2016年01月29日
ケロイドについて
それぞれのケロイドについてまとめてみました。
ピアス痕のケロイドについて
BCGの痕のケロイドについて
ニキビ痕のケロイドについて
帝王切開の痕のケロイド(肥厚性瘢痕)について
そもそもケロイドとは?
ケロイドとは、瘢痕(きずあと)の線維成分が過剰に増殖し、赤い盛り上がりができた状態を言います。
ケロイドには主に真性ケロイドと肥厚性瘢痕の2種類があります。
真性ケロイド
皮膚の損傷された部分を徐々に超え、腫瘍性に健常皮膚へと拡大していきます。
元の傷よりも大きい範囲に形成されます。
肥厚性瘢痕
赤い盛り上がりの範囲は、皮膚の損傷された部分を超えません。
また半年から数年以内に、赤みは徐々に軽減していきます。
ある程度は自然治癒しますが、かゆみや盛り上がりが軽度残存することがあります。
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ケロイドとは?
ケロイドの主な原因
人間の皮膚は、傷を受けると傷跡が残りますが、その程度は、傷の性質や部位 、傷を受けた本人の体質によって治り方が異なります。
軽い傷は普通1〜2週間でふさがり、3ヶ月以内にもとの皮膚に戻ります。
しかし、深いヤケドや2週間以上治らない深い傷、下腹部、肩や胸に傷がある場合、その人の体質がケロイド体質である場合などには傷が盛り上がってくることがあります。
傷は、一旦ふさがったように見えても1〜2ヶ月のうちに、だんだん傷がもとの状態よりも赤く盛り上がってくることがあります。
この赤く“みみずはれ”のように盛り上がった傷を肥厚性瘢痕、あるいはケロイドといいます。
症状としては、かゆみや痛みが強く、なかなか平らになりません。
したがって、傷ができた場合は、肥厚性瘢痕・ケロイドにならないように最初からアフターケアーを行うことが大切です。
ケロイドはケガや手術が原因になることが多くあります。
しかし、BCG注射、にきび、虫刺されなどの問題にならないような軽度の皮膚損傷でも、ケロイドが発生することがあります。
同じような手術を行っても、ケロイドが発生したり、しなかったりしますが、その原因は不明です。
その他の原因
(1)人種
皮膚の色が濃い人種ほどケロイドになりやすいようです。
(2)遺伝
ケロイドの遺伝をもつ家系は、持たない家系よりなりやすいようです。
(3)体質
体の他部位に、落ち着くまで1年以上かかった瘢痕がある人、何らかのアレルギー素因がある人などは、ケロイドになりやすいと言われています。
(4)ホルモン
内分泌ホルモンなど、様々なホルモンとの関係が指摘されていますが、はっきりわかっていません。
思春期や妊娠中はケロイドが悪化しやすいと言われています。
こちらは私自身の治療経過前と治療途中の経過写真です。
他にも治療経過を写真でブログに載せていますのでご参考までに(^^)
ケロイドの治療経過前と後の比較写真
また過去の記事を見やすくリンクを貼ってまとめて載せていきますのでよろしくお願いします。
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