月25日

第3回 『旅行記 執筆 友の会』食事会 を開催!

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第3回 食事会を開催いたしました。
お集まりいただいた会員の皆様、ありがとうございました。
                 
記念すべき第3回を数える今回の食事会にて、話し合われた内容をお知らせいたします。
今回は、我がサークルの理念や会員の概念について、より深く思想的に思索する時間を持ちました。
以下が話し合われた今回の議題です。    

「我がサークルがイメージする『会員』の世界観」 
「執筆する上で注意したい文章表現の例」

旅行記を通して感動体験を共有する、その先に見える世界とは何か。
世界的な視野から我がサークルの活動目的を見つめ直し、会員同士の仲間意識を深めました。

今後も会員の皆様が関心を寄せる議題を提起して、話し合いを行っていきます。     
我がサークルを共に盛り上げていきましょう。

和歌山県伊都郡高野町 観光列車 天空に乗って 世界遺産 高野山を訪ねる 2024年4月13日来訪

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観光列車 天空で行く 世界遺産 高野山への旅です。

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なんば から南海電鉄 高野(こうや)線で揺られること50分、和歌山県にある橋本駅に到着。
ここから真言宗の総本山 金剛峯寺(こんごうぶじ)を目指し、こうや花鉄道の観光列車「天空(てんくう)」へ乗り込む。
天空の乗車は事前予約制となっており、お手軽な価格の座席指定券520円で、快適な鉄道の旅が堪能できる。
座席の配置は、どの位置からでも車窓の景色を楽しめる工夫がされており、どの席を選ぶかといった心配はご無用だ。

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席は、早めに予約したからか、運良く先頭展望席を確保する。
橋本駅から天空の終点 極楽橋駅までは約40分。(橋本〜学文路〜九度山〜極楽橋)
軽食を味わいながら、車窓に流れる美しい自然の風景に没頭し、幸せな鉄道時間を過ごす。
車内アナウンスでは、各停車駅の見どころや、野生動物の出没エリアなどを教えてくれる。
窓ガラスを通して見えるのは、緑が生い茂る長閑な景色。
やがて、急勾配や急曲線が目立ち始め、山岳らしい険しさを見せるようになる。
道中の変わりゆく景色も、高野山(こうやさん)へ向かう旅の見どころだ。

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天空の終着駅「極楽橋駅」で下車し、次はケーブルカーに乗り換えて高野山駅を目指す。
極楽橋駅すぐ近くにある「極楽橋」は、聖域である高野山と俗世を分ける、境界に当たると言い伝えられているそうだ。
駅では「はじまりの聖地、極楽橋。」というコンセプトの下、宝来天井絵を楽しむことができる。
「宝来」とは、弘法大師 空海が中国からもたらした、様々な縁起物がかたどられた切り絵。
日照時間の短い高野山では古くから稲作ができず、しめ縄の代わりにこの絵を飾る風習があった。
ケーブルカーに乗るまでの道のりでは、乗客皆が天井を見上げ、宝来絵の美しさに魅了されていた。

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長い鉄道の旅を終え、いよいよ高野山駅に到着する。
ここで南海りんかんバスの一日フリー乗車券(1,100円)を購入し、路線バスに乗車。
金剛峯寺前で下車し、高野山散策の旅を始めた。
「金剛峯寺 主殿」の入口左右を、まだまだ見頃な枝垂れ桜が綺麗に飾る。
その前に集まるのは、カメラを手にしてレンズを向ける人々。
春の澄んだ空気の中、美しく咲き誇る桜が忘れられない光景を見せてくれた。

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金剛峯寺 正門をくぐると、主殿がお目見えする。
右手に見える鐘楼に、向かい合う囲いがされた入口が「大玄関(おおげんかん)」、その1つ先にあるのが「小玄関(しょうげんかん)」だ。
正門、大玄関は、天皇や皇族、高野山の重職だけが出入りを許されていた。
金剛峯寺という名称は、弘法大師が「金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経(こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)」というお経より名付けられた、高野山の総称だそうだ。
境内は、総坪数48,295坪という実に信じられない広さ。
広大な敷地内では、僧侶が厳かに歩き、仏様へ手を合わせて献身的に務める姿を垣間見れる。 
神秘的で清々しい雰囲気が満ちあふれている。

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金剛峯寺 主殿を発ち、15分ほど歩くと、「奥之院(おくのいん)」と並ぶ高野山二大聖地の「壇上伽藍(だんじょうがらん)」に到着する。
壇上伽藍は、弘法大師空海が開いた真言密教の根本道場で、19もの諸堂が立ち並ぶ。
入口に当たる中門(ちゅうもん)をくぐって最初に姿を見せる建物が「金堂(こんどう)」だ。
ここはかつて講堂と呼ばれ、高野山の総本堂として重要な役割を果たしてきた場所である。
度重なる火災などで、現在の建物は7度目の再建によるものだそうだ。
本尊の薬師如来は、木彫の近代化に貢献した高村光雲仏師によって造立され、江戸時代までの木彫技術に洋彫刻の写実主義を取り入れている。
歴史ある建築の中に、近代アートのような要素を取り入れているのはとても興味深い。

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金堂の先、北東に位置するのが、真言密教のシンボルとされる「根本大塔(こんぽんだいとう)」。
まずはその大きさに驚く。
高さ約48.5mと、とても大きな建物であるため、全体像を撮影するにはお堂からかなり離れた場所からカメラを構える必要がある。
シャッターを切ったあとは、早速、気になるお堂の中へ。
堂内には立体曼荼羅が作られていて、参拝者は、仏が説く真理や悟りの世界に包まれる。
高野山は、観光列車 天空で道中からワクワクするような体験ができ、下車後も広く神秘的な山内を時間の許す限りたっぷりと楽しめる場所である。
外国人観光客やお寺好きには宿坊体験も人気で、様々な宿泊可能な寺院があるようだ。
お寺に宿泊して心身ともに浄化し、空海が開いた聖地でゆっくりと過ごす。
高野山への旅は訪問者次第で様々に楽しめる。
1日では味わい尽くせない、まだまだ魅力溢れる高野山。
ぜひとも足を運び、自身で高野山の魅力を発見したい。

改稿・編集 会長HT

詳しくは以下のリンクを参照してください。
南海電鉄高野線 天空 https://www.nankai.co.jp/koya/tenku/index.html
南海りんかんバス株式会社 http://rinkan.co.jp/
高野山 https://www.koyasan.or.jp/
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