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2022年04月20日
BEAST COMPLEX/板垣巴留/ネタバレなし
こんにちは。
本日は、板垣巴留さんの「BEAST COMPLEX」(週刊少年チャンピオン)を紹介します。
この作品は、過去に紹介した「BEASTARS」の原点(1巻が)ともなった短編集です。
★BEASTARSの記事はこちらから
あらすじ、ネタバレなし
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/2/0
1巻〜15巻までのネタバレあり
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/3/0
16巻〜22巻(完結)までのネタバレあり
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/34/0?1650418114
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出典:「BEAST COMPLEX」コミックス1巻より
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★あらすじ、というか概要
どれも動物が主人公の短編集で、肉食獣と草食獣の関係をテーマにした作品が多くあります。
BEASTARSを読んでいるとより楽しめますが、読んでいなくても十分楽しめる作品だと思います。
「ライオンとコウモリ」「トラとビーバー」のように、各話2匹の動物がメインの主人公です。
1巻…BEASTARS連載前の作品含めた6話。
2巻…BEASTARSのサブキャラたち(コーポ伏獣住人)が主人公の話5話+レゴシとハルが出てくる1話の計6話。
3巻…7話。内レゴシ含めBEASTARSの登場人獣物が出てくる話が2話。
各巻よりお気に入りの話を1話ずつネタバレにならない程度に一言紹介すると、こんな感じです。
1巻「キツネとカメレオン」自分の前では擬態していて顔を見せてくれない恥ずかしがりやのカメレオンと、いじめられているキツネの話。
2巻「カラスとカンガルー」全身真っ白な動物にしか住めない地区に住んでいるアルビノのカラスと、完全に真っ白ではないものの、ある条件でその地区に住んでいるカンガルーの話。
3巻「ライオンとウサギ」異種族カップルとして付き合っていたが、ライオンがウサギにケガをさせてしまい、別れていた。そのライオンとウサギが再会した話。
★ネタバレなし感想
BEASTARSを読んだときも思いましたが、まず、世界観に引き込まれます。動物が擬人化されている絵本などでは、普通にハンバーグやチキンを食べたり、動物園に行っていたりと、人間が動物の皮かぶってるだけじゃんってつっこみたくなる設定が多いですよね。
でも、この作品はその設定に真面目に向き合っていて、肉食動物は肉の代わりにたんぱく質は大豆や卵や昆虫(昆虫食は許されている)を食べているのが基本です。
基本です、と書いたのは、草食動物を食べてはいけないというルールはあるものの、本能として肉を食べたいという欲求はあるからです。
だから、裏市という場所で秘密裏に肉が売られていたり、殺人獣事件が起こったりもします。
動物の特徴も捉えられていて、ライオンやトラなどネコ科の動物は雨が降ると顔をゴシゴシするなんてこともします。
ほかには、海洋生物の扱い方が興味深いものがあります。
陸の生物と海の生物は価値観や言語が違うので、人間が外国語を学習するように、動物たちは学校で「海洋語」を学びます。アザラシは海と陸のハーフという存在で、しゃべるときはセリフがカタカナになっているなど芸が細かいです。
このように動物社会がリアルに(?)描かれており、読んでいて飽きません。
世界観だけでなく、話の内容も毎話考えさせられるものがあります。
次回、さきほど紹介した3話を中心にネタバレあり感想書きます〜
本日は、板垣巴留さんの「BEAST COMPLEX」(週刊少年チャンピオン)を紹介します。
この作品は、過去に紹介した「BEASTARS」の原点(1巻が)ともなった短編集です。
★BEASTARSの記事はこちらから
あらすじ、ネタバレなし
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/2/0
1巻〜15巻までのネタバレあり
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/3/0
16巻〜22巻(完結)までのネタバレあり
https://fanblogs.jp/ringocandyyy1/archive/34/0?1650418114
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出典:「BEAST COMPLEX」コミックス1巻より
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★あらすじ、というか概要
どれも動物が主人公の短編集で、肉食獣と草食獣の関係をテーマにした作品が多くあります。
BEASTARSを読んでいるとより楽しめますが、読んでいなくても十分楽しめる作品だと思います。
「ライオンとコウモリ」「トラとビーバー」のように、各話2匹の動物がメインの主人公です。
1巻…BEASTARS連載前の作品含めた6話。
2巻…BEASTARSのサブキャラたち(コーポ伏獣住人)が主人公の話5話+レゴシとハルが出てくる1話の計6話。
3巻…7話。内レゴシ含めBEASTARSの登場
各巻よりお気に入りの話を1話ずつネタバレにならない程度に一言紹介すると、こんな感じです。
1巻「キツネとカメレオン」自分の前では擬態していて顔を見せてくれない恥ずかしがりやのカメレオンと、いじめられているキツネの話。
2巻「カラスとカンガルー」全身真っ白な動物にしか住めない地区に住んでいるアルビノのカラスと、完全に真っ白ではないものの、ある条件でその地区に住んでいるカンガルーの話。
3巻「ライオンとウサギ」異種族カップルとして付き合っていたが、ライオンがウサギにケガをさせてしまい、別れていた。そのライオンとウサギが再会した話。
★ネタバレなし感想
BEASTARSを読んだときも思いましたが、まず、世界観に引き込まれます。動物が擬人化されている絵本などでは、普通にハンバーグやチキンを食べたり、動物園に行っていたりと、人間が動物の皮かぶってるだけじゃんってつっこみたくなる設定が多いですよね。
でも、この作品はその設定に真面目に向き合っていて、肉食動物は肉の代わりにたんぱく質は大豆や卵や昆虫(昆虫食は許されている)を食べているのが基本です。
基本です、と書いたのは、草食動物を食べてはいけないというルールはあるものの、本能として肉を食べたいという欲求はあるからです。
だから、裏市という場所で秘密裏に肉が売られていたり、殺
動物の特徴も捉えられていて、ライオンやトラなどネコ科の動物は雨が降ると顔をゴシゴシするなんてこともします。
ほかには、海洋生物の扱い方が興味深いものがあります。
陸の生物と海の生物は価値観や言語が違うので、人間が外国語を学習するように、動物たちは学校で「海洋語」を学びます。アザラシは海と陸のハーフという存在で、しゃべるときはセリフがカタカナになっているなど芸が細かいです。
このように動物社会がリアルに(?)描かれており、読んでいて飽きません。
世界観だけでなく、話の内容も毎話考えさせられるものがあります。
次回、さきほど紹介した3話を中心にネタバレあり感想書きます〜